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医師・医療従事者・医療ジャーナリストなどの専門家の協力のもと、西洋医学・東洋医学などの垣根を作らず癌に関する情報を公正に配信し、一般人が癌に関する正しい知識を持てる場を提供しています。

  • 最新号:2008-10-08
  • 発行周期:週刊
  • 読んでる人:3144人
  • 創刊日:1999-06-08
  • Score!:78点
  • コメント数 : 11
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癌めーる 419号 (2007年9月5日)ニュース版

発行日: 2007/9/5

 ☆★☆Cancer★☆Cancer★☆Cancer★☆Cancer★☆Cancer★☆

  癌(がん・ガン)最新情報&ワンストップ・メールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇ ◆ 癌めーる 419号 (2007年9月5日)ニュース版 ◆ ◇
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【CONTENTS】

01:今週のインターネット
 :今週の一押し記事
02:厚生労働省 新着情報
03:今週の番組予定
04:今週の雑誌
05:口コミ情報局
06:翻訳連載
07:National Cancer Institute(米国国立がん研究所)を読む!
 <食事のヒント編><疼痛管理編>
08:WHO 国際疾病分類-腫瘍学を基礎としたがん関連用語集
09:今週のおすすめサイト&メールマガジン
10:イベント
11:書籍(新刊本案内)
12:読者プレゼント
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<編集部からのお知らせ>
石風社より出版の絵本、「おかあさんが乳がんになったの」の当選
者はこちらの3名に決定いたしました。

兵庫県 T.Hさん
東京都 M.Sさん
鳥取県 M.Iさん

たくさんのご応募ありがとうございました。
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01:◆今週のインターネット◆

「抗がん剤、手術もうまっぴら」
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kaigo/note/20070816-OYT8T00077.htm
(読売新聞 2007/8/16)

がん・50話:第20話 過度の喫煙・飲酒が誘因
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/yamai/news/20070816ddn035070029000c.html
(毎日新聞 2007/8/16)

乳がんリスク遺伝子診断、親族と比較 日本でも開始
http://www.asahi.com/health/news/TKY200708190172.html
(朝日新聞 2007/8/20)

再発予防治療 いつまで…
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/gantowatashi/20070824-OYT8T00070.htm
(読売新聞 2007/8/20)

子宮がん(3)…転移判明 死の恐怖
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/sokusai/20070820-OYT8T00080.htm
(読売新聞 2007/8/20)

化学物質の発がん性、培養細胞で検出――食品薬品安全センター
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007081900903h1
(日経産業新聞 2007/8/20)

医薬基盤研など、卵巣を傷つけずに凍結保存・がんの新治療法期待
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007081906654h1
(日経新聞 2007/8/20)

読売新聞社賞・守田美津子さん 舞台に華、84歳モデル
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/info/oshirase/20070822-OYT8T00199.htm
(読売新聞 2007/8/22)

介護疲れで脳梗塞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kaigo/note/20070823-OYT8T00067.htm
(読売新聞 2007/8/23)

がん・50話:第21話 喫煙・飲酒と因果関係
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/yamai/news/20070823ddn035070047000c.html
(毎日新聞 2007/8/23)

 (8/23)アジア人男性は前立腺癌(がん)の予後が良好 
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20070823hj001hj
(日経新聞 2007/8/23)

白血球除去で副作用軽減
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20070824-OYT8T00065.htm
(読売新聞 2007/8/24)

C型肝炎ウイルス 中性脂肪利用し増殖
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070827-OYT8T00194.htm
(読売新聞 2007/8/27)

子宮がん(4)…優しさに包まれて
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/sokusai/20070826-OYT8T00099.htm
(読売新聞 2007/8/27)

緩和ケア充実訴え、2000人のがん患者が広島で集会
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007082606917h1
(日経新聞 2007/8/27)

大鵬薬品、抗がん剤「ティーエスワン」を胆道がんでも使用可能に
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007082706642h1
(日経産業新聞 2007/8/27)

妻が「早く死にたい」
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kaigo/note/20070830-OYT8T00064.htm
(読売新聞 2007/8/30)

がん・50話:第22話 早期発見難しい肺がん
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/yamai/news/20070830ddn035070035000c.html
(毎日新聞 2007/8/30)

第一三共、ヤクルトからの抗がん剤原料調達を打ち切り 
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007082909398h1
(日経産業新聞 2007/8/30)

前立腺がん「検診勧められぬ」 厚労省が指針、学会反論
http://www.asahi.com/health/news/TKY200708310371.html
(朝日新聞 2007/8/31)

肺がん再発リスク判定 医療系ベンチャーが新事業
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_k/ckei070831_3.htm
(読売新聞 2007/8/31)

朝日がん大賞に国立がんセンターの森山氏
http://www.asahi.com/health/news/TKY200708310303.html
(朝日新聞 2007/9/1)

乳がん検査、MRI装置を整備――厚労省が拠点病院に
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007090109050h1
(日経新聞 2007/9/2)

白血病患者の卵巣 凍結保存
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070903-OYT8T00061.htm
(読売新聞 2007/9/3)
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◆編集部 今週の一押し記事◆

【今週のインターネット】より

前立腺がん「検診勧められぬ」 厚労省が指針、学会反論
http://www.asahi.com/health/news/TKY200708310371.html
(朝日新聞 2007/8/31)

がん検診に関する厚生労働省の研究班が、前立腺がん検診のPSA
検査について「市町村の住民検診として実施することは勧められな
い」とするガイドライン案をまとめた。日本泌尿器科学会が31日、
案を明らかにしたうえで、「検診で転移がんが減少するといった最
新の動向が考慮されていない。結論は2、3年保留すべきだ」など
と、反対する見解を公表。
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02:◆厚生労働省 新着情報◆

