医師・医療従事者・医療ジャーナリストなどの専門家の協力のもと、西洋医学・東洋医学などの垣根を作らず癌に関する情報を公正に配信し、一般人が癌に関する正しい知識を持てる場を提供しています。
- 最新号:2008-09-03
- 発行周期:週刊
- 読んでる人:3481人
- 創刊日:1999-06-08
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癌めーる 398号 (2007年3月15日)ニュース版
発行日: 2007/3/16PR----------------------------------------------------------
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癌(がん・ガン)最新情報&ワンストップ・メールマガジン
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◇ ◆ 癌めーる 398号 (2007年3月15日)ニュース版 ◆ ◇
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【CONTENTS】
01:今週のインターネット
:今週の一押し記事
02:厚生労働省 新着情報
03:今週の番組予定
04:今週の雑誌
05:口コミ情報局
06:翻訳連載
07:National Cancer Institute(米国国立がん研究所)を読む!
<放射線療法編><再発編>
08:WHO 国際疾病分類-腫瘍学を基礎としたがん関連用語集
09:今週のおすすめサイト&メールマガジン
10:イベント
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01:◆今週のインターネット◆
高熱、発疹…合併症に注意
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20070228ik01.htm
(読売新聞 2007/2/28)
講習会で予防法学ぶ
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20070301ik05.htm
(読売新聞 2007/3/1)
つらさ一生 家計も圧迫
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20070302ik01.htm
(読売新聞 2007/3/2)
「チェルノブイリ」影響 甲状腺がん多発
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070307ik0d.htm
(読売新聞 2007/3/7)
発売50年の薬にC型肝炎効能追加 三菱ウェルファーマ
http://www.asahi.com/health/news/OSK200703080052.html
(朝日新聞 2007/3/8)
肺がんのCT診断「不必要」と米研究チーム提言
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070308ik0b.htm
(読売新聞 2007/3/8)
ガングリオン
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/soudan/20070308ik07.htm
(読売新聞 2007/3/8)
鳥大病院にもPET−CT導入 がんの早期診断期待
http://www.nnn.co.jp/news/070308/20070308003.html
(日本海新聞 2007/3/8)
がん検診の現状<2> 受診のデメリット
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ken/20070309/ftu_____ken_____000.shtml
(東京新聞 2007/3/8)
(17)「抗がん剤で延命」は患者の一部
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/karadaessay/20070309ik06.htm
(読売新聞 2007/3/9)
「散々な旅」再発よりはいいが
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/gantowatashi/20070309ik02.htm
(読売新聞 2007/3/9)
細胞死制御の酵素を特定=がん治療など応用も−東京医科歯科大
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007030900045
(時事通信 2007/3/9)
シスメックス、大腸がん悪性度を遺伝子診断
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007030909123h1
(日経新聞 2007/3/10)
DNA修復 助ける酵素 京大グループ特定 がん治療応用期待
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007031000024&genre=G1&area=K10
(京都新聞 2007/3/10)
乳がん検診漏れ救済 鳥取市、独自制度実施へ
http://www.nnn.co.jp/news/070313/20070313005.html
(日本海新聞 2007/3/12)
肺癌(がん)を検知する呼気検査を開発中
http://www.drakahige.com/NEWS/DAILY/2007/2007031202.shtml
(Dr.赤ひげ.com 2007/3/12)
光医療、経済効果700億円──産業バレー構想今夏始動、京大や島
津参加 まずがん放射線治療機器(3月13日)
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/38861.html
(日経ネット関西版 2007/3/12)
大腸がん死亡率、検診で7割低下 13年追跡調査
http://www.asahi.com/health/news/TKY200703140210.html
(朝日新聞 2007/3/14)
諫早日赤病院がアスベスト無料検診
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070314/07.shtml
(長崎新聞 2007/3/14)
