医師・医療従事者・医療ジャーナリストなどの専門家の協力のもと、西洋医学・東洋医学などの垣根を作らず癌に関する情報を公正に配信し、一般人が癌に関する正しい知識を持てる場を提供しています。
- 最新号:2008-09-03
- 発行周期:週刊
- 読んでる人:3481人
- 創刊日:1999-06-08
- Score!:77点
- コメント数 : 11
- メルマガID:945
- バックナンバー:全て公開
- 発行者サイト:なし
- >> 月間ランキング
癌めーる 381号 (2006年11月8日)ニュース版
発行日: 2006/11/8PR----------------------------------------------------------
┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓ [サリドマイド]
┃抗┃┃癌┃┃剤┃┃輸┃┃入┃┃代┃┃行┃ [タルセバ]
┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛ [アバスチン]
海外の病院から (ご注文は)→ http://www.mnjapan.com/k/
直送いたします 株式会社エム・エヌ・ジャパン
--------------------------------------------------------- PR
☆★☆Cancer★☆Cancer★☆Cancer★☆Cancer★☆Cancer★☆
癌(がん・ガン)最新情報&ワンストップ・メールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ ◆ 癌めーる 381号 (2006年11月8日)ニュース版 ◆ ◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【CONTENTS】
01:今週のインターネット
:今週の一押し記事
02:厚生労働省 新着情報
03:今週の番組予定
04:今週の雑誌
05:口コミ情報局
06:翻訳連載「癌に対処する:Coping with cancer」
07:National Cancer Institute(国立がん研究所)を読む!
<化学療法編><再発編>
08:WHO 国際疾病分類-腫瘍学を基礎としたがん関連用語集
09:今週のおすすめサイト&メールマガジン
10:イベント
11:書籍(新刊本案内)
12:読者プレゼント
============================================================
<読者プレゼント!>
イカロス出版発行の『乳がん 最新治療法とQOL情報ガイド』を癌
めーる読者3名にプレゼント!
●イカロス出版 http:www.ikaros.jp
詳細は、巻末の読者プレゼントのコーナーをご覧ください。
締め切りは、11月20日です。
============================================================
01:◆今週のインターネット◆
豪のデルタ・グッドレムが日本デビュー がん闘病、歌に深み
http://www.asahi.com/culture/music/TKY200611010270.html
(朝日新聞 2006/10/31)
三菱広島にがん治療装置工場
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200610310047.html
(中国新聞 2006/10/31)
がん医療は全国同水準で
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-10-31/2006103114_03_0.html
(しんぶん赤旗 2006/10/31)
モズクにがん抑制効果 フコイダンが転移を阻止
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-18512-storytopic-4.html
(琉球新報 2006/10/31)
オンコリス、風邪ウイルス抗がん剤の治験を米国で開始
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2006103111032h1
(日経産業新聞 2006/11/1)
ペンタックスが電子内視鏡・青色光で肺がん早期発見
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2006103111031h1
(日経産業新聞 2006/11/1)
メディア報道が抗がん剤処方にも影響との調査結果が報告
http://www.nikkeibp.co.jp/news/life06q4/517156/
(nikkeibp.jp 2006/11/1)
がんと闘い句集点訳 安城の阿部さん、1日8時間かけ完成
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20061102/lcl_____ach_____006.shtml
(中日新聞 2006/11/1)
【すこやか生活術】
http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=16619
(日刊ゲンダイ 2006/11/1)
石綿新法、時効救済に壁 肺がんは半数以上が不支給
http://www.asahi.com/health/news/TKY200611020416.html
(朝日新聞 2006/11/2)
石綿じん肺訴訟 住友重が控訴断念
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20061102ik04.htm
(読売新聞 2006/11/2)
アスベスト・特別遺族給付金、632人に支給決定
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061102ic26.htm
(読売新聞 2006/11/2)
国会がん患者と家族の会:がん対策を進め、国を動かす力に−−超
党派の会設立
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2006/11/20061102ddm012040142000c.html
(毎日新聞 2006/11/2)
札医大と帯畜大が連携 がんワクチン開発など検討
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20061102&j=0046&k=200611023216
(北海道新聞 2006/11/2)
さまようがん患者<1> 専門医師も機器も不足
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ken/20061103/ftu_____ken_____001.shtml
(東京新聞 2006/11/2)
患者会参加の相談支援体制を
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/gantowatashi/20061103ik02.htm
(読売新聞 2006/11/3)
“病気の腎臓”弟が摘出、兄が移植…3件で連携
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20061103ik03.htm
(読売新聞 2006/11/3)
尾辻元厚労働相ががん患者らと交流
