時事通信社「官庁速報ヘッドライン」 |
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
■□ 時事通信社 官庁速報ヘッドラインメール 2007/08/01 ■□
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
http://www.jamp.jiji.com/
●●●●●●●●●●●●●【トップインタビュー】●●●●●●●●●●●●●●
笹朝一・和歌山県日高川町長
◇合併で知った格差、解消へ全力
和歌山県中央部のやや北寄りに位置する日高川町(1万1300人)は2005年
5月、それまでの川辺町、中津村、美山村が合併して誕生した。笹朝一町長(ささ・
ともかず=71)は、合併するまで分からなかった生活環境の格差が、町内にあると
感じている。「1つの町の中にも格差がある。これを解消するのが私の仕事」−。初
代町長の使命についてこう語る。
「町民は皆同じように文化的生活を送れるようにしたい。一部でインフラ整備が遅
れ、下水も完備していない集落が残っているのはかわいそう」。同町は、総面積約3
30平方キロメートルの約9割を林野が占める。集落は昔から主に林業を営んで暮ら
してきたが、輸入材が増えて木材価格が急落し、生活が成り立たなくなっているとい
う。「下水利用1つにしても、自己負担を求めることは全くできない状態。だからと
いって、町費で全負担をするわけにもいかない」と苦しい表情で語る。
広がる生活格差の中、特に心配なのは災害時だ。笹町長は1955年、地元・旧川
中村の役場に19歳で就職した。当時役場が抱えていた最大の課題は、53年に地域
を襲った「紀州大水害」の復旧作業。土木作業に明け暮れた。死者行方不明者289
人の被害をもたらした惨状は、今でも鮮明に思い出されるという。以降、災害対策に
は全力を尽くしてきたが、約60年に1度起こると言われる大水害が今起こったら−。
集落の中には、人口の90%を65歳以上のお年寄りが占めるところもある。すべて
守りきれるか、「心配だ」というのが本音。
合併による変化に集落が取り残されないよう気遣う笹町長。今後の二次合併につい
ては「もう待ってくれ」と消極的だ。そこには、合併を推進してきた国に対する「最
初の約束と違う」という不信感がある。「もっと地方に対する配慮があると思ったが、
最後の方でごまかされた。地方を放って国が良くなることはないのだから、国ももっ
と頑張ってほしい」と強調した。
ただ、合併の効果も感じ始めている。「行政の舞台が大きくなったことで、優秀な
人材が寄り合い『新しい町を作っていこう』『何かやってやろう』と会議が活発にな
った。いわば意識改革がなされた」という。今後の町行政について、「(地方への財
政措置が)今までが良過ぎたという面もあると思う。襟を正して歳出を切り詰め、必
要なインフラ整備という課題に全力で取り組みたい」と意欲十分に語った。
〔横顔〕旧川中村(現日高川町)出身。1955年に同村役場に就職以来、役場生
活52年。56年合併で旧中津村役場へ。89年に旧中津村村長に初当選、4期務め
た後、05年に初代日高川町長に当選。趣味はゴルフだが、合併後の土日はほとんど
町内イベントで過ごす。若い職員とお酒を飲む機会がもっと欲しいと願っている。
〔町の自慢〕「性格が丸い人が多く、みんなよく働くこと」(町長)。笑い祭りや
道成寺なども。
〔ホームページ〕http://www.town.hidakagawa.lg.jp/
(和歌山支局・江藤綾香)
(2007年7月26日配信) 【iJAMP「インタビュールーム」より】
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
****************************************************************************
▼きょうの官庁速報ヘッドライン▼
****************************************************************************
◎「水バンク」制度の導入検討を=経済原理取り入れ、節水意識向上−国土交通省
◎普通交付税総額4.4%減=不交付団体、188に増加−07年度大綱・総務省
◎与党大敗で財政改革に暗雲=消費税増税論議は困難か−シーリングでも調整難航
◎5月末調定、1.4%減=07年度の県税徴収実績−総務省
◎10年債は2720億円=5年債は350億円−8月市場公募債
◎家庭ごみ収集、8月から有料化=北海道旭川市
◎医学部入試に地域推薦枠を新設=福井大学
◎都心の商業チャレンジャーに補助金=浜松市
◎エコマネー募金自販機を設置=名古屋市リサイクル推進公社とダイドードリンコ
◎企業パートナーシップ制度を導入=和歌山県
◎UIターンの体験モニターツアー=松江市
◎業者との契約の在り方で通知=後期高齢者医療制度めぐり−高知県
《町村スポット》 ◎町議選の開票をネット中継=山形県飯豊町
《町村スポット》 ◎災害弱者に火災警報器を無償貸与=埼玉県嵐山町
《町村スポット》 ◎入居者が間取り決める一戸建て住宅=島根県美郷町
◎文部科学省人事(7月31日)
◎環境省人事(7月31日)
◎群馬県人事
◎岐阜県多治見市人事
◎大阪府人事(7月31日)
◎広島市人事(7月31日)
◎福岡県人事
【資料】 ◎2007年度普通交付税大綱資料(記事付き)
【資料】 ◎2007年度道府県税徴収実績調べ(07年5月末現在)=総務省
****************************************************************************
◇明治以来続く富士山頂郵便局を開設=郵政公社東海支社
日本郵政公社東海支社は、富士山頂郵便局を開設した。毎年夏だけの定期オープン
で、明治42年(1909年)以来、今年で92回目。10月の民営化を控え、日本
郵政公社としては最後の開設となる。
同郵便局は、富士山頂から約40メートル下の標高3735メートル地点に位置す
る。7月12日から8月20日までの間、土日や祝日も営業するが、悪天候の場合は
休業となる。郵便物を送る際には、局員が富士山をデザインした消印(風景日付印)
を押してくれる。登頂記念に郵便を出すケースが大半だが、中には結婚式の招待状を
出しに来る人もいるという。
窓口利用人数は過去5年間に増加を続けており、昨年度は約1万4600人。1日
平均で約350人が利用したことになる。同支社は「公社では最後の開設。来年度は
新会社で検討する」としている。
【iJAMP「ブロック機関コーナー」より】
****************************************************************************
★ご案内★
「官庁速報ヘッドラインメール」は、時事通信社の行政専門情報紙「官庁速報」の見
出しを無料でお届けするサービスです。月〜金曜日(祝日を除く)に配信します。
「iJAMP」(有料)を未契約の場合、本文はご覧になれませんので、あらかじめご
了承ください。「iJAMP」契約・料金等は customer-s@jiji.co.jp まで。
■----時 事 通 信 社--------------------------------------------------------
□ iJAMPのお申し込み・お問い合わせ ad@jiji.co.jp
□ 広告掲載のお問い合わせ ad@jiji.co.jp
■--------------------------------------------------------------------------
Copyright(c) 1996-2007 Jiji Press Ltd. 掲載記事の無断転載を固く禁じます
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