(3/14)住友ゴム、退職者全員に健康診断を実施
http://health.nikkei.co.jp/asbestos/child.cfm?c=0
(日経産業新聞 2007/3/15)
鈴木ヒロミツさん、肝細胞がんで死去…歌手、俳優などで活躍
http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFS120070315002/
(goo 映画 2007/3/15)
============================================================
◆編集部 今週の一押し記事◆
【今週のインターネット】より
大腸がん死亡率、検診で7割低下 13年追跡調査
http://www.asahi.com/health/news/TKY200703140210.html
(朝日新聞 2007/3/14)
大腸がん検診を受けた人は、受けなかった人より大腸がんによる死
亡率が約70%も低かったとの調査結果を、厚生労働省の研究班が
14日発表。
関連記事
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070315ik0d.htm
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007031404220h1
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007031401000330.html
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02:◆厚生労働省 新着情報◆
略語は次の項目を示します。
「緊」緊急情報、「組」組織・制度概要、「所」所管の法人、「法
」所管の法令、告示・通達等、「国」国会提出法案、「審」審議会、
研究会等、「統」統計調査結果、「白」白書、年次報告書等、「パ
」パブリックコメント、「適」法令適用事前確認手続、「申」申請
・届出等の手続案内、「調」調達情報、「予」予算及び決算の概要、
「評」評価結果等、「記」大臣等記者会見、「報」報道発表資料、
「情」情報公開、「お」お知らせなど、「行」行政分野ごとの情報、
「Q」よくあるご質問
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2007年3月5日(月)
[緊、お] 社会福祉施設等における吹付けアスベスト等使用実態調
査報告について(第2回フォローアップ・補足調査)の調査結果に
ついて
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/sekimen/houdou/070305.html
[統] 「人口動態統計月報(概数)」平成18年10月分
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2006/10.html
[審] 第2回がん診療連携拠点病院の指定に関する検討会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/12/txt/s1227-4.txt
[審] がん検診に関する検討会第14回資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/02/s0205-10.html
2007年3月6日(火)
[審、お] 第5回がん対策の推進に関する意見交換会の開催につい
て
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/s0319-1.html
[お、行] 最近の医療費の動向 平成18年10月号
http://www.mhlw.go.jp/topics/medias/month/index.html
[審] 石綿に係る疾病の業務上外に関する検討会第20回開催につい
て
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/s0312-6.html
[緊、お] 病院における吹付けアスベスト等使用実態調査(第2回
フォローアップ・補足調査)の調査結果について
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/sekimen/houdou/051129.html
[審] 医療用医薬品の流通改善に関する懇談会第10回会合の開催に
ついて
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/s0328-1.html
2007年3月7日(水)
[審] 治験のあり方に関する検討会 第12回資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/02/s0228-8.html
[お、行] 【平成19年2月28日】医療事故情報収集等事業第8回報告
書の公表について
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/index.html
[審] 未承認薬使用問題検討会議 第11回速記録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/01/txt/s0122-3.txt
[審] 化学物質による労働者の健康障害防止に係るリスク評価検討
会(第5回)の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/s0320-1.html
2007年3月8日(木)
2007年3月9日(金)
[お、行] 石綿健康被害救済法に基づく一般拠出金の徴収制度につ
いて
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/sekimen/index.html
[統、報] 医療施設動態調査(平成18年12月末概数)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m06/is0612.html
[審] 石綿に係る疾病の業務上外に関する検討会第18回議事概要
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/02/s0215-7.html
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03:◆今週の番組予定◆
