癌めーる |
医師・医療従事者・医療ジャーナリストなどの専門家の協力のもと、西洋医学・東洋医学などの垣根を作らず癌に関する情報を公正に配信し、一般人が癌に関する正しい知識を持てる場を提供しています。
創刊日:1999-06-08
最新号:
2009-11-04
発行周期:週刊
読んでる人:3209人
コメント数 :
21
メルマガScore!:
75点
バックナンバー:
最新号のみ
発行者サイト:
なし
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ ◆ 癌めーる 526号 (2009年11月4日)ニュース版 ◆ ◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【CONTENTS】
01:今週のインターネット
:今週の一押し記事
02:厚生労働省 新着情報
03:今週の番組予定
04:今週の雑誌
05:朝日俊彦 「私のがん体験記」―病を得て気付いたこと―
06:口コミ情報局
07:ミニ知識コーナー
08:イベント
09:書籍(新刊本案内)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆01:今週のインターネット◆
米国発ニュース コーヒーがC型肝炎の進行を遅らせる
http://health.nikkei.co.jp/hsn/hl.cfm?i=20091029hk000hk
(日経新聞 2009年10月23日)
高血糖+ピロリ菌ご用心!胃がんリスク4倍に
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091027-OYT1T00624.htm
(読売新聞 2009年10月27日)
Dr.中川のがんから死生をみつめる:/29 検診受診率を50%に
http://mainichi.jp/life/health/nakagawa/news/20091028ddm013070174000c.html
(毎日新聞 2009年10月28日)
米長永世棋聖 前立腺がんを語る
http://sankei.jp.msn.com/life/body/091029/bdy0910290744000-n1.htm
(産経新聞 2009年10月29日)
弘前大企画 がんの話(89)Q&A 医師との接し方
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000290910300001
(朝日新聞 2009年10月30日)
【いわて健康塾】胃がん予防は生活改善から
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20091031-OYT8T00161.htm
(読売新聞 2009年10月31日)
がん検診「重要」97%、だけど未受診50%超
http://www.asahi.com/health/news/TKY200910310285.html
(朝日新聞 2009年11月1日)
肝炎対策法、臨時国会で成立目指す 民主が議員立法模索
http://www.asahi.com/health/news/TKY200911020323.html
(朝日新聞 2009年11月2日)
子宮頸がんワクチン、国内初承認
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=16314
(朝日新聞 2009年11月3日)
収まらぬ「がんに効く」信じた消費者の怒り
http://sankei.jp.msn.com/life/body/091103/bdy0911032028005-n1.htm
(産経新聞 2009年11月3日)
記者の目:石綿がん被害 公的調査機関の創設を=大島秀利
http://mainichi.jp/kansai/news/20091104k0000m070099000c.html
(毎日新聞 2009年11月4日)
アスベスト:中皮腫死者、10年で倍増
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091104ddm041040023000c.html
(毎日新聞 2009年11月4日)
============================================================
◇編集部 今週の一押し記事◇
【今週のインターネット】より
【いわて健康塾】胃がん予防は生活改善から
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20091031-OYT8T00161.htm
(読売新聞 2009年10月31日)
「健やかに生きる〜胃腸は元気ですか」をテーマに今月21日開か
れた「第4回いわて健康塾」。講師を務めた一関中央クリニックの
長沢茂院長=写真=は、「加齢に伴い、胃腸のがんになる危険性が
高まる」とし、日頃から体を動かすことを心がけ、野菜を多くした
食事をとるようアドバイスした。会場となった一関文化センターに
は約80人の聴衆が詰めかけ、熱心に耳を傾けた。
============================================================
◆02:厚生労働省 新着情報◆
略語は次の項目を示します。
「緊」緊急情報、「組」組織・制度概要、「所」所管の法人、「法
」所管の法令、告示・通達等、「国」国会提出法案、「審」審議会、
研究会等、「統」統計調査結果、「白」白書、年次報告書等、「パ
」パブリックコメント、「適」法令適用事前確認手続、「申」申請
・届出等の手続案内、「調」調達情報、「予」予算及び決算の概要、
「評」評価結果等、「記」大臣等記者会見、「報」報道発表資料、
「情」情報公開、「お」お知らせなど、「行」行政分野ごとの情報、
「Q」よくあるご質問
------------------------------------------------------------
