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社会人の知って得するハンドブック

発行日: 2003/12/27

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☆★☆★  社会人の知って得するハンドブック No.37   2003.12.27 ☆★☆★
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もくじ  
■よしなしごと:★出した年賀状は郵便局から取り戻せる
■話し方講座  :★会議中で発表途中に質問されたら
■マナー   :★日本酒の注ぎ方
■心の健康  :★アルコール性肝障害

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■ よしなしごと

★出した年賀状は郵便局から取り戻せる

今月20日の朝日新聞のコラム「がまぐち」によりますと、一度投函した郵便物も相
手に届く前に取り戻す方法があるそうです。

年賀状を出したあとで相手から喪中のはがきが来た時などは、その年賀状を取り戻す
ことが出来ます。

郵便局(ポストに明記)を訪ねて請求書を書きます。その郵便局に残っていれば無料
で戻せますが、相手先の郵便局に渡った場合は手数料550円が必要です。
まったく関係ない郵便局から請求する場合も手数料550円必要です。
まずは、電話で連絡してから郵便局に出向きましょう。

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■   話し方講座 : 

★ 会議中で発表途中に質問されたら

前回お話したように「自己主張」を「自己顕示」と誤解されている方が多いようです。
「自己主張」とは、自分の考えを公開して、他人の厳しい批判を受ける行為です。
「他人の批判を喜んで受け入れる」気持ちが大切です。
他人に批判されてムッとする人は単なる目立ちたがり屋で、「自己顕示」を満たそうと
しているに過ぎません。

今回は、会議中に途中で質問された場合を考えて見ましょう。
前回の「自己主張」に関して、大変勉強になるご質問を頂きましたのでご紹介します。

<質問>
> 以前から発表途中の質問について考えていました。
> たとえば部署のメンバー全員参加の月次報告のときに
> 発表途中で口を挟むその組織のトップが多いことです。
> それにより、発表終了時の質問が不活性になっているように
> 思います。
> 質問はまとめてと断ってもなくなりません。
> 上の権力が強いからでしょうか。
> 何かいいアイデアがあったら教えてください。

管理職には実力で今の地位についた人ばかりではありません。
年功序列で実力が伴わないまま管理職についた人もいます。
このような管理職は、有能な部下に見くびられないように、絶えず威張ったり、部下
の仕事ぶりをけなしたりして、自分の存在感をアピールします。

地位にふさわしい実力を持っている人は、部下の話を最後まで真剣に聞き,部下が何
を話したいのか「話したい真意」を聞き取ることが上手です。
実力のない管理職は「聞く能力」も備わっていないので、部下の話を聞き取ることが
出来ません。
「部下の話」が理解できないので、自分の思考を部下に押し付けようとします。
けなしたり、威張ったり、怒鳴ったり、無理な命令をしたりします。

話を聞かない管理職というのは、昔の仕事のやり方しか知らないので、現在のビジネ
スの進歩に追いついていけないのです。
今の地位にふさわしい実力を持っていないので、部下から軽く見られているのではな
いかと感じています。
「自己重要感」が満たされていない人です。

人間にとって大切なのは、自尊心、自己重要感です。
会社内でも自分は大切な社員だ、価値のある人間だという、存在感が感じられないと
心の病が襲ってきます。
最近「うつ病」が増えているのもここに原因がありそうです。

会社においても、管理職としての存在感が感じられないと、部下を怒鳴りつけたりし
て自分の存在感を高めようとします。
会議でつまらない質問をしてまで、部下より自分のほうが偉いということをアピールしたがるのです。

このような上司をおとなしくする方法は一つだけです。
日頃から上司の話を最後まで聞き、アドバイスを受けるようにして上司の「自己重要
感」を満たしてやることです。

上司から見ると、自分を重要視してくれる部下はかわいく感じます。
会議で皆の前で怒鳴ったりしたあとでは
「OO君、先ほどの件は、気にしないでくれ。皆の手前、ちょっと言わせて貰ったが、
他意はないよ。今後もがんばって」というねぎらいのことばが出てくるはずです。

なぜかというと、その部下に嫌われると困るからです。自分の重要感、存在感を満た
してくれる部下が必要なのです。
会議中に「自己存在感」をアピールし、あなたにも「自己存在感」満たして欲しいの
です。