●3月15日(木)13:00〜13:15 / 日テレプラス&サイエンスチャ
ンネル
季節が変わる時 第二話
「筋肉のがん」であると診断され、新田は自分のプロテニスプレー
ヤーとしての未来に絶望する。そんな新田を研修医・初音は何とか
励まそうとするが、逆に彼の心を傷つけてしまう。
●3月15日(木)13:30〜14:00 / 日テレプラス&サイエンスチャ
ンネル
サイエンスに国境はない! #7
ハンガリーから放射線医学総合研究所に研究に来ているネーメッ
ト・チャバさんがが取り組んでいるテーマは、ラドン。大気中どこ
にでも存在する放射性物質であるラドンが、肺がんの原因となる可
能性が高いという。
●3月15日(木)13:55〜15:50 / 日本テレビ
ザ・ワイド
60歳突然鈴木ヒロミツさん逝く肝細胞がん▽大地真央お相手12歳年
下世界的有名人▽どうなる拉致米駐日大使に草野迫る
●3月15日(木)20:30〜20:45 / NHK教育
きょうの健康 「胃がん・抗がん剤治療」
抗がん剤の最新治療を紹介。胃がんの治療では進行がんや再発がん、
手術しても再発しやすいと考えられる場合に抗がん剤が使われる。
●3月16日(金)20:00〜20:45 / NHK教育
きょうの健康Q&A
▽胃がん最新情報▽検査と進行度・内視鏡・腹くう鏡手術▽FAX
03(5454)9001▽術後の食事
●3月17日(土)12:00〜12:45 / 放送大学
がんの健康科学 「がんの社会医学」
●3月17日(土)15:00〜15:30 / サイエンスチャンネル
クリックオン!らいふサイエンス #10
放射線を使ったがん治療は日本でも広く行われています。しかし、
がん細胞を破壊するだけでなく、正常な細胞にもダメージが出てし
まうことが課題とされてきました。より確実な治療を目指し開発に
挑む、研究者や医師たちの姿をご紹介します。
●3月18日(日)03:00〜03:45 / NHK衛星第二 / NHK BS2
ためしてガッテン 「最先端!ここまで解明・健康診断」
新がん検査・動脈硬化の最新発見法・新検査続々
●3月18日(日)12:00〜12:45 / 放送大学
がんの健康科学 「がんの生物学2」
●3月18日(日)12:45〜13:30 / 放送大学
がんの健康科学 「がんの疫学1」
●3月19日(月)12:00〜12:45 / 放送大学
がんの健康科学「がんの疫学2」
●3月19日(月)12:45〜13:30 / 放送大学
がんの健康科学 「がんの予防1」
●3月19日(月)13:05〜13:20 / NHK教育
きょうの健康 「胃がんの治療(1)」
●3月19日(月)15:00〜15:30 / サイエンスチャンネル
クリックオン!らいふサイエンス #12
がん細胞にX線を照射してダメージを与える放射線治療は正常な部
分に放射線を照射しないようにすることが長年の課題となっていま
す。そこで、動く対象をロボットを使って追いかける技術、動体追
尾を応用した研究開発が進められています。これにより、呼吸で動
く臓器にも確実に放射線を照射することができます。
●3月19日(月)19:00〜19:45 / サイエンスチャンネル
未知なる生命・ヒト #07
ヒトが避けて通ることの出来ない「死」。ヒトは誕生した瞬間から
死に向かって歩き始めている。しかし私たちは自分がいつか死ぬと
いう事実を普段ほとんど意識していない。末期がんと闘いながら自
分の死と向き合った男性を通して、ヒトの「死」とは何かを考えて
いく。
●3月19日(月)21:00〜21:54 / フジテレビ
東京タワー・オカンとボクと、時々、オトン
栄子の抗がん剤治療が打ち切られた。衰弱が激しい栄子の姿に、雅
也は耐えられなくなったのだ。2カ月後、栄子は外泊許可をもらっ
て香苗と病院近くのホテルへ。久しぶりの外出を喜んでいた栄子だ
が、深夜、ホテルで胃けいれんを起こしてすぐに病院へと戻る。
●3月19日(月)22:00〜23:30 / NHKハイビジョン
ハイビジョン特集 「サイエンスロマン・不老長寿への挑戦・人間
に秘められた再生力」
心臓・脳が自らの再生力で復活!▽がんの正体に迫る
●3月20日(火)02:55〜03:10 / NHK衛星第二 / NHK BS2
きょうの健康
「くわしく知りたい胃がんの治療(1)検査と治療の選択」
●3月20日(火)03:10〜03:25 / NHK衛星第二 / NHK BS2
きょうの健康
「くわしく知りたい胃がんの治療(2)負担の少ない内視鏡手術」
●3月20日(火)03:25〜03:40 / NHK衛星第二 / NHK BS2
きょうの健康
「くわしく知りたい胃がんの治療(3)広がる腹くう鏡手術」
●3月20日(火)03:40〜03:55 / NHK衛星第二 / NHK BS2
きょうの健康
「くわしく知りたい胃がんの治療(4)抗がん剤の最新治療」
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04:◆今週の雑誌◆
●週刊ポスト 2007.03.16 (P.124)
医心伝身/肺転移した腎臓がんに標的免疫療法
東京女子医科大総合医療センター・小林博人、腎臓がん、標的免疫
療法、ピロリン酸モノエステル
●週刊現代 2007.03.17 (P.186)
最新医学/肺がん編その2−切らずに治す夢の「胸腔鏡手術」
渡辺淳一、森川利昭・東京慈恵会医大教授、胸腔鏡手術、内視鏡手
術、抗がん剤「イレッサ」他
●読売ウィークリー 2007.03.18 (P.24)
哀しみを診る−大学病院に「遺族外来」
埼玉医科大学・精神腫瘍科、大西秀樹教授、がん患者、グリーフケ
ア、葬儀会社「公益社」、関西福祉科学大・坂口幸弘講師
●女性自身 2007.03.20 (P.50)
いまは<乳房>「温存」がスタンダード−乳がん治療最前線
虎の門病院・川端英孝、乳房温存療法、センチネルリンパ節生検、
放射線治療、内視鏡、収束超音波療法、ラジオ波熱凝固療法、マン
モグラフィ他
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05:◆口コミ情報局◆
【情報ウォッチャー】
2007/01/29
●実験日以外は不開示支持 イレッサ申請で東京地裁
副作用による死亡が相次いだ肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフ
ィチニブ)の承認申請をめぐり、製薬会社が厚生労働省に提出した
動物実験や臨床試験の報告書について、市民団体の薬害オンブズ
パースン会議(東京)などが国に不開示決定取り消しを求めた訴訟
