癌めーる 402号 (2007年4月11日)ニュース版
発行日時: 2007/4/11 ☆★☆Cancer★☆Cancer★☆Cancer★☆Cancer★☆Cancer★☆
癌(がん・ガン)最新情報&ワンストップ・メールマガジン
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◇ ◆ 癌めーる 402号 (2007年4月11日)ニュース版 ◆ ◇
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【CONTENTS】
01:今週のインターネット
:今週の一押し記事
02:厚生労働省 新着情報
03:今週の番組予定
04:今週の雑誌
05:口コミ情報局
06:翻訳連載
07:National Cancer Institute(米国国立がん研究所)を読む!
<放射線療法編><食事のヒント編>
08:WHO 国際疾病分類-腫瘍学を基礎としたがん関連用語集
09:今週のおすすめサイト&メールマガジン
10:イベント
11:書籍(新刊本案内)
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01:◆今週のインターネット◆
病名・余命「伝える技術」
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/feature/20070404ik07.htm
(読売新聞 2007/4/4)
早期がん発見に期待 PET-CT導入の伊賀市検診センターが開設
http://www.iga-younet.co.jp/modules/news/article.php?storyid=1125
(YOU 2007/4/4)
長年連れ添った夫が末期がん
http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/kazoku/20070404sy11.htm
(読売新聞 2007/4/4)
アスベスト使用部品、新幹線含め319両に JR西
http://www.asahi.com/health/news/OSK200704060067.html
(朝日新聞 2007/4/6)
海南省農業庁 「バナナに発がん性」とのうわさを否定
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200704060226.html
(朝日新聞 2007/4/6)
(19)決め手は上手な放射線照射
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/karadaessay/20070406ik09.htm
(読売新聞 2007/4/6)
初の協議会 議論に拍子抜け
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/gantowatashi/20070406ik01.htm
(読売新聞 2007/4/6)
死別の痛み サポートを
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/feature/20070406ik05.htm
(読売新聞 2007/4/6)
メディネット、無料の「がん組織バンク」開始
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007040507071h1
(日経産業新聞 2007/4/6)
がん治療薬開発に道 名大グループが遺伝子特定
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007040690023545.html
(東京新聞 2007/4/6)
原爆症認定 早期救済が必要
http://www.komei.or.jp/news/2007/0407/8509.html
(公明新聞 2007/4/7)
肺がん治療で意見交換 左京で公開講座 患者や医師ら100人
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007040700089&genre=O1&area=K1B
(京都新聞 2007/4/7)
向田邦子「父の詫び状」生原稿全編公開へ 世田谷文学館
http://www.asahi.com/culture/update/0408/TKY200704070241.html
(朝日新聞 2007/4/8)
(2)副作用「私が壊れる」
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/sokusai/20070409ik03.htm
(読売新聞 2007/4/9)
がん細胞の中で酵素の働く場所を確認・東大、抗がん剤開発に道
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007040801992h1
(日経産業新聞 2007/4/9)
延命、患者意思第一に 初の指針
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070410ik02.htm
(読売新聞 2007/4/10)
がん予防成分をアブラナ科野菜に作らせる新規遺伝子を発見
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2007/070410/
(理化学研究所 2007/4/10)
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◆編集部 今週の一押し記事◆
【今週のインターネット】より
メディネット、無料の「がん組織バンク」開始
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007040507071h1
(日経産業新聞 2007/4/6)
バイオベンチャー、メディネットは6日、再発などの際の治療に備
えて患者のがん組織を無料で冷凍保管するサービスを開始。そのが
ん組織を使い、がんを攻撃する免疫細胞を増やす「免疫細胞療法」
向け。新サービスで免疫細胞療法の需要拡大につなげる。
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02:◆厚生労働省 新着情報◆
略語は次の項目を示します。
「緊」緊急情報、「組」組織・制度概要、「所」所管の法人、「法
」所管の法令、告示・通達等、「国」国会提出法案、「審」審議会、
研究会等、「統」統計調査結果、「白」白書、年次報告書等、「パ
」パブリックコメント、「適」法令適用事前確認手続、「申」申請