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=333972004
(山陰中央新報 2006/11/3)
鳥取大、がんセンター新設へ 社会人履修に工夫
http://www.sanin-chuo.co.jp/health/modules/news/article.php?storyid=333980075
(山陰中央新報 2006/11/3)
社説:がん拠点病院 秋田市内で追加推薦を
http://www.sakigake.jp/p/editorial/news.jsp?kc=20061104az
(秋田魁新報 2006/11/3)
病気腎移植、宇和島徳洲会病院は黙認…腎臓がん3例
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20061104p102.htm
(読売新聞 2006/11/4)
サプリメント:がん患者の利用 過信せず賢く付き合おう−−大阪
でシンポ
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2006/11/20061104ddm013100100000c.html
(毎日新聞 2006/11/4)
現役続行に命燃やす がん手術、楽天戦力外の戸叶投手
http://www.kahoku.co.jp/news/2006/11/20061104t13033.htm
(河北新報 2006/11/4)
がんの腎臓移植受けた女性「感謝したい」
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20061104-112719.html
(日刊スポーツ 2006/11/4)
救命か人体の資源化か…病気腎移植
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20061106ik08.htm
(読売新聞 2006/11/5)
愛媛・宇和島の疾患腎移植:万波医師、前任地でも 岡山の直腸が
ん患者から
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2006/11/20061105ddm001040005000c.html
(毎日新聞 2006/11/5)
放射能の影響で、がんや白血病にかかって死んでゆく幼い子どもた
ち。高い確率で生まれてくる先天性の奇形児…
http://www.topics.or.jp/Old_news/m061105.html
(徳島新聞 2006/11/5)
子宮・卵巣がん 切除範囲に差
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/jitsuryoku/20061106ik0c.htm
(読売新聞 2006/11/6)
TOB、政府公認、熊本…3日のまとめ
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_06110601.cfm
(読売新聞 2006/11/6)
武田、がん治療など抗体医薬で米VBと研究開発
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2006110501301h1
(日経産業新聞 2006/11/6)
県内7病院をがん拠点病院に推薦
http://www2.knb.ne.jp/news/20061106_9142.htm
(北日本放送 2006/11/6)
島根のがんサロンをネットワーク化
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=334091006
(山陰中央新報 2006/11/6)
自らの乳がん体験つづる 周南の井上さん、自費出版
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news003.htm
(読売新聞 2006/11/7)
11月7日付・読売社説(1)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20061106ig90.htm
(読売新聞 2006/11/7)
============================================================
◆編集部 今週の一押し記事◆
【今週のインターネット】より
子宮・卵巣がん 切除範囲に差
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/jitsuryoku/20061106ik0c.htm
(読売新聞 2006/11/6)
子宮がんにかかる患者は年間約8000人、卵巣がんは年間約60
00〜7000人とされており、年々増える傾向にある。
子宮がんは、膣につながった、やや細長い頸部にできる子宮頸がん
と、その奥の丸い袋状の体部にできる子宮体がんに分かれる。子宮
体がんは、欧米に多いがんで、かつて日本では圧倒的に子宮頸がん
が多かったが、生活の欧米化の影響か、近年、子宮体がんが急増。
今では、新たに発症する子宮がんの半分は、子宮体がんが占める。
============================================================
02:◆厚生労働省 新着情報◆
略語は次の項目を示します。
「緊」緊急情報、「組」組織・制度概要、「所」所管の法人、「法
」所管の法令、告示・通達等、「国」国会提出法案、「審」審議会、
研究会等、「統」統計調査結果、「白」白書、年次報告書等、「パ
」パブリックコメント、「適」法令適用事前確認手続、「申」申請
・届出等の手続案内、「調」調達情報、「予」予算及び決算の概要、
「評」評価結果等、「記」大臣等記者会見、「報」報道発表資料、
「情」情報公開、「お」お知らせなど、「行」行政分野ごとの情報、
「Q」よくあるご質問
------------------------------------------------------------
2006年10月30日(月)
[審] 石綿に係る疾病の業務上外に関する検討会第13回開催につ
いて
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/11/s1114-1.html
[審] 石綿に係る疾病の業務上外に関する検討会第12回開催につい
て
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/11/s1106-5.html
[審] 平成18年度第2回特定疾患対策懇談会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/09/txt/s0911-1.txt
2006年10月31日(火)
[報] 薬事行政関係資料の発表について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/10/h1031-4.html
[審] 「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」第8回会合資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/09/s0921-3.html
[緊、お、行] 石綿業務に従事した離職者に対する無料健康診断事
業
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei13/index.html