略語は次の項目を示します。
「緊」緊急情報、「組」組織・制度概要、「所」所管の法人、「法
」所管の法令、告示・通達等、「国」国会提出法案、「審」審議会、
研究会等、「統」統計調査結果、「白」白書、年次報告書等、「パ
」パブリックコメント、「適」法令適用事前確認手続、「申」申請
・届出等の手続案内、「調」調達情報、「予」予算及び決算の概要、
「評」評価結果等、「記」大臣等記者会見、「報」報道発表資料、
「情」情報公開、「お」お知らせなど、「行」行政分野ごとの情報、
「Q」よくあるご質問
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2007年8月20日(月)

[審] 治験中核病院・拠点医療機関等協議会第1回資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/08/s0802-6.html

2007年8月21日(火)

[審] 第19回先進医療専門家会議 議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/txt/s0608-4.txt

[審] 未承認薬使用問題検討会議 第13回資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/07/s0730-17.html

2007年8月22日(水)

[統] 「人口動態統計速報」平成19年6月分
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/s2007/06.html

[審] 第5回がん対策推進協議会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/05/txt/s0530-4.txt

2007年8月24日(金)

[統、報] 平成17年度国民医療費の概況について
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/05/index.html

[審、行] 診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関
する検討会における「これまでの議論の整理」を公表
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/08/s0824-4.html

2007年8月29日(水)

[お、行] 健康被害情報・無承認無許可医薬品情報
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/diet.html

[審] がん検診に関する検討会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/09/s0910-2.html

2007年8月30日(木)

[緊、行] 医薬品等安全性関連情報
http://www1.mhlw.go.jp/kinkyu/iyaku_j/iyaku_j.html

[緊] 厚生労働省職員を装った不審な電話にご注意ください
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/0713-1.html

2007年8月31日(金)

[お] 「治験」ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/chiken/index.html
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03:◆今週の番組予定◆

●9月5日(水)21:00〜21:54 / BS−i
医者がすすめる専門医

食道がん▽声帯を残す手術を考案▽胃を使う

●9月6日(木)07:30〜08:00 / LaLaTV
LaLa女性外来#22

女性の美と健康を応援する「LaLa 女性外来」、9月は「子宮
頚がん」「子宮体がん」をテーマにお送りします。8月よりスター
トした「ラララ体操♪」は、女性のカラダとココロの健康を応援し
続ける「LaLa女性外来」ならではのオリジナル体操。

●9月6日(木)20:00〜20:30 / 9月7日(金)00:30〜01:00 / 9
月8日(土)16:30〜17:00 / 9月9日(日)13:15〜13:45 / La
LaTV
LaLa女性外来#24

●9月8日(土)19:57〜20:54 / テレビ朝日
国分太一・美輪明宏・江原啓之のオーラの泉

山田邦子のコンプレックスは出べそ!?▽江原から愛のムチに▽乳が

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04:◆今週の雑誌◆

●女性セブン   2007.08.30 (P.48) 
坂井泉水さん「声が出ない・・・」母と歌った最後のカラオケ

ZARD・坂井泉水、子宮頸がん、ZARDオフィシャルブック
「きっと忘れない」

●週刊ポスト   2007.08.31 (P.34) 
病床インタビュー/土井正三「イチローは二軍落ちに泣き叫んだ」

元巨人・土井正三/すい臓がん、川上哲治、長嶋茂雄、王貞治、金
田正一、イチロー

●週刊朝日   2007.08.31 (P.123) 
ニッポン「新」論/「死ぬ」ことを忘れた人々、がんでもいいじゃ
ない

小松秀樹、著書「医療の限界」

●文藝春秋   2007.09.01 (P.304) 
新・がん50人の勇気−五味康佑・いかりや長介・河合隼雄・日下
雄一

ノンフィクション作家・柳田邦男/石井眞木、青木雨彦、岩城宏之、
上野英信、国分一太郎、三木のり平、城達也

●文藝春秋   2007.09.01 (P.363) 
新・養生訓/ピロリ菌と胃がんの仲

東嶋和子/バリー・マーシャル博士、ピロリ菌、ヘリコバクター・
ピロリ、胃がん

●週刊現代   2007.09.01 (P.54) 
ニッポンこう変えろ/キレる若者、自殺する中高年は砂糖が生み出


胃腸内視鏡外科医・新谷弘実/大腸ポリープ、大腸がん、大腸炎、
低血糖、砂糖類他

●読売ウィークリー   2007.09.02 (P.82) 
勇気が出る「がん闘病記」続々出版−家族や人生を見つめ直せる!

紀伊国屋書店、「警察官僚ガン闘病ブログ」、「東大のがん治療医
が癌になって」、「31歳ガン漂流」、都立中央図書館、闘病記ラ
イブラリー他

●AERA   2007.09.03 (P.73) 
山本議員いのちの闘い−天から、出番を作りましたよと言われた気
が−

民主党・山本孝史、がん、参院選

●女性自身   2007.09.04 (P.166) 
乳がん治療日記/倍賞千恵子さんのピンクリボンが私に!大きな励
みに

山田邦子/乳がん、放射線治療

●an・an   2007.09.05 (P.54) 
早めのケアがオンナを守る。気になる婦人科の病気をおさらい

井上レディースクリニック院長・井尾裕子、生理痛、子宮筋腫、子
宮内膜症、子宮がん、不正出血、チョコレート膿腫、卵巣腫瘍、カ
ンジダ膣炎他

●女性セブン   2007.09.06 (P.48) 
新われら/余命1か月の花嫁・長島千恵さん「今日も一日生きてた
よ」

長島千恵、父・貞士、赤須太郎、乳がん、順天堂医院乳腺センター
長・霞富士雄

●週刊新潮   2007.09.06 (P.111) 
健康<狂>時代/「乳房温存療法」−「95%」と「60%」の差

中原英臣/乳がん、放射線照射、日本乳癌学会

●サンデー毎日   2007.09.09 (P.33) 
「がん」と闘いながら逝ったサーファーの「実話」映画化

映画「Life天国で君に逢えたら」、プロウインドサーファー・
飯島夏樹、大沢たかお、伊東美咲、新城毅彦監督

●女性自身   2007.09.11 (P.47) 
女性の病気で頼りになる最先端名医30人(1)

乳がん、卵巣がん、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮がん、東京ミッド
タウンクリニック・島田菜穂子、虎の門病院、ウイメンズクリニッ
ク南青山他

●女性自身   2007.09.11 (P.161) 
乳がん治療日記/私のことを知って触診したら早期発見できたって
人が

山田邦子/乳がん、放射線治療

●宝島   2007.10.01 (P.110) 
ピロリ菌vsLG21乳酸菌、最新研究はここまで進んだ!

