関西起業家サークル 来夢 |
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KMICニュース
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2001.12.12号(通刊第132号)
Copyright(C) 神戸マルチメディア・インターネット協議会
<12月はKMICインターネット防犯月間です!!>
【NEWS】
01:協議会「情報交流会/忘年会」(12月19日)のご案内(再掲)
02:「緊急!真のIT革命への提言!!兵庫大集会」のご案内(再掲)
【COLLECTION】
03:幹事会(12/3)の報告
04:「2002年に向けたメッセージ」の募集のご案内
【SPECIAL EDITING】
05:「IPアドレスVersion.6の実証実験」(寄稿)
〜IP V.6時代はすぐそこに〜
06:情報交流会(11月21日)の報告
07:KMICインターネット防犯月間特別企画「セキュリティー対策の現状と対策」
〜セキュリティー担当者・覆面座談会〜の報告(前編)
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【DETAIL】
■01:協議会「情報交流会/忘年会」のご案内(再掲)
12月の協議会の講演会には(株)ブロードティーヴィの東海林 亨氏(代表取締役
社長)を講師としてお迎えします。
今回は年度末でもあり、講演会の後は例年通り忘年会を兼ねた会員相互の理解と
交流を深める交流会を開催します。ご無沙汰されている方も気軽にご参加ください。
協議会ご担当者および関係者の多数のご参加をお待ちしています。
(非会員の方も大歓迎です)
【日時】2001年12月19日(水)
講演会:18:00〜19:15
交流会/忘年会:19:15〜21:00
【場所】
・講演会:神戸新聞社 14階会議室
神戸市中央区東川崎町1丁目5-7
TEL:078-362-7214
・交流会/忘年会:「神戸麦酒館」
〒650-0044
兵庫県神戸市中央区東川崎町1−7−4
神戸ハーバーランドダイヤニッセイビル1F
最寄り駅 JR神戸駅 徒歩4分
TEL:078-360-0106 FAX:078-360-0107
【内容】
・講師:東海林 亨氏(しょうじ・とおる)
(株)ブロードティーヴィ 代表取締役社長
http://broad.tv
<略歴>
ホテルマン出身、通信及びコンピューター関係を経て
今年3月(株)ブロードティーヴィを設立
資本金6,850万円
・テーマ:「ブロードバンドの可能性について・・・」
【参加費】
・講演会:無料
・交流会/忘年会:4,000円(会員、非会員ともに)
【申込締切】2001年12月18日(火)正午
【参加申し込み要領】
以下の部分に記入の上、メールにて事務局(小林)( kobayashi@kimec.com)
までお送りください。
・ご出席:交流会( )人=氏名
・会社名・団体名:
・所 属:
・役 職:
・連絡先メールアドレス:
電話番号:
FAX番号:
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■02:「緊急!真のIT革命への提言!!兵庫大集会」のご案内(再掲)
既にご案内していますが、等協議会も実行委員となって20年、30年先を見すえなが
ら「志」を立て、真のIT革命を前進させる態勢づくりをしようと、大集会を計画しま
した。新しいリーダーの兵庫県知事、神戸市長をはじめ県内の有志が一堂に集まり、
本音を語りつつ知恵を集めたいと思います。
つきましては、ご参加いただける方は、至急お申込みください。
記
1.開催日時:2001年12月16日(日)13時〜17日(月)12時
2.会場:コープこうべ協同学苑(三木市志染町 TEL:0794-85-5500)
http://www.kobe.coop.or.jp/gakuen/goannai.htm
3.内容:
(1)基調講演「真のIT革命の行方」
講演者:成毛 眞 氏(株式会社インスパイア 代表取締役社長/
兵庫県IT施策支援アドバイザー)
(2)全体討論
井戸兵庫県知事、矢田神戸市長、高崎神戸商工会議所副会頭をはじめ産・官・