2009年10月26日(月)
[審] 平成21年10月20日先進医療専門家会議資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/s1020-4.html
[審] 第1回「日本人の食事摂取基準」活用検討会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/s0730-3.html
[行] 新型インフルエンザに関する報道発表資料
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou.html
2009年10月27日(火)
[審] 第1回「日本人の食事摂取基準」活用検討会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/txt/s0730-4.txt
[審] 平成21年11月6日薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部
会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/11/s1106-1.html
[報] 医薬品副作用被害救済制度の周知について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/10/h1023-3.html
[組] 遺伝子治療臨床研究に関する指針
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/kousei/i-kenkyu/idenshi/0504sisin.html
[記] 平成21年10月23日付大臣会見概要
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2009/10/k1023.html
[審] 第40回先進医療専門家会議議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/08/txt/s0819-4.txt
[審] 第4回再生医療における制度的枠組みに関する検討会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/s1016-11.html
[審] 第39回先進医療専門家会議議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/txt/s0702-1.txt
2009年10月28日(水)
[審、行] 第26回厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会議
事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/txt/s0915-9.txt
[審] 平成21年7月31日薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/txt/s0731-7.txt
[審] 平成21年7月31日薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/s0731-6.html
[記] 平成21年10月27日付大臣会見概要
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2009/10/k1027.html
[行、重] 医薬品・医療機器等安全性情報
http://www1.mhlw.go.jp/kinkyu/iyaku_j/iyaku_j/anzenseijyouhou.html
[審] 平成21年9月18日中央社会保険医療協議会診療報酬基本問題
小委員会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/txt/s0918-17.txt
[審] 平成21年9月18日中央社会保険医療協議会総会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/txt/s0918-16.txt
[審] 第2回へき地保健医療対策検討会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/txt/s0918-14.txt
2009年10月29日(木)
[行] 新型インフルエンザワクチンの接種について(基礎疾患を有する方へ)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_ninpu.html
[行] 新型インフルエンザワクチンの接種について(妊娠されている方へ)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_ninpu.html
[審] 平成21年7月24日薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/txt/s0724-3.txt
[審] 平成21年7月24日薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/s0724-2.html
[行] 新型インフルエンザワクチン接種に係る副反応の報告状況について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_local.html
[行] 電話による診療によりインフルエンザと診断した患者に係る
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第 14条
第2項の規定に基づく届出の取扱いについて
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_local.html