古賀泰裕・東海大学医学部教授、ピロリ菌、胃炎、胃潰瘍、LG2
1乳酸菌、胃がん
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05:◆口コミ情報局◆

【情報ウォッチャー】

2007/07/09

●米軍、沖縄で枯れ葉剤散布 60年代、元兵士にがん ダイオキ
シン残留の可能性 <1>

 【マニラ8日共同=舟越美夏】米軍がベトナム戦争で使用した、
猛毒のダイオキシンを含む枯れ葉剤を1961―62年、沖縄の米
軍北部訓練場(国頭村・東村)などで散布、作業に携わった元米兵
が前立腺がんの後遺症を認定されていたことが8日までに米退役軍
人省の公式文書で明らかになった。米領グアム島での枯れ葉剤使用
の実態調査を進めているグアム議会議員らが入手した。

 米軍が沖縄に枯れ葉剤を貯蔵していたとの指摘はこれまでもあっ
たが、貯蔵・使用が文書で認定されたのは初めて。文書は米軍が沖
縄に枯れ葉剤を集積、ベトナムへの運搬基地としていたことをうか
がわせており、現在も北部訓練場などの土壌にダイオキシンが残留
している可能性もある。

 同訓練場は96年の日米両政府合意で面積7800ヘクタールの
うち約4000ヘクタールの返還が決まっており、今月3日には一
部返還に向けた工事が始まったばかり。周辺一帯は「沖縄の水が
め」ともいわれる地域で、汚染除去問題などを契機に県民の反米感
情が高まれば、米軍基地返還や移設をめぐる協議の行方にも影響を
与えそうだ。

 文書は後遺症の補償などを求めた元米兵に対する退役軍人省不服
審判委員会の98年1月13日付の決定文。

 決定文によると、元米兵は61年2月から62年4月まで輸送兵
として沖縄に赴任。枯れ葉剤が入ったドラム缶の輸送やドラム缶に
枯れ葉剤を注入する作業のほか、北部訓練場内とその周辺の道路脇
の雑草除去のために枯れ葉剤の散布を行った。上官は枯れ葉剤の害
については説明せず、防護服なども与えられなかったため散布の際、
枯れ葉剤が身体や衣服に付着した。

 元米兵は、このため前立腺がんになったと主張。決定は沖縄での
枯れ葉剤使用を示す軍の公式書類はないとしたが、元米兵の証言内
容や証拠は「矛盾がなく正当」とし、前立腺がんがダイオキシンを
浴びたことに起因するのは確実として、補償などの権利を認めた。

▽枯れ葉剤

 猛毒ダイオキシンを含んだ除草剤。米軍はベトナム戦争中の19
61年から約10年間、密林を拠点に抵抗を続ける南ベトナム解放
民族戦線への対策として、密林を枯らす目的で空中から散布した。
米コロンビア大などによると、同戦争でまかれた枯れ葉剤に含まれ
るダイオキシン総量は最大366キロ。ダイオキシンは自然界では
分解しにくく、発がん性や、生殖器官などに悪影響を与える内分泌
かく乱化学物質(環境ホルモン)としての有害性が指摘される。散
布地域ではがんや先天性異常児、流産、死産などが多発。帰還兵に
も被害が出ている。[共同通信]


●汚染、広範囲の可能性 場所特定、除去問題化も <2>

 【マニラ8日共同=舟越美夏】沖縄の米軍北部訓練場などで猛毒
のダイオキシンを含んだ枯れ葉剤の散布を裏付けた米退役軍人省の
文書は、同訓練場付近の環境が広範囲に汚染されている可能性を示
しており、今後、使用場所の特定や汚染除去対策が問題化しそうだ。

 米側の決定文によると、元米兵は沖縄に枯れ葉剤など大量の兵
器・物資の集積が始まった1961年2月から翌年4月まで沖縄に
駐留。北部訓練場などで枯れ葉剤を散布するなどし、「2カ月以上
にわたり枯れ葉剤を浴びた」と証言している。米軍は62年1月か
らベトナムで本格的に枯れ葉剤作戦を展開しており、今回の元兵士
による証言のケース以外にも沖縄で枯れ葉剤散布が行われた可能性
もある。

 ダイオキシンは自然分解されにくく、土壌汚染は雨などの要因に
も左右されるが、一般に汚染は長期間続く。米軍が枯れ葉剤を集中
的に散布したベトナム中部の一部では今も高濃度のダイオキシンが
検出される。

 また、河川の流れにより運ばれた土砂がたまりやすい場所では、
散布地から離れていても高濃度の汚染地「ホットスポット」が形成
されることがあり、専門家はダムの多い沖縄北部でも「懸念される
問題」と指摘する。

 ベトナム枯れ葉剤被害者協会によると、ベトナム中部などではが
ん患者や先天性障害児の発症率が高いという。[共同通信]


●「汚染実態分からず不安」 北部訓練場付近の住民 <3>

 米軍による枯れ葉剤の散布が判明した沖縄の米軍北部訓練場(沖
縄県東村など)は、部分返還に向け政府が米軍ヘリパッドの移設工
事に着手したばかり。枯れ葉剤による汚染の有無などその実態は不
明のままで、周辺住民は「汚染の程度や健康被害が分からないこと
が不安」と話している。