学・民の参加者が「真のIT革命」について自由に討論。
また、この様子をインターネット放送で中継します。
(放送予定:16日13:00〜17:40、17日9:00〜12:30)
(3)分科会(自由選択)
第1分科会 テーマ「ものづくりと情報化」
第2分科会 テーマ「医療の情報化」
第3分科会 テーマ「コンテンツ産業の振興」
第4分科会 テーマ「教育の情報化」
第5分科会 テーマ「まちづくりと情報化」
(4)大会宣言(アピール)
「緊急!真のIT革命への提言!!兵庫大集会」宣言
4.参加予定人数
約200人
5.参加費
宿泊者:8,000円(資料代、宿泊費、懇親会費、朝食費込み)
一日参加のみ:4,000円(資料代)
6.申し込み方法
申込用紙は公式ホームページからダウンロードしたうえで、FAXまたは
Eメールにてお申し込みください。
7.申込締切
2001年12月13日(木)正午(厳守)
8.申込先・問い合わせ先
「緊急!真のIT革命への提言!!兵庫大集会」実行委員会(事務局)
〒650-0046 神戸市中央区港島中町6丁目1番地
(財)阪神・淡路産業復興推進機構(高度化推進部)
TEL:078-306-5705/FAX:078-306-5709
E-mail: info@hero.or.jp
※開催内容の詳細は、公式ホームページ
http://www.hero.or.jp/it-kakumei
をご覧ください。
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■03:幹事会(12/3)の報告
1.幹事の交代について(規約第6条3項・後任者指名の承認)
成田泉幹事の後任として、(株)ディーシーシーワオ運営部スタッフ・
百瀬晃正(ももせ・あきまさ)氏が2002年1月から幹事に就任することを
承認した。
2.「セミナー・交流会実行委員会」所管事項
(1)情報交流会(12月19日)の開催(既報のとおり)
(2)「緊急!真のIT革命への提言!!兵庫大集会」(12月16〜17日)の開催
(3)今後のセミナー・交流会の運営について、役割分担の再確認と開催内容な
どに多様性を持たせていくことを確認し、幹事会は同委員会に具体的な計
画作成を委任した。
(4)次回のKMICセミナーは、他地域団体との連携事業として、京都の異業
種交流会「京(みやこ)バレー」と協力して開催することを承認した。
3.「グループ活動支援委員会」所管事項
承認した2グループの活発な活動に期待するとともに、新グループの立ち
上げ支援を行っていくことを確認した。
4.「KMICニュース編集委員会」所管事項
12月26日号では会員からメッセージを募集することなど、今後の記事予定
を承認した。
5.「ホームページ活性化委員会」所管事項
KMICのホームページのプレトップページ募集の件、バナー広告掲載の件、内容の更
新作業などへの取り組みなどを確認した。
6.「会員拡充実行委員会」所管事項
年度末までに、重点的に勧誘をしていくことを確認した。
7.今後のスケジュール
12月13日 VIC特別セミナー(後援・神戸電子専門学校)
12月16〜17日 緊急!真のIT革命への提言!!兵庫大集会(三木)
12月19日 情報交流会・忘年会
1月7日 幹事会(神戸市役所)
1月23日 情報交流会
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■04:「2002年に向けたメッセージ」の募集のご案内
今年もあと2週間ほどになりました。この1年、「不景気」という言葉がよく使われ
ましたが、来年こそはよい年になるようにと願わずにはおれません。
さて、例年の通り、協議会会員の皆様から下記の要領でメッセージを募集します。
KMICニュース第133号(12月26日発行)で紹介させていただきます。
<テーマ名>
「あなたが考える『近未来予想図』」
・5年先に消えるもの、5年先には生まれる製品及び普及している製品の予想
・5年後の日本及び神戸経済の「本音トーク」
・5年先のあなたの「夢」
もし、5年先にもKMICが存在していたら、5年先にあなたの「近未来予想図」をあ
なた宛に送らせていただきます。(タイムカプセルのKMIC版) そして、予想が的中
