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医師・医療従事者・医療ジャーナリストなどの専門家の協力のもと、西洋医学・東洋医学などの垣根を作らず癌に関する情報を公正に配信し、一般人が癌に関する正しい知識を持てる場を提供しています。

  • 最新号:2008-09-03
  • 発行周期:週刊
  • 読んでる人:3481人
  • 創刊日:1999-06-08
  • Score!:77点
  • コメント数 : 11
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癌めーる281号

発行日: 2004/10/13

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     ◇ ◆  癌めーる281号 (2004年10月13日)  ◆ ◇
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【CONTENTS】

01:今週のインターネット(203)
  :今週の一押し記事
02:特集 海外がん治療(5)
03:厚生労働省 新着情報(101)
04:今週の番組予定(203)
05:今週の雑誌(203)
06:口コミ情報局(203)
07:医療過誤(23)
08:今週の新刊本
09:海外がん情報より

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01:◆今週のインターネット(203)◆

C型肝硬変患者、抗炎症剤治療で肝がん発生が半減 
http://www.asahi.com/health/medical/TKY200410040079.html
(朝日新聞 2004/10/04)

全身CTで1200人に1人がんに
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041004so14.htm
(読売新聞 2004/10/04)

がんに挑む  新技術で「難治」克服を 
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/gan/20041004sq01.htm
(読売新聞 2004/10/04)

病院の実力  乳がん治療は総合力 
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/jitsuryoku/0410/index.htm
(読売新聞 2004/10/04)

抗癌剤の併用療法はどこまで有効か(上)
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/medi/335632
(日経BP 2004/10/06)

Giliad社とGenelabs社、新規抗HCV薬開発めざし協力
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/medi/335568
(日経BP 2004/10/06)

がんに挑む・在宅でみる  病院での激痛 和らぐ
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20041006sr11.htm
(読売新聞 2004/10/06)

がんに挑む・在宅でみる  家族支える訪問看護師
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20041007sr11.htm
(読売新聞 2004/10/07)

がんに挑む・在宅でみる  「末期ケア」知らずに悩む
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20041008sr11.htm
(読売新聞 2004/10/08)

がんに挑む・在宅でみる  「納得の最期」チームで看護
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20041009sr11.htm
(読売新聞 2004/10/09)
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◆編集部 今週の一押し記事◆

【今週のインターネット】より
病院の実力  乳がん治療は総合力 
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/jitsuryoku/0410/index.htm
(読売新聞 2004/10/04)

乳がん治療のカギは「総合力」。手術する外科医のほか、がんの性
質を見極める画像や病理の診断医、再発・転移を防ぐ放射線や化
学療法の専門医、乳房再建を行う形成外科医らの総合力が乳がん
治療の質を決める。
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02:◆特集 海外がん治療(5)◆

≪海外でのセカンドオピニオン≫

(1)セカンドオピニオンの源流

ここ数年の動きとしてセカンドオピニオンと言う言葉が、メディアで
流されることが多くなりました。また、セカンドオピニオン外来とい
う専門外来を設ける医療機関も徐々にふえつつあるようです。

患者中心の医療、患者の権利章典、インフォームドコンセント、
セカンドオピニオンいずれも今日の医療を変えつつある大きな流
れです。

しかしながら、こうした患者中心の医療という考え方は、日本の医
師や医療機関が考えたものではなく欧米の考え方の受け売りです。
残念ながらの日本発の考え方ではありません。

こうした欧米発の言葉の場合、注意をしていないと中身がそっくり
化けてしまうことがあります。

「リストラ」という日本の誰もが知っている言葉があります。現在の
使われ方としては、企業規模の縮小や人員削減のことです。でも
元々の意味は、企業再構築です。そこで大切になるのは、経営
資源の見直し作業や評価なのです。

結果として人員削減と言うことが起こるかもしれませんが、リスト
ラが従業員の首切りとなるとは何とも悲しいかぎりです。

そこで、少々堅苦しい話になるかと思いますが、なぜ、今、セカン
ドオピニオンなのかということの原点を押さえる意味で探ってみ
たいと思います。

(2)自己決定の重視

米国は、連邦政府による「患者自己決定法」(1991年12月よ
り施行)により、入院時に病院などで、患者に対して自己の生命
についての価値判断をめぐって自己決定権があることを、患者
に告げることが義務づけられました。