 「米軍の毒ガス移送が大きな問題になったことは知っているが、
枯れ葉剤の使用が問題にされた記憶はない」。1972年の沖縄の
本土復帰前から琉球政府(現沖縄県庁)に勤務、基地問題にかかわ
ってきた元幹部は話した。

 ヤンバルクイナに代表される貴重な動植物が残る沖縄本島北部。
人口が多い島の中南部へ水を供給する複数のダムもある。元幹部は
「枯れ葉剤は後遺症の問題もあり、事実なら基地返還にも影響する
はずだ」と指摘する。

 同訓練場は1996年の日米特別行動委員会(SACO)最終報
告で一部返還で合意。順調なら数年以内に返還されることになるが、
米側には汚染除去などの義務はない。

 隣接の同県名護市で環境保護に取り組む「ジュゴンの里」代表の
東恩納琢磨(ひがしおんな・たくま)さん(42)は「枯れ葉剤散
布は聞いたことがないだけに被害が恐ろしい。これまでも別の基地
で有害物質が発見された経緯がある。汚染をきれいに除去し、情報
公開すべきだ」と話した。[共同通信]


2007/07/12

●石綿で自衛隊員2人死亡 過去に公務災害認定

 勤務中にアスベスト(石綿)を吸い込み中皮腫などで死亡したと
して、公務災害と認定された自衛隊員がこれまで2人いたことが1
1日、分かった。

 医師らでつくる団体「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」の
質問に対して、防衛省が認定状況を回答。同センターは「自衛隊員
の石綿公務災害認定が明らかになったのは、初めてではないか」と
している。

 認定されていたのは、石綿被害特有のがんの一種である中皮腫で
死亡した海上自衛隊員と、石綿肺で死亡した陸自隊員。石綿肺にな
って療養中の陸自隊員1人も公務災害として認定されていた。いず
れも、認定は退職後という。

 防衛省は、どういう作業で石綿を吸い込んだかや、認定の時期な
どについては回答しなかった。[共同通信]


●肺がんの原因遺伝子を発見 早期診断に応用期待

 肺がんの新しい原因遺伝子を発見したと、間野博行(まの・ひろ
ゆき)自治医大教授らの研究チームが、英科学誌ネイチャー電子版
に12日付で発表した。調べた肺がん患者の7%程度にこの遺伝子
の異常がみられ、肺がんの原因遺伝子としては2番目に割合が高い
という。喫煙者の患者に多いのが特徴。

 遺伝子異常を調べることで、従来は難しかった早期診断が可能に
なると期待されるほか、この遺伝子の働きを安全に抑えられれば、
新たな抗がん剤として有望だという。

 チームは、喫煙者の男性患者の肺がん細胞から遺伝子の断片を2
00万種類以上抽出。それぞれ培養細胞に組み込んで、異常増殖が
起こるかどうかを調べた。その結果、ALKとEML4という2つ
の遺伝子が半分ずつ融合してできた遺伝子を組み込むと、細胞がが
ん化することを突き止めた。

 自治医大病院(栃木県)などの患者75人から採取した肺がん細
胞を調べると、5人(6・7%)にこの融合遺伝子が見つかった。
うち4人は喫煙者だった。

 ALKは、細胞外からの刺激を受けて、細胞の増殖を促す酵素の
遺伝子。EML4と融合することで常時働くようになってしまい、
細胞が増殖し続けるらしい。

 間野教授は「傷ついたDNAを修復するとき、誤って2つの遺伝
子が融合することが考えられる。DNAを傷つけるのにタバコが関
係しているのかもしれない」と話している。[共同通信]


2007/07/19

●検査中のCTで破裂音と煙 長崎、患者は不眠訴え通院

 長崎県立島原病院(長崎県島原市)で6月、東芝メディカルシス
テムズ製のコンピューター断層撮影(CT)装置が患者の検査中に
故障、大きな破裂音が鳴り煙が検査室内に充満するなどしていたこ
とが18日、分かった。

 CT装置は体にさまざまな角度からエックス線を当て、コンピ
ューターで解析して輪切りにした断面の画像を表示する。長崎県は
「被ばく線量は増えていない」としているが、検査を受けていた患
者は精神的なショックから、不眠や倦怠(けんたい)感を訴え通院
しているという。

 故障の原因は不明で、病院と東芝メディカルシステムズは19日
に記者会見し詳細を公表する。

 長崎県病院局によると、6月29日午前、病院内のレントゲン室
で外来患者の検査中、突然装置から「バン」と数回大きな破裂音が
して煙が室内に充満した。患者はすぐに部屋から出て、病院側は装
置のスイッチを切った。

 煙は検査時に患者が横になる寝台から見て上部にある、撮影装置
の部分から出たという。装置は年4回、保守点検をしており、最近
では5月に実施したが異常はなかった。同型の機種で撮影中に事故
が起きたのは国内で初めてという。[共同通信]


●手術は左右を確かめて! 取り違え事故、2年で9件

 日本医療機能評価機構(東京)は18日、手術の部位の左右を取
り違える医療事故の報告が、2004年10月―06年12月に計
9件あったと発表した。手術部位にペンなどで印を付ける「マーキ
ング」を忘れたことなどが原因。同機構は各医療機関に「医療安全
情報」を送り「マーキングのルールを決め、徹底を」と注意を呼び
掛けた。

 集計によると9件は、慢性硬膜下血腫が頭の左側にあるのに、右
側に穴を開けてから病変がないのに気付いたケースや、左目の硝子
体の手術で介助の医師が右目に麻酔をしてしまい、そのまま右目を
手術した例、左ひざの病気なのに右ひざを手術した例―など。