された方には商品をプレゼントする計画です。
当協議会は全員参加の活動を目指しています。日頃KMICニュースを読むだけになっ
ている方はこの機会を生かしてください。多くのメッセージが寄せられることを期待
しています。
<メッセージの送付先>
キメック(株)内 神戸マルチメディア・インターネット協議会事務局(小林)
< kobayashi@kimec.com >までメールでお送りください。
なお、氏名・会社名/団体名、所属を必ずご記入ください。
<送付期限>12月25日(火)
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■05:「IPアドレスVersion.6の実証実験」(寄稿)
〜IP V.6時代はすぐそこに〜
独立行政法人 通信総合研究所
次世代インターネットグループ
特別研究員
土池 政司(つちいけ せいじ)
日本におけるインターネットは、学術的な目的で構築され商用にも発展してきてお
り、特に、ここ数年の普及率の伸びには目を見張るものがあります。その理由のひと
つはMicrosoft WindowsがTCP/IPをサポートしたことにより、より容易にインター
ネット接続することができるようになったことです。ふたつ目は、ホームページに代
表される親和性の高いGUI環境が実現されたことをあげることができます。
そしてこの1、2年では、i-modeを代表とする、電話でありながらメール送受信機
能やホームページブラウズできる多機能携帯電話からのインターネット利用が普及
し、もはやインターネット利用はあたりまえのものとなったことがあげられます。い
まや、数千万台のコンピューターが接続されているネットワークが今現在存在してい
ることは周知の事実となってきています。さらに新しい利用方法の開発は試みられ利
用者の増加はまだ続くと予測されております。
このような驚異的な成長により、世界中のコンピューターとの通信を維持するため
に不可欠なグローバルIPアドレスの枯渇が叫ばれ、数年以内には間違いなくその時期
が到来します。
こういう事態を見据えながら、インターネットの根幹を支えるインフラとそのテク
ノロジーはさらなる発展を求められています。さまざまなユーザーの要求を満たすた
めの基本技術の発展も求められています。そして、その新しい技術の根幹をなすの
がIPv6という次世代インターネットプロトコルです。
IPv6を普及促進させることを目標のひとつとして活動しているのが私の駐在し
ているAPIIテクノロジーセンター(独立行政法人 通信総合研究所内:神戸市西
区岩岡町)です。APIIとはアジア・太平洋情報通信基盤(Asia-Pacific
Information Infrastructure)の略称です。APECにおける1995年5月の「ソウル
宣言」、1996年9月の「ゴールドコースト宣言」 を経て1997年2月建設されたのが
APIIテクノロジーセンターです。
21世紀におけるアジア・太平洋地域の国際競争力を確保するための不可欠な基礎と
してテクノロジーセンターは運営されています。その活動内容としましては、APEC
各国との共同研究と毎年開催されるJICAセミナーに代表される国際交流を中心に活動
しています。さらに、本年国策として掲げられた「e-Japan構想」の重点政策のひと
つとして設定されているIPv6技術の普及促進も目標として追加されました。
インターネットはアメリカの技術で、日本は真似であるという誤解があると思いま
す。しかし、少なくともIPv6に関しては日本が率先しており、研究からシステム開
発まで日本が誇れる技術です。WIDEプロジェクトを中心に関連組織や世界の関連方式
と連携をとりながら、普及活動を進める努力もされています。
神戸マルチメディア・インターネット協議会は、震災後100日を機に設立され、そ
の活動により震災後神戸におけるインターネットの普及が促進されたことは明解な成
果として残っています。
テクノロジーセンターにはIPv6機器もさることながら、キメックセンタービル
(キメック(株)様内)を経由して敷設されている135Mbpsの高速回線もございま
す。ロンドンで今夏行われたIETF会議場とこの回線を通じて結びネット会議実験も行