2006年11月1日(水)
[審] 「有効で安全な医薬品を迅速に提供するための検討会」にお
けるヒアリングの希望団体及び意見の公募について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/11/s1101-1.html
[審] 石綿に係る疾病の業務上外に関する検討会第10回議事概要
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/10/s1012-7.html
[お、行] 先進医療の概要について
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/index.html
2006年11月2日(木)
[報、お] 石綿による健康被害に係る給付の請求・決定状況につい
て(平成18年9月末現在)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/11/h1102-2.html
[審] 「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」第8回会合の開
催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/11/s1115-3.html
[報、審、行] 「石綿ばく露歴把握のための手引」について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/11/h1102-1.html
============================================================
03:◆今週の番組予定◆
●11月8日(水)13:20〜13:50 / NHK教育
福祉ネットワーク
▽がん・うつ”突然老”を生き抜く▽俵萠子
●11月9日(木)15:00〜15:30 / サイエンスチャンネル
クリックオン!らいふサイエンス(12)
新しい放射線医療・動体追尾X線照射がん細胞にX線を照射してダ
メージを与える放射線治療は正常な部分に放射線を照射しないよう
にすることが長年の課題となっています。ガン治療に新たな風を吹
き込む動体追尾X線照射について追いかけます。
●11月11日(土)15:30〜17:30 / フジテレビ
ヒューマンドラマスペシャル・天国へのカレンダー「最期までがん
看護師として生き抜いた女性を描く愛と涙の感動作」
●11月11日(土)21:00〜22:00 / NHK
ウォーカーズ〜迷子の大人たち 「発心(ほっしん)」
●11月12日(日)17:30〜17:45 / サイエンスチャンネル
季節が変わる時 #2
「筋肉のがん」であると診断され、新田は自分のプロテニスプレー
ヤーとしての未来に絶望する。そんな新田を研修医・初音は何とか
励まそうとするが、逆に彼の心を傷つけてしまう。見かねた放射線
科の先輩医師・工藤に放射線医療について詳しく教えられ、初音は
もう一度新田に術式の転換を勧めようと決心する。
●11月14日(火)18:15〜19:00 / 放送大学
がんの健康科学#7
============================================================
04:◆今週の雑誌◆
●週刊文春 2006.11.09 (P.140)
病院/甲状腺がん−9割は危険度の低い乳頭がんが占める
赤須医院
●週刊現代 2006.11.11 (P.162)
最新医学/肝炎・肝臓がんとアルコールの関係
渡辺淳一、高山忠利・日本大学医学部教授/肝炎ウイルス、肝臓が
ん、C型肝炎、B型肝炎、A型肝炎、インターフェロン、アルコー
ル性肝障害他
●読売ウィークリー 2006.11.12 (P.90)
病院の実力、乳がん編/頼りになる腫瘍内科医の存在
セカンドオピニオン、ホルモン治療、国立がんセンター東病院、薬
物治療、全国の乳がん腫瘍内科医、東京共済病院・高野利実医師他
●読売ウィークリー 2006.11.12 (P.93)
病院の実力、乳がん編/まずセカンドオピニオンから
癌研有明病院・伊藤良則部長
============================================================
05:◆口コミ情報局◆
【情報ウォッチャー(1)】
今週号は、休載とさせて頂きます。
情報ウォッチャー :宮戸かおり(Kaori Myatt)
http://www.kaorimyatt.com/
------------------------------------------------------------
【情報ウォッチャー(2)】
2006/09/04
●患者が望む情報の提供を がん対策センターでシンポ
10月に国立がんセンターに「がん対策情報センター」が開設さ
れるのを前に、センターの在り方を話し合うためのシンポジウムが
3日、都内で開かれた。
シンポには、患者団体代表や尾辻秀久(おつじ・ひでひさ)・前
厚生労働相ら自民、公明党の国会議員ら約100人が参加。出席者
は「患者が必要とする情報が得られる
コールセンターの設置を」などと訴えた。
情報センターはがん医療に関する情報を患者や地域の拠点病院に
提供するための施設。
乳がん患者団体のNPO法人、ブーゲンビリアの内田絵子(うち
だ・えいこ)理事長は「情報こそが患者の希望。最新の治療法、自
分の病状、患者の心構えをサポートする情報の3つが必要だ」と発
言。がん患者の遺族や家族でつくる「どんぐりの会」の中野貞彦
(なかの・さだひこ)さんは「患者団体の中で話し合われている内
容は生きた情報だ。行政などはこれを活用しない手はない」と指摘
した。[共同通信]
●がん患者らが歩いて交流 リレー・フォー・ライフ
がん患者やその家族、支援者が集まって語り合いながら歩く「リ
レー・フォー・ライフ」(日本対がん協会主催)が2日、茨城県つ
くば市の筑波大学陸上競技場で開かれ、全国から1000人近くが
参加。強い日差しの中、講演やコンサートもあり交流を楽しんだ。
1985年、米国で医師ががん患者のために24時間走ったのが
大会の始まり。以降、22カ国で開催されているが、日本では初め
て。
関戸衛(せきど・まもる)・同協会事務局長は「患者らの励みに
なると同時に、普及活動となってがんの早期発見につながってほし
い。毎年恒例の行事にしたい」と、意気込みを語った。
腎臓がんを宣告された宮崎市の杉浦貴之(すぎうら・たかゆき)
さん(35)は「元気に歩くことで闘病中の人にとっての希望の光
になりたい」と力強く話した。[共同通信]
●白血病少女と級友の姿描く 舞台「友情」が音楽劇に
白血病の少女と中学のクラスメートらの交流を描く劇団絵生(え
き)の舞台「友情」が、新たにミュージカルとなって博品館劇場
(東京都中央区)で10月18日から上演される。
抗がん剤の副作用で頭髪を失った少女を、同級生全員が頭を丸め
て励ましたという米国での実話を基にした物語。劇団の中崎吉広
(なかざき・よしひろ)代表は「舞台を通じ、白血病や骨髄移植に
理解を深めてもらえたら」と話している。
「友情」は1999年に初演。約7年間に全国で343回公演し、
約14万人が観劇した。劇団は、収益などから約4200万円を骨
髄移植推進財団(骨髄バンク)に寄付してきた。
さらに多くの人に親しんでもらおうと、歌や踊りで構成するミ
ュージカルに変更。オーディションで選ばれた14人の若者を中心
に、公演に向けて練習を重ねている。中崎さんは「ミュージカル版
も全国で公演していきたい」と話している。