 9件のうち6件は印を付けておらず、1件は印自体を付け間違い、
1件は目の手術なのに手のひらにマークを付けていた。印の有無が
不明のケースも1件あった。

 これとは別に、同機構は06年に全国約250医療機関から報告
が寄せられた医療事故につながる恐れのあるヒヤリ・ハット事例計
19万5609件の分析も公表。

 職種別(複数回答)では、看護師によるケースが74%と最も多
く、次いで医師4%、薬剤師3%と続いた。看護師は前年も77%
と最多だった。

 発生場面では「薬の処方・投与」が24%と最も多く、次いで
「チューブの使用・管理」16%、食事や入浴など「療養上の世
話」10%など。薬の処方では、薬剤の取り違えや処方量の間違い
などが目立ち、原因は「確認が不十分だった」が最も多かった。

 同機構は看護師のヒヤリ・ハットが多いことについて「病院で看
護師が関与する仕事が非常に多いため」としている。[共同通信]


2007/07/20

●NY爆発で石綿検出 負傷者30人以上に

 【ニューヨーク19日共同】ニューヨーク市中心部マンハッタン
で18日夕(日本時間19日朝)に発生した蒸気管破裂に伴う爆発
で、19日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、肺がんなどの原因
となるアスベスト(石綿)が地中から噴き上げられた恐れがあると
伝えた。AP通信によると、市当局は大気中からは確認しなかった
が、がれきなどに付着したアスベストを検出した。

 爆発に伴う負傷者について、ブルームバーグ市長は18日夜の会
見で消防士を含め20人以上と述べていたが、同紙などは消防士や
警官を含め30人以上に上り、うち4人は重体と伝えた。

 市長によると、破裂した蒸気管は1924年の敷設。同紙による
と、20年代には敷設工事で保温・耐火材の石綿が使われていた。

 市当局は石綿が付着した恐れのある衣類の廃棄などを呼び掛けて
いる。[共同通信]


2007/07/24

●石綿被害で中皮腫と提訴へ 四国電力に元社員の遺族

 四国電力西条火力発電所(愛媛県西条市)で働いた元社員は、ア
スベスト(石綿)が原因で中皮腫を発症、死亡したとして、遺族が
23日、四国電力に損害賠償を求め提訴する方針を固めた。

 支援する特定非営利活動法人(NPO法人)「愛媛労働安全衛生
センター」の白石昭夫(しらいし・あきお)事務局長らが同日、四
国電力と面談。四国電力は、発電所の作業と中皮腫の因果関係を否
定した。

 同センターによると、元社員は1948―73年、タービンの点
検などに従事。石綿を吸い96年に中皮腫を発症、99年に死亡し
た。

 白石事務局長は「一貫して被害者はいないという説明で納得でき
ない。安全衛生管理義務違反がある。裁判を起こすしかない」と話
した。

 四国電力広報部は「今後も当社の立場を説明していく」とコメン
トした。[共同通信]


●補償は労災認定者らに限定 大阪・泉南の石綿被害

 大阪・泉南地域の工場でアスベスト(石綿)製品を作っていた三
菱マテリアル建材(東京、旧三好石綿工業)が、健康被害の補償対
象者を労災か救済新法の認定を受けた人に限定するとの回答をして
いたことが24日、分かった。

 補償を求めているのは周辺住民を含め18人から2人増えて20
人で、請求総額は3億円超。このうち今回の回答基準に該当するの
は元従業員3人で、被害者側は抗議文を送るとともに再度の検討を
要請する。

 三菱マテリアル建材管理部は対象外の元従業員らについて「診断
書など因果関係が分かるような書面を示してほしい」とし、3人へ
の補償額も含め今後は弁護士を通じて交渉する方針。

 被害者を支援する「泉南地域の石綿被害と市民の会」の柚岡一禎
(ゆおか・かずよし)代表は「泉南の被害者は新法の救済対象外の
病気が多く、地域特性を考慮していない」と話している。[共同通
信]


情報ウォッチャー:
TMSジャパン 長谷川 淳史http://www.tms-japan.org/
============================================================

06:◆NCI出版物 翻訳連載◆

「進行ガンに対処する」

皆様の参考になれば、幸いです。    翻訳:編集人 冨田光紀
(PDF版を使用)

第5章  あなたの気持ちへの対応

怒り

 『ちがう。わたしじゃない。』という気持ちは、次に『なぜわた
しが。』とか『次はなに。』といった気持ちになることがあります。
今でさえいろいろな事があるのですから、怒りをおぼえることは自
然なことですし、当たり前のことです。ぜんぶうまくいっているよ
うなフリをする必要はありません。主治医や家族、近所の人、さら
には自分自身さえも怒りを感じるかもしれません。神に怒りを向け
たり、信仰心を疑ったりする人もいます。

 初めに言っておきたいことは、怒りは、あなたが行動を起こすき
っかけになるということです。もっと違う治療方法について調べて
みようと思うかもしれませんし、あなたが受けている治療にもっと
専念するようになるかもしれません。しかし、もしあまりに長い間
怒りをもち続けたり、他の人に八つ当たりするならば、怒りはあな
たのためにはなりません。好むと好まざるとにかかわらず、あなた
の怒りのあおりを受けるのは、あなたの身近な人たちであることが
多いのですから。

 あなたが何に怒っているのかを考えてみることは良いことかもし
れませんが、これはそんなに簡単なことではありません。しばしば
怒りは怖れや、パニック、心配や無力感といった言いあらわしにく
い感情から生まれることがあるからです。しかし、気持ちを楽にし
て怒りの感情を見つめてみれば、怒りから自分を解き放てるでしょ
う。怒りは内なる力のひとつの表れでもあります。運動や体操、芸
術などでこのエネルギーを発散するのもいいでしょうし、枕をベッ
ドにたたきつけるのもいいかもしれません。
(「あなたの対処方法」参照)