の判決で、東京地裁は26日、動物実験の日付などを除いて請求を
棄却し、不開示決定を支持した。
原告は「副作用被害の再発防止のため、承認審査の検証が必要」
と全面開示を求めたが、大門匡(だいもん・たすく)裁判長は「開
示があっても臨床試験担当医師の判断の妥当性が検証可能になると
は限らない」などとして退けた。
動物実験の日付については、国の「後発会社が実験のタイミング
や順序などを模倣する」との主張に対し「タイミングなどは高度な
ノウハウとは言い難い」と判断。また報告書の一部について「開示、
不開示を判断していない」として国に決定やり直しを求めた。
判決によると、イレッサは英国の製薬会社が開発。2002年7
月に日本で承認されたが、03年4月までに128例の死亡を含む
計404例の副作用が報告された。原告による報告書などの開示請
求に対し、国は同5月、製薬会社の知的所有権保護などを理由に不
開示とした。
判決後、原告代理人の関口正人(せきぐち・まさと)弁護士は
「日付だけでは安全性の検証は進まない。生命や安全より企業の利
益を優先した判断だ」と話している。[共同通信]
2007/01/30
●肝炎診療の中核拠点整備へ 国際医療センターが有力
厚生労働省は29日、「国民病」ともいえるウイルス性肝炎の診
療強化策の1つとして、肝炎診療の中核的な拠点となる国立医療機
関を整備する方針を固めた。
具体的な活動内容の検討はこれからだが、肝炎診療の最新情報を
収集、分析、研究し、その結果を各都道府県に整備される拠点病院
などに発信して、標準治療の普及を図る。設置場所は国立国際医療
センター(東京)が有力だ。
国内の肝炎ウイルス感染者はB型が110万―140万人、C型
は150万―190万人と推定され、国は感染者の早期発見・治療
に向けて総合的な対策を進めている。
その柱は、各都道府県に1カ所ずつ、肝炎診療の拠点病院を設置
した上で、かかりつけ医や2次医療圏ごとの専門医療機関と連携す
る診療体制のネットワークづくりだ。
だが専門家からは、肝炎対策の地域的な偏りの解消には、都道府
県間の連携を後押しする中核機関も必要だとの意見が出ていた。
厚労省が設けた全国C型肝炎診療懇談会が1月26日にまとめた
都道府県向けの指針にも「感染症医療の中核となっている国の医療
機関に、肝炎対策の中核的役割を与えることを検討すべきだ」と盛
り込まれた。
国立国際医療センターは、感染症など国際的研究が必要な疾病の
診断、治療や医療従事者の研修などを実施。全国のエイズ拠点病院
の中心医療機関でもある。
▽ウイルス性肝炎
ウイルス感染が原因で起きる肝炎で、AからE型まで5種類の肝
炎ウイルスが確認されている。血液を介して感染するB型とC型は
慢性肝炎を引き起こす原因ともなる。B型は感染者の一部が慢性肝
炎になるが多くは発症しない。C型は、慢性肝炎になる人も多く、
放置すると肝硬変や肝がんに進行するが、近年はインターフェロン
製剤などの治療で完治も期待できるようになった。自覚症状がない
まま進行することがあるため血液検査での早期発見が重要になる。
[共同通信]
●皆川さん、世界最高齢に 米の114歳女性死去
【ニューヨーク29日共同】AP通信によると、ギネスブックが
世界最高齢者と認定していた米国の黒人女性、エマ・ティルマンさ
んが28日夜、コネティカット州の医療施設で死去した。114歳
だった。米国の団体「老人学研究グループ」によると、同年齢なが
ら誕生日の遅い福岡県福智町の皆川ヨ子(みながわ・よね)さんが
世界最高齢者となった。
皆川さんは今月4日に誕生日を迎えたばかり。健康状態は良く、
入所する特別養護老人ホームでの誕生会では、孫2人や職員、入所
者らに囲まれて何度も感謝の言葉を口にし、バースデーケーキのろ
うそく数本の火を自分で吹き消した。
ティルマンさんは、今月24日に米自治領プエルトリコの男性が
115歳で死去したのに伴い、世界最高齢者になったばかりだった。
1892年11月、ノースカロライナ州生まれ。両親は奴隷制の
下での小作人だった。調理人やお手伝いなどとして働き、ロイター
通信によると、女優の故キャサリン・ヘプバーンさんの下で働いた
こともあった。
1914年に結婚、2人の娘がいた。酒もたばこもやらなかった
という。[共同通信]
2007/01/31
●動くDNA断片が原因 神経疾患、遺伝子働き妨げ
ゲノム(全遺伝情報)の塩基配列上を動く特殊なDNAの断片
「転移因子」が、神経細胞で特定の遺伝子の働きを妨げることで引
き起こす神経疾患を徳島大グループが突き止め、31日、米人類遺
伝学会誌電子版に発表した。
グループは、梶龍児(かじ・りゅうじ)教授(臨床神経学)と田
宮元(たみや・げん)特任教授(人類遺伝学)ら。
この遺伝子は「TAF1」で、神経細胞では神経伝達物質ドーパ
ミンの量を調節、神経細胞以外でも細胞分裂などに重要な役割を果
たしている。
梶教授らは、ドーパミンの放出量が異常になる遺伝病の「ルーバ
ッグ病」で、あらゆる細胞でこの遺伝子に転移因子が入り込んでい
ることを突き止め、神経細胞の遺伝子だけが悪影響を受けて、活性
が弱くなっていることを確かめた。
細胞の種類により働きを変える遺伝子が転移因子の動きで機能し
なくなり、病気につながることを示したのは初という。
ルーバッグ病は、東南アジアを中心に6000人以上の患者がい
る。
ゲノムには非常に多くの転移因子があり、梶教授は「同じような
仕組みの遺伝病は多いのではないか」と話している。[共同通信]
2007/02/01
●昨年4―9月医療費横ばい 報酬3・16%下げの影響で
昨年4月に診療報酬が3・16%引き下げられた影響で、医療費
は伸びが抑制され、同年4―9月は前年同期と比べて横ばいになっ
ていたことが31日、厚生労働省の調査で分かった。
医療の高度化や、現役世代の4―5倍の医療費が掛かる高齢者の
増加などで、制度改正や診療報酬改定のない年の医療費の伸び率は
「3―4%」と同省はみているが、今回は診療報酬の引き下げで1
日当たりの医療費が0・9%増に抑えられ、患者数も0・8%減っ
たことで、伸び率が相殺された格好だ。
医療費は、病院が1日当たりで2・1%伸びたものの、患者数が
減ったため全体では0・3%減ったのに対し、診療所はいずれも
0・1%、0・2%とわずかながら増えた。ただ、いわゆる「コン
タクトレンズ診療所」の検査料が引き下げられたため、眼科診療所
全体の医療費は3・6%減った。
一方、3歳未満の入院医療費は7・0%と大きく伸びた。診療に
時間がかかる上に検査や薬も少ないなど、病院の不採算部門と見ら
れがちな小児科の入院に診療報酬を手厚くした改定の効果が出た。
[共同通信]