会議中に、頻繁に口出しする上司には
日常からアドバイスを受けて接触しておく。それも、難しいことではなく、つまらな
 いことのほうが効果的です。
たとえば「課長の文書はすばらしいですね。私は文章を作るのが下手で悩んでいるの
です。文章作成のコツを教えて頂けませんか」
このようなことでもいいでしょう。いわゆるゴマすりの部類に入るかもしれませんが。

プレゼン中に上司が口出ししたら
 「大変勉強になりました。ありがとうございます。まさにそのとおりですね。まっ
たく気がつきませんでした。ご忠告ありがとうございました。」
 というように、上司の口出しを、感謝の気持ちを込めて受け入れましょう。
ほめことばや相手の存在感を満たすことばは、人前で述べると効果が大きくなります。

丁寧に感謝のことばを繰り返していると、いつの間にか発表途中での質問はなくなっ
ていくでしょう。

あなたも、人前でほめられると嬉しいでしょう。
上司も、「部下からそのように思われていたのか」と、自己満足感に浸ることが出来
るのです。

あなたが人から受けて嬉しいことは、上司も嬉しいのです。
あなたが人から受けて腹が立つことは、上司にとっても腹が立つことなのです。
あなたが人からしてもらって嬉しいことを、上司にしてあげましょう。

途中での口出しには、相手の「自己重要感」を満足させてあげるのが解決策です。
「自己重要感」が満たされると、途中で口を挟まなくなるだけではなく、あなたを好
ましい人物、頼りになる人物として評価するようになります。

大勢が口を挟むときは、その中の実力者にアタックしてみてください。
部下から頼られている、自分の実力が認められ、尊敬されていると感じれば、会議中
に口を挟む人には最後まで聞くよう抑えてくれるはずです。

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■マナー 

★ 日本酒の注ぎ方

お酒を注ぐ時は、片手で注ぐのが普通ですが、基本マナーでは両手で注ぎます。
そのほうが合理的だからです。
まず片手で持ちます。左手をお調子の下に添えて注ぐ量を加減します。

お銚子が盃に触れないように、八分目くらいに注ぎます。
注ぎおわったらお銚子の口先を回しながら戻しますとしずくが垂れません。

このような振る舞いは、右手だけでは力が入ってうまくいきません。
右手でしっかり持ち、左手の手首の返し加減で量を調節しましょう。
これは、女性が優雅に見せるための振る舞いだけではありません。

ここで注意することは、手のひらを上に向けて注がないこと。逆さ注ぎはマナー違反
とされています。必ず右手の甲は上に向け、お調子の下に左手を添えます。

宴会では、飲めない人に酒を無理強いする先輩や上司がいます。
飲めないのはアルコール分解酵素が無いか、少ない人です。
このような人に無理に飲ませますと、急性アルコール中毒で死亡することもあります。
死亡しなくても、肝臓障害でその人の一生を妨害することになります。

飲めない人に酒を無理強いすることは、暴行罪になる恐れがあります。
無理に飲まされることは、鉄パイプで殴られるよりも、もっとつらいという事を肝に
銘じて置いてください。

…………………………………………………………………………………………………
 
■ 健康 

★ アルコール性肝障害

アルコールの飲みすぎは肝臓を傷めます。
肝臓が傷むとGOT、GPT、γ-GTP値が上昇します。
特にγ-GTP値がアルコールの飲む過ぎの目安とされていますが、アルコールによる
障害だけで上昇するものではありません。

原因を問わず、肝細胞が破壊されたときにこれらの酵素が出てきます。

1日当たり、日本酒3合か、ビール大瓶3本、ウイスキーダブルで3杯に該当するア
ルコール量を5年以上摂り続けた場合に肝臓を悪くするといわれています。

肝臓疾患で多いのはウイルス性で、アルコール性肝臓疾患の割合は10%強程度です。
C型肝炎はアルコール禁忌です。治療に用いられるインターフェロンの効果が弱くな
りますので注意しましょう。

糖尿病ではアルコールを控えるよう指導されていましたが、適度のアルコール(日本
酒なら1日1合まで)なら、かえって悪化を予防するとのデータもあるようで、最近
はカロリーの少ないウーロンハイなどを勧める医者もいるようです。

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