NPOのメッカ、サンフランシスコ地域より、アメリカのNPOの活動状況や人権問題に関わるニュースをお届けします。様々な民族、文化が混在し、常に新しく変化し続けるSF地域ならではの地域に密着した情報も掲載予。
- 最新号:2008-09-24
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アメリカのNPOニュース No. 125
発行日: 2008/6/24■□ お知らせ ■□
《夏のNPOプログラム》
◆第22回『NPOボランテイア体験プログラム』9/4-9/17・9/25-10/8(SF)
http://www.jprn.org/taiken/index.html
9/4〜9/17コースの受入定員が残り4名となりました。
◎NPOプログラムのお問合せはakane@jprn.orgまで。
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カリフォルニアの同性愛者の結婚、住民投票へ
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カリフォルニア州の最高裁が5月15日に同性愛者の結婚を合憲と判断し、同性
愛者による結婚が相次いでいる。これに対して、同性愛者の結婚に反対する団体
は、11月の大統領選挙の投票日に住民投票を行うことを求め、署名を州政府に
提出していた。州政府は6月2日、住民投票に必要な有効署名数が確認できたと
して、投票の実施を発表した。これにより、同性愛者の結婚問題の決着は、先送
りになる。
同性愛者の結婚に反対する住民投票を求めていたのは、Campaign for
California Families (CCF)などの団体。カリフォルニア州最高裁が合憲判決を
だした5月15日以前に110万人の有権者の署名を集め、州政府に提出していた。
この住民提案は、結婚を男女のカップルだけに限定することを州憲法に盛り込む
ことを求めるものだ。
6月2日、Debra Bowen州務長官は、住民投票にかけるのに必要な有用署名数
が確認できたとして、投票に付すことを明らかにした。なお、住民投票に付すに
は、前回の州知事選挙の有効投票の8%にあたる約70万人の有権者の署名が必要。
カリフォルニア州の同性愛者の結婚に関する裁判は、2004年に起こされたも
のだ。National Center for Lesbian RightsやLambda LegalなどのNPOが原告
代理人となっていた。その後、サンフランシスコ市・郡が同様の裁判を起こし、
これらの裁判が合同され、控訴裁判所以降では審理が進められ、5月15日の最高
裁判決に至った。
<関連サイト>
Campaign for California Families (CCF): http://www.savecalifornia.com/
National Center for Lesbian Rights: http://www.nclrights.org/
Lambda Legal: http://www.lambdalegal.org/
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編集後記:
初めまして、アマナといいます。先週、地方新聞の一面を飾った同性愛者の
結婚のニュースは、ブッシュ政権下に深刻化している様々な問題を抱えるこの
社会状況のなかで、数少ないポジティブな出来事の一つでした。
6月16日に結婚の口火を切ったのは、87歳と84歳のレズビアンカップル、リ
オンさんとマーティンさん。二人はサンフランシスコを基盤に、55年もの間同
性愛者の権利獲得のために闘ってきた存在です。同性愛者であるということで
解雇され、アパートの賃貸も拒否され、不当に警察に逮捕された時代から、先週
のセレモニーに至る過程がどのようなものだったかを思うと、深い感慨を覚え
ずにはおれません。
同性愛者の結婚に反対する意見では、「子供を育てる上で男の父親と女の母親
の存在が必要かつ重要である」というものが主たる議論です。また、結婚でなく
ても法的権利を認められたシビルユニオン(市民的結合)で何が悪いのか、なぜ
「結婚」にこだわるのかというような議論もあるかもしれません。
でも、子供にとって自分を愛し育ててくれる存在自体が大切で、両親が同性か
どうかということよりも、同性愛者への憎悪を維持再生産する社会風潮こそが、
同性愛者を親に持つ子供に苦悩を与える可能性を与えるものだということを忘れ
た本末転倒した意見ではないか。選択する権利があって選択によって結婚しない
のと、その権利を最初から奪われているのとでは、全く前提が違うということ。
そんなことを思いつつも、様々なカップルの愛と闘いの記事を読みながら、涙に
濡れたティシュペーパーがいつの間にかテーブルに山積みになってしまいました。
(JPRNボランティア・呉清恵)
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