●公園の農薬散布、適正化を 環境・農水両省が通知
環境、農水両省は31日、一部の自治体が公園や街路樹への農薬
散布の際、散布範囲を最小限にする努力をしていないなど不適切な
方法を取っていることが明らかになったとして、都道府県に使用の
適正化を求める通知を出した。
不特定多数の人が集まる場所での農薬散布の健康影響を懸念する
声が高まってきたのを受け、環境省が2005年に人口10万人以
上の自治体を対象に実施したアンケートで、安易な使用実態が分か
った。
226自治体の421部署が回答したが、21%の部署が、散布
はやむを得ない場合に行うとする国の指導に反し、ほぼ定期的に公
園で農薬を散布していることが判明。散布範囲についても、「植樹
帯など区画単位で散布」が42%を占めるなど、最小限にとどめる
努力をしていない所が目立った。散布地周辺の安全対策については
18%が「特段何もしていない」と答えた。
両省は通知で、農薬を定期的に散布するのではなく、病害虫の発
生状況に応じた適切な防除を行うよう強調。公園では樹木の刈り込
みなどを優先し、散布は最小限にとどめるよう求めた。子どもがい
る学校周辺や公園で散布する際には、農薬使用者以外が現場に立ち
入らないよう、特に注意するよう要請した。[共同通信]
●後発医薬品会社が社名変更
キョーリンは1日、特許が切れた新薬と同じ成分で価格が安い後
発医薬品(ジェネリック医薬品)事業を手掛ける子会社の東洋ファ
ルマー(金沢市)の社名を、同日付で「キョーリンリメディオ」に
変更したと発表した。キョーリンのグループ企業としての認知度を
高め、後発医薬品事業を強化するのが狙い。[共同通信]
2007/02/02
●高い効果は証明できず 肺がん治療薬イレッサ
厚労省審議会
厚生労働省薬事・食品衛生審議会の安全対策調査会が1日夜開か
れ、副作用死が相次いだ肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフィチニ
ブ)について、市販後調査の結果、既存の薬より高い効果を確認で
きず「積極的に選択する根拠はないと考えられる」との検討結果を
まとめた。
イレッサは市販後調査の中で、他の抗がん剤と比較する臨床試験
を行うことが承認条件となっており、2003年9月から国内の5
0施設で490人を対象に行われた。
抗がん剤タキソテール(一般名ドセタキセル)の投与群とイレッ
サ投与群とに分け比較。投与当初は生存率がタキソテールより劣り、
投与開始1年半程度でイレッサの方が上回ったが、優れているとま
ではいえなかった。また副作用による死亡例はタキソテールはなか
ったが、イレッサは3件あった。ただこれは、最新の添付文書に記
載された頻度と同程度だった。
調査会は「イレッサの有用性を評価するには詳細な解析を行い、
検討する必要がある」としており、厚生労働省は臨床試験の結果を
さらに詳しく検討する方針。[共同通信]
●がん細胞からワクチン開発 早期治療に効果期待
岩手医大と東大医科学研究所ヒトゲノム解析センターの研究グ
ループは1日、ぼうこうがん患者のがん細胞の遺伝子から免疫力を
活性化する役割を持つペプチド(アミノ酸化合物)ができることを
突き止め、このペプチドを利用したワクチンを開発したと発表した。
ワクチンを投与するとペプチドが体内で反応し免疫力が高まり、
リンパ球がぼうこうがんの細胞を攻撃するようになるという。
副作用が少なく、早期治療や再発防止に効果が期待されるとして
いる。今後は手術直後の患者に投与して安全性や再発防止効果を検
証、2年以内の実用化を目指す。
がん細胞にはさまざまなペプチドが含まれるが、今回ワクチンに
利用したペプチドは、がん細胞増殖にかかわる遺伝子を調べていて
見つけた。
ぼうこうがんの患者数は年間1万4000人以上で、約7割は切
除手術で対処できるが再発率は高く、従来の抗がん剤などの治療で
は副作用も問題になっていた。
記者会見した岩手医大の藤岡知昭(ふじおか・ともあき)教授は
「ぼうこうがん治療の先駆けとなる重要な研究。実用化してこの治
療法を広めたい」と話している。[共同通信]
●発症なくても見舞金支給 石綿救済で王子製紙など
アスベスト(石綿)被害をめぐり、製紙業界最大手の王子製紙
(本社東京)とその子会社が、石綿を過去に吸引した従業員や退職
者に、中皮腫などの石綿疾患を発症していなくても100万円の見
舞金を支給する救済制度を設けていることが、1日までに分かった。
労災保険や国の石綿被害救済制度では、中皮腫を発症するなど実
際の健康被害が対象になっているが、王子製紙は「発症していなく
ても精神的不安を抱く人はおり、対応が必要と判断した」と説明し
ている。
同社によると、見舞金の支給規定を導入しているのは王子製紙と
子会社の王子特殊紙、王子板紙の2社。王子製紙と王子板紙ではま
だ適用例はないが、王子特殊紙ではこれまでに約60人が支給を受
けたという。
見舞金は各社の社内規定に基づき、健康診断などで石綿を吸った
ことを示す肺の所見が確認された従業員や退職者が、国の健康管理
手帳を取得した場合に支給される。[共同通信]
情報ウォッチャー:
TMSジャパン 長谷川 淳史http://www.tms-japan.org/
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06:◆NCI出版物 翻訳連載 第32回◆
ガン治療をした人たちへのガイド 第14回
新しく「癌治療後の生活」を連載いたします。
皆様の参考になれば、幸いです。 翻訳:編集人 冨田光紀
(PDF版を使用)
ガン治療後の生活:Life After Cancer Treatment
ガン治療後の心と情緒
ガン治療が、身体的な健康に影響を及ぼすと同じように、感じ方、
考え方、自分でしたいと思うさまざまなことに影響を及ぼします。
あなたを驚かせるさまざまな感情を引き起こすと同時に、治療は脳
の働きを実際に変えてしまいます。治療後に身体の面倒をみる必要
があるのと同時に、情緒の面倒も見なくてはならないのです。
患者それぞれのガンについての経験はさまざまで独特ですが、あな
たが感じる、感覚や情緒や恐れなども同様に独特です。形づくられ
できたあなたの価値観も、ガンに対する考え方や対処の仕方に影響
を与えます。強くなって友人や家族を守らなければならないと思う
人もいます。愛する人からの援助や、ほかのガン生存者からの援助
をうけたり、彼らが対処することを支援することに信頼を置いたり
する人もいます。カウンセラーや家族外の人から援助を受けたりす
る人もいる反面、この様なことに不快感を感じる人もいます。どの