・届出等の手続案内、「調」調達情報、「予」予算及び決算の概要、
「評」評価結果等、「記」大臣等記者会見、「報」報道発表資料、
「情」情報公開、「お」お知らせなど、「行」行政分野ごとの情報、
「Q」よくあるご質問
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2007年4月2日(月)
[お、行] 先進医療の概要について
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/index.html
[お] 平成19年度年間行事予定(週間・月間)
http://www.mhlw.go.jp/topics/event/07year.html
[お] 平成19年度年間行事予定(大会・その他)
http://www.mhlw.go.jp/topics/event/07taikai.html
[お] 平成19年度国際会議等開催予定一覧
http://www.mhlw.go.jp/topics/event/07kokusaikaigi.html
[お] 4月行事予定表
http://www.mhlw.go.jp/topics/event/monthly.html
[審] 第3回終末期医療の決定プロセスのあり方に関する検討会の
開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/04/s0409-1.html
[審] 第4回がん対策の推進に関する意見交換会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/01/txt/s0129-1.txt
2007年4月4日(水)
[審] 石綿に係る疾病の業務上外に関する検討会第23回開催につ
いて
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/04/s0420-1.html
[審] 石綿に係る疾病の業務上外に関する検討会第22回開催につ
いて
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/04/s0406-1.html
2007年4月5日(木)
[審] 第6回有効で安全な医薬品を迅速に提供するための検討会の
開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/04/s0419-1.html
2007年4月6日(金)
[審] 第13回治験のあり方に関する検討会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/04/s0420-2.html
[審、報] 平成18年度化学物質による労働者の健康障害防止に係
るリスク評価検討会報告書及びそれに基づく行政措置について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/04/h0406-4.html
[行] 在外被爆者に対する未払手当の支給について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/genbaku.html
[審] 第4回医療情報の提供のあり方等に関する検討会の議事録に
ついて
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/txt/s0302-1.txt
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03:◆今週の番組予定◆
●4月11日(水)20:00〜20:45 / NHK
ためしてガッテン 「知って安心!子宮がん徹底予防術」
早期発見の鍵▽意外な原因は?・若者も急増
「がん徹底予防シリーズ」第3弾。タイプによって違う子宮がんの
メカニズムと早期発見法、予防の最新情報を伝える。
●4月13日(金)13:00〜13:15 / 日テレプラス&サイエンスチャ
ンネル
季節が変わる時3 第三話
人気ドラマシリーズ第3章。検査の結果、中嶋に前立腺がんが見つ
かりました。転移がなく、早期発見だったことに聡子は喜びますが、
職場復帰への不安から中嶋は思い悩んでいました。一方、光恵は、
木内の後遺症のなんとか少なくしたいと、最新のIMRTを使った
治療を思いつきます。しかし、病院には、IMRTを使える技師が
まだいませんでした・・・。
●4月14日(土)21:00〜22:00 / NHK
土曜ドラマ・病院のチカラ〜星空ホスピタル〜 「命の力」
静かに死んでいきたいと考えていた塩川は、ともみが自分に対して
見せた努力と傷つきやすい素顔に触れ、強く心を揺さぶられる。塩
川は、前の病院でがんであると告知されたことをともみに告白。こ
れまで拒んでいた精密検査も受けると彼女に約束する。
●4月16日(月)13:45〜14:30 / 放送大学
がんの健康科学#3
●4月16日(月)16:30〜17:15 / NHK衛星第二 / NHK BS2
ためしてガッテン 「知って安心!子宮がん徹底予防術」
早期発見の鍵▽意外な原因は?・若者も急増
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04:◆今週の雑誌◆
●週刊ダイヤモンド 2007.04.07 (P.39)
医療関係者が選んだ3大病(ガン)別「病院ランキング」
国立がんセンター中央病院、癌研有明病院、愛知県がんセンター中
央病院
●AERA 2007.04.09 (P.31)
あなたの近くのがん拠点病院−全国徹底アンケート<東日本編>
ひと目でわかるがん拠点病院一覧、がん患者、厚生労働省、がん対
策基本法、がん診療連携拠点病院、国立がんセンター、標準治療、
緩和ケア、QOL他
●サンデー毎日 2007.04.15 (P.35)
「がん再発」の良妻に支えられて民主党でエドワーズ氏「急上昇」
米民主党、ジョン・エドワーズ、皆保険制度
●サンデー毎日 2007.04.15 (P.74)
幸せな老後へ/住宅ローンに「3大疾病保障」は必要か?
荻原博子/住宅金融支援機構、フラット35、住宅金融公庫、3大
疾病保障付き住宅ローン、団体信用生命保険、急性心筋梗塞、脳卒
中、がん
●サンデー毎日 2007.04.15 (P.198)
「がん3大療法はここまで進んだ」−外科手術編
宇山一朗医師、北島政樹・慶應大学教授、ソフトバンク・王監督、
腹腔鏡手術、日本内視鏡外科学会、東京都立駒込病院、定位放射線
治療、肺がん他
●月刊現代 2007.05.01 (P.62)
団塊の達人養成講座/その保険、本当に必要ですか?
ファイナンシャルプランナー・内藤眞弓、ライター・平原悟/無選
択型終身保険、生命保険、医療保険、がん保険、アメリカンファミ
リー、介護保険他