いました。ぜひとも御協議会の活動の一環として当テクノロジーセンターをご活用い
ただきIPv6化の研究を進めていただくことを期待しております。
御協議会からIPv6対応を先んじて実施していただく会員企業さまが現れることを
願ってこの紹介文を終わります。
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■06:情報交流会(11月21日)の報告
今月は防犯月間としてKMIC会員の皆様にセキュリティー問題について考えていただ
きたいと思います。近年ますます盛んになるインターネット利用。利用者の急増と共
に問題になるのは、いかにセキュリティーを確保するかということです。11月21日
(水)にWAO!神戸校で開催された情報交流会では日本ヒューレット・パッカード
(株)から大石正彦氏を講師としてお招きし、利用者のセキュリティーを確保した上で
利便性の向上も図れる「シングルサインオン」についてお話しいただきました。
[テーマ]「インターネット・セキュリティ・ソリューション『シングルサインオ
ン』」
[講師] 大石正彦(おおいし・まさひこ)氏
日本ヒューレット・パッカード株式会社 HPコンサルティング事業統括本部
ソリューションプロダクト本部 プロダクトオペレーション部
http://www.hp.com/jp
◆セキュリティー導入の必要性について
ビジネスにおいてインターネットの利用が常識化し、セキュリティーが信用問題に
もなる昨今、企業にとって情報資産をどのようにして守るかということは最も重要な
課題となりました。各企業において一刻も早いセキュリティーの導入が検討される
中、私どもにも様々なニーズが寄せられています。
インターネットは盗聴に弱いという点から電子メールやオフィス間での安全な通信
を望む声は多く聞かれます。また外部のビジネスパートナーとの重要データのやりと
りにおいての安全性も悩むところです。最近はノートパソコンの利用も多く、モバイ
ル環境のセキュリティー問題もありますし、契約社員や派遣社員が必要以上のアクセ
スができないようなシステムも必要です。他にも、セキュリティー投資について監査
に通るシステムを導入したいという要望も多く寄せられるもののひとつです。
◆課題点とその解決策
現在、セキュリティーを完全にするには5つの課題があります。第一に本人かどう
か確認する「認証」、ユーザーに情報について権限を与える「認可」、その情報をど
れくらいのレベルで守るかという「機密性」、守っている情報が正確に保たれている
かという「完全性」、最後にイタズラを防止する「否認防止」といったものです。
これらをクリアする方法ですが、まずモバイル環境にはデータの機密性が高い
Strong authenticationを使うのが効果的です。次にミッションクリティカル・アプ
リケーションですが、当社の製品で信頼性の高いTrusted o/s のバーチャルボルトと
いう商品を使うと効果的です。その他にも通信データの暗号化やトランザクションに
対する否認防止、デジタル証明書といった認証をさらに強化するシステムも導入する
べきでしょう。電子メールに関しては、メールの暗号化やデジタル証明書で確実に本
人だと認証することでメッセージの機密性を高められます。オフィス間の通信は
VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)やFirewallのゲートウェイを設置す
れば安全なやりとりができます。また契約社員や派遣社員のアクセスについては、
ユーザーの権限についてきちんと把握するしくみを作ることです。最後に監査への対
応は、ユーザーのセキュリティー戦略に応じた提案していくことでクリアできるで
しょう。このように当社ではユーザーのニーズに合わせた様々な対策で対応していま
す。
◆セキュリティーは情報資産のための大切な保険
では、セキュリティーは誰のために必要なのでしょうか。最初に挙げておきたいの
が、ITセキュリティー担当者です。彼らはセキュリティーに対する権限を与えられて
いるため先頭に立って舵取りをする必要があります。次にユーザーです。セキュリ
ティーを導入してもユーザーの利便性を損なうものでは、ユーザーは使ってくれませ