                          P−35

ストレス

「私は神を愛していますし、神のみもとに行くことも分かっていま
す。でも、だからといって、私にはストレスがないわけじゃないで
す。私は何が次に起こるかをいつも気になっています。私は自分で
どうにかできることに目を向けるようにしていますが、なかなかそ
うもできないこともあります。         −デイビッド−

 だれもがストレスを持っています。でも、今はおそらく他の人た
ちよりも多くのストレスを抱えていることでしょう。なにしろ、あ
なたはたくさんの変化をしのいできたのですから。ときには、あな
たは自分のストレスに気づかないかもしれませんが、あなたの家族
や友人は、あなたの変化に気付いていることもあります。自分が心
静かになったりリラックスできたりするものならどんなものでも、
あなたのストレス発散には良いでしょう。自分が楽しくなるような
ことを考えてみましょう。下記のようなものがストレス発散の役に
立ちます。:

・運動や散歩
・雑誌に自分の考えや思いを書く
・瞑想や祈り、もしくはリラックスのための運動
・自分のストレスについて誰かに聞いてもらう

                          P−36

・ヨガや緩やかなストレッチ
・癒し系の音楽を聴く
・芸術による自己表現

ストレス緩和に関しては「あなたの対処方法」を参照してください。

心配と不安

 「いつでも誰かがいるとしても、夜中の3時に真っ暗な静かな部
屋の中で、たったひとりでうなされて目をさますのは最悪です。そ
の場で誰かよばなくてはならないから。」     −ジャマル−

 今まで知らなかったことに直面することはとてもつらいことです。
ときにはあなたの人生が、どうにもならなくなることにおびえるか
もしれませんし、他の人々に頼らなければならなくなることを怖れ
るかもしれません。死を怖れているのかもしれません。

 もし、あなたがこういった怖れに苦しんでいるならば、他の多く
の人たちも同じように感じてきたのだということを覚えておきまし
ょう。この先、愛する人たちがどうなっていくのかを心配する人も
いますし、お金を心配する人もいます。痛みや吐き気がすることを
怖れる人もたくさんいます。こういう怖れは自然なことです。

 患者や家族は、そういった恐れについて話すと、ガンが悪化する
のではないか思ったりしますが、それは間違っています。具合が悪
くなることや死ぬことについて考えることであなたの健康を損なう
ことはありません。むしろ、希望を持ち、前向きになるためにはよ
いことです。自分の中に押さえ込むよりは、あなたの気持ちを表現
するほうが、あなたの健康にとってはずっといいことです。

                          P−37

以下のようなことが役に立つという人たちもいます:

・今後起こることを知りましょう。自分の病気のことや治療の選択
 肢についてもっとよく知るために、医療チームの人たちに質問し
 てみましょう。

・あなたの個人事項に関する手続きを更新しましょう。まだしてい
 ないならば、遺言や法的な文書などがきちんとしているか確認し
 てください。そうすることで、事務手続きにわずらわされること
 がなくなります。(事前計画の項を参照してください。)

・あなたの感情を克服するよう試みてみましょう。できれば、誰か
 信頼できる人と話してみましょう。

 もし、あなたがこういった怖れに苦しんでいるならば、他の多く
の人たちも同じように感じてきたのだということを覚えておきまし
ょう。支えを求めることも良いでしょう。

罪悪感と後悔

 「私は、ガンの進行を遅らせるために、もっとはやくに病院へ行
っていたらよかったのにとか、甘いものを我慢したらよかったのに
とか、あれをすればよかった、これをすればよかったと、自分がや
ればよかったことを考えて続けていたのです。ソーシャルワーカー
に相談したら、それは誰の間違いでもないし、ましてや、私の間違
いでもないことを納得させてくれました。」     −エリカ−

 ガンになった人たちが、ガンなったことに対して何かできたので
はないかと考えるのは自然なことです。いままでの生活習慣を自ら
責めたり、治療が効かないことに罪悪感を持ったりする人もいます。
症状があったのに放っておき、病院に行くのが遅れてしまったこと
を後悔している人もいます。医師の言うことを守らなかったのでは
ないかと考える人もいます。

 あなたの治療がうまくいかなかったのであって、あなたが治療を
誤ったわけではないことを忘れないことが大切です。なぜガンにな
る人とならない人がいるのかは分かっていません。いずれにせよ、
罪悪感は何の救いにもならないだけではなく、必要な治療を受ける
ことすらできなくしてしまいます。ですから、以下にあげたことは
あなたにとって大切です:

                          P−38

・自分がしたのだと思っていることはすべて忘れるようにしてみて
 ください。
・あなたの時間と労力に値するものに目を向けましょう。
・自分自身を許してあげましょう

 あなたは、こういった感情を愛する人たちと分かち合いたいと思
うかもしれません。愛する人たちを動揺させてしまったことで自分
自身を責める人もいますし、それが家族の負担になることを気に病
む人もいます。

 もし自分もそうだと思うならば、ほとんどの家族は、愛する人の
世話をすることが誇りであり特権でもあると思っていることで、気
を楽にしましょう。

 そして、それが、愛する人とともに過ごし、お互いをもっと理解
しあえることになると考えています。しかし、一方では、誰か他の
人を介護するのはひどい生活となり、自分たちのことができなくな
るという人もいます。

 こういったことを愛する人たちとオープンに話し合えないと感ず
るかもしれませんが、そういうときは、カウンセリングや、サポー
トグループがあなたの力になるかもしれません。あなたが誰かと話
したいと思った時には医療チームに相談してみましょう。

                          P−39
============================================================

07:◆National Cancer Institute(米国国立がん研究所)を読む!