問い合わせは劇団絵生、電話03(5427)1887。[共同
通信]
2006/09/05
●ピロリ菌で胃がん危険5倍 胃炎が重なると10倍以上に
ヘリコバクター・ピロリ菌に感染している人はそうでない人より
5.1倍胃がんになりやすく、委縮性胃炎や毒性の強い菌の感染が
重なると危険度が10倍以上に高まるとの疫学調査の結果を、厚生
労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎(つがね・しょういちろ
う)国立がんセンター予防研究部長)が4日発表した。
ピロリ菌は40歳以上の日本人の70%以上が感染しているとさ
れ、過去の調査では危険度は高くても3倍弱だったが、考えられて
いた以上に関係が深いことが示された。
ただ、研究班は「胃がんは喫煙や食生活による影響も非常に大き
い」と指摘。ピロリ菌を薬で除菌する治療に関しては「副作用や胃
がん予防効果が未知数なため慎重に行うべきだ」としている。
研究班は、岩手県や長野県など9地域で、40―69歳の男女約
4万人を1990年から15年間追跡調査。胃がんになった512
人の保存血液を使い、ピロリ菌感染時にできる抗体の有無などを調
べた。
このうち94%がピロリ菌に感染。感染者は非感染者に比べて5.
1倍胃がんになりやすく、CagAという遺伝子を持ち毒性の強い
菌の場合は危険度が12.5倍に高まることが分かった。
また委縮性胃炎を起こしている人は健康な人より3.8倍胃がん
になりやすく、ピロリ菌にも感染していると危険度が10.1倍に
跳ね上がった。[共同通信]
●凍結精子児、認知せず 初判断、母の敗訴確定
「想定しない親子関係」 最高裁が法整備求める(1)
夫の死後、凍結保存されていた精子で体外受精し、男児を産んだ
40代の女性が男児(5)を夫の子として死後認知するよう求めた
訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷は4日、認知した2審高松
高裁判決を破棄、請求を棄却した。女性の逆転敗訴が確定した。
中川了滋(なかがわ・りょうじ)裁判長は「民法が想定していな
い親子関係であることは明らかだ。妊娠前に父親が死亡し、扶養や
相続を受ける余地もなく、法的な親子関係は認められない」との判
断を示した。
その上で、こうしたケースで親子関係を認めるかどうかは「死後
生殖に関する生命倫理、生まれてくる子の福祉、認知した場合の親
族の意識、社会一般の考え方などを多角的な観点で検討し、立法で
解決されるべき問題だ」と述べ、法整備の必要性を指摘した。
死後生殖で生まれた子の認知に対する最高裁の判断は初めて。凍
結精子児の認知を求めた訴訟はほかに2件あるが、2審判決はとも
に請求を認めていない。
判決などによると、女性は夫が1999年に病死後、凍結保存精
子で妊娠し、2001年に男児を出産した。嫡出子(結婚した男女
の子)として出生届を提出したが認められず、認知を求めて提訴。
公益の代表者として検察官が被告となった。
03年11月の1審松山地裁判決は「死亡した精子提供者を父と
する社会的認識は乏しく、夫の同意があったともいえない」として
請求を棄却。
しかし、04年7月の2審判決は「自然血縁的な親子関係と父親
の同意があれば十分」と判断。夫の母親の証言などから同意があっ
たとして、夫の子と認知し、検察側が上告した。
第2小法廷判決は4裁判官全員一致の意見。滝井繁男(たきい・
しげお)裁判官が「医療集団の自己規制に委ね、既成事実が積み重
ねられている事態は放置できず、法整備が必要」、今井功(いま
い・いさお)裁判官は「認知しても父の親族との間で扶養の権利義
務が生じるだけで、容認するまでの必要性に乏しい」とそれぞれ補
足意見を述べた。
▽死後認知
死後認知
結婚していない男女間に生まれた子を男性が認知しないまま死亡
した場合、法的な父子関係を成立させるための民法上の制度。父が
自ら進んでする任意認知ではなく、客観的な親子関係の存在を裁判
所が認定する強制認知の一つで、父が死亡した日から3年以内に、
公益の代表者としての検察官を相手に提訴する。この制度は妊娠後
に男性が死亡した場合を想定しているが、凍結保存精子による男性
死後の妊娠や結婚していたケースは想定していない。[共同通信]
●医学会も死後受精認めず 保存は生存中に限定(2)
がん治療で精子を作る機能が損なわれる場合などに備えて凍結保
存した精子の扱いで、日本生殖医学会(旧日本不妊学会)は「保存
期間は本人の生存している期間」として死後の体外受精を認めてい
ない。日本産科婦人科学会(日産婦)や日本癌(がん)治療学会も
同様だが、生殖補助医療技術に関する法整備は進んでいないのが現
状だ。
精子や卵子、受精卵を凍結保存し体外受精に使う手法は、自然な
生殖を補完する技術として臨床応用されている。
だが、死後の体外受精は「父のない子供をつくるのは間違いなく、
子供の福祉を考えると容認できない」(日産婦幹部)などとして医
学会は禁止する立場。日本生殖医学会は2003年9月に出した
「本人が死亡した場合、直ちに廃棄する」との見解を再検討し、今
年7月新たに「定期的に凍結継続の意思確認と本人生存の確認を取
ることを奨励する」と盛り込んだ指針案をまとめた。
ただ実効性は十分とは言えない。今回のケースでも、医師は夫の
死を知らずに体外受精を実施し、体外受精を夫婦間に限定し書面で
同意を得るように求める会告(指針)に違反したとして日産婦から
厳重注意処分を受けている。
一方、厚生科学審議会の部会は03年4月、第3者から提供され
た精子は提供者の死後は廃棄するとした報告書をまとめたが、自民
党内で異論が出たことなどで法制化の動きは止まっている。法制審
議会の部会でも夫の死後の凍結精子の扱いが議論されたが「厚労省
の結論が先」として中断したままだ。[共同通信]
●凍結精子児訴訟の経過(3)
1999年
原告女性の夫死亡
2001・5
女性が夫の凍結保存精子で体外受精した男児出産、嫡出子としての
出生届不受理
02・6
女性が男児を夫の子として認知するよう求めて松山地裁に提訴(松
山訴訟)
03・11
松山地裁が「自然的な受精、妊娠からの乖離(かいり)が著しく、
父を精子提供者とする社会的認識は乏しい」として請求棄却、女性
が控訴
04・7
高松高裁が「自然血縁的な親子関係に加え、父親の同意があれば必
要十分」として1審判決を取り消し、男児を認知、検察官が上告
05・4
別の女性が原告の凍結精子児訴訟で、大阪家裁は「夫死亡後に懐胎、
出生した子が嫡出子の身分を取得する余地はない」として亡夫と子
との親子関係確認の請求を棄却、認知の訴えも却下(大阪訴訟)
9
関東地方の女性が原告の凍結精子児訴訟で、東京地裁が「自然な生
殖と著しく乖離」として請求棄却、原告が控訴(関東訴訟)
12
大阪訴訟控訴審で大阪高裁が1審判決支持、控訴棄却(原告上告)
06・2
関東訴訟控訴審で東京高裁が1審判決支持、控訴棄却(同)
7・7
松山訴訟で上告審弁論
9・4
松山訴訟上告審判決で、最高裁は2審判決破棄、女性の請求棄却
[共同通信]
●凍結精子児訴訟の判決骨子(4)
1、民法の実親子に関する法制は、死後に懐妊した子と死亡した
父の親子関係を想定していないことは明らかだ
1、両者には親権、扶養、相続などの親子関係の基本的な法律関
係が生じる余地はない
1、多角的な観点から検討し、親子関係を認めるか否かや、認め
る場合の要件や効果を定める立法で解決されるべきだ
1、立法がない以上、法律上の親子関係の形成は認められない
[共同通信]
●識者・関係者談話(5)
▽立法にげたを預けた判決
棚村政行(たなむら・まさゆき)早大教授(民法)の話