ん。そして監査のためです。これは監査に見合った投資をきちんとすることです。ま
た、自分の技術力を試すハッカー、産業スパイといった敵からも防御しなければいけ
ません。これらを考えるとセキュリティーに対する投資は保険のようなものだと言え
ます。つまり万が一を防止するための意識的リスク管理なのです。
そしてこのセキュリティーを守るうえで最初に使われ、そして最も効果的なものが
IDとパスワードです。パスワードですが、私どもは「歯ブラシ」と同じと考えていま
す。なぜならパスワードは古くなったら交換します。他人と共有しません。そして交
換したパスワードはもう2度と使わないからです。
一昔前は3、4個のIDとパスワードがあればシステムを動かせました。しかし昨今、
PDAや携帯端末などユーザーのアクセス方法も多様化し、それに応じてシステムの開
発工数が劇的に増加しています。しかも毎日新しいシステムが出る現状では対応が追
いつかないうえ、現在のように各システムに別々のIDとパスワードを使っていると管
理の手間も相当なものです。そこでわが社が提案するのが、パスワードとユーザーID
を一元化する「シングルサインオン(SSO)」です。これを使うことでシステム管理
者やサービス開発者も本来の開発に専念でき、ユーザーにとってもパスワード管理が
簡単になるという利点があります。
◆「Firewall」の問題点をカバーしたもう1枚の壁「Icewall」
Firewallとは、様々な通信フォートの通過許可、拒否を決めるものです。従来、セ
キュリティー管理にはこのFirewallが使われてきました。しかし通過を許可したポー
トに関して何の侵入対策もできないため、盗聴やなりすましにゆおる情報漏洩がおき
るなど問題点もありました。
そこで登場したのがIcewallです。これはFirewallがカバーできなかった範囲をカ
バーするもう1枚の壁として97年に開発され、今年の4月からパッケージ製品として売
り出されました。構造としてはシングルサインオン機能やSSL方式での盗聴対策、
サーバーの名前を隠して戻す逆プロキシ、そしてWebサーバーのOSや製品を問わず内
外いろんなアプリケーションサーバーにつなぐことができるWeb統合機能、認証情報
からアクセス可能なURL一覧を自動的に生成したダイナミックメニューなどがあり、
これらはFirewallの問題点を見事に解消しています。
◆事例の紹介
では、こういった製品が実際にどう使われているか2つの事例を紹介しましょう。
まず、安田火災海上株式会社(現、安田火災ひまわり生命保険株式会社)です。保険
業界は98年の規制緩和により国内外の新規参入や海外資本の流入が相次ぎ、競争の激
化した業種でもあります。そういった背景のもと、保険のセールスレディを含む全国
7万店の代理店にノートパソコンを持たせ、顧客にすぐ見積もり出して契約を促すこ
とを目的に1999年7月からサービスが開始されました。
ここではお客様のプライベート情報を扱うという商品上の性質から、プライバシー
を守ることが最重要課題となります。Icewallなら、逆プロキシやシングルサインオ
ン、SSLでその問題をクリアできます。また安田火災海上の持つホスト系のシステム
を上手く変換し、代理店にはWebのブラウザで情報を出すレガシーのシステムを採用
しました。そしてシングルサインオンを用いることで代理店の販売数ごとにアクセス
権限をコントロールし、利便性の向上にもつなげることができました。
導入後の評判も上々で「数万店の代理店を手軽にまとめられた」、「インターネッ
ト管理で様々な情報を一元管理できるようになった」など喜びの声をいただきまし
た。そして現在、損保各社上位3社でIcewallが導入されています。また最近、製造や
流通業界の販売店や代理店ネットワークにも利用が広がってきているところです。
次に、今年2月にサービスを開始した株式会社JBPです。株式会社JBPは三和銀行や東
海銀行など27社が出資し、中小企業にインターネット支援をする目的で設立された企
業です。サービス導入の際、条件となったのは4つです。まず、ITビジネスの業界は
移り変わりが早いので短期間で開発すること、いろんな企業のリクエストに応えられ
