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青学VNETマガジン 4月号

発行日: 2004/4/23

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 青学ベンチャー・ネットワーク発行****************************************
 
      □■□■青学V−NETマガジン vol.22■□■□
 
 **************************************************************2004年4月
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☆もくじ=CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【第4回青学ベンチャーネットワーク総会・特別号】
・開会挨拶 井浦幸雄AVN代表幹事/日本エンジェルズフォーラム代表理事
・来賓祝辞 武藤元昭青山学院大学学長(AVN最高顧問)
・来賓挨拶 半田正夫学校法人青山学院常務理事(AVN特別顧問)
     ・    ・
★ニューヨーク/ビジネスライブラリー視察=SPECIAL REPORT
         竹内利明AVN副代表幹事/電気通信大学共同研究センター客員教授
★OB訪問=INTERVIEW BY STUDENTS ダイレクトプラネット 原哲雄社長
★告知=ANNOUNCE
★リンク集=LINK
★編集後記=FROM EDITORS
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【第4回青学ベンチャーネットワーク総会】

     4月15日(木)午後6時から、青山キャンパス総研ビル19会議室にお
     いて『第4回青学ベンチャーネットワーク総会』が開催されました。
     当日は青山学院大学・武藤元昭学長、学校法人青山学院・半田正夫常
     務理事にもご臨席賜り、また、AVNの会員、AVLの学生など多数
     の出席者があり、盛況のうちに無事「事業報告」「決算報告」などを
     終えることができました。
      当日行われた井浦幸雄代表幹事の開会挨拶、武藤学長の来賓祝辞、
     半田常務理事の来賓挨拶を以下に掲載いたしました。ご覧下さい。
     

■開会挨拶■井浦幸雄AVN代表幹事/日本エンジェルズフォーラム代表理事

「代表幹事をさせていただいております、井浦幸雄でございます。今日、大変お
忙しいところたくさんお集まりいただきましてありがとうございます。
 青学ベンチャーネットワークの総会も4回目となります。
 最初、青学ベンチャーネットワークを作ろうと考えましたのは、竹内利明さん
(AVN副代表幹事/電気通信大学共同研究センター客員教授)とお会いしまし
て、どうも慶応の湘南藤沢キャンパスですとか早稲田のアジア太平洋研究センタ
ーというところから、あるいは法政大学のエクステンション・カレッジですとか、
そういうところから私とか竹内さんに話をして欲しいという依頼がくるのに、青
学だけそういう会合がないじゃないかということで、自分の出身母校にそれでし
たらベンチャーネットワークのようなものを作ろうということで2001年に作った
わけでございます。今日ご紹介いただきます幹事団もそのころからおつき合いい
ただいてる方々です。
 学生とOBの間を結ぶ形で新しいビジネスの研究をしようということで、のち
ほど事業報告があろうかと思いますがアントレプレナー基礎講座、昨年は第2回
目でしたが、OBの方が10数人集まりまして、私もベンチャー企業の資本政策と
いうことで6月の18日に担当させていただいたのですが、学生の方が第1回目は
だいたい100人くらいだったんですが、去年の場合は200人を超えるような
学生の方にお集まりいただきまして、大変熱気があって盛り上がったという印象
を持っています。立派なアントレプルヌール基礎講座の本もできましたので、み
なさんお目通しいただければと思います。大成功であったのではないかというこ
とで、2004年度も継続するということでございます。
 それと滝田さんと園田さんがご苦労していただいて、青学ベンチャーネットワ
ークのメールマガジンを毎月出しておりまして、これもなかなか中身は濃いとい
うことで、私も数回に渡りまして巻頭言を書かせていただいていますが。
 それから中松さんのお骨折りで月例会を何回かやっておりまして、このときも
学生の方々のご参加もかなりありまして、非常に盛り上がって、12月の月例会の
時は忘年会もあって盛り上がりまして、多くの方のご参加をいただきました。
 で、私自身、1965年に経済学部を卒業しまして、日本銀行に30年くらい勤めて
おったんですが、スイスのバーデルの国際決済銀行に89年から99年まで行ってお
りまして、そのときにどうも日本の経済は失われた10年ということでダメになっ
てしまったということで、みなさんに大変批判されたわけでございます。
 そんなことはなかろうということで、新しいビジネスを盛り上げる形で日本の
経済の再活性化をしたいということで、日本エンジェルズフォーラムというもの
を1999年に作りまして、もう4年になります。この活動はかなり広がりを見せて
おりまして、全国で20カ所のエンジェルズフォーラムが立ち上がっている状況で
す。
 おかげさまでこういう活動を通しまして青学のいろいろな活動に徐々に足をつ
っこまされていただいておりまして、日本興亜損害保険の松澤建社長がチーフに
なっています青山会ネットワークというのがございまして、ここの副代表幹事を
やるということになって、それもさせていただいているんですが、こともあろう
に今年の9月23日の第11回の青山学院大学の同窓祭の実行委員長をやれといわれ
まして、これも200人くらいの実行委員がいる大きな組織ですので、ぜひとも
OBの方、学生の方、9月23日の同窓祭のお手伝いをよろしくお願いします。
 私が実行委員長になるということで、この中からも多くの方に実行委員として
手を挙げていただいてしまして。それから園田さんのなさっている“ギジネス”
−−疑似ビジネスを同窓祭でやろうというお話もありますので、だんだん青学ベ
ンチャーネットワークの活動が青山会ネットワークですとか同窓祭にも深く関与
しはじめています。
 私も青山学院を卒業しましてから海外に18年間もいっておりましたので、青山
のためにこれまであまりできませんでしたが、これから一生懸命頑張って青学ベ
ンチャーネットワークももり立てますし、いろんな活動をやっていきたいと思い
ます。 今日は多くの方に顔を出していただきまして、ありがとうございました。
以上でございます」