[審] 平成21年度第1回特定疾患対策懇談会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/txt/s0917-7.txt
[審] 第3回職場における受動喫煙防止対策に関する検討会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/11/s1109-2.html
[審] 平成21年5月28日薬事・食品衛生審議会副作用・感染等被害
判定第二部会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/txt/s0528-15.txt
[審] 第6回小児薬物療法検討会議資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/s0729-7.html
2009年10月30日(金)
[行] 日本におけるインフルエンザ A (H1N1) の新型インフルエン
ザによる入院患者数の概況(平成21年10月28日現在)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/rireki/091030-02.html
[行] 日本におけるインフルエンザ A (H1N1) のクラスターサーベ
イランス(集団感染の発生件数等)(平成21年10月28日現在)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/rireki/091030-01.html
[行] 新型インフルエンザ(A_H1N1)に関する事業者・職場のQ&A
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_qa.html
[行] 都道府県・市町村によるワクチン接種に関する相談窓口及び
ホームページURL
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_link.html
[審、統、行] 第17回医療経済実態調査の報告(平成21年6月実施)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/s1030-6.html
[審] 平成21年10月26日疾病・障害認定審査会原子爆弾被爆者医療
分科会議事要旨
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/s1016-12.html
[審] 平成21年度第6回薬事・食品衛生審議会薬事分科会化学物質
安全対策部会化学物質調査会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/s1023-6.html
[審、行] 平成21年10月6日薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会
食品規格部会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/txt/s1006-5.txt
[審] 第22回医療情報ネットワーク基盤検討会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/txt/s0916-6.txt
[緊、重] C型肝炎ウイルス検査受診の呼びかけ(フィブリノゲン
製剤納入先医療機関名の再公表について)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/01/h0117-2/index.html
[緊、重] B型肝炎・C型肝炎ウイルス検査受診の呼びかけ(血液
凝固因子製剤納入先医療機関名等の公表について)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/07/h0701-2/index.html
[緊、報、重] フィブリノゲン製剤納入先医療機関の追加調査について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/10/h1030-3.html
[報、重] 血液凝固因子製剤の納入先医療機関の調査について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/10/h1030-4.html
============================================================
◆03:今週の番組予定◆
●11月4日(水)18:30〜19:00 / LaLaTV
LaLa女性外来#44「大腸がん」
●11月5日(木)12:30〜13:00 / LaLaTV
LaLa女性外来#44「大腸がん」
●11月7日(土)17:30〜18:15 / 放送大学
がんの健康科学(’06)第6回 がんの予防1
▽担当講師:大島 明(大阪府立成人病センター・がん相談支援セ
ンター所長)
●11月7日(土)20:00〜21:00 / NHK教育
ここが聞きたい!名医にQ「胆石・胆道の病気」
◇胆石と、胆道の病気について、成因や症状、治療法などを伝える。
胆石は、患者数1千万人と推定され、消化器疾患の中でも特にポピ
ュラーな病気だ。現代人には食生活と密接に結び付いたコレステ
ロール胆石が圧倒的に多く、メタボリック症候群の人は特に注意が
必要。また、必ずしも激しい腹痛を伴うわけでなく、症状がない
「サイレントストーン」もある。症状がないからといって放置して
おくと、命にかかわる合併症を起こしたり、胆のうがんが発生しや
すくなったりする恐れもあるので、侮れない。胆石の治療には薬、
衝撃波、内視鏡、手術などがある。
●11月7日(土)21:30〜22:00 / LaLaTV
LaLa女性外来#44「大腸がん」
●11月9日(月)14:00〜14:30 / LaLaTV
LaLa女性外来#44「大腸がん」
●11月11日(水)10:30〜11:00 / LaLaTV