るようマルチベンダへの対応、高度なセキュリティー、そして複数の企業間をまたが
るシングルサインオンです。提案としては基本的には先程と同じで、セキュリティー
面で追加としてVirtual VaultというTrusted o/sを採用しました。また、JBPの決済
用アプリケーションと各中小企業が持つ販売、配送のアプリケーションとを上手くつ
なげ、サービスの融合も目指しました。
ここでも反響は大きく、「日本で開発されたIcewallは、トラブル時にすぐエンジ
ニアが来て解決してくれるので安心できた」、「サービスインまでわずか2か月とい
う素早い対応に大満足」などたくさんの声が寄せられ、導入に一定の成果を納めるこ
とができました。製品の内容や顧客からの反響など、Icewallについてもっと詳しく
知りたい方はhttp://www.jpn.hp.com/go/icewall を見ていただけばいいかと思いま
す 。
◆これからのセキュリティー、3つのキーワード
これからますます必須条件となっていくセキュリティーですが、導入に必要な条件
は3つあると思います。まず、このリスクにはいくらお金をかけるかなどを見極め、
きちんとポリシーをもって導入することです。そして管理者にとってもユーザーに
とっても利便性の向上を図るため、ソリューションは簡素化することです。最後に、
Icewallを使うことをおすすめします。
このように私どもが提案するIcewallで確実なセキュリティーを実現し、皆さまのビ
ジネスの成功への手助けとなれば幸いです。
講演には会場となったDCC.WAO!の生徒も多数参加し、セミナー終了後には生徒か
ら質問も飛び交うなど熱気に包まれました。また交流会でも、就職に向けて自己紹介
や名刺交換など参加した企業の担当者たちに自分を売り込む学生が見受けられ、いつ
もに増して活気のある交流会となりました。
【取材:伊藤 由佳】
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■07:KMICインターネット防犯月間特別企画「セキュリティー対策の現状と対策」
〜セキュリティー担当者・覆面座談会〜の報告(前編)
年末といえば、世間では犯罪防止の呼び声が高まる季節です。そこで、当協議会は
12月を『インターネット防犯月間』と銘打ち、近年急増しているインターネット犯罪
やいたずらに対する会員企業の皆さまの防犯意識を高めるための様々な啓蒙活動をし
ていきます。
神戸市内の某会議室で6名のインターネット関連企業のセキュリティー担当者をお
招きして実施した、覆面座談会の模様を2回に分けてレポートします。前編として、
コンピューター犯罪の現状について報告します。
◆いまだに猛威をふるい続けるコンピューターウイルス
議長:「まず、インターネット犯罪の現状についてお伺いしたいと思います。皆さん
の中で最近こんな被害に遭ったという事例があれば、教えていただけないでしょうか
?」
C氏:「Nimda(ニムダ)が流行ったときに、メールマガジンを配信している会員の誰か
がウイルスに感染していたらしく、その方のアドレスから当方にウイルスが自動配信
されてしまったことがありました。どこからウイルスがばらまかれているのかは見当
がつくのですが、どう対処すればいいのかよくわからなくて…」
B氏:「管理者がログを残しているかどうかにもよりますが、ウイルスチェックのソ
フトで引っ掛かったメールのヘッダーを調べれば、その発信元が誰でいつメール送信
したのかといった情報が即座にわかりますよ。そのヘッダーを管理者に伝えて、ウイ
ルスに感染した発信元からのメールをブロックする必要があるでしょうね」
C氏:「実はその発信元が大手プロバイダー企業だったりするんですよ。その企業
のホームページを見ても“ウイルスソフトや最新ワクチンを入手して防止してくだ
さい”と他人事みたいに書かれている程度なので、問い合わせをしてもまったく効果
がなくて」
F氏:「当社でも届いたウイルスメールに関しては、プロバイダーへ発信元のヘッ
ダーを明記して原因を調査するようメッセージを書いて再送するようにしています。
でも、ほとんどの場合はまともに返事がないですね(苦笑)。おそらく問い合わせ件
数が多すぎて対応できないのではなく、技術レベルの問題だと思うんですよ。プロバ