●月刊現代 2007.05.01 (P.150)
名医が選ぶ「最高の名医+治る病院41」<がん・首都圏編>
吉原清児/がんに強い首都圏41病院と名医、がん対策基本法、放
射線医学総合研究所、重粒子線治療、平尾泰男・東大名誉教授、前
立腺がん、辻比呂志
●月刊現代 2007.05.01 (P.153)
名医が選ぶ「最高の名医+治る病院41」<がん・首都圏編>
(2)
ホルモン療法、肺がん、体幹部定位照射、癌研有明病院、国立がん
センター中央病院、後藤田卓志医長、ITナイフ、高山忠利・日大
板橋病院教授
●月刊現代 2007.05.01 (P.160)
名医が選ぶ「最高の名医+治る病院41」<がん・首都圏編>
(3)
内視鏡的切除術、人工肛門、都立駒込病院、マイルズ手術、幕内雅
敏・東大病院教授、肝臓がん、がんの3大治療法一覧表、C型肝炎
他
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05:◆口コミ情報局◆
【情報ウォッチャー】
2007/03/01
●親の被爆、影響確認されず 放影研が2世調査 《1》
日米共同の研究機関、放射線影響研究所(放影研、広島市・長崎
市)は28日、原爆被爆者を親に持つ「被爆2世」の生活習慣病と、
親の被爆の関係について「被ばく線量が多いほど疾患が多くなると
いうデータは得られず、影響は確認されなかった」との調査結果を
発表した。
父親が被爆した2世の男性の場合、被ばく線量が多いほど発症率
が低いとの結果も出たが、放影研は「はっきりした原因は分からな
い」としている。
放影研は「今回の調査では疾患が増える傾向は見られなかったが、
対象者の平均年齢が48.6歳で、生活習慣病が多く発症する高齢
期に達していないので、さらに調べないといけないことが残ってい
る」として、今後も調査を続ける方針。
被爆2世が生活習慣病を発症しやすい年齢に達してきたことから、
高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、心筋梗塞(こうそく)、
狭心症、脳卒中の6つの疾患の発症状況について、2000年から
調査。
広島、長崎の計約1万2000人のデータを集め、被爆2世と被
爆者を親に持たない人とで比べたが、2世が発症しやすいという結
果は出なかった。
放影研は2世のがん発症について既に「親の被爆の影響は認めら
れない」という見解を示しており、今回の対象からは外した。[共
同通信]
●健康不安抱える被爆2世 放影研に継続調査求める 《2》
多くが40―50代となり、健康への不安を抱える被爆2世。放
射線影響研究所(放影研)は、高血圧や糖尿病といった生活習慣病
と、親の被爆との関連について「影響は確認されなかった」との結
果をまとめたが、より詳細な調査を求める声が上がっている。
「40代から急に血圧が高くなった」と話すのは、母親が長崎で
被爆した阪口博子(さかぐち・ひろこ)さん(57)=長崎市。
「健康に不安を抱える友人が『これまでは何も感じることはなかっ
たが、最近2世だからだろうかと考えてしまう』と話すようになっ
た」
阪口さんは、今回の健康調査で放影研が対象にしなかった、がん
への不安も口にする。
阪口さんの母親は58歳でがんを発病、64歳で亡くなった。が
んに苦しんだ2世のいとこや友人もおり「もうすぐ母が発病したの
と同じ年齢になる。遺伝的影響が本当にあるのかないのか、はっき
りとした真実を知りたい」と、放影研に追跡調査の継続を求めてい
る。[共同通信]
●識者・関係者談話 《3》
▽予想通りの結果だ
鎌田七男(かまだ・ななお)・広島大名誉教授(放射線生物学)
の話 生活習慣病になるには対象者の平均年齢がまだ若い。また生
活習慣病は遺伝子の異常が1つだけではなく、複数起きて初めて発
症する。原爆の放射線の影響で発症するとすれば非常に珍しい現象
で、影響があると科学的に証明するのは難しい。対象者数など今回
の方法であれば、この結果は予想していた通りだ。
▽不十分な内容だ
山崎幸治(やまさき・ゆきはる)全国被爆2世団体連絡協議会会
長の話 調査結果はあくまで現時点で放射線の影響は関連づけられ
ないということで、被爆2世に遺伝的影響がないことを示すもので
はなく、不十分な内容だ。多くの2世は健康不安を抱えながら生活
している。国には年1回の健康診断にがん検診を入れるなど、引き
続き2世の援護対策の充実を求めていきたい。[共同通信]
2007/03/02
●子宮がんワクチン治験進む 娘に打つ?米では論議も 「スクラ
ンブル」
日本でも年に2000人以上が死亡する子宮頸(けい)がんの予
防に高い効果があるとして、世界30カ国以上で認可されたワクチ
ンの臨床試験(治験)が国内で進んでいる。ワクチンでがんが防げ
る、その画期的な面がもてはやされる一方、原因ウイルス
は性交渉で広がるため、10代の少女への接種に「安易な性交渉の
容認につながるのでは」と懸念の声もあり、米国などで論議を呼ん
でいる。国内で販売されれば、日本の親も「娘に打つべきか」とい
う微妙な選択を迫られそうだ。
▽高い予防効果
ほとんどの子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)感
染が原因とされる。それなら感染前にワクチンで免疫をつければ子
宮がんも防げる―との考えで開発されたのが、米メルクの「ガーダ
シル」と英グラクソ・スミスクラインの「サーバリックス」だ。
いずれも遺伝子工学で作った中身が空っぽのHPVの殻成分だけ
を2―3回注射し、体に免疫反応を起こさせる。過去の臨床試験で
は、欧米で子宮頸がんの原因の約7割を占める16、18型のHP
Vによる病変をほぼ100%予防できたという。
米食品医薬品局(FDA)は昨年6月にガーダシルを承認。性体
験のない年齢での接種が推奨されたのを受け、テキサス州では2月、
全米に先駆けて小学6年の少女への接種義務付けを知事が決めた。
2月に来日した米医師会のロナルド・デービス次期会長は「こうし
た動きは他の州にも広まるだろう」と語った。
▽少子化は追い風
日本の臨床試験は、万有製薬とグラクソ・スミスクラインが計約
2000人の規模で進めている。承認されても市場に出回るのは0
9年以降とみられるが、関係者の関心は高まりつつある。助産師の
南野知恵子(のおの・ちえこ)参院議員もその1人。「がんを予防
できるとは大きな進歩。安全確認は当然大切だが、日本の女性もで
きるだけ早く入手できるようにすべきだ」と力を込める。
ただ、このがんは性感染症でもあるだけに、通常のワクチンと違
う複雑な反応を呼んでいるのも事実。米テキサス州では知事の決定
に、保守派が性道徳の乱れを招くと強く反発している。
国内の小学生に性感染症の予防ワクチンを打つのは「現実的に難
しいのでは」とみる医師も多いが、日本特有のニーズがあるとの意