日本と違いさまざまな人種、宗教、文化、価値観が混在する米
国では、原則をしっかり確認しておかないと無用な混乱やトラブ
ルが多発します。現在の米国においては患者の自己決定権が
法的、社会的に尊重され、定着しています。

当然の帰結として、心臓まひなどの場合、「蘇生を望まない」と
本人が主張し、決断し、文書・カードなどに記載してある場合、
医療者側はこれに従うことが求められます。

病院などでは、入院患者の診療カルテの表紙にDNR(Do not 
Resuscitate)のステッカーが貼られてあり、医療スタッフはその
ことを知ったうえで対応することになります。
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03:◆厚生労働省 新着情報(101)◆

略語は次の項目を示します。
「緊」緊急情報、「厚」厚生労働省のあらまし、「白」白書・法令
等、「記」大臣等記者会見概要、「報」報道発表資料、「審」審議
会、「統」統計情報、「申」申請手続き等、「個」個別行政分野の
ホームページ、「Q」Q&Aコーナー、「パ」パブリック・コメント、
「募」ご意見等の募集、「ト」トピックス、「中」中労委コーナー

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2004年10月4日(月)  [統、報] 
病院報告(平成16年5月分概数)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/byouin/m04/by0405.html

2004年10月4日(月)  [ト] 
重症急性呼吸器症候群(SARS)関連情報
http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/03/tp0318-1.html

2004年10月5日(火)  [施] 
第5回医学研究における個人情報の取扱いの在り方に関する
専門委員会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/10/s1013-2.html

2004年10月5日(火)  [施] 
第20回厚生科学審議会科学技術部会ヒト幹細胞を用いた
臨床研究の在り方に関する専門委員会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/07/txt/s0701-1.txt

2004年10月5日(火)  [ト] 
「痴呆」に替わる用語の検討について
http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/10/tp1001-5.html

2004年10月6日(水)  [施] 
第2回被爆体験者精神影響等調査研究事業の在り方に
関する検討会開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/10/s1019-1.html

2004年10月6日(水)  [施] 
第4回労働基準局胸腹部臓器の障害認定に関する専門検討会
(腹部臓器部会)議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/07/txt/s0729-3.txt

2004年10月6日(水)  [ト] 
保健所等への勤務を希望する医師の方々へ
−公衆衛生医師確保推進登録事業について−
http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/06/tp0621-2.html

2004年10月6日(水)  [施] 
第2回「医療計画の見直し等に関する検討会」の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/10/s1012-3.html

2004年10月8日(金)  [施] 
薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/10/s1020-1.html

2004年10月8日(金)  [施] 
第6回医学研究における個人情報の取扱いの在り方に関する
専門委員会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/10/s1015-6.html

2004年10月8日(金)  [ト] 
*予防接種法に関するページ*
http://www.mhlw.go.jp/topics/bcg/tp1107-1.html

2004年10月8日(金)  [施] 
第148回医道審議会医道分科会麻酔科標榜資格審査部会議事要旨
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/09/s0906-4.html

2004年10月8日(金)  [統、報] 
医療施設動態調査(平成16年6月末概数)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m04/is0406.html

2004年10月8日(金)  [施] 
医療情報ネットワーク基盤検討会 最終報告書
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/09/s0930-10.html

2004年10月8日(金)  [施] 
疾病・障害認定審査会原子爆弾被爆者医療分科会
平成16年9月27日議事要旨
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/09/s0927-4.html
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04:◆今週の番組予定(203)◆

*皆様からの情報をお待ちしております。

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05:◆今週の雑誌(203)◆

●週刊現代 <10月16日号>
読む抗ガン剤/「唯人論」と「テーマパーク」 

外科医・平岩正樹/三菱自動車、美浜原発、薬害C型肝炎、フジテ
レビ、狂牛病、クロイツフェルト・ヤコブ病、テーマパーク、死刑、抗癌
剤、病院他  

●週刊現代 <10月16日号>
内遊外歓/読者に、前立腺癌の早期発見方法を教えます 

大橋巨泉/吉田照美、小俣雅子、文化放送、井上記念病院・秋元晋、
TBSラジオ「永六輔その新世界」、フジテレビ「クイズヘキサゴン」、
小泉首相他  

●月刊現代 <11月1日号>
平岩正樹と考えるがんの教科書/絶望しないあわてない患者学 

月島サマリア病院医師・平岩正樹、作家・荻野アンナ(対談)  