ように決断しても、自分にとって正しいことをし、ほかと自分を比
較しないことが重要なことです。
以下に、ガン治療後に感じる代表的な情緒について述べておきます。
P−47
ガンが戻ってくるのではないかという恐れ
『あなたが、ガンがいつでも戻ってくるという可能性を忘れている
とは思いません。』 −グラント 白血病生存者 68歳−
『治療中は、ガンを鎮めていました。(治療後は)もう片方の靴が
落ちるのを待っていました。』
−ジュディ 乳ガン生存者 45歳−
ガンが戻ってくる(再発)という恐れは、特に治療後1年間は自然
なことです。これは治療後に患者がもつ一般的な恐れのひとつです。
治療後数年たってもこの恐れはいつでも心に去来する恐れです。
P−48
ある人にとってはこの恐れは強烈で、人生を楽しむこと、十分眠
ること、よく食べること、また術後治療に行くことさえできなくな
ってしまうこともあります。『もしガンが再発したら、いったい何
をしたら良いのでしょうか。』ある女性が言いました。『初めと同
じことを繰り返すなんて考えたくもない。』もちろん、みんなが同
じように思っているとは限りません。ある生存者はこんな風に思っ
ています。『ガンは人生の一部さ。だからいつでも望みを持ってい
なければ。』
時間が過ぎるにつれて、ガンが戻ってくるという恐怖はだんだん
薄れていき、ガンについて考えることも少なくなっていきます。し
かし、治療後1年であってもいくつかの事柄が、あなたの健康につ
いて心配事があることを思い出させてくれます。
それは次のような事柄です。
・術後診察治療
・記念日(診断を受けた日、手術を受けた日、治療を終えた日など)
・誕生日
・家族の病気
・ガンにかかったとわかったときの症状に良く似た症状
・ほかのガン患者の死亡
・個人的な記憶。たとえば、ある人が言っていました。化学療法の
最中は特定のレストランにいっていました。そこで出されるミル
クセーキのほかは何も受け付けなかったからです。治療後、そこ
へ行くことはやめてしまいました。なぜならそこは化学治療を思
い出させ、胃がむかついてくるからです
P−49
T ヒント:ガン再発の恐れに対する
ガンが戻ることへの恐れにどのように対処しますか。ここにほか
の人に対して効果のあった恐れへの対処法とより多くの希望を持つ
ためのヒントがあります。
情報を受ける。ガンについて知る、今健康のために何をしたら良い
かを理解する、利用可能なサービスを見出すなどは、大きな自律心
を得ることになります。ある研究によれば、自分の疾患や治療に精
通している人は、治療計画に従い、そうでない人よりも
ガンからの回復が早いといわれています。
恐れや怒り悲しみなどの感情を隠さない。
開放的に自分の情緒に対処することは、悩み事を少なくします。
憤りや悲しみなどのような強い感情を表明すれば、これらの感情を
発散することができるということに、多くの人は気づいています。
友人や家族、ほかのガン生存者、カウンセラーなどと話をすること
により、自分の気持ちを整理する人もいます。もちろんガンについ
てほかの人と話し合いたくなければ、話をしないことは自由です。
心配事を、考えたり紙に書いたりして整理することもできます。
情緒問題について考えたり話したりすることは難しいことでしょ
う。ガンに関する考えやそれに付随するすべてのことを、心の中か
ら追い出したいと思う人もいます。ガンにあなたの人生を支配させ
ないことが重要なことなので、それは難しいことでしょう。ガンが
あなたの人生を支配しようとしているのがわかったときは、自分の
感情を表明する良い機会となるでしょう。
積極的な態度で仕事をしましょう。そうすれば今現在の気分がずっ
と良くなります。これは、悪い状態でも良いことを見出そうとした
り、最悪のことを想像するよりも希望に満ちあふれているように心
がけることを意味します。健全であること、できる限り健康でいる
ために今何ができるかということにエネルギーを集中しましょう。
ガンにかかっていることで、自分を責めないでください。自分が
何かしたことや、何もしなかったことで、ガンにかかってしまった
と信じこんでしまう人もいます。これは本当ではありません。そん
な風に考えるものではありません。ガンは誰にでも起こりうること
を忘れてはいけません。
いつでも快活でいる必要はありません。多くの人が、時々は自分
の感情に流される自由がほしいといっています。ある婦人はこのよ
うに言っています。
「本当にひどい日は、家族に今日はガンの最悪の日なのと言い、約
束をすべて取りやめてしまいます。二階へ行ってベッドにもぐりこ
んでしまいます。」
リラックスする方法を探しましょう。悩み事があるときに、P12
1−124の運動は、ほかの人にも有効だったので、きっとあなた
にも役に立つことでしょう。
できるだけ快活にしましょう。家から外に出て、何か価値のあるこ
とをすることは、ガンやガンによる心配よりも、ほかの事に集中す
ることができます。
できるだけ主体性を持ちましょう。生活をきちんとしておく事は、
恐怖を感じることを少なくすると、多くの人は言います。健康管理
や約束を守ったり生活様式を変えたりなどは自分で主体的にできる
ことです。一日の予定を立てることでさえ、活力を与えてくれます。
さらに、誰でもすべての考えをコントロールできるわけではないの
で、恐れについていつまでもこだわらないことでそれを解決してい
る人もいます。
P−51
ストレスを感じること
ガンと診断されたとき、家族の問題、仕事の問題、経済的な問題
などはしばらくの間ほおっておいたことでしょう。今、治療が終わ
り、疲労し、しなければならないことが手に余るほどあると感じて
いるときに、これらの問題が再浮上してきたことでしょう。
多くのガン生存者が、ストレスがガンの原因のひとつではないか
と心配しています。しかし、多くのガンを発生させる原因について
は今でもまだ判っていないことを、記憶にとどめておくことは大切
なことです。ストレスがガンを発生させたという研究報告はありま
せんが、ストレスはほかの健康上の問題を引き起こします。ストレ
スを軽減したりコントロールしたりする方法を見つけることは、気
分をよくすることにつながります。
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07:◆National Cancer Institute(米国国立がん研究所)を読む!
<放射線療法編 〜治療中の自己管理〜>
http://www.cancer.gov/cancertopics/factsheet/Therapy/radiation