見も。子宮頸がん検診の受診率が10%台と極めて低いため発見が
遅れがちなことや、患者の若年化が進み出産年齢の20―30代が
増えてきたことだ。「少子化問題も追い風になる」とグラクソの広
報担当者。
性感染症に詳しい北村邦夫(きたむら・くにお)日本家族計画協
会クリニック所長は「今は日本の被験者で安全性、有効性を確認す
るのが先決だ」と話している。[共同通信]
2007/03/05
●手術中に体内を”透視” 3次元画像、滋賀医大開発
磁気共鳴画像装置(MRI)を使って患者の体内の3次元画像を
つくり、”透視”しながら手術できるシステムを滋賀医大(大津
市)などが4日までに開発した。3年後の実用化を目指す。
複雑な脳の中やがんなどの手術に応用できるといい、谷徹(た
に・とおる)教授(外科)は「事前に内部の様子を把握し、現在手
術している場所を追跡できるので、安全性が増し手術がスムーズに
なる」と話している。
同大学は、トンネル型ではなく2つの半円に挟まれ間が開放され
ているMRIを導入している。あらかじめ体の断面である2次元画
像を重ねて仮想の3次元の体内を構成。手術中に1.4秒ごとに3
方向から断面を撮影、3次元画像と照らし合わせ、現在位置を把握
する。
肉眼で見ることができるのは臓器の表面だけだが、このシステム
では内部構造なども把握でき、体内で異変が起きてもすぐに画像が
修正されるという。
MRIの中は磁気が強いため、セラミック製の医療機器を使うほ
か、組織や血管の切断面を凝固させて出血を防ぐマイクロ波を利用
した”メス”などを開発した。[共同通信]
●がん抑制遺伝子が発症関与 心不全、新たな治療に道
がんを抑制する働きを持つ遺伝子「p53」が、高血圧や動脈硬
化などさまざまな原因で起こる心不全の発症に深くかかわっている
ことを、千葉大の小室一成(こむろ・いっせい)教授(循環病態医
科学)らがマウスの実験で突き止め、英科学誌ネイチャー電子版に
4日発表した。
多くの心不全では心臓が肥大し、最後は心臓を動かす筋肉(心
筋)が働かなくなる。p53は、心筋の周囲に新たな血管ができる
のを抑え、心筋の酸欠状態を引き起こすらしい。遺伝子レベルで発
症の仕組みが分かったのは初めて。
小室教授は「心不全の予防には食事や生活習慣の改善が一番だが、
心臓弁膜症などが原因となっている場合にはそれだけでは回復が望
めない。p53の働きを心臓だけで弱めることができれば、新たな
治療法につながる」としている。
小室教授らは、マウスの動脈を糸で縛って高血圧に似た状態を作
り、心臓が肥大して心不全を発症する過程を再現。さまざまな遺伝
子の働きを解析した。
通常のマウスでは肥大に伴ってp53が盛んに働き、心筋が酸欠
状態に陥るのに対し、p53を働かなくしたマウスでは肥大後も十
分な血液が供給されて心筋の働きが維持され、心不全を発症しない
ことを確かめた。
p53は、がん抑制やDNA修復など重要な役目を持つため、健
康な部位に副作用を起こさない治療法の開発が課題という。[共同
通信]
2007/03/08
●苦情相談が589件 健康診断装う悪質商法
国民生活センター(東京)は7日、血液検査など健康診断を装っ
て「血液がどろどろです」と不安をあおり、高額の治療器具などを
売り付ける商法に関し、2005年度に全国の消費者センターに寄
せられた苦情相談の件数が10年前に比べて約4.5倍の589件
に上ったと発表した。
同センターは「健康ブームにつけ込む悪質な手口。怪しいと思っ
たら、契約は絶対にやめて」と注意を呼び掛けている。
「医師免許を持たない業者が指先から採血したり、電気器具を体
に当てて診断した」とする相談も多く、医師法違反(無資格医業)
の疑いもあるという。
同センターによると、診察や診断を装い治療器具や健康食品など
を売り付けられたとする相談は1996年度に132件。年々増加
し2005年度には589件に達した。06年度も1月末で05年
度同期と比べ141件多い553件あり、過去最高となる見通し。
無料の血液検査を勧められ、最終的には医療サービスを受ける会
員権や海外の不動産など計約2000万円の購入契約を結ばされた
との相談を寄せた女性もいるという。[共同通信]
2007/03/09
●胃がん検診、現状維持に 内視鏡検査は効果研究へ
市町村が老人保健事業で実施する胃がん検診の見直しについて議
論してきた厚生労働省の検討会(座長・垣添忠生(かきぞえ・ただ
お)国立がんセンター総長)は8日、現状通り40歳以上を対象に、
年1回のエックス線検査を続けるのが妥当との結論をまとめた。
内視鏡検査を導入すべきかも検討されたが見送られた。厚労省は
2007年度から、内視鏡検査に死亡率を減らす効果があるかどう
かの研究を開始し、データを集める。
検討会では、胃がん検診の頻度を現状の「年1回」から「2年に
1回」に減らすことを支持する意見が多く出たが、受診率を向上さ
せる対策なしに隔年実施にすると「単に受診率が半減する恐れがあ
る」などの懸念が示され、今回は見送られた。
内視鏡検査については「発見率がエックス線検査より高い」など
の利点も指摘されたが、現時点では死亡率減少効果を裏付けるデー
タが不十分で「自治体の検診手段としては薦められない」との結論
になった。
情報ウォッチャー:
TMSジャパン 長谷川 淳史http://www.tms-japan.org/
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06:◆NCI出版物 翻訳連載 第36回◆
ガン治療をした人たちへのガイド 第18回
新しく「癌治療後の生活」を連載いたします。
皆様の参考になれば、幸いです。 翻訳:編集人 冨田光紀
(PDF版を使用)
ガン治療後の生活:Life After Cancer Treatment
支援グループに加入すること
"私は落ち込んでしまったので、このグループに加わりすばらし
い時間をすごしました。ともに泣き、ともに笑い、ともにすごしま
した。 エリア 乳ガン生存者 58歳
"私はどこにも加入しませんでした。その時分は、あまりにも多
くのことがありました。"
レベッカ 非ホジキンリンパ腫生存者 65歳
支援グループにはさまざまな利点があります。自尊心を持ち、人
生の新しい目標を見つけ、良い疼痛管理の方法を得、新しい友人を
作り、気分を改善し、ガンにさらに良い対処をし、ガンについてさ
らに良く知り、人生に必要なことによく対処することができるでし
ょう。
サポートグループは以下のことができます。
・あなたの感情について話をし、それについて検討する機会。
・実務的な問題、たとえば病院への送り迎えや仕事や学校の問題な
ど、に対処する支援。
・治療の副作用に対処する支援
P−61
支援グループに加入する一番の理由は、家族や友人からの支援が