イダー自身をもっと啓蒙していかなきゃいけない気がしますね」
E氏:「我々のような一般ユーザーはどう対応したらいいのでしょう? 市販のウイ
ル対策ソフトでも最新のウイルスには対応できなかったりするし、そのウイルス対策
ソフトのドライバーが、ほかのアプリケーションソフトに悪い影響を及すこともある
ように思うのですが…」
D氏:「フロッピーやCD-ROMという感染経路も、最近は少なくなくなりましたが可能
性として考えられます。当社のシステム開発担当のエンジニアも“マシンパワーを殺
すから”という理由でウイルスのリアルタイムスキャンを嫌がりますが、私は絶対に
行うように徹底して指導しています」
B氏:「通信パケットの中身を調べるのがウイルス対策ソフトですから、どんなパ
ターンのときに警告するのか?を設定するために、最新版のドライバーを定期的にダ
ウンロードする必要があるんです。いずれにしろ結局は、ルータを通るパッケットを
すべて監視してログを取っていくというやり方にフォーカスしてセキュリティーを確
保しなければ、未然に防ぐこともできないんですよ」
議長:「業務使用に限っては、外部ネットワークにつながった状態でなければ使用で
きないアプリケーションというのは、ブラウザやメーラー以外、現時点ではまだ少な
いように思います。 業務基幹システムに使うPCはネットワークにつながないか、内
部ネットワークにはつないでも外部にはつながない、もしくはテンポラリーで使用時
のみつないで、あとは接続を物理的に切って使うなどの対策を実施した方がいいかも
知れませんね」
F氏:「ある程度の規模の企業なら自社で打ち立てたセキュリティーポリシーを上か
らトップダウンで浸透できますが、40〜50名規模の中小企業でそれをやろうと思うと
非常にコストと労力がかかりますからね。ただ、中小企業に勤める多くの人がウイル
ス対策ソフトをパソコンに入れておけば万事OK!と思っていて、最新のウイルス定義
をダウンロードして更新するという対策すら知らなかったりします。まず、そういう
セキュリティーに対する全社員の意識を高めて、対策を練っていくしかないのでしょ
うね」
◆インターネットに接続している誰もがハッカーにのぞき見されている!?
議長:「では、ハッカーによる被害を受けた方はいらっしゃいますか?」
C氏:「当社でつい最近ホームページがハッキングされてしまいした。侵入がすぐに
わかったので大事には至りませんでしたが、ハッカーからの偉そうな英文メッセージ
が残されていて“これがハッキングなんだ”と初めて実感しました。単なる愉快犯
だったからよかったのですが…」
D氏:「同じビルの中で複数の企業が同じネットワークを使っているのは、よくある
話だと思うのですが、私の場合は同じビルにある別の会社のサーバーがハッキングさ
れたことがあって、当社を含めたビル全体のレスポンスが極端に落ちたことがありま
した。当社は独自のセキュリティーを確保していたので直接的な被害には遭わなかっ
たんですが、ビル全体が運命共同体であることを実感しました。この事件がきっかけ
で、予定していたセキュリティー強化を前倒しにした記憶がありますね」
議長:「特に最近、小規模オフィスやSOHO向けに会議室や秘書などを共用できてイン
ターネットの接続環境も提供しているテナントビルが多いように思いますが、同じよ
うな事例を私も耳にしたことがあります」
B氏:「私のところも、実は過去に2回だけハッキングされたことがあります。幸い
データを改ざんされたり、コピーまたは消去されたり、サーバーをリセットされると
いう被害には至らなかったのですが、この2回のハッキングというのは全世界的に起
こったことなので日本中の大半の企業が侵入されたと解釈して間違いないと思いま
す。インターネットに接続したと同時に世界中のハッカ−からアタックがある可能性
があるという事実を、ほとんどの方が知らない。ハッキングされていることにすら気
づいていない企業が多いといなんて、とても恐い現状ですよね」
F氏:「えっ!? インターネット関連会社やネットワークの技術者だからハッカーに
狙われるということではないんですか?」
B氏:「とんでもない。テロと同じように無差別で攻撃するのが、ハッカーの特徴で
