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〜“共に生きる”草の根の人々のネットワークづくりを目指して〜(社)アジア協会アジア友の会がお送りするメールマガジンです。飲料水、植林、教育、ワークキャンプ、文化活動と多岐にわたる活動をご紹介します。




アジア協会アジア友の会メールマガジン第57号

発行日: 2005/12/23

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◆◇ (社)アジア協会アジア友の会 メールマガジン 57号 20051223
◇◆ 「アジア協会アジア友の会メールマガジン」
  〜“共に生きる”草の根の人々のネットワークづくりを目指して〜
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 今年、最後のメールマガジンです。本当に、いろいろなことがありま
したね。皆さんにとって、この一年、どんな年だったでしょうか?
 JAFS(アジア協会アジア友の会)も、飲料水を中心にした活動から
アジアの災害への緊急支援や、国際文化交流活動などその活動は、アジア
を中心にさらに広がっています。
 今年最後のメールマガジンとして、今一度JAFSの基本をご紹介を
したいと思います。

┏∽今回の目次∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽┓
   ◆1 JAFS会員綱領
   ◆2 村上事務局長のお話 JAFSの歴史と思い(抜粋)その1
   ◆3 管理人インド旅行記 その14
   ◆4 編集後記
┗∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽┛

_________________________________
□■1 JAFS会員綱領
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 私たちは、世界の平和と人間の基本的人権を守るために人々との「友情
と信頼」に基づく「理解と協力と連帯」の輪をアジアと世界に広げます。
かかる目的をもって私達JAFS会員は以下のことに努めます。

一つ、より人間らしい地球社会の創造を目指します。
一つ、アジアと世界の人々の幸せに奉仕します。
一つ、地球の自然環境を大切に守ります。
一つ、生活の無駄を省き、地球資源を大切にします。
一つ、これらの奉仕活動を通して、自分と他人の生命(いのち)の価値を
   高めます。
                            以 上
_________________________________
□■2 村上事務局長のお話 JAFSの歴史と思い(抜粋)その1
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 1978年インド西ベンガルの大洪水がありました。現場をみた派遣員
から水の確保が大事だという報告がありました。そこで現地に、井戸を贈
るのはどうかと聞きますと、「いいところに気がついてくれた是非やって
くれ」という話になり、井戸を送る運動をスタートしました。

 当初「インドに井戸を送る会」という名前にしようと思いましたが、単
に井戸を送るだけではない。将来ネットワークが必要になると考え、“ア
ジア友の会“という名前にしました。

 水を贈ってわかってきたのは、どれだけ子供や女性が水汲みで重労働を
強いられているかです。毎日片道2〜3時間も歩いて飲み水を汲みにいく
こともありました。このため子供たちの教育環境も阻害され、女性たちは
水の農奴のような生活を強制されていました。

 井戸を贈り、水が簡単に得られるようになると、子供達が学校に行くよ
うになり就学率が倍になりました。そして学校が足らなくなります。校舎
も協力することになりました。結局、井戸を基点にして、子供にとっては
初等教育の機会が得られる。絶対的貧困層の女性にとっては重労働から解
放されることによって余った時間を生活改善に振り向けることができるよ
うになる。女性の自立のための生活学校を識字教育と一緒に各地域で実施
しました。

 今までの援助は、援助する側が現地指揮をするというパターンが多いよ
うです。これは、本国ではかっこがいいし、レポートもうまくつくれます。
しかし、そのやり方は現地のスタッフにとってはよくない。雇われている
立場になりますから、自分達で考えようとしない。自分達の社会を自分達
でつくるのではなく、新しい植民地主義のようなものだったのです。

 現地で現地の人々が自分達で考える。永遠に人を送りつづけることはで
きないわけです。時間はかかるが、かれらが自分達で目覚めて動かないと
根付いていかない。現地の人たちが自分達で努力する。それを応援すると
いう現地主義が大事だと思います。

 日本と世界の貧困層との格差は78対1です。1の人たちは一日1回食事
ができるかどうかわからない。一家6人一日1ドルで暮らしています。年間
日本が無駄にしている食料は大体人口にすると一億五千万人分の食料に相当
します。お金にして約11兆円にのぼります。日本ではこれだけ無駄にしてい
る。

 一方では、13億の人たちが絶対的貧困層である。この社会は異常な社会
です。その現実を知るということはとても大事なことだと思います。自分
を知るためには、周りをみて初めて知ることができるわけですから、知る
きっかけのためにNGO活動に参加するというのは大変意義があることだと
思います。                 (新年号に続く・・・)

生の声をお聞きになりたい方はこちらへ
⇒ http://www.jafs.or.jp/movie/index.html
_________________________________
□■3 管理人インド旅行記 その14
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 インド最後の観光。ムンバイのインド門へ。英国の匂いが香る街といお
うか? 同じインドでも全然違うイメージである。ヨーロッパからアフリ
カ大陸を回りアラビア海を越えてやって来た船が、最初に目にしたのがこ
の門だそうで港町ムンバイのシンボルといわれている。一年を通して温暖
な気候のムンバイは、アラビア海に面していて、車からもたくさんの舟が
浮かんでいた。

 そして、インドのカースト制度の象徴である洗濯場。ここで働いている
のは洗濯カーストの人々。カースト制は職業と結びついて細分化されてお
り、洗濯カーストといっても「洗い」や「絞り」や「乾燥」などいろいろ
あるそうだ。

 以前は、車から降りるとあっというまに子供が群がってきてたいへんで
すよ。といわれていたが、そんなにたくさんの子に囲まれるようなことは
なかった。でも、ここスラムで生まれ教育も受けずにそのままスラムで死
んでいく子供たち。同じ人間として生まれながら、この違いをどう解釈し
たらいいのか。なんとも言葉にできない思いが残った。

 インドは、とても大きくて、でもとても哀しい国だ。繁栄と、貧困と
階級制度。まるで人間の欲望と希望を一緒にしてしまったような国。
実際に、インドに足をおろし、インドの空気を吸い、インドの食に触れた
とき、やっとインドの文化が感じられるようになってきた。

 日本に帰っても、以前はインドの音楽、踊りがたいくつだったものだが
今は、なんとなく感じられるようになってきている。言葉では言い表せな
いもの。体験によって初めて感性に響いたもの。それが何かは、言葉にで
きない。だから、この旅行記の最後に一言。


 行ってきてください。そして、感じてきて下さい。何かがあります。

_________________________________
□■4 編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 今年一年、おつきあいいただきありがとうございました。
いろいろなお約束をしていながら、仕事の忙しさ、私自身の入院などもあ
り、果たせていないことがあります。何とか、年末にはすべて掲載したい
と思っています。
 でも、何とか、このメールマガジンを継続することができました。
結果、いい一年だったと思います。そして、来年に向け新しい企画も考え
ています。どうぞ、お楽しみにお待ちくださいね。

 そして、今年最後のみなさんへのお願い! 
読むことからはじまるボランティア。どうぞ、一人でもお友達をさそって
下さい。私もパートタイムボランティアです。誰でも人の役にたつことが
できます。入院している方でも、人のために祈ることができるのです。
是非、小さな一歩を踏み出して下さいね。 

 寒さも厳しいようです。お体をご自愛され、どうぞ、よい年をお迎え
下さい。                       (山田)
                           
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