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よくわかる!!医療・介護コラム
発行日: 2006/4/18
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■2006/04/18 (火) リハビリテーションと評価(中編)
前回からの続きです。
リハビリテーションが4つに分類されたことにより、
それぞれのリハビリテーションを算定するための条件が厳しく設定されました。
超高齢化社会が進むにつれ、比率が多くなってくるのが、
脳血管疾患等リハビリテーションです。
脳梗塞後のリハビリテーションは、できる限り早期に開始することが重要で、
また、継続していくことも重要です。
脳血管疾患等リハビリテーションを算定できる基準として、
脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血、脳外傷などが挙げられますが、
次の項目が挙げられていることは注目すべき点です。
・リハビリテーションを要する状態にあって、一定程度以上の基本動作能力、
応用動作能力、言語聴覚能力の低下及び日常生活能力の低下を来している患者
何をもって、この状態を規定するのか?ということが、具体的に挙げれました。
それは、治療開始時における、
「機能的自立度評価法(FIM)」と「基本的日常生活活動度(BI)」という指標です。
FIMが115以下、BIが85以下である状態が、
脳梗塞後のリハビリテーションの対象となってきます。
最近では、FIMが広がってきて一般的になってきていますので、
このFIMを用いた評価が重要となってきます。
それでは、FIMとはいったい何なのでしょうか?
FIMとはどの疾患にでも適用でき、誰でも評価することができる、
実際に「している」状況を記録する評価方法です。
ADL(日常生活動作)のすべての内容をチェックするのではなく、
必要最小限の項目を把握するための方法です。
以前のリハビリテーションは、
「できなくなったことをできるだけ元のできる状態に戻す」という考え方でしたが、
最近では「できることを最大限に活用する」という考え方に変わってきています。
FIMは、「今の体の現状からは、このくらいはできるはず」ということは評価せずに、
「実際にしている」状態を評価して、介助量を測定することになります。
FIMは、運動項目として、
セルフケア 6項目、排泄管理 2項目、移乗 3項目、移動 2項目の計13項目、
認知項目として、
コミュニケーション 2項目、社会的認知 3項目の計5項目、合計18項目からなります。
評価方法としては、
各項目で、自立 2段階、部分介助 3段階、全介助 2段階の7段階で評価を行います。
従って、完全に自立している人は、18項目×7点=126点となります。
字数の関係で次回へ続く。
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