す。ネットワーク接続している全世界のパソコンすべてに穴を開けて、その後でセ
キュリティホールの甘いところを探し、さらに必要と思われるデータに侵入してごっ
そり抜き取っていくんです。我が国の科学技術庁がハッキングされたことがありまし
たが、あのとき日本全国の一般企業すべてが間違いなくハッキングされているでしょ
う。本日お集まりいただいた皆さんの会社も、すべてです」
一同:「……」
議長:「最近よく普及している、個人宅用常時接続タイプのモデムやハブ機能付きの
ルーターにはほとんどセキュリティー効果がないと考えていいでしょう。会社のデー
タを入れたノートパソコンを自宅に持ち帰って仕事をする際のネットワーク接続にも
十分に注意する必要があるでしょうね」
B氏:「その通りです、ハッキングされる可能性があることを忘れてはならないと思
います。会社の仕事を自宅に持ち帰ってすることが多い方には、会社側のセキュリ
ティー対策と同時に個人のPCにもシマンテック社などからリリースされているクライ
アントPC向けのパーソナルファイアーウォールを入れておくなどしておかないと、意
味がないでしょうね。例えば、ノートパソコンのディスク容量が20ギガあったとし
て、本当に重要なデータはそのうち30〜40メガ程度でしょう。ブロードバンドの接続
環境であれば、たった3分でそれだけの情報をごっそり抜き取ることが可能なんです
よ」
議長:「大きな被害に至ってないのは、ハッカーの多くが欧米人で日本語のデータに
価値を感じていないためでしょう。シンガポールや韓国、台湾といった英語が浸透し
ているアジア各国は日本以上のダメージを受けているのが、何よりの証拠です。今
後、日本語のデータに商品価値が出てくるようになれば確実に被害も大きくなりま
す。ところが、日本の著名なISP(インターネットプロバイダ)でさえハッキングの事
実に気づかないケースが多いのですから、欧米のISPやハッカーから嘲笑されても仕
方のないことかも知れません。ADSLなどのブロードバンドで常時接続が当たり前に
なった今後の、大きな課題と言えるでしょうね」
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覆面座談会が実施された数日前にコンピューターウイルス「WORM_BADTRANS.B」が
発見され、会員の皆さんやその周囲で被害に遭われた方は多いのではないでしょうか
? ウイルスやハッカーの脅威は、もはや他人事では済まされません。後編では、イ
ンターネット犯罪に対する危機管理の具体的な事例や、私たち中小企業が取り組むべ
きセキュリティー対策について報告したいと思います。
【取材:野村 ゆき】
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◆事務局からのお願い
・「KMICニュース」は、多くの方に目を通していただきたいと思いますので、
社内での回覧もお願いいたします。
・会員様主催の催し物、その他PRされたい事項がございましたら
事務局までお知らせくださいますよう、よろしくお願いいたします。
◆編集後記
【編集委員/坂口 豪夫(神戸市)】
今年も師走となり、私の周辺もやや慌しくなってまいりました。折から「IT不況」
対策が切実に求められている中、今神戸にとって本当に効果ある対策は何なのか。判
断の大変難しいところですが、どうもデータセンターを軸にしたビジネスチャンスを
創ることが時期にあった対策に思えてなりません。神戸の特徴、長所をいかしたブ
ロードバンド・ビジネスが生まれる街、そのためのアイデアを会員の皆様からぜひい
ただきたいと思っています。
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発行人 神戸マルチメディア・インターネット協議会 代表幹事 山田 昭
編集長 神戸マルチメディア・インターネット協議会 幹事 池田敏明
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禁じます。
(C)1998 Kobe Multimedia Internet Council
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