判決は、民法が死後生殖を想定していないことから、この問題は
生命倫理や子の福祉など多角的に検討した上で立法により解決され
るべきだとしたが、100年以上前に定められた民法よりも世の中
の方が進むことは当たり前だ。立法整備が進んでいないから、今回
の認知請求のように個別に司法救済を求めているのに、判決は立法
に責任を委ね、げたを預ける形になった。
生まれた子どもには自分のルーツを知る権利があるのに、法的に
父との関係を否定されてしまった。現段階では、現行法が前提とす
る血縁上の親子関係をベースにして、ほかの事実を補完的に考慮す
ることが妥当ではなかったか。子どもが、立法と裁判のすき間に置
き去りにされるのは妥当ではない。
▽法に忠実、妥当な判決
松川正毅(まつかわ・ただき)大阪大教授(民法)の話
民法の基本的な考えを忠実に解釈しており、妥当な判決だ。生殖
補助医療は自然生殖に手を貸すもの。自然生殖では親の死後に妊娠
することはあり得ないので、死後妊娠に手を貸す生殖補助医療は本
来あり得ないはずだ。今回の判決で滝井繁男裁判官は補足意見とし
て、親の意思で親の死後に妊娠した子を産むということについてま
ず考えるべきだと指摘し、核心を突いている。妊娠の時点で既に父
親のいない子を産むことを、両親の合意によって可能とするのは、
親の意思を過大視したものだという説明は傾聴に値する。
▽適正妥当な判決
最高検の山本修三(やまもと・しゅうぞう)公判部長の話
検察官の主張を是認した適正妥当な判決であり、今後の執務の指
針としたい。
▽学会の立場に沿う判決
日本産科婦人科学会の吉村泰典(よしむら・やすのり)倫理委員
長の話
学会は会告(指針)で明記はしていないものの、死後の精子・卵
子については、使用時点で同意が得られていないことから、使用し
ないとする立場を取っている。この意味で、今回の判決は学会の立
場に沿うものであり、高く評価する。学会としても、死後の精子・
卵子の取り扱いについて倫理委員会で引き続き検討したい。
▽国会議員は立法に尽力を
女性側代理人の村重慶一(むらしげ・けいいち)弁護士の話
(最高裁自ら請求を棄却する判決を出すのではなく)高松高裁に
差し戻しになれば、幸福追求の権利を規定した憲法一三条違反を主
張しようと思っていたが、できずに残念。ただ補足意見では、裁判
官2人が男児の権利に言及しており、評価している。法制度の早急
な整備の必要性にも触れており、国会議員は真摯(しんし)に受け
止め、立法に向け尽力してほしい。[共同通信]
●肥満防止へ給食改革 英の一部小中学校で開始
【ロンドン5日共同】「果物、野菜を毎食2品以上。揚げ物は週
2回まで」―。新学期を迎えた英イングランド地方の公立小中学校
で4日、子どもの肥満増加に歯止めをかけるための「給食改革」が
スタートした。
新たに定められた政府指針によると、果物、野菜を増やすほか、
ソーセージなどの加工食品は一定の品質を確保したものの使用を徹
底。3週間に一度は魚料理の提供を義務付けるなど、「ジャンク
フードを多用している」と批判されていた従来路線からの転換を図
る。
食堂に置かれるケチャップやマヨネーズは使用量を抑えるため、
瓶でなく小袋入りに。中学校にあった炭酸飲料やお菓子の自動販売
機は、原則撤去された。
英国では2歳から15歳までの約3割が太り過ぎとされ、子ども
の肥満が大きな問題になっている。昨年、学校給食の改善を求める
運動が広がり、ブレア政権は予算増額などを表明していた。[共同
通信]
情報ウォッチャー :
TMSジャパン 長谷川 淳史http://www.tms-japan.org/
============================================================
06:◆翻訳「癌に対処する:Coping with cancer」◆
翻訳連載 第15回
ここはNCIの情報の翻訳の連載です。NCIとは、National Cancer In
stituteの略で、全米一(世界一)の癌に関する国立の研究機関で
す。医師や研究者向けの専門情報が主ですが、がん患者に対する支
援活動にも力を入れています。この連載の内容は、アメリカとの生
活習慣や社会的な環境の違いから理解しにくいところもありますが、
がん患者や、それを取り巻く人たちにとって、とても有益であろう
と思います。
皆様の参考になれば、幸いです。 翻訳:編集人 冨田光紀
(PDF版を使用)
あなたの自分像
私たちはみんな自分がどのように見えるかという自像をもってい
ます。それは必ずしも好きではないかもしれないが、それになれ親
しんでいます。
癌とその治療はその自分像を変えてしまいます。脱毛とか手術痕
などにより変わってしまいます。治療が終われば、これらの変化
(たとえば脱毛)は、元に戻ることもあります。ほかの変化(痕
跡)は、自分像の一部として残ってしまいます。変化にはいろいろ
とあります。誰もがわかる変化もありますし、本人以外に気がつか
ない変化もあります。受け入れやすい変化もあれば、それに慣れる
のに時間のかかるものもあります。
p-52
これらに対処することは大変なこともあります。でも、時間とと
もにそれらを受け入れていきます。家族や友人は、あるがままのあ
なたを愛することで、それを援助するでしょう。
活動的であること
活動的であることは良いことです。水泳をしたりスポーツをした
り、エクササイズクラスに参加することなど、活動的であることは
新しい自分像を受け入れるのに大変役に立ちます。活動的になれる
方法について、医師に相談してみましょう。
趣味やボランティア活動などは、自分像のイメージアップにつな
がります。読書をしたり、音楽を聴いたり、手芸をしたりなどです。
また、子供たちに読書の仕方を教えたり、ホームレスの避難所でボ
ランティア活動をしたりすることもあるでしょう。ほかの人を援助
することに参加したり、楽しいことをすることで自分自身が快くな
ることを知るでしょう。
支援を受けること
整形手術。癌の手術が外見を変えてしまったときには整形手術
(形成手術)を受けることもあります。この種類の手術は新しい自
分像に適応するのに大変にやくにたちます。たとえば、手術痕を目
立たなくする手術を受ける子ともできます。たいていの医療保険は
この整形手術代の支払いをカバーしています。
義肢。癌のために体の一部が切断されたときには、義肢(人工の
体の部分)をその部分に取り付けることができます。たとえば、足
が切断されたときには義足がそこにとりつけられます。たいていの
医療保険はこの義肢代の支払いをカバーしています。
かつらとスカーフ。癌の治療は頭髪の脱毛を引き起こすことがあ
ります。保温をしたり、強い日差しから守ったりするのに、頭をカ
バーすることも必要になります。また。かつらやスカーフは、外見
を整えることにもなります。
治療が始まる前に、かつらを用意しておくことは良い考えです。
これは、かつらの色や形を自分自身の髪に合わせることができます。
髪がなくなる前にかつらをつけ始めることもできます。かつらやス
カーフが、ぴったりと合うように、それでいてやわらかくて、よわ
よわしい頭皮を傷つけることのないように選ぶこともできます。か
つらの費用を所得税の控除とすることもできるかもしれません。た
いてい治療がおわれば、色が違ったり感じが違ったりすることはあ
りますが、髪は元のように生えてきます。
p-53
配偶者やパートナーとともに癌に向き合う
簡易ともに向き合うことによってより強い絆を結び合うカップル
もいます。自分たちの人生を新しい方向でみつめます。以前は重大
なことに見えた問題も、そうは感じなくなります。多くの問題を抱