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■来賓祝辞 武藤元昭青山学院大学学長(AVN最高顧問)
 
「みなさんこんばんは。ご紹介に預かりました学長を務めています武藤でござい
ます。よろしくお願い申し上げます。
 この総会、第4回青学ベンチャーネットワーク総会ということで、このように
開催されましたことを心よりお祝い申し上げます。
 私ここに参りまして、総会のプログラムを拝見しましたらAVN最高顧問と書
かれておりまして、まったく自覚がございませんでして、大変失礼をしました。
もっとも最高顧問に特別顧問に代表顧問と、いろいろ顧問が並んでおりまして、
誰が一番偉いんだろうという気がしないでもないすけど。今後多少は自覚を持ち
たいと思います。
 さきほど、はじまる前にいろんな方からご紹介をいただきました。みなさんそ
れぞれ経営者として張り切っていらっしゃるようで、大変心強いことでございま
す。ということは、ここでお集まりの方に石を投げれば社長さんに当たるという、
そういう感じなんだろうと思います。
 また、こうしてご出席のみなさまの顔ぶれを拝見しますと、本当にお若いです
ね。青山学院大学というのはイメージとしては大変若々しいイメージがあると思
います。そういうイメージにぴったりだと先ほどから感じています。
 青山学院を出て、経営者としてご活躍なさるというからには、青山学院の精神
もしっかりバックボーンとして持っていただきたいという気がするのですが、こ
の会が伊藤先生(伊藤悟文学助教授/宗教主任)の開会祈祷からはじまったとい
うのも、大変素晴らしいことではないかと思っております。
 私自身、青山学院は中等部と高等部と6年おりりました、ですから母校であり
ます。校友であります。そういう意味では校友のみなさんがおおいに活躍してく
ださるということは大変心強いことでございます。
 それから、先ほど井浦さんのご挨拶にもありましたように、アントレプレナー
の講座ではいろんな形で学生諸君がお世話になっております。これもまた大学の
人間として心からお礼を申し上げます。
 それから青山会ネットワークも、先日私もお招きいただきまして、ネットワー
クの代表の方々とお話をさせていただく機会ががございました。みなさん本当に
母校に対して熱い思いを持ってくださって、感謝しております。
 この会が、青山の卒業生の核として大きく育って、願わくば、青山に対して様
々な形で協力してくだされば、これに増した喜びはございません。
 どうぞ、今後ますますこの会が大きく発展されますよう、心からお祈り申し上
げます。本日はおめでとうございます。」

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■来賓挨拶 半田正夫学校法人青山学院常務理事(AVN特別顧問)

「みなさん、こんばんは。第4回の総会、ここまでついに来たかなという感じが
しております。おめでとうございます。
 私の学長在任中に誕生しまして、はじめはうまく成功するかなという危惧の念
を実は持っていたのですが、皆様方のご協力でどんどん発展して、そしてアント
レプレナー基礎講座で多くの学生をひききつける。と同時に卒業生同士いろいろ
と意見を交換、仕事の上での意見交換も堅実にやっていると聞きまして、本当に
嬉しく思っております。
 やっぱり校友会の活動というのはこうあるべきだと思うんですね。いろんな団
体が本学にも卒業生を中心にありますけども、卒業生だけでかたまっている単な
る親睦的な団体であってはいけない。お互いに情報交換の場であるということも
必要でしょうし、それと学生の間とのつながり、これを非常に大事にしていって
欲しいと思っております。
 そういう意味ではこの会というのは理想的な形態をとっているなと思います。
これをきっかけに他の校友