LaLa女性外来#44「大腸がん」
●11月11日(水)18:30〜19:00 / LaLaTV
LaLa女性外来#44「大腸がん」
============================================================
◆04:今週の雑誌◆
●サンデー毎日 [2009年11月15日号]
2009年11月02日発売
幸せな老後/確かに病気はこわいものですが医療保険に入りすぎてませんか
▽荻原博子/医療保険
●週刊新潮 [2009年11月05日号]
2009年10月29日発売
がんの練習帳/緩和ケアの先駆者「華岡青洲」
▽中川恵一・東大病院放射線科准教授/乳がん
●女性セブン [2009年11月12日号]
2009年10月29日発売
女の体は健診&検診で守る−私は大丈夫なんて思っていませんか?
▽厚生労働省・森創、ウィメンズ・ウェルネス銀座クリニック・関根さおり
============================================================
◆05:朝日俊彦「私のがん体験記」―病を得て気付いたこと― ◆
土曜日に、もう一度、事務長やABCランニングの方に来ていた
だき、娘夫婦を交えての相談です。クリニックは順調に伸びていま
すので、経営は安定しています。しかし、いつ私が仕事を続けるこ
とができなくなるかはっきりしません。病気になってから、土曜日
は娘婿に診察をバトンタッチしています。今後、抗がん剤の点滴で
診察が無理なようであれば、娘婿(西口君)に診察をお願いしては
どうかということになりました。そのためには、岡山大学の医局や
勤務している栗林病院の了解を得る必要があります。皆の意見とし
ては、急に西口君にバトンタッチするのでなく、できるだけクリニ
ックに穴を開けないように、西口君に代診をお願いして、患者さん
にも馴染んでもらっておくことは大事だと言います。もっともだと
思います。抗がん剤の点滴はスケジュールが決まっています。今回
の体調から考えますと、2日ほどの休養は必要だろうと思います。
その日に西口君に診察していただけるように、関係しているところ
にお願いしようということになりました。
翌、日曜日は穏やかな天気に恵まれました。気分もそうかいです。
お昼はお好み焼きにしようと妻が言います。私も久しぶりですので、
行くことにしました。いつも頼んでいる焼きそばと肉玉を注文しま
した。ソース味が食欲をそそります。最後に、肉玉の4切れが残り
ました。妻はいらないと言います。残すのももったいないと思い、
全部食べてしまいました。それからが大変です。胃のあたりがもた
れます。家に帰って、おとなしく横になって、落ち着くのを待ちま
した。胃に大きなガンがありますので、食事をすることでガンを刺
激することになります。できるだけ負担を掛けないように、よく噛
んで飲み込むようにしています。しかし、抗がん剤で体力を落とさ
ないためには、よく食べることが大事になってきます。そのあたり
の兼ね合いを調整することを学ぶ必要もあります。
抗がん剤の注射を受けて1週間が過ぎました。体は日増しに楽に
なっています。診察も落ち着いてできています。自分が病気になっ
たことで、患者さんの訴えに対して、親身になって考えたり答えた
りできているように思います。以前も、そのような気持で診察して
いたと思うのですが、実体験というのは強い武器になると感じまし
た。毎日の日課は続けています。朝起きまして、犬の散歩もありま
す。朝食の後で、静座をします。それから出勤です。気持ちよく出
かけることができます。私が病気になったことを知る方が増えるに
従い、メールでの励ましや、さまざまなアドバイスをいただきます。
本当にありがたいことだと思います。こんなにたくさんの方からお
陰をいただいているということに感謝の気持ちでいっぱいです。
------------------------------------------------------------
朝日 俊彦(あさひ としひこ)
【略歴】1946年香川県高松市生まれ。岡山大学医学部卒業。医学博
士。1979年、岡山大学医学部講師、1982年より香川県立中央病院泌
尿器科部長を経て、2007年あさひクリニック(香川県高松市)を開
設。現在、日本ホスピス在宅ケア研究会副理事長、日本尊厳死協会
理事、日本緩和ケア学会評議員、かがわ尊厳死を考える会会長を務
める。1983年からがん告知を始め、学会での報告、全国での講演会
などで、終末期医療についての認識を広める活動を行っている。
著書に「“死ぬ”までに、やっておきなさい 」(主婦と生活社)、
「あなたは笑って大往生できますか」(慧文社)、「笑って死ぬた
めに」(メディカ出版)など。
============================================================
◆06:口コミ情報局◆
●切除した胃壁を再生 人工シートに細胞集合 がん手術に応用も
ブタの実験で埼玉医大
2009年10月27日 提供:共同通信社
生きているブタの胃の4分の1を切り取って作った大きな穴を、
薄いスポンジ状の人工シートでふさいで胃壁を元通りにする実験に、
埼玉医大の宮沢光男(みやざわ・みつお)教授(消化器外科学)ら
が27日までに成功した。シートが土台となり、周囲の細胞がスポ
ンジの細かい穴に入り込んで胃が再生するという。シートはその後
溶けてなくなった。
宮沢教授らは、このシートで血管などを再生させる方法を既に開
発しているが、胃でこれほど大きな部分の再生は初めてという。人
間に応用できれば、胃がんの手術で切除した部分を再生させ、患者
の生活改善に役立つことが期待される。
再生医療は、新型万能細胞のiPS細胞などを使った方法が注目
されているが、目的とする細胞を作るだけでなく、立体的な構造に
して機能させることが大きな課題になっている。
宮沢教授らは、奈良県立医大の筏義人(いかだ・よしと)教授
(医工学)が開発したシートを利用した。このシートは生体に吸収、