えたカップルもいます。心理学者はこんなことを言っています。
"癌の治療が始まる前に良い関係を築いていたカップルは新しい問
題に対処する良い下地を持っています。もし、関係に問題が生じた
とすれば、この問題の本当の原因は癌になる以前にあったものと思
われる。"
性生活の変化
癌患者とその配偶者またはパートナーはお互いに愛を表現するこ
とに困難を感じることもあるでしょう。たとえば、ある人が言うに
は、その人の奥さんは、癌が移るのを怖がって以前のようにキスを
してくれなくなったそうです。癌が人から移ることはありません。
もしあなたから癌が移ることを心配している人がいたら、医師に話
を聞くことを巣s馬手ください。
癌とその治療のためにセックスの問題を抱えている人もいます。た
とえば、外見がいやでその気にならないとかです。もしこのことが
起こったなら、よく話し合ってみることです。あなたの身体より、
あなた自身を愛しているはずです。45歳の人はこんなことを言って
います。
"私の妻は乳房除去手術を受けたので、私の愛が以前と少しも変わ
りがないということを理解しがたかったのです。私は、妻の癌を取
り除くことが重要だったのです。左の乳房よりも、妻のいろいろな
長所を愛していることを、わからせなければなりませんでした。"
あなたの配偶者やパートナーはあなたと愛し合うことを怖がって
いるかもしれません。あなたを傷つけたり、気分の優れないときに
しようとしたりすることを心配しているのです。愛し合いたいのか、
抱きしめたり、キスをしたり、寄り添うだけでよいのか、教えてあ
げましょう。
p-54
癌やその治療は、セックスにほかの問題をひきおこします。
・疲労感がセックスの意欲をなくす。
・手術が体位に苦痛を強いる。
・前立腺がんの治療は勃起障害を引き起こす。
・膣の乾燥を引き起こす治療がある。
・オルガスムを感じることができないことがある。
ばつが悪いと感じても、援助者に性生活の話をしましょう。医師や
看護師に、問題が起こっていることを話しましょう。薬やお互いが
満足できる何か方法があります。また、ほかのカップルと、癌に対
処している間、どのようにしたら良いかを話し合うことも役に立つ
ことがあります。
あなたは、外見ではなく、あなた自身が重要なのです。あなたの、
ユーモアのセンス、知性、愛らしさ、良識、才能、誠実さ、その他
のさまざまな品性があなた自身を形作っているのです。セックスだ
けが人間関係の基ではありません。愛や尊敬を表現する方法はたく
さんあります。
デート
あなたが独身者であるなら、デートすることを心配することでし
ょう。あなたが以前のような良い外見ではなくなってしまったこと
を気にすることでしょう。癌についてどのように、いつ話したらよ
いのかわからないことでしょう。
乳がんの女性は、デートは想像していたよりずっと簡単だったと
いっていました。疾患についていつ話したらよいのかなど自然にわ
かってしました。また、自分の癌はデートしている相手には何の害
ももたらさないことも話しました。
"ボーイフレンドに、癌のことと、私の体を見せることがいやで
あることを話しました。彼は安心しました。それはなんでもないこ
とだと言いました。私自身が大切で、体がどのように見えるかでは
ないと。"
p-55
要約:新しい自分像に向き合う
癌にかかり、治療が始まると変化が生じます。
■癌にかかる前ほどの活力がなくなる。
■体が以前と同じではなくなる。
■独身の場合、女性関係が難しくなる。
■性生活で新しい困難が生ずる恐れがある。
これらの変化は、受け入れがたいものです。しかし、癌にかかった
人は、時とともに
以下のような新しい自分自身をもつようになります。
■人生に能動的になる。
■必要なとき援助を受けるようになる。
■性と親密性に関して、愛する人とオープンに話せるようになる。
p-56
p-57
============================================================
07:◆National Cancer Institute(国立がん研究所)を読む!◆
<化学療法編>
http://www.cancer.gov/cancertopics/chemotherapy-and-you/page4
感染
化学療法は感染症を起こしやすくします。これは抗がん剤が骨髄
に作用して白血球を作ることを妨害するからです。白血球はさまざ
まな感染症と戦います。化学療法中、主治医は血球数のチェックを
頻繁に行います。白血球数が非常に少ないときに、短時間で白血球
の回復をする薬があります。これらの薬はコロニー刺激因子(CS
F)と呼ばれています。白血球数の増加は危険な感染症のリスクを
大幅に減少します。
感染症の多くは、皮膚や口内、腸、生殖管で普通に見られるバク
テリアに起因します。原因のわからない感染症もありますので、ど
のような予防をしても感染症にかかる可能性はあります。でも以下
のようなことができます。
感染症の予防に役に立つこと
・頻繁に手洗いをしましょう。食事の前、トイレのあと、動物に
触った後などは必ず洗いましょう。
・穏やかにしかし完全に、お尻の周りを洗いましょう。もしお尻
がかゆくなったり、痔疾があったりしたら、主治医や看護師に相談
しましょう。浣腸や座薬を用いるときには医師の診察を受けましょ
う。("便秘"の項を参照)
・風邪、インフルエンザ、はしか、または水疱瘡などにかかって
いる人に近づかないようにしましょう。
・人ごみを避けましょう。たとえば、店や劇場が込み合っている
ときの、買い物や映画鑑賞など。
・水疱瘡の生ワクチンや経口のポリオワクチンなどの接種を受け
た子供たちに近づかないようにしましょう。低血球数の人に接触感
染をする危険性があります。何か疑問があれば、主治医や地域の保
健所に相談しましょう。
・爪の甘皮を切ったり裂いたりしないようにしましょう。
・ハサミや針、ナイフなどの使用中に切ったり、傷をつけたりし
ないようにしましょう。
・肌を剃ったりきったりしないように、かみそりの代わりに電動
のシェーバーを使いましょう。
・口内の清掃をしましょう。(口、歯茎、のどの問題"の項参
照)
・吹き出物をつぶしたり掻いたりしないようにしましょう。
・毎日、暖かい(熱くない)風呂やシャワーにはいるか、スポン
ジバス(濡れたタオルで体を拭く)を使いましょう。軽くたたくよう
に体を拭きましょう。強くこすってはいけません。
・肌が乾燥したり割れたりしたら、ローションやオイルで肌を柔
らかくして癒しましょう。
・温水や石鹸、消毒液などで、傷や切屑を、癒されるまで、毎日
清潔に保ちましょう。
・動物の排泄所や排泄物、鳥かご、水槽などに触れないようにし
ましょう。
・よどんだ水、たとえば鳥の水浴び場、花瓶、加湿器などをさけ
ましょう。
・庭仕事や子供の排泄の始末をするときには、保護手袋をしまし
ょう。
・主治医の診察を受けることなしに、インフルエンザや肺炎など
の、どのような予防注射でも受けてはいけません。
・魚、海産物、肉、卵などの生ものを食べてはいけません。
感染の症状
以下の症状がありましたら、直ちに主治医の診察をうけてくださ
い。
・体温が38℃を超えたとき
・冷え。特に悪寒や戦慄を感じたとき
・発汗
・おなかがゆるく感じたとき
・頻尿や、排尿時の焼けるような感じ
・ひどいせきやのどの痛み
・普段と異なる下り物やかゆみ
・特に、傷口、腫れ物、オストミー、吹き出物、肛門周り、カ
テーテルの周囲などに、赤み、腫れ、圧痛などを感じたとき
・副鼻腔の痛みや圧力
・口唇や皮膚の水泡
・口腔の腫れ物
翻訳ボランティア 真庭 理香(Rika Maniwa, Ph.D.)