●月刊現代 <11月1日号>
平岩正樹と考えるがんの教科書/日本の常識は世界の非常識 

月島サマリア病院医師・平岩正樹、東大病院放射線科助教授・
中川恵一(対談)  

●月刊現代 <11月1日号>
平岩正樹と考えるがんの教科書/がん難民を歪んだ医療制度は
救えるか 

月島サマリア病院医師・平岩正樹、厚生労働省審議官・黒川達夫
(対談)  

●月刊現代 <11月1日号>
高額でも早期発見できる「がん検診」必読情報 

青木直美/がん、体調管理、健康診断、がん検診、人間ドック、
総合健診、胸部X線、ヘリカルCT、マルチスライスCT、内視鏡、
乳がん他  

●週刊新潮 <10月14日号>
秘すれば本音/乳癌治療の最前線 

渡辺淳一/乳癌罹患率、中城ふみ子、GE横河メディカルシステム、
乳房喪失、乳房形成術  
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06:◆口コミ情報局(203)◆

今号から情報ウォッチャーに新しいコラムが登場します。
筆者は、フランス南西部のビアリッツ在住のKaori Myatt(かおり
マッヤット)さんです。ヨーロッパの医療事情について連載をされる
予定です。お楽しみに!(編集部)

******************************
【情報ウォッチャー】
Salut! ヨーロッパの片隅から

はじめまして! 
フランスの南西部、ビアリッツに在住する宮戸が、フランスを発信
地としてヨーロッパの医療やがんに関する話題を取り上げてお話
したいと思います。

がんとの闘いは日本だけのものではなく、世界共通の悩みです。
私の周辺でも、フランス人の夫の家族に癌で亡くなっている人がた
くさんいます。

フランスはまだまだ愛煙家が幅をきかせる喫煙大国で、今となって
は国際線も国内線も全席禁煙ですが、エアフランスは最後まで喫
煙エリアを廃止しませんでした。

レストランやカフェに入ればお構いなしにテーブルではタバコをふ
かす人がたくさんいます。妊婦でもタバコを吸って、ワインを飲むと
いう、一般のモラルはかなり低いように感じます。

フランスでの肺癌死亡率は日本よりもはるかに高い数字です。ま
た、ワインのおかげで肝臓がんも日本より多い数字となっています。
もっと政府が啓蒙に力をいれないとまだまだモラルは向上しそうに
ありません。

今月はピンクリボン月間で、日本でも活動が盛んになってきました
が、フランスでもスーパーなどで募金の箱などを見かけるようにな
りました。

そして全ての女性に乳がんのスキャンテストを無料で行っています。
医療制度が異なるフランスでは、こういった検診などは全て無料で
すが、予約をとるまでが長く、何ヶ月もかかったりします。

もしも末期のがんだったとしたら、1ヶ月待つのも長すぎるわけで、
検査を受ける頃にはがんも進んでしまうのではないでしょうか。

私も滞在許可証の申請で健康診断の予約をしていますが、もう1
ヶ月以上待っています。予約するのを待っているので、予約はま
たこの先になります。

以前ニュージーランドで足の手術をしたときなど、手術には半年待
たなくてはならないと言われ、愕然としたことがありました。足の手
術など命に関わるものではなかったので気長に待ちましたが、日
本の医療制度の方がまだずっと効率的のように思えてなりません。

情報ウォッチャー :Kaori Myatt
http://www.kaorimyatt.com/

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<9月13日>
●厚労省・平山課長 「イレッサ」の添付文書改訂を今月中に
指示へ

厚生労働省医薬食品局安全対策課の平山佳伸課長は本紙の取材
で、今月中に肺がん治療薬「イレッサ」(一般名=ゲフィチニブ)の添
付文書改訂をアストラゼネカに指示する方針を示した。

同剤の特別調査結果で得られた間質性肺炎や急性肺障害の副作
用発現率や発現因子に関する情報などを盛り込むように指示する
見通しだ。
(じほう)