受けられないからではなく、そこにいる人たちと一緒にいることで
す。ある研究によれば、特定の支援グループに加入していることは
生活の質の向上と生きる希望を大きくするということを示していま
す。
支援グループの種類と、どこで見出すか
支援グループにはさまざまなタイプがあります。ある種のガンの
みであったり、どのようなタイプでも良いものがあります。女性の
みや男性のみであったり、特定の民族や人種のみのばあいもありま
す。支援グループは医療専門家が運営したり、ガン生存者の仲間が
運営しています。
支援グループはガン患者のみのものではありません。ガン生存者
の子供たちや家族にも支援をおこないます。このグループは、家庭
内の役割の変化、関係の変化、経済的な問題、ガン患者をどのよう
にサポートするか、などの家庭内の諸問題に商店を当てます。また、
ガン患者とその家族の両方を含むものもあります。
支援グループは人対人だけでなく、オンラインでも支援を行いま
す。このインターネット支援グループは、遠隔地の人や会合に参加
することに困難な人たちには、コンピューターを通した大きな支援
となります。インンターネットグループでは、昼夜を分かたず支援
を求めることができます。これらのグループは貴重な感情的な支援
をする反面、医学的な情報は常に正確であるとは限りません。イン
ターネットによるガンに関する情報には常に気をつけていてくださ
い。インターネットで得た知識により何かを変えようと思うときに
は、その前にその内容を必ず医師に確認をしてください。
支援グループは適切ですか
人によっては、他人の問題を聞くことが不快感を覚えることがあ
ります。"しばらくの間グループの会合に参加したことがあります。
"ある婦人が話しました。"非常に落胆してしまいました。なぜかで
すって。話を聞いたら、病気になったと思ってしまいます。それは
恐怖の物語のようです。家で泣きました。もうグループへは参加し
ません、泣きたくありませんから。"
P−62
支援グループは、あなたのプラスになるでしょうか。もし、以下
の質問の大部分に"ハイ"と答えることができれば、参加してみまし
ょう。あなたに適したグループを見つけるために、主治医や看護師、
ソーシャルワーカーや近くのガン関係の組織に問い合わせてみまし
ょう。
・グループの一員でいることを楽しめますか。
・あなたの感情についてほかの人に話ができますか。
・ガンに関するほかの人の話を聞きたいと思いますか。
・ガン治療をしたひとの助言を聞きますか。
・ほかの人のための有用なアドバイスやヒントがありますか。
・ほかのガン生存者をサポートすることは、気分が良くなりますか。
・ガンの問題に別な方法で対処している人と一緒に活動できますか。
・ガンと治療後の問題について知りたいと思いますか。
支援グループを選ぶ
もし、支援グループに参加したいと思っているのなら、以下にそ
のグループの代表に尋ねる質問があります。
・グループはどれくらいの大きさか。
・誰が参加者か。(生存者、家族、ガンの種類、年齢層)
・会合はどれくらいの時間か。
・グループはどれくらいの頻度で会合を持つのか。
・グループはどれくらい続いているのか。
・誰がグループを主宰しているのか。専門家か、生存者か
・会合の流れはどのようか。
・感情の共有が会の目的か、それとも共通の問題の解決のヒントも
提供するのか。
P−63
もし、今加入している支援グループに満足できなければ、異なる
メンバーや懸念を持っている別のグループを探しましょう。支援グ
ループは非常にさまざまで、ひとつの悪い経験が、それが良い選択
ではなかったということを意味してはいません。
もし支援グループに興味を持たない場合には、ガンに関する経験
を話し合えるほかのガン生存者を見つけることを考えましょう。た
くさんの組織で、同じガンのタイプ、同年齢層、同じ背景を持つ人
とペアーになることができます。
ガン治療後の意味合いを見出すこと
"手術後の回復室での努力の後、それは突然思いついたことだっ
た。それは残された人生の本当の初日だった。それは、この新しい
人生の始まりを私自身の意味あるものにした。私ができるのは、私
がしてきたことを他の人ができるように手助けすることだった。"
マイケル 前立腺ガン生存者 50歳
"私の過去の人生の価値を評価することが起こった。病気の世界
にとどまりたくは無かったが、私の前の人生はまったく薄っぺらな
ものであった。" ロニー 大腸ガン生存者 62歳
P−64
ガンの生存者は、ガンにかかったことが現在の人生においてどの
ような意味があるのかを理解する必要性を述べています。実際に、
ガンが人生を新しい形で見直すきっかけになったと、多くの人が見
ています。それは、精神的な面、人生の目的、もっとも価値のある
ものなどの点に反映されています。
これらの変化は、非常に建設的です。"乳ガンの手術後に、私の
人生がすっかり変わったことを知りました。同じものは何もありま
せんでした。私が・・をなくしたことは悲しいことですが、新しい
命を与えられたと感じました。"とある女性が話をしました。ほか
の人は、治療を耐え抜き、幸運にとか恵まれたとか感じ、一日一日
に新しい喜びを持っていると言っています。また、病気の意味合い
がガンとともに長い間過ごした後に現れる人もおり、また、時間と
ともに変化していく人もいます。また、ガンの経験を、肯定的にま
た否定的に同時に見る人も普通に見受けられます。
しばしば、人は、いま何が自分にとって重要かということに人生
を変化させていきます。仕事を軽く見て、愛する人と一緒にいる時
間を多く取ったり、自然の楽しみを享受したりします。また、ガン
のような危機を経験することで新しい力と誇りを得ることができる
ことを知るでしょう。"対処する方法を知ったので、とても気分が
良い。"と、ある大腸ガン生存者が話しをしました。"将来起こるか
もしれない問題をうまく処理できると思っている。新しい知識を得
たし、強靭さも持ち合わせた。"
ガン生存者は信仰や精神性に新しい方向を見出したともいいます。
より強くなったり生き生きとしたりする人もいます。また、信仰に
疑問を持ったり、人生の意味合いを疑う人もいます。信仰に関する
章(P−67)で、生存者がいかに精神性を保ったかとか、それに
対処することを援助する方法について述べています。現在への新し
い関心も一般的です。"私は、特定期間中にすることと、成果を出
さなければならないことを認識した目的主義者でした。"ある前立
腺ガン生存者が話しをしました。"しかしそれはもう過去のもので
す。一日一日それをしています。"
P−65
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07:◆National Cancer Institute(米国国立がん研究所)を読む!