<再発編>
http://www.cancer.gov/cancertopics/When-Cancer-Returns
4)臨床試験
治療の臨床試験とは、癌治療のより効果的な方法を見つけ出すため
の調査研究です。癌研究者たちは、毎日、より多くの治療選択肢を
臨床試験によって知ることができます。
それぞれの臨床試験には、臨床試験参加者の規定があります。それ
らの規定には、年齢および癌の種類などが含まれます。また、初め
に受けた治療および再発癌の部位に及ぶこともあります。
臨床試験には恩恵とリスクの両方があります。あなたが臨床試験参
加について決断を下す前に、主治医はそのことを伝える必要があり
ます。
臨床試験には、次に示すように異なる試験相があります。
・第1相臨床試験は安全な投与量と投与方法を調査します。
・第2相臨床試験は新薬または新療法に癌がどれくらい反応するか
を確認します。
・第3相臨床試験は認可されている癌治療(標準治療)と研究者が
標準治療よりも効果的であると期待する新療法を比較します。
臨床試験に参加することは、あなた自身や将来癌を発症するかもし
れない人たちを救うことができるでしょう。しかし、臨床試験にか
かる費用が保険制度や管理ケアプランで常に適用されるわけではあ
りません。適用されるかどうかは、プランおよび臨床試験によって
異なります。臨床試験についての詳細を知りたい場合は、担当の医
療チームに相談してください。
臨床試験についての詳細は、NCIのパンフレット、「もし癌を発症
した場合、臨床試験について知っておく必要があること」を参照し
てください。
5)医師あるいは看護師に治療選択肢について尋ねる質問事項
医師あるいは看護師に尋ねる大切な質問を考えておきましょう。
・自分にはどのような治療の選択肢がありますか?
・どの治療が私に提案されますか?
・提案された治療法と今までに受けた治療との相違点は何ですか?
・提案された治療の成功度。なぜこの治療法が私に最適なのです
か?
・治療しながら、あるいは治療しないで、自分の楽しみをまだする
ことができますか?
・治療期間はどのくらいですか?
・副作用はありますか?あるとしたら、どのくらい続きますか?
・副作用はどのように治療するのですか?
・入院の必要はありますか?
・臨床試験は可能ですか?
・臨床試験の費用を支払いますか?
・治療効果がない場合、どうすればいいのですか?
翻訳ボランティア 真庭 理香(Rika Maniwa, Ph.D.)
============================================================
08:◆WHO 国際疾病分類-腫瘍学を基礎としたがん関連用語集◆
この用語集は、海外のがん情報を正確に読み解いていただくための
参考資料としていただくために連載を開始することにいたしました。
用語の抽出は、WHOの国際疾病分類の腫瘍学を参考としています。
Sertoli-Leydig cell tumor, sarcomatoid
セルトリ・ライディッヒ細胞腫瘍, 肉腫様
Gynandroblastoma
ギナンドロブラストーマ
Sertoli-Leydig cell tumor, retiform
セルトリ・ライディッヒ細胞腫瘍, 網様
Sertoli-Leydig cell tumor, intermediate differenciation,
異所性成分を伴うセルトリ・ライディッヒ
with heterologous elements
細胞腫瘍、中分化型
Sertoli-Leydig cell tumor, retiform, with heterologous
異所性成分を伴うセルトリ・ライディッヒ
elements
細胞腫瘍, 網様型
Sertolii-Leydig cell tumor, poorly differenciated
異所性成分を伴うセルトリ・ライディッヒ
with heterologous
細胞腫瘍, 低分化型
Sertoli cell tumor
セルトリ細胞腫瘍
============================================================
09:◆今週のおすすめサイト&メールマガジン◆
皆様からの情報をお待ちしております。自薦他薦は問いません。
がんや疾患に関する情報だけでなく、リラックスできる面白情報
もドシドシお寄せ下さい。お待ちしていま〜す。
============================================================
10:◆イベント◆
●日本消化器病学会関東支部市民公開講座
「消化器の早期がんのお話」
◇日時◇
平成18年11月12日(日)14:00〜16:10
◇会場◇
横浜市西区の市教育会館
◇プログラム◇
講演1. 早期胃癌の内視鏡治療
講演2. 大腸がん
講演3. 肝がんの最新の診断と治療
最新治療などを紹介。
◇参加方法◇
参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。
住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、往復はがきで郵送、または
ファクスでお申し込みください。
〒224・8503横浜市都筑区茅ヶ崎中央35の1
昭和大横浜市北部病院消化器センター市民公開講座担当宛
FAX.045-949-7263
------------------------------------------------------------
●「がんー医と心を考える」シンポジウム
◇日時◇
2006年11月17日(金)13時〜17時
◇場所◇
よみうりホール(有楽町駅前)
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館7階
JR山手・京浜東北線有楽町下車 国際フォーラム口よりすぐ
◇内容◇
○講演1『米国がん最前線ーその家族の役割』*日英同時通訳あり
キム・シボー氏
○講演2『よりよいがん医療をうけるための家族の役割』
上野直人氏
○パネルディスカッション
『がんに向き合う患者の心・家族の心・医師の心』
◇参加費◇
無料(定員500名、応募多数の場合は抽選)
◇参加方法◇
住所・氏名・電話・職業・がんとの関わりをご記入の上、FAX.又は、
郵送にて、下記事務局へお申込下さい。追って参加証をお送り致し
ます。
※がんとの関係(以下より選択してください。)
がん患者・がん患者家族・NPO法人経営者・事務員・医療関係記
者・医療関係企業勤務者・医師・看護師・その他( )
◇締切◇
10月31日(火)必着
◇主催◇
ジャパン・ウェルネス「がんー医と心を考える会」
◇お問い合せ◇
(株)エル・ビー・エス『がんー医と心を考える会』事務局
〒106-8711 東京都港区六本木3-2-12 日本IB M本社内
電話:03-5563-4267(LBS) FAX.: 03-5563-4886
詳細はこちらから
http://www.lbs.co.jp/jp/conference/06117.html
------------------------------------------------------------
●パネルディスカッション
最善の抗がん剤治療を受けたい!〜抗がん剤療法の現状と課題〜
◇日時◇
2006年11月25日(土曜日)
午後1時から4時半(開場は12時45分)
◇会場◇
東京ウィメンズプラザ ホール
東京都渋谷区神宮前5-53-67
◇参加費◇1,000円
詳細はこちらから
http://www.cancernet.jp/event_detail.php?id=11
============================================================
11:◆書籍(新刊本案内)◆
●最新がんにならない食生活100のコツ
主婦の友社編
税込価格 : \987 (本体 : \940)
出版 : 主婦の友社
サイズ : 新書 / 191p
ISBN : 4-07-251475-6
発行年月 : 2006.7
食生活を工夫し、見直し、改めれば、がんになりにくい体になる!
