医療や介護の世界って難しいですよね。
そんな一般の方から、現場スタッフ、はたまた経営者まで、とても勉強になるコラムです。
ちょっと難しい言葉もありますが、きちんと読めば、ほぉっ!そうなのか〜となりますよ。(^◇^)
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よく分かる!!医療・介護コラム
発行日: 2005/4/13
■2005/04/13 (水) 看護クラーク配置のすすめ(後編)
前回からの続きです。
看護クラークとは何なのか?
日本語で言ってしまうと、医療秘書ならぬ看護秘書である。
書類や雑務に関する業務を専門に行うのである。
だが、その前に現在の業務を整理することから始めなければならない。
医師、看護師、ヘルパーの仕事、そして看護クラークの仕事。
このラインを明確にする必要がある。
入院時、退院時の書類の管理、電話応対、FAX、勤務表の管理、有給・欠勤申請、出張申請、パソコンへの入力作業などなど。
看護職員が常日頃から「雑務」といっている業務を看護クラークに委託してしまうのだ。
すると、これまでヘルパーに依存していた、食事介助や排泄介助など、「本来の看護業務」への時間が取れるようになる。
看護クラーク1人を入れることにより、1人1時間分でも生まれると、1日の勤務者を10人とすると。1日10時間の時間が生まれることになる。
1ヶ月では約300時間であり、これは看護職員約2人分の時間に相当する。
1人の看護クラークの人件費で、看護職員2人を採用したのと同じ労働力を得ることができるのである。
もう一つ、このコラムで言い続けていることであるが、朝夕の申し送りは廃止する方向が望ましい。
申し送りには歴史があり、多くの看護職員がこの「慣例」廃止に抵抗するが、実際にやめてみると特に問題ないものである。
手前味噌で申し訳ないが、弊社のソフトウェアに「看護申し送り管理ソフト」というものがある。
申し送りの廃止という提案型のソフトウェアなのであるが、これが結構評判で、このソフトウェアを機に申し送りを廃止し、多くの労働時間を確保できた医療機関がいくつもある。
ただ、導入で問題となるのが、「パソコン入力の時間がない!」という意見が多いということ。
実際にはブラインドタッチをマスターしようという気がないだけなのであるが、この入力を看護クラークにお願いするのもよい。
各看護職員は、申し送り事項に変化があった時のみ、メモ記載し看護クラークに渡す。
看護クラークは、常にパソコンの内容を更新し、最新のデータを看護師に返すことができるのである。
申し送りにかかる時間は看護職1人つき朝夕で約1時間。
1日の労働時間の1/8は申し送りに費やしているのである。
先ほどの雑務解消と、申し送り廃止により、看護クラーク1人の人件費で、看護職員約4人分の時間を確保することができる。
「看護本来の仕事」ができるのでは?
尾崎総合企画
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この記事へのコメント
全1件表示画像診断が多い外科病棟で、検査の介助(当院は検査専門のスタッフはいません)
CTの単純・造影検査には1人のスタッフがピッタリついていきます。
スタッフが削られている中のOP出し。回診、おむつ交換、検温、目が回ってしまいます。
事例としてドタバタ病棟での申し送り廃止成功例なんてあるのでしょうか?
外科」病棟=急性期〜ターミナルまで一括しています。
頭を抱える毎日の私に助言いただけますと明日からの勤務にも張りが出ます。
助言よろしくお願いいたします。日時:2007年5月15日
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