<放射線療法編 〜治療中の自己管理〜>
http://www.cancer.gov/cancertopics/factsheet/Therapy/radiation
第4章 副作用の管理
副作用は誰にでも同じか
放射線療法の副作用は患者によってさまざまです。副作用がまっ
たく無かったり穏やかだったりする人もいれば、ひどい副作用を経
験する人もいます。副作用は、適用される放射線量と治療部により
ます。健康状態も、体がどのように放射線治療に反応するか、副作
用が出るかなどに影響します。治療を始める前に医師や看護師は、
発現するかも知れない副作用について、どれくらい続くか、どの程
度の酷さかなどについて話し合いをします。
副作用には急性と慢性があります。急性の副作用は「初期副作
用」と呼ばれることもあり、治療が始まるとすぐに発現し、治療が
終わると数週間で消えてしまいます。慢性の副作用は「遅発副作
用」と呼ばれ、発現するまで数ヶ月から一年かかり、永久的となり
ます。
放射線治療での最も頻度の高い初期の副作用は、疲労感と皮膚の
変化です。これは放射線によりどのような治療部位にも起こりえま
す。他の副作用は治療部位の特異性によります。たとえば、一時的
でも永久的でも、脱毛は頭部に対する放射線治療の副作用です。治
療が口、胃、腸などの場合には、食欲に変化がおこります。この章
では初めに一般的な副作用について述べ、その後、体の特異な領域
の副作用について述べてあります。
幸いにも、たいていの副作用は時間とともに去ります。また、不
快感を和らげる方法もあります。特に厳しい副作用が起こっている
場合は、主治医は処置の中断を指示したり、他の方法に変えたりし
ます。
どんな副作用でも、主治医や看護師や放射線治療士に話してくだ
さい。そうすれば、問題に対処する方法や副作用が起こることを少
なくする方法などについておしえてくれます。ここに述べられてい
る情報は副作用を対処する方法の指針としてお勧めはするが、健康
管理チームと話し合うことの代わりにはなりえません。
P−27
副作用は行動を制限しますか
必ずしもではありません。それは、どのような副作用で、どのく
らい厳しいかによります。ほとんどの患者は放射線治療中でも仕事
ができ、食事の準備ができ、いつもの余暇を楽しんでいますが、一
部には普段よりも多くの休息を必要とするので、同様なことができ
ない人もいます。あまり疲れを感じない程度にいつもの楽しみを続
けましょう。
治療部位をヒリヒリさせるような行動は制限されますが、たいて
いの場合性交渉は可能です。放射線療法がいつもより疲労を感じさ
せるので、身体的欲求が低下することもあります。しかし、たいて
いの患者にとってこれは一時的な感覚です。(この章の後半の"性
交渉"の項を参照。)
何が疲労を引き起こすか
疲れやエネルギーが少ないと感じる、疲労は、ガン患者が訴える
一番多い症状です。本当の原因は必ずしもわかっているとはいえま
せん。ガンそのものによるものか治療によるものなのか、また、血
球数の減少や、睡眠不足、痛み、食欲不振などから生じる可能性も
あります。
たいていの人は放射線治療後数週間後から疲れを感じ始めます。
放射線治療の間、身体は回復のために多量のエネルギーを消費しま
す。また、病気に関連したストレスや治療に通うための通院、正常
な細胞への放射線の影響などで疲れることでしょう。しかし、治療
が終われば、脱力感や疲労は次第に なくなって行きます。
放射線治療の間はあまり多くの事をし過ぎないようにしましょう。
もし疲れを感じたら行動を制限し、自由時間を休息に当てましょう。
自分でもっとも重要だと尾回れることをするようにしてエネルギー
を節約しましょう。普段していたことをすべてしようとは思わない
ことです。夜ぐっすり眠り、また一日の計画を立てて、必要なとき
に休めるように時間を作りましょう。一時に長く休むよりも、短時
間の数多くの休息のほうが効果があります。
P−28
散歩のような軽い運動が疲労対策には効果のあることがあります。
医師や看護師に、治療期間中にどの程度の運動をしたらよいか聞い
てみましょう。支援グループの矛のがん患者と話をすることも、疲
労の対処に役立つこともあります。
常勤の仕事をしているときには、普通のスケジュールをこなした
いと思うかもしれませんが、放射線治療を受けているときには休み
を取る人もいるし、勤務時間を短縮する人もいます。この治療期間
中にどうしたいのか雇用者と率直に話し合いましょう。パートタイ
ムの勤務や、一部を自宅ですることができるかも知れません。主治
医や放射線治療部に平日の勤務時間に関する治療計画のことで相談
してみましょう。
働いていてもいなくても、家族や友人に日々の雑用や、買い物子
供の面倒、家事、運転などの手伝いをお願いすることはよいことで
す。隣近所の人も自分の買い物のついでに食料品などを運んでくれ
るかもしれません。また、エネルギーの節約のために、治療の送り
迎えの運転を誰かにお願いすることもできるでしょう。
P−29
翻訳ボランティア 真庭 理香(Rika Maniwa, Ph.D.)