<ガン患者のための食事のヒント編>
http://www.cancer.gov/cancerinfo/eatinghints

副作用の経過の記録

 ここに、ガン治療中に経験した食事に関係する副作用に関する記
録の様式を上げておきます。自由にコピーして自分自身の記録にし
てください。この期間中に副作用の経過を追っている医療チームと
この情報を共有することもよいでしょう。

●名前
●週      
<最終の治療の種類と日付>
●治療の種類
●日付    
●体重 週一度計測する

 以下はガン患者が経験する食事に関する副作用のリストです。上
に記入した週に起こった副作用に関する欄にチェックを付けましょ
う。チェックした右に1〜3の番号でそのひどさの程度を記録して
おきましょう。
1:穏やか  2:中程度  3:ひどい

副作用     月 火 水 木 金 土 日
食欲      □ □ □ □ □ □ □
口 痛み/渇き □ □ □ □ □ □ □
吐き気     □ □ □ □ □ □ □
嘔吐      □ □ □ □ □ □ □
便秘      □ □ □ □ □ □ □
下痢      □ □ □ □ □ □ □
疲労感     □ □ □ □ □ □ □
その他     □ □ □ □ □ □ □

他の疑問や気になること:下の欄を使って、医療チームと話し合い
たい疑問や気になることを記録しておきましょう。

                          P−51


監修:お茶の水女子大学 助教授 博士(栄養学) 池本真二
------------------------------------------------------------

<疼痛管理>

ガンの痛みについて

どのように鎮痛薬が投与されるか

 一般には痛みが酷くなったときには注射を受ける必要があると思
っていますが、実際は酷い痛みに注射が行われるのは稀なことです。

 薬剤の投与にはさまざまな方法があります。

・経口投与:薬剤は錠剤やカプセルで投与されます。

・皮膚への貼付:皮膚を通して2~3日間、ゆっくりと継続的に薬
 剤を浸透させる包  帯のようなパッチ。オピオイド薬の一つで
 あるフェンタニルは皮膚パッチとして使用さ れます。この方法
 によれば、悪心や嘔吐を引き起すことがありません。

・肛門座薬:直腸で溶解し身体に吸収されます。

・注射
 皮下注射:小さい針を使用して、皮膚下に注入されます。
 静脈内注射:針により直接静脈内に注入されます。
 脊髄注射:脊髄(鞘内)の体液内や脊髄の周辺(硬膜外)に注 
      入されます。
・ポンプ
 患者自己管理鎮痛法(PCA)この方法により自分が摂取する薬
 剤の量を調整することができます。痛みを抑えたいときに、身体
 に設置された細い管につながったコンピューターによって制御さ
 れたポンプのボタンを押すことによってあらかじめセットされた
 量の鎮痛薬を服用することができます。薬剤は静脈(静脈内に)、
 皮膚下(皮下)または脊髄領域に注入されます。


鎮痛剤の副作用は何か

 鎮痛剤に折る副作用はたいてい予防することができます。身体が
薬剤に順応するにつれて、吐き気、かゆみ、うとうと状態などの軽
度の副作用は、たいてい2~3日でなくなります。もしこれらの副
作用の症状があるのであれば、すぐに医師や看護師に相談しましょ
う。

 もし、化学療法を受けているのであれば、アスピリン、イブプロ
フェン、その他のNSAIDを服用することはできません。


どちらの薬剤を服用したらよいか

 たいていの場合、非オピオイドが、痛みの緩和に使用されます。
特に、定期的な服用で痛みを抑えるときにはこれを使用します。こ
れらの薬剤は、たいていの人が思っているより強力な鎮痛薬です。
たとえば。経口で投与されるオピオイドはアスピリン、アセトアミ
ノフェン、イブプロフェンの2〜3錠よりも効果がうすいのです。

 もし、非オピオイドが鎮痛効果がないのであれば、オピオイドが
必要な鎮痛薬として使用されます。オピオイドのたいていの副作用
は、予防することができたり抑えることができます。非オピオイド
と共にオピオイドについても医師、看護師、薬剤師などと話しあい
をする必要が有ります。二種類の薬剤は、それぞれ異なった方法で
痛みを緩和します。

 一日に4回服用するアスピリン、アセトアミノフェン、イブプロ
フェンは、より強い鎮痛薬の必要性を回避したり使用をへらします。
オピオイドを服用している多くの人は、アスピリン、アセトアミノ
フェン、イブオプロフェンの定期的な服用をしなくてもすみます。

 鎮痛薬の中には、オピオイドと、アスピリン、アセトアミノフェ
ンなどの非オピオイドを一緒に配合したものもあります。あなたの
処方には、アスピリンやアセトアミノフェンなどが入っているのか、
またその量はどれくらいかを医師や看護師や薬剤師に確認しましょ
う。医師や看護師は、これらの薬剤をどのくらいなら安全に摂取で
きるかをおしえてくれます。抗うつ剤や抗けいれん剤などの薬剤は
特定の種類のガンの痛みの緩和に用いられます。


翻訳:癌めーる編集部
============================================================

08:◆WHO 国際疾病分類-腫瘍学を基礎としたがん関連用語集◆

この用語集は、海外のがん情報を正確に読み解いていただくための
参考資料としていただくために連載を開始することにいたしました。
用語の抽出は、WHOの国際疾病分類の腫瘍学を参考としています。

Malignant serous cystadenofibroma
悪性漿液性のう胞腺線維腫

Mucinous adenofibroma
粘液性腺線維腫

Mucinous cystadenofibroma
粘液性のう胞腺線維腫

Mucinous adenofibroma of borderline malignancy
悪性度境界粘液性腺線維腫

Mucinous cystadenofibroma of borderline malignancy
悪性度境界粘液性のう胞腺線維腫

Mucinous adenocarcinofibroma
粘液性腺癌線維腫

Malignant mucinous adenofibroma
悪性粘液性腺線維腫

Mucinous cystadenocarcinofibroma
粘液性のう胞腺癌線維腫

Malignant mucinous systadenofibroma
悪性粘液性のう胞腺線維腫

Giant fibroadenoma
巨線維腺腫
============================================================