第2章 外部放射線療法:何がおこるか
治療はどのくらいかかるか
ほとんどのガンには放射線治療は、通常週5日間を6週間から7
週間繰り返します。(放射線治療が苦痛緩和治療として行われると
きには、治療期間は短く、2週間から3週間です。)必要な総放射
線量や治療の回数などはガンの大きさ、位置、種類などや、健康状
態やほかに受けている治療などによります。
毎日少しずつ放射線治療を受けるほうが、大量に数回受けるより
も、治療部位の正常な身体組織を保護することができます。週末に
治療を休むことで、正常な細胞の回復が図れます。
治療の効果を最大にするためには、計画された治療をすべて受け
ることが重要です。治療を受けなかったり、遅らせたりすることは
放射線治療の効果を減少させます。
P−12
治療はどのように行われるか
治療の前に、病院のガウンやローブに着替えます。着たり脱いだ
りすることが簡単な衣服がよいのです。
治療室内で放射線治療士は、皮膚に付けられたマークを見て、処
置部が正確な位置にくるようにあなたの体をおきます。特別な椅子
に腰掛けるか、治療台の上に寝ることになるでしょう。毎回の外部
放射線治療では、15分から30分くらい治療室にいるでしょうが、
放射線を受けるのはわずか1分から5分くらいです。外部放射線治
療は無痛で、X−線検査を受けているようです。放射線を聞くこと
も見ることもにおいをかぐこともありません。
放射線治療士は、正常な組織や器官を守るために特殊なシールド
(遮蔽)を、機械と体の間に置きます。また、体が正確な位置から
動かないように、プラスチックや石膏の型を使うかもしれません。
治療の間、じっと動かないでいることが必要です。そうすれば、放
射線が必要なところだけにあたり、毎回同じところを治療すること
ができます。息を止めている必要はありません。普通に呼吸してい
ればよいのです。
治療が始まる前に、放射線治療士は治療室から出ていきます。放
射線の機械は近くのところから操作されます。あなたはテレビの画
面や、制御室の窓から見守られています。一人きりに感じるかも知
れませんが、治療士は制御室からあなたを見たり聞いたり又通話装
置で話しかけることもできることを覚えておいでください。治療中
に具合が悪くなったり、不快感を覚えたときにはすぐに治療士に伝
えてください。機械はいつでもとめることができますので。
放射線治療に使われる機械は非常に大きく、さまざまな角度から
治療部位を狙うために体の回りを動くので音を立てます。その大き
さや動きに、初めはびっくりするでしょうが、機械は治療士によっ
て動かされ操作されていることを忘れてはいけません。きちんと動
いているかどうか常にチェックされています。治療室に関すること
で何か気になることがあれば、治療士と話し合いましょう。
P−13
多分割放射線治療とは
放射線治療は、腫瘍の種類や位置に基づいた適用量を一日に一回
治療されますが、多分割放射線治療では、適用量を小さく分割して
一日に数回、通常は4〜6時間おきに行われます。主治医は、多分
割治療が、一日に一度の治療と同程度か、むしろ効果的であるか、
長期にわたる副作用が少なくなるかを研究しています。最近の数種
類の腫瘍に対する治療の研究の発達が促進され、多分割放射線治療
は、ある種のガンに対する治療法として一般的な方法となりつつあ
ります。
手術併用放射線治療とは
手術併用放射線治療とは、手術と放射線治療を併用する治療法で
す。初めに、外科医はで来るだけ多くの腫瘍を手術で取り除きます。
手術の終了前に、癌細胞が広がってしまったかもしれない腫瘍層
(腫瘍が取り除かれた領域)や近くの領域に多量の放射線が直接照
射されます。手術併用放射線治療は、外部放射線治療に加えて施術
されることもあります。この併用治療は外部放射線を単独で行うよ
りもガン細胞に多量の放射線を照射することができます。
放射線療法の改善
放射線治療の分野の研究は、治療結果を向上する方法を探し続け
ています。その研究とは、腫瘍の周囲の正常な細胞を放射線の損傷
から保護しながら、腫瘍に多量の放射線を照射することです。ガン
の治療に放射線を使用する新しい方法が研究されており、多くは有
望視されていますが、まだ広く使用されるまでにはいたっていませ
ん。放射線療法のこれらの新治療に関する、次のような用語を聞い
たことがあるでしょう。
三次元等角照射治療とは、いくつかのガンセンターで使われてい
る放射線技術です。コンピューターミュレーションで腫瘍と周囲の
器官の正確な映像を作り出すので、複数の放射線ビームが治療領域
の輪郭を正確に形作ることができます。放射線ビームが正確に集中
するので、そばにある正常な組織は損傷されません。この技術は前
立腺ガン、肺ガン、特定の脳腫瘍を処置するのに用いられています。
P−14
定位置放射線外科は、ガンマー線か直線加速器を使用し、特定の
種類の脳腫瘍と脳血管内の形成異常の処置に使用されます。一つの
処置に、正確に焦点を結ぶ複数の放射線ビームを使用し、さまざま
な方向からこのガンマー線を照射し標的となる組織を狙うために、
特別なヘルメットをかぶります。他の機器類は患者の頭部のヘルメ
ットに放射線を送るための直線加速器を操作します。この治療は無
痛性で、出血もなく、従来の脳手術とは異なり感染の危険もありま
せん。
サイバーナイフは、まだ新しく、それほど普及していない脳腫瘍
を処置する治療です。この装置は小型の放射線機械と、何百もの方
向から小容量の放射線を照射しながら患者の頭部の周りを動くロボ
ットアームを使用します。治療の間コンピューターは何百もの脳の
画像を分析して、患者のごくわずかな動きに対しての補正をします
ので、頭部を固定する型などを必要とせずに治療をすることができ
ます。腫瘍だけが高用量の放射線を受け、正常な諸意識は損傷を受
けません。
ピーコックシステムは、サイバーナイフの一種です。患者の頭部
の周囲を回転しながら、小さな収束したビームを照射する機器を使
用します。脳の、生命維持に必要な領域を回避しながら、腫瘍の形
状や大きさに合わせて、ビームは連続的に形や大きさを変えていき
ます。コンピューターは放射線の強度を制御します。
プレシジョン治療は、スエーデンで最近開発された放射線外科の
治療法です。従来の放射線治療よりも少ない部分へ高用量の放射線
を当てる治療です。高度な治療計画システムは多くの角度から正確
な照射が可能となりました。放射線治療の他の進歩と同様に、健康
な組織への放射線損傷を減少させながら、腫瘍組織に高用量の放射
線の照射をします。
P−15
翻訳ボランティア 真庭 理香(Rika Maniwa, Ph.D.)