<9月13日>
●16年度生活習慣病対策等担当者会議  厚生労働省

厚生労働省は3日、省内で平成16年度生活習慣病対策等担当者
会議を開いた。

その中では、昨年7月に厚労省と文部科学省が策定した「第3次対
がん10か年総合戦略」に示されたがん医療水準の均てん化の実現
に向け、検討会を設置することを報告。

そのほか最新知見に基づいた健康診査に関する研究や、健康日本
21の中間評価などの重点施策の説明を行った。
(日本医事新報  第4194号掲載)

<9月14日>
●器官形成の制御機構解明 がん転移阻止の可能性も

動物の胚(はい)からさまざまな器官が形成される際の細胞の形状
変化は、特定のタンパク質によって制御されることを理化学研究所
神戸研究所の高橋淑子(たかはし・よしこ)チームリーダー(発生生
物学)らが確かめ、13日発行の米科学誌に発表した。

生物誕生過程の解明のほか、がん細胞の転移でも同様の細胞変
化が起きるため、治療への応用につながる可能性があるという。

胚には、規則正しく配列し消化管や肺などの臓器で機能を発揮する
「上皮細胞」と、バラバラで移動しやすく上皮細胞形成を助けたりす
る「間充織細胞」の2種類の細胞があり、1つの細胞が両方の形に
変化しながら成長する。

高橋リーダーらは、ニワトリの胚で、将来背骨や筋肉になる「体節」
という塊が、成長過程で小さく分かれた「分節構造」になる際の様子
を調べた。

その結果、2つの特定のタンパク質が、間充織細胞から上皮細胞
への変化を調節していることが分かった。がん細胞は、転移する際
に「間充織細胞」へ変化していることが分かっている。

高橋リーダーは「このタンパク質を制御してがん細胞の変化を邪魔
すれば、がんの転移を抑えられる可能性がある」としている。
(共同通信)

<9月14日>
●飲酒で乳がんの危険3倍 女性ホルモン増え

1日に缶ビール(350ミリリットル)1本に含まれる程度より多くアル
コールを飲む女性が乳がんになる危険は、まったく飲まない人の約
3倍―との大規模疫学調査結果を、菊地正悟(きくち・しょうご)愛知
医大教授(公衆衛生学)らが14日までにまとめた。29日から福岡市
で開かれる日本癌(がん)学会で発表する。

林(りん・おうしょう)桜松・同大講師は「多量の飲酒で、乳がんの増
殖に関与しているエストロゲンという女性ホルモンが多くなるためで
はないか」と話している。

全国24地域に住む40―79歳の女性約3万6000人を平均7年半、
追跡調査した。その結果、調査期間中に乳がんになったのは151人。

飲酒によるアルコール摂取量が1日平均15グラム以上の人は、飲
酒しなかった人に比べ2.93倍、乳がんになりやすいことが分かった。

お酒に含まれるアルコール量は、日本酒1合では約22グラム、焼酎
0.6合で約22グラム。ビールなら大瓶1本で約25グラム、350ミリ
リットル缶で14グラム程度。

1日当たりのアルコール摂取量が15グラム未満の人では、飲まない
人と比べて乳がんになりやすさに差はなかった。
(共同通信)

<9月15日>
●米シェリング・独バイエル 医療用医薬品事業で戦略的業務提携

米シェリング・プラウとドイツのバイエルは13日、医療用医薬品事業
で、戦略的業務提携を締結したと発表した。

今回の提携で、バイエルが米国などで事業展開している開業医向け
製品の販売をシェリング・プラウが一手に引き受けるほか、シェリン
グ・プラウが欧米で販売している抗がん剤の情報提供活動をバイエ
ルがサポートする。
(じほう)

<9月15日>
●骨髄バンク登録者が増加 「セカチュー」人気影響か (1)

骨髄バンクのドナー登録者数が増えている。登場人物が白血病患者
のベストセラー小説「世界の中心で、愛をさけぶ」(通称・セカチュー)
や、「半落ち」がことし相次いで映画化。骨髄移植推進財団(東京)は
「作品に共感した人を中心にドナー登録が増えているのではないか」
としている。

財団によると、骨髄バンクは1991年に設立され、登録者は現在約
19万人。2000年の年間の新規登録者は約1万5000人だったが、
「セカチュー」が発刊された01年は約2万2000人。03年には約2万
3000人になった。ことしも増え続けており1年間の登録者数は過去
最高になる見込みだという。

「セカチュー」は白血病の女子高生をめぐる恋人と家族のストーリー。
本は300万部以上売れ、5月公開の映画は約618万人を動員。テ
レビドラマ化もされた。1月に映画公開された「半落ち」も約160万人
を動員した。