分解されやすい物質でできており、厚さ1ミリ。ブタを使った実験
で、胃から縦、横各6センチの胃壁を切り取って、そこにシートを
3枚重ねて縫い付けた。
ブタは食べる量が減らないままで、シートには周囲から徐々に細
胞が集まった。途中で潰瘍(かいよう)ができたがやがて消え、1
0週間後、シートも完全に溶け、胃は元通りの形になった。粘膜や
筋肉などの胃の層構造が形成されているのも確認した。
胃の再生には、さまざまな細胞になる可能性がある骨髄由来の細
胞が関与しているとみられ、仕組みの解明を進めている。
宮沢教授は「このシートは人間に対する毒性はないと確かめてお
り、臨床試験ができれば実用化は近い。十二指腸、大腸、食道など
でも、良い実験結果が出つつある」と話している。
▽生体吸収性シート
体内で吸収、分解されるように人工的に作ったシート。非吸収性の
物質は慢性の炎症を起こす原因になるが、吸収性だとそれがないの
が利点。奈良県立医大の筏義人(いかだ・よしと)教授が開発した
シートは、ポリカプロラクトンとポリ乳酸という物質などを使い、
スポンジのようにたくさんの穴が開いている。軟らかい高分子の素
材を縫合しやすい硬さにするため、繊維で補強してある。使う部分
に応じて曲げたり変形させたりすることも可能。体内では約8週間
で吸収、分解され、毒性もない。
============================================================
◆07:ミニ知識コーナー◆
今週はお休みさせていただきます。
============================================================
◆08:イベント◆
●パープルリボンキャラバン2009in神戸「すい臓がんに光をあてる」
日時:2009年11月14日(土) 13:00(開場12:30)
場所:三宮研修センター
参加費:無料
お申込み:http://www.cancernet.jp/eve091114prc.html
お問い合わせ:info@cancernet.jp
------------------------------------------------------------
皆様からの情報をお待ちしております。
掲載希望のがんや疾患に関するイベント情報をお寄せ下さい。
また、イベントに参加された方の体験レポートも募集しております。
「行ってみたらこんなことが分かった!」「気持ちが楽になった」
など300〜400字程度でお寄せ下さい。読者の皆様と感想を共有して
みませんか。
============================================================
◆09:書籍(新刊本案内)◆
●癌ノート ワニブックス〈PLUS〉新書
米長流前立腺癌への最善手
米長 邦雄 著
秋元 哲夫 監修
税込価格: \798 (本体 : \760)
出版 : ワニ・プラス
発売 : ワニブックス
サイズ : 18cm / 189p
ISBN : 978-4-8470-6002-1
発行年月 : 2009.10
【内容説明】
2008年春、前立腺癌と診断された。手術か、放射線療法か、ホ
ルモン療法か。長考の末に永世棋聖が選んだ最善手とは? 「男の
命」から尿漏れの心配まで癌との戦いを赤裸々に書き尽くす。
【書評】
昨年末に前立腺がんの治療を終えた日本将棋連盟会長の米長邦雄
永世棋聖(66)が、その体験をつづった「癌(がん)ノート」
(ワニブックス、税込み798円)を出版した。告知されてからの
情報収集と治療法の選択、副作用などについて、今年1月から自身
のホームページに掲載した手記を加筆修正し、治療にあたった医師
の解説を加えてまとめた。尿漏れや性機能障害の心配など、語りに
くい内容についてもユーモアを交え赤裸々につづっている。
米長さんは昨春、人間ドックで前立腺がんが見つかり、放射線治
療を受けた。複数の治療法からどれを選ぶか、どんなリスクがある
かなど、長年第一線で活躍してきた棋士らしく、最善手を追求する
姿勢が随所に見られる。
米長さんは「がんを宣告されるとみんな迷う。それはどの治療法
もマイナス点があるから。(がんで)すでに形勢不利なのだから、
何を指しても悪いのは当たり前。対局と同じく、他人任せにせず、
自分で考え、決断して、なおかつ笑いを忘れないことが大事」と話
している。(村上耕司)
(2009年10月26日 朝日新聞)
------------------------------------------------------------
皆様のオススメの書籍情報を募集しております。
感動した本、参考になった本などを、レビュー(400字程度)とと
もにお寄せ下さい。お待ちしております!
============================================================
★cancer☆編集後記☆cancer★
■今週頭から一気に寒くなりましたね。昨日は日中の日差しだけは
暖かかったですが、それでも追いつかないくらい気温は低く風は冷
たく強く・・・ダウンジャケットを着ている方もたくさん見かけま
した。週末にかけてまた気温は上がっていくようですが、季節の変
わり目は体調を崩しやすいですし、気をつけたいですね。(ナカネ)
------------------------------------------------------------
【癌めーるについて】
医師・医療従事者・医療ジャーナリストなどの専門家の協力のもと
西洋・東洋医学などの、垣根を作らず癌(がん・ガン)に関する情
報を国内外からピックアップ。がん情報のワンストップ・メールマ
ガジンを目指しています。 発行責任者 乾 敏晃
●記事内容・投稿記事・広告に関するご意見・ご感想は
mailto:ganmail@infoseek.jpへ
・編集部にて内容を選択させて頂きます。
・このメールマガジンで紹介されている広告は、弊社で効果を確
認したものではありません。