がんの発生・促進・転移を予防する料理や、がんのもとを排除す
る食材選びから調理の工夫を紹介。また、最新の「切らないがん治
療」も報告する。
●がんを防ぐ「食」の本 (オレンジページムック 元気がでる
「食」の本アンチエイジングの食事術)
税込価格 : \840 (本体 : \800)
出版 : オレンジページ
サイズ : B5判 / 98p
ISBN : 4-87303-435-3
発行年月 : 2006.7
私たちの食事はがんのリスクに大きく影響します。「不適切な食
事」をとらないと同時に、「予防パワーを持つ食事」をとることも
重要。がんから体を守る食事のポイント、抗がんパワーが手軽にと
れる食材やレシピなどを紹介。
●乳がん診療ガイドラインの解説
乳がんについて知りたい人のために 2006年版
日本乳癌学会編
税込価格 : \1,995 (本体 : \1,900)
出版 : 金原出版
サイズ : B5判 / 130p
ISBN : 4-307-20223-6
発行年月 : 2006.7
============================================================
12:◆新刊本読者プレゼント◆
イカロス出版より11月20日発行のムック本『乳がん 最新治療法と
QOL情報ガイド』を癌めーる読者3名にプレゼントいたします。
ご希望の方は、郵便番号、住所、氏名を添えて癌めーる編集部宛に
お申し込みください。締め切りは、11月20日です。
■申し込み先:癌めーる編集部 ganmail@infoseek.jp
『乳がん 最新治療法とQOL情報ガイド』 (ISBN4-87149-869-7)
定価:2,000円 A4変型162ページ ムック
付録「乳がんQOLグッズカタログ」付き
乳がんとはどんながんなのかに注目し、乳がんの病理の専門医に
聞いた。また、乳がんの基本的な治療法を紹介するとともに画像診
断、外科手術、薬物療法、放射線治療の専門の医師に最前線の治療
法について取材。MRガイド下集束超音波手術や内視鏡手術など通常
詳しく報道されることのない縮小手術も詳しくレポート。
終末医療にも注目し、終末医療に従事する専門の医師のインタビ
ュー、ホスピスの施設紹介も掲載。
また、乳がん看護の認定看護師の役割や患者会の活動内容、乳房
温存、リンパ浮腫対策、ランジェリーやウィッグなどQOLをメンテ
するための情報も網羅。
第1章 乳がんとはどのようながんなのかを知る
第2章 乳がんの治療法最前線
第3章 わたしらしく生きよう!晩期がんにそなえる
第4章 自分のがんを知るために医療情報に強くなる
第5章 ひとりでがんばらないで!つらいときには相談しましょう
第6章 からだとこころのQOLをメンテナンス
イカロス出版
http:www.ikaros.jp
============================================================
★cancer☆編集後記☆cancer★
■イルミネーションが始まったり、お店の一角に特設コーナーが出
来たりと、街は1ヶ月も先のクリスマスに向けてムード作りを始め
ていますね。私の家では、親子でプレゼント交換をするのですが、
何をあげようか、今から悩んでいます。幸せな悩みですね。(渡)
------------------------------------------------------------
【癌めーるについて】
医師・医療従事者・医療ジャーナリストなどの専門家の協力のもと
西洋・東洋医学などの、垣根を作らず癌(がん・ガン)に関する情
報を国内外からピックアップ。がん情報のワンストップ・メールマ
ガジンを目指しています。 発行責任者 乾 敏晃
●記事内容・投稿記事・広告に関するご意見・ご感想は
mailto:ganmail@infoseek.jpへ
・編集部にて内容を選択させて頂きます。
・このメールマガジンで紹介されている広告は、弊社で効果を確
認したものではありません。
============================================================
★『melma』で登録された方に毎週水曜日に送付されます。
◆癌めーるのマガジンIDは<m00000945>です。
購読解除URL http://www.melma.com/taikai/
============================================================
●発行人:乾 敏晃
●編集人:冨田 光紀
●編集長:渡辺 美菜
●発行:株式会社シープラン
●編集:癌めーる編集部
Copyright 1999-2006 reserved by 株式会社シープラン
============================================================
このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます
- 医療21
- 21世紀は生命科学が急速に進展し、それに伴ない医療も大きく変わろうとしています。「医療21」は医療・健康・薬学に関する情報を提供するメルマガです。遺...
- 横浜中華街オフィシャルメールマガジン
- 中華街のイベントや旬メニュー、地元民のインタビューを書きおこしでお届け。お得なクーポンやプレゼントもついて、使える小ネタが満載です。ぜひメルマガをチ...
- 役に立たない駄話
- 読者の皆様の貴重なお昼の休憩時間にどうでもいい話、つかえない豆知識、あまりにもしょうがないので笑ってしまうバカニュースなどを携えてやってきます。現在...
- e-doctor ドクタースマートの医学なんでも相談室
- 読者の質問に内科医であるドクタースマートがお答えするメルマガです。病気に関するどんなことでも、なんでも質問してください。すべての質問に、ドクタースマ...
- 速読!今週の医療界
- 医療界のニュースを1週間分まとめてダイジェスト。医療・福祉関係者の“生”の声を取り上げる「今週の一言」のほか、セミナーや書籍情報など医療・福祉経営に...
![メルマガスタンド[メルマ!]](/img/common/backnumber_article/melma_logo.gif)