------------------------------------------------------------
<ガン患者のための食事のヒント編>
http://www.cancer.gov/cancerinfo/eatinghints
治療が始まる前に
ガンと初めて診断されたときに、主治医は治療計画について話を
します。治療には、外科手術、放射線療法、化学療法、ホルモン療
法、生物学的(免疫)療法など、また、これらの組み合わせによっ
て行われます。
これらのガン治療法はガン細胞を殺すことを目的としています。
この、ガン細胞を殺す過程の中で健康な細胞も損傷を受けます。こ
れがガン治療の副作用を引き起こすのです。食事に関する副作用に
は、以下のようなものがあります。
・食欲不振
・体重の変化(体重の減少や増加)
・口腔やのどの痛み
・口渇
・歯や歯肉の問題
・味覚や臭覚の変化
・吐き気/嘔吐
・下痢
・乳糖不耐症
・便秘
・疲労やうつ病
これらの副作用は人により、起こったり起こらなかったりします
が、それには副作用の程度も含めて多くの要因が作用しています。
この要因には、ガンの種類、治療を受けているからだの部位、治療
の種類と期間、治療の程度などがあります。しかし、副作用があっ
たとしても、それはたいていうまく対処されます。またたいていの
副作用は治療が終われば無くなります。主治医や看護師は副作用が
起こるか、またどのような副作用かなどについておしえてくれます。
P−4
ガン患者によって異なる栄養指導
ガン患者への食物と摂取の指導は、通常の健康的な食事の指導と
は異なることがあります。これは、いつも指導を受けていることと
正反対のこともあり、患者を混乱させることがあります。栄養指導
は通常、大量の果物、野菜、全粒パンや穀物などや、適量の肉と乳
製品を取ることをすすめ、脂肪分、糖分、アルコール、塩分を控え
るようにすすめます。この指導に関する詳しい内容は「治療後」の
章にのべられています。
ガン患者への栄養指導は、たんぱく質などの高カロリーの食品を
とることを重点においています。これは、より多くの牛乳、クリー
ム、チーズ、卵料理などを取ることや、また、ソースやグレービー
(肉や野菜を煮込んで作ったソース)を多く取りいれ、調理法をバ
ター、マーガリン、植物油などを増加する方法に変えていくことな
どです。また、下痢や口内の痛みなどを悪化させることもあるので、
高繊維質の食品の摂取を控えるように指導することもあります。
ガン患者への栄養指導は、身体を強健にし、体がガンとガン治療
の効果に耐えられるように考慮されているので、通常の指導とは異
なります。健康なときには、必要とする栄養分を取るために十分に
食べることは問題ではありませんが、ガン治療の中には、特に副作
用を起こしていたり、気分が良くなかったり、というような場合に
は問題となることがあります。
P−5
ガン治療のための準備
実際に治療が始まるまで、副作用が起こるのか、どんな気分にな
るのかなど確かなことはわからないでしょう。一つの準備としては、
治療は、自分自身で取り組み、自分の身体を回復するための時間と
して考えることです。以下に準備のためのいくつかの方法がありま
す。
前向きに考える
・たいていの人には食事に関する副作用はあまり起こっていません。
もしあなたに副作用があったとしてもごく軽いか、ガン治療の終
了後にはなくなってしまうでしょう。また、副作用を抑える新し
い薬もあります。
・積極的な態度を持ち、自分の感情について話し、ガンやガンの治
療についてよく知り、対処する方法を考えることは、心配や不安
感を減少させ、良い自己管理をし、食欲を維持することになりま
す。
・食物に期待しましょう。たとえ食事に関する副作用があったとし
ても、食事が楽しくなるでしょう。
健康的な食事を取る
・健康的な食事は、体を最高に動かすために不可欠なものです。ガ
ン患者にとってはさらに重要なことです。
・もし今まで健康な食事を取っていたら、そのたくわえで身体の強
さを維持し、体組織の崩壊を防ぎ、組織を再建し、感染予防を維
持し、治療に入れます。
・きちんと食事をしている人は、副作用によく対処することができ
ます。治療の量が多くなってもうまく受け入れることができます。
たとえば、あるガン治療法は、患者が食事で栄養を十分に取り、
カロリーやたんぱく質が十分であれば、ずっと効果的であること
がわかっています。
P−6
・あたらしい食品へのチャレンジを恐れてはいけません。今まで嫌
いだったものでも、ガン治療中にはおいしく感じるようになるか
も知れません。
事前の準備
・食品庫や冷凍庫に好きな食品を保存しておけば、たびたび買い物
に行く必要がなくなります。病気のときにも食べられる食品も用
意しておきましょう。
・準備が簡単なものや不要なもの、たとえばプリン、ピーナッツバ
ター、マグロ、チーズ、卵などを用意しておきましょう。
・事前に調理して、一食ごとに冷凍しておきましょう。
・友人や家族に、買い物や調理の手伝や、代わりにしてくれるよう
に頼みましょう。
・登録栄養士に気になることやアドバイスを求めましょう。そうす
れば、食事のアイディアが得られたり献立作成を手伝ってくれた
りするでしょう。また、便秘や吐き気などの潜在的な副作用に効
果のある食品のリストを作る協力をお願いしましょう。ほかの患
者に効果のあったことも聞いてみましょう。
P−7
監修:お茶の水女子大学 助教授 博士(栄養学) 池本真二
============================================================
08:◆WHO 国際疾病分類-腫瘍学を基礎としたがん関連用語集◆
この用語集は、海外のがん情報を正確に読み解いていただくための
参考資料としていただくために連載を開始することにいたしました。
用語の抽出は、WHOの国際疾病分類の腫瘍学を参考としています。
Atypical lipoma
異型脂肪腫
Supericial well diffrentated liposarocoma
表在性高分化型脂肪肉腫
Well diffrentiated liposarcoma of superficial soft tissue