骨髄バンクには未成年者は登録できない。だが「小説で白血病のこ
とを知りました。僕に何かできないだろうか」(19歳・会社員)などとい
う問い合わせが若者や高校生からも相次いでいる。
(共同通信)

<9月15日>
●骨髄バンク (2)

白血病の有効な治療法である骨髄移植は、患者と提供者(ドナー)の
白血球の型が一致することが条件。適合の確率はきょうだい間では4
人に1人程度、非血縁者の他人だと数百分の一から数万分の一とさ
れ、提供者が見つかりにくい。

多くの提供者に登録してもらうため、当時の厚生省の許可を受け医師
や患者の家族らが設立。日本赤十字社などの協力を得て患者と提供
者の橋渡しをしている。
(共同通信)

<9月16日>
●厚労省、マンモ500台分を補助

厚労省は17年度予算でマンモグラフィ500台分を予算要求し、既存
の装置と合わせ、40歳以上の乳がん検診対象者の半数に当たる約
1,000万人が受診できる体制を確保する。

予算要求は放射線技師と医師の研修費を含め総額79億円。国と県
が2分の1ずつ補助する。
(日本医事新報  第4194号掲載)

<9月16日>
●妻の遺志継ぎ乳がんネット 田原さんらが来春発足

女性に最も多いがんで、国内で毎年約1万人が死亡する乳がんを克
服するため、乳がんで妻を亡くしたジャーナリスト田原総一朗(たはら
・そういちろう)さんや医師、患者らが16日、治療水準の向上を目指す
特定非営利活動法人(NPO法人)「日本乳がん治療ネットワーク」(仮
称)を発足させると発表した。

ネットワークは8月に67歳で亡くなった田原さんの妻節子(せつこ)さん
も設立を目指していた。

田原さんは東京・霞が関の厚生労働省内で記者会見し「日本はがん情
報が少なく、患者はどこでどんな治療を受ければいいか迷路に入ってし
まう。

このネットの発起人参加を『承知しました』というのが女房の最期の言
葉だった。思いを受け継ぎたい」と話した。

ネットワークは田原さんのほか、節子さんの患者仲間や主治医だった
聖路加国際病院の中村清吾(なかむら・せいご)外科医長、省庁の担
当者ら23人が発起人となり、この日初めての発起人会を開催し、来年
6月に正式に発足させる予定。

今後はインターネット上で、国内の最新情報や世界各国の治療ガイド
ラインなどを分かりやすい言葉で紹介。患者や医師、行政担当者らが
情報を共有して、意見交換していく場にするという。

ネットワークの問い合わせ先は事務局の久保誠子(くぼ・せいこ)さん
まで、電話090(8688)5513。
(共同通信)

<9月17日>
●東大医科研 イレッサの有効・無効の事前予測で臨床研究開始

東京大学医科学研究所付属病院は今月から、肺がん治療薬ゲフィチ
ニブ(製品名「イレッサ」)が有効か無効かを投与前に予測する臨床
研究を外来で開始した。

イレッサは、非小細胞肺がん患者の約3割に効果があるものの、なか
には間質性肺炎などの重篤な副作用の出現も認められる。

この効果予測を用いれば、有効か無効かを投与前に予測できるので、
有効と予測された患者はイレッサによる治療を受け、無効と予測された
患者は別の治療を受けるといった、オーダーメード医療が可能になる。
(じほう)

情報ウォッチャー : TMSジャパン 長谷川 淳史
http://www.tms-japan.org/
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07:◆医療過誤(23)◆

2004/09/13
・病院(鹿児島県鹿児島市)

検査を怠ったために肝臓がんの進行を見落とし生体肝移植を受けざ
るをえなくなったとして、鹿児島市の男性(58)と家族が、病院を経営
する財団法人「慈愛会」と主治医に損害賠償を求める訴えを起こして
いたことが分かった。/<鹿児島地裁>

2004/09/13
・札幌厚生病院(北海道札幌市)

がんを示唆する血液検査の報告書を医師が確認しなかったため腫瘍
が増殖、男性(当時66)が死亡したとして、札幌市の遺族が病院を経
営する北海道厚生農業協同組合連合会と担当医師に損害賠償を求
める訴訟を起こした。/<札幌地裁>