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<再発編>
http://www.cancer.gov/cancertopics/When-Cancer-Returns
第10章 情報提供源
連邦施設
米国立癌研究所
癌の予防、スクリーニング、診察、治療、遺伝子学および支持療法
に関する最新情報を提供します。NCIのPhysicianDataQuery(PDQR)
データベースには、臨床試験および特定の癌に関する情報のリスト
があります。
ホームページ:www.cancer.gov
癌情報サービス
癌、臨床試験、および癌関連サービスに関する質問に答えます、そ
してユーザーがNCIのウェブサイトで情報を得られるようサポート
します。NCIの印刷物を提供します。
フリーダイアル:1-800-4-CANCER(1-800-422-6237)
TTY:1-800-332-8615
ホームページ:www.cancer.gov/cis
オンラインチャット:「LiveHelp」をクリックしてください。
老齢化対策局
情報提供、支援、個人相談、支援グループの運営、介護士のトレー
ニング、介護者休息サービスおよび補助サービスを行います。
電話:1-202-619-0724
ホームページ:www.aoa.gov
メディケアおよびメディケイドサービスセンター
消費者向けに患者の権利、処方薬およびメディケアやメディケイド
など健康保険に関する情報を提供します。
フリーダイヤル:1-800-MEDICARE(1-800-633-4227)
ホームページ:www.medicare.gov(メディケアに関する情報)、ま
たはwww.cms.hhs.gov(その他の情報)
雇用均等委員会
雇用差別、米国障害者法に基づく保護および雇用主の責任に関する
ファクト・シートを提供します。また、雇用差別の調査を行ないま
す。
フリーダイヤル:1-800-669-4000
TTY:1-800-669-6820
ホームページ:www.eeoc.gov
米国労働省
障害者雇用政策室
差別、職場設備および法的権利などのさまざまな障害者の問題に関
するファクト・シートを提供します。
フリーダイヤル:1-866-ODEP-DOL(633-7365)
TTY:1-877-889-5627
ホームページ:www.dol.gov/odep/
民間団体/非営利団体
アメリカ癌協会
全米癌情報センター
24時間、年中無休で質問への回答が可能です。
フリーダイヤル:1-800-ACS-2345(1-800-227-2345)
ホームページ:www.cancer.org
CancerCare
癌患者および彼らの愛する人たちに、支援、情報提供、助成金およ
び実用的な支援を無料で提供します。
フリーダイヤル:1-800-813-HOPE(1-800-813-4673)
ホームページ:www.cancercare.org
KidsKonnected
親が癌である子供達、あるいは親を癌で亡くした子供達に、教育お
よび支援を提供します。
フリーダイヤル:1-800-899-2866
ホームページ:www.kidskonnected.org
NationalCoalitionforCancerSurvivorship
癌支援、雇用、財政や法的な問題、支援運動、および関連問題に関
する情報を提供します。
電話:1-877-NCCSYES(1-877-622-7937)
ホームページ:www.canceradvocacy.org
全米雇用問題専門弁護士会
雇用差別の訴訟経験のある弁護士を探すお手伝いをします。
電話:1-415-296-7629
ホームページ:www.nela.org
NeedyMeds−低所得患者に対するプログラム
製薬会社から得られる医療援助プログラムに関するリストを提供し
ます。
注:通常、患者はこのようなプログラムに直接申し込めません。主
治医、看護士またはソーシャル・ワーカーを通して問い合わせてく
ださい。
ホームページ:www.needymeds.com
患者支援財団
管理医療、保険、財政問題、雇用差別および借金問題に関する教育、
法律相談および専門家の紹介を提供します。
フリーダイヤル:1-800-532-5274
ホームページ:www.patientadvocate.org
WellnessCommunity
癌患者やその家族に精神的および心の支援を無料で提供します。
フリーダイヤル:1-888-793-WELL(1-888-793-9355)
ホームページ:www.wellness-community.org
※ 情報提供源の全リストは、www.cancer.govのファクト・シート
「癌の患者およびその家族に各種サービスを提供する全米の団体」
をご覧下さい。検索には「nationalorganizations」と入力してく
ださい。あるいは、1-800-4-CANCER(1-800-422-6237)に電話してく
ださい。
翻訳ボランティア 真庭 理香(Rika Maniwa, Ph.D.)
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08:◆WHO 国際疾病分類-腫瘍学を基礎としたがん関連用語集◆
この用語集は、海外のがん情報を正確に読み解いていただくための
参考資料としていただくために連載を開始することにいたしました。
用語の抽出は、WHOの国際疾病分類の腫瘍学を参考としています。
Myofibroma
筋線維腫
Myofibromatosis
筋線維腫症
Congenital generalized fibromatosis
先天性全身性線維腫症
Infantile myofibromatosis
乳児性筋線維腫症
Myofibroblastoma
筋線維芽腫
Myofibroblastic tumor
筋線維芽腫性腫瘍
Inflammatory myofibroblastic tumor
炎症性筋線維芽腫性腫瘍
Angiomyofibroblastoma
血管筋線維芽腫
Myofibroblastic tumor, peribronchial
筋線維芽腫性腫瘍, 気管支周囲性
Congenital peribronchial myofibroblastic tumor
先天性気管支周囲性筋線維芽腫性腫瘍
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09:◆今週のおすすめサイト&メールマガジン◆
皆様からの情報をお待ちしております。自薦他薦は問いません。
がんや疾患に関する情報だけでなく、リラックスできる面白情報
もドシドシ編集部までお寄せ下さい。
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10:◆イベント◆
ゴールドリボンウオーキング 2007
◇日時◇
3月24日(土)受付時間…9:00〜10:00
スタート時間…10kmコース/10:15、5kmコース/10:30
◇会場◇日比谷公園 噴水広場
◇参加費◇
一般1,000円(当日1,500円)
小・中学生500円(当日800円)
未就学児 無料
※参加費は全額「ゴールドリボン基金」へ寄付いたします。
◇問い合わせ先◇
ゴールドリボンイベント事務局
〒136-0051 東京都江東区亀戸6-24-4
TEL:03-3638-6551 ※祝日除く月〜金 11:00〜16:00
FAX:03-3638-6553 e-mail:goldribbon@ccaj-found.or.jp
◇申し込み◇
申し込みの流れは下記ホームページをご覧下さい。
3月16日締め切り。
詳細はこちらから
http://www.ccaj-found.or.jp/goldribbon_walking/index.html
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皆様からの情報をお待ちしております。
掲載希望のがんや疾患に関するイベント情報をお寄せ下さい。
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★cancer☆編集後記☆cancer★
■ラーメンが特別好きというわけではないのですが、誰か近くの人
がラーメンの話をし始めたら気になって仕方がありません。ちょっ
と行ってきます。私が特別好きなのはお家で作るカレーライスです。
(渡)
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【癌めーるについて】
医師・医療従事者・医療ジャーナリストなどの専門家の協力のもと
西洋・東洋医学などの、垣根を作らず癌(がん・ガン)に関する情
報を国内外からピックアップ。がん情報のワンストップ・メールマ
ガジンを目指しています。 発行責任者 乾 敏晃
●記事内容・投稿記事・広告に関するご意見・ご感想は
mailto:ganmail@infoseek.jpへ
・編集部にて内容を選択させて頂きます。
・このメールマガジンで紹介されている広告は、弊社で効果を確
認したものではありません。
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●発行人:乾 敏晃
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Copyright 1999-2007 reserved by 株式会社シープラン
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