表在性軟部組織高分化型脂肪肉腫
Liposarcoma
脂肪肉腫
Fibroliposarcoma
線維脂肪肉腫
Fibrolipoma
線維脂肪腫
Liposarcoma, well differentiated
脂肪肉腫, 高分化型
Liposarcoma, diffrentiated
脂肪肉腫,分化型
Lipoma-like liposarcoma
脂肪腫様脂肪肉腫
Sclerosing liposarcoma
硬化性脂肪肉腫
============================================================
09:◆今週のおすすめサイト&メールマガジン◆
皆様からの情報をお待ちしております。自薦他薦は問いません。
がんや疾患に関する情報だけでなく、リラックスできる面白情報
もドシドシ編集部までお寄せ下さい。
============================================================
10:◆イベント◆
日本臨床腫瘍学会第1回市民公開講座「がん薬物療法の今」
がんの体験者、がん医療の最前線で活躍する専門医や薬剤師、看護
師ら専門職の方々を招き、治療に関する最新トピックスや病気との
付き合い方を患者さんの声を交えながら紹介します。
◇日時◇2007年4月22日(日) 午後1時〜午後4時
◇会場◇
東京ビッグサイト国際会議場 東京都江東区有明3−21−1
りんかい線国際展示場駅徒歩7分
ゆりかもめ国際展示場正門徒歩3分
◇定員◇800名 入場無料 ※定員になり次第締め切り
◇プログラム◇
◎第1部講演「市民の声、患者の声〜アンケートの結果から〜」
畠清彦氏(癌研有明病院化学療法科・血液腫瘍科部長)
◎第2部講演「がん薬物療法の効果と副作用〜最新トピックス〜」
西條長宏氏(国立がんセンター東病院副院長 日本臨床腫瘍学会
理事長)
◎パネルディスカッション「これからのがん医療に期待するもの」
パネリスト:横山雅大氏(癌研有明病院化学療法科・血液腫瘍科)
滝口裕一氏(千葉大学医学部呼吸器内科)
塩川 満氏(聖路加国際病院薬剤部)
本山清美氏(静岡がんセンター看護部)
仁科亜季子氏(女優)
上野 創氏(朝日新聞記者)
◇応募方法◇
郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を書き、ハガキかFAXで。
定員になり次第締め切り。
◎〒104-0031 東京都中央区京橋2-8-8 新京橋ビル6F
シータイム内「公開講座」係
◎FAX 03−5159−0288(係名明記)
◎インターネットでも申込可能 http://www.asahi.com/e-post
詳細はこちらから
http://www.asahi.com/event/TKY200703220139.html
------------------------------------------------------------
皆様からの情報をお待ちしております。
掲載希望のがんや疾患に関するイベント情報をお寄せ下さい。
============================================================
11:◆書籍(新刊本案内)◆
●海藻フコイダンの科学
山田 信夫著
税込価格 : \3,150 (本体 : \3,000)
出版 : 成山堂書店
サイズ : A5判 / 176p
ISBN : 4-425-88281-4
発行年月 : 2006.10
コンブやモズクのネバネバ成分のひとつであり、現在、がん治療に
効果があると期待されているフコイダン。その基礎的な理化学的性
状のほか、様々な薬理効果・メカニズムを豊富な図表で簡明に解説
する。
●乳がん患者に贈る愛と勇気の玉手箱
ワット隆子著
税込価格 : \1,470 (本体 : \1,400)
出版 : 同友館
サイズ : B6判 / 224p
ISBN : 4-496-04232-0
発行年月 : 2006.10
乳がん経験を経て、乳がん患者会「あけぼの会」を設立した著者に
よる指南書。乳がん患者が強く美しく生きて見せることが乳がんに
対する偏見をなくし、乳がん早期発見に繋がって、ひいては乳がん
死を減らすことになるのです!
●最良のがん治療道案内 より適正な判断を導くためのヒント集
渡辺 亨編著
税込価格 : \1,890 (本体 : \1,800)
出版 : エビデンス社
サイズ : 四六判 / 254p
ISBN : 4-9902304-2-6
発行年月 : 2006.10
最良の治療とは何か? どうしたら受けられるのか? 「ケースカ
ンファレンス」「チーム医療」「腫瘍内科」の3つの視点で、がん
の標準的な治療について解説する。月刊『がんサポート』誌連載に
加筆訂正して単行本化。
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★cancer☆編集後記☆cancer★
■ブルーノート東京にブルース・ブラザーズ・バンドのショーを観
に行ってきました。海を渡ってくるだけあって、さすがプロ、本当
にエンターテイナーなんですね。演奏もすごい。とても楽しくいい
時間が過ごせて、また頑張れそうです。(渡)
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【癌めーるについて】
医師・医療従事者・医療ジャーナリストなどの専門家の協力のもと
西洋・東洋医学などの、垣根を作らず癌(がん・ガン)に関する情
報を国内外からピックアップ。がん情報のワンストップ・メールマ
ガジンを目指しています。 発行責任者 乾 敏晃
●記事内容・投稿記事・広告に関するご意見・ご感想は
mailto:ganmail@infoseek.jpへ
・編集部にて内容を選択させて頂きます。
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認したものではありません。
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