2004/09/14
・仲村産婦人科医院(新潟県新潟市)

出産時の不適切な処置で障害が残ったとして、同医院で出生した新潟
県白根市の男児(3つ)と両親が慰謝料などを求める訴訟を起こした。
/<新潟地裁>

2004/09/15
・岡山大病院(岡山県岡山市)

生まれたばかりのニ女の指が壊死(えし)したとして、岡山市の両親ら
が損害賠償を求めた訴訟の判決があった。/「点滴針を抜くのを遅ら
せた担当医師の過失で、壊死が生じた」と認定し、岡山大に約2200
万円の支払いを命じた。<岡山地裁>

2004/09/17
・三重大病院(三重県津市)

2002年9月、インスリンを過剰投与された男性患者(当時64)が死
亡した医療ミスを業務上過失致死の疑いで当時の同病院脳神経外科
の医師と看護師を書類送検した。/<三重県警津署>
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08:◆◆今週の新刊本◆◆(10月8日調べ)

『ガン統合医療でフコイダンが注目される理由』
白畑実隆ほか監修; 現代書林; 1200円

『がん手術これだけは、事前に知っておきたい』
森谷〓皓執筆; ニュートンプレス; 1800円

『がん患者の精神症状とその対応』
田中克往編著; 診療新社; 2000円

『専門医に学ぶ乳癌治療のインフォームドコンセント』
佐野宗明編集; 金原出版; 2900円

『ガンを多角的に攻撃する複合活性アガリクス』
川村賢司監修; ライブ出版; 1200円

『C型・B型肝炎 肝癌の診療』
泉並木編集; 南江堂; 4700円

『癌取扱い規約』 抜粋 消化器癌・乳癌
金原出版編集部編; 金原出版; 4300円

『知られざる伝統果実ノニのガンを癒す力』
モリンダシトリフォリア研究会著; 現代書林; 1200円

『免疫力アップでカラダが蘇る!』 
食・ツボ・運動・気・心でがん予防、病気知らずになる
帯津良一監修; 学研; 933円

『遺書』 笑う乳がん闘病記
田原節子著; 集英社; 1600円
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<詳しく調べたい本について>
下記のホームページの検索書名の欄に、内容を詳しく調べたい本の
タイトルをコピーして貼り付けをしていただければ、検索サイトから本
についての情報が得られます。

紀伊國屋書店インターネット書店
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosc.wb
本屋さん
http://www.honyasan.co.jp/
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09:◆海外がん情報より◆
(海外がん情報 9月30日号より転載しています)

★姉妹誌「海外がん情報」
http://www.melma.com/mag/03/m00115303/

●米国立がん研究所
米国立がん研究所、乳房インプラントは長期的に見て健康への影響
がないことを発見
2004年9月30日

乳房インプラントが、結合組織異常の発現に影響するという確証は見
つからなかった。

NCI Study Finds No Long-term Health Effects from Breast Implants

Researchers at the National Cancer Institute (NCI), part of the 
National Institutes of Health, found no convincing evidence that 
breast implants have an effect on the development of subsequent 
connective tissue disorders (CTDs). 

http://www.cancer.gov/newscenter/pressreleases/BreastImplantsO1Oct04
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・・・・・編集後記・・・・・
■今週の号からフランス在住のかおりマヤットさんが、ヨーロッパ
の医療事情についてコラムをお寄せくださることになりました。現
在お住まいのところは、オーストラリアのパースを思わせるところ
だそうです。美しい海と温暖な気候ですか、私も早くHawaiiを拠点
にしたいものです。(龍)

■頑固な油ヨゴレを取る時、ガス台のまわり・レンジ・グリルは直
接食品が触れることがあるので、手入れをするときには安全上の
注意として、台所用の中性洗剤を使う方がよい。(うさぴょん)
----------------------------------------------------------
【癌めーるについて】
医師・医療従事者・ジャーナリスト・患者などのご協力のもと世界
中の「癌」関連情報を公正・公平な立場で提供するため「癌めー
る」を発行いたしました。
西洋医学・東洋医学などの垣根にかかわらず様々な情報を掲載
いたしております。
ご参考として利用いただくと共に「癌めーる」が癌撲滅の一助とな
ることを心より期待しております。
発行責任者  竹田 正広

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  いたします。http://www.j-midc.org/

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