09:◆今週のおすすめサイト&メールマガジン◆

皆様からの情報をお待ちしております。自薦他薦は問いません。
がんや疾患に関する情報だけでなく、リラックスできる面白情報
もドシドシ編集部までお寄せ下さい。
============================================================

10:◆イベント◆

●展示イベント「『生きる』を創る」(再掲)

がん患者さんの健康、幸せ、自己実現を考えていたらみんなの『生
きる』につながりました。

◇日時◇2007年9月8日(土)11時〜18時

◇会場◇
有楽町マリオンスクエア
〒100−0006 東京都千代田区有楽町2−5−1 有楽町マリオン11階

◇内容◇
■セミナー
<1>「治療中・退院後のセルフイメージコントロール」11:30〜
 山崎多賀子(美容ジャーナリスト)
 乳がん体験を通し、美容面で工夫されたことなどの紹介。
<2>「心とからだにおいしい食事・基本料理術」12:15〜
 村岡奈弥(料理研究家)
 吐き気があり食欲がない時、食物繊維の摂り方等のアドバイス。
<3>「リハビリエクササイズ」16:00〜
 大木まり子(舞踊家)
 乳がん体験、舞踊家としての経験から、体の芯を感じながら体を
 動かすリハビリエクササイズを教えて頂く。

■歯科医・志村真理子先生による「ドライマウス」測定
■体験コーナー「ハンドマッサージ」ミニ講習
■QOLを高めるためのアイデアやヒント満載のパネル展示 など…

同時開催 朝日がんセミナー「がんと向きあって生きる」13:05〜
「『目撃』から始まった、がん治療」鳥越俊太郎(ビデオ上映会)

◇参加方法◇
参加無料。事前の申し込みは不要です。

◇お問い合わせ先◇
朝日新聞東京本社広告局 TEL:03-5540-7757
(平日10:00〜18:00)
------------------------------------------------------------
皆様からの情報をお待ちしております。
掲載希望のがんや疾患に関するイベント情報をお寄せ下さい。
============================================================

11:◆書籍(新刊本案内)◆

<京都府 Y.K.様よりご紹介いただきました>

●『乳がんの歩きかた 余命を生きる50の物語』
患者、家族、医療関係者に「人生の質」を考えさせる明るい闘病記

田村 まり子・二松啓紀著

出版:文理閣
発行年月:2007.8.20刊
[B6 判] NDC分類:916 
販売価:\1,575(税込) (本体価:\1,500)
ISBN 978-4-89259-554-7

日本女性の20人に1人乳がんの時代
乳がん患者の夫や恋人に読んで欲しい一冊

ごくふつうの一人の女性が末期乳がん診断を受けて4年…大学病院
から民間病院へ、 未承認薬がくれた新しい人生は、通院治療、家
事復帰、ショッピングや夫婦旅行、初孫の誕生へと続いていく。京
都新聞にリアルタイムで連載された「乳がんつれづれ」「続 乳が
んつれづれ」に医療監修を加え、全面的に加筆修正した物です。

1 乳がん入門―発見・手術・抗がん剤治療へ
2 転移―骨・皮膚・肝臓転移
3 夫の病
4 未承認薬で買う命―大学病院から民間病院へ
5 余命の生きかた考えかた

お問い合わせ
文理閣 TEL 075-351-7553 FAX 075-351-7560
------------------------------------------------------------

●ガンは治るガンは治せる 生命の自然治癒力

安保 徹著
奇 ☆成著
船瀬 俊介著

税込価格 : \1,680 (本体 : \1,600)
出版 : 花伝社
サイズ : 四六判 / 170p
ISBN : 4-7634-0489-X
発行年月 : 2007.3

患者の8割はガンそのものではなく、ガンの治療(手術、抗ガン剤、
放射線)によって死亡している。ガンは脱却できる時代。心のあり
ようで自然治癒力が飛躍的にアップする、賢い患者学・予防学を紹
介。

注:☆は、つちへんに「俊」のつくり


●がん患者ケアQ&A 乳がん・消化器がんの薬物療法を中心に

阿南 節子編著
古河 洋監修
増田 慎三監修
松山 賢治監修
河野 えみ子〔ほか〕共著

税込価格 : \1,680 (本体 : \1,600)
出版 : じほう
サイズ : A5判 / 190p
ISBN : 4-8407-3670-7
発行年月 : 2007.3

抗がん剤の副作用対策は急速に進み、患者にとって最もつらい副作
用は“嘔吐”から“家族や社会生活への影響”“倦怠感”“抑うつ
”に変化しています。薬物療法を受けるがん患者をサポートするの
に役立つ情報をまとめた一冊。


●大腸がん・大腸ポリープ再発予防のおいしいレシピ

重野 佐和子著
赤須 孝之医学監修

税込価格 : \1,470 (本体 : \1,400)
出版 : 法研
サイズ : A5判 / 125p
ISBN : 4-87954-659-3
発行年月 : 2007.3

大腸がんを手術した料理研究家が、退院直後から段階を踏み、腸に
優しく力がつく日々の「おいしいレシピ88点」を、美しいカラー
写真で紹介。大腸がんや大腸ポリープを切除した方にとって役立つ、
体験から生まれた貴重な一冊。
============================================================

★cancer☆編集後記☆cancer★

■あっという間に9月です。今年の夏も忙しい夏でした。秋はじっ
くり何かに集中したいです。まず手始めに何にじっくり集中しよう
か探すところから始めようと思います。(渡)
------------------------------------------------------------
【癌めーるについて】
医師・医療従事者・医療ジャーナリストなどの専門家の協力のもと
西洋・東洋医学などの、垣根を作らず癌(がん・ガン)に関する情
報を国内外からピックアップ。がん情報のワンストップ・メールマ
ガジンを目指しています。 発行責任者 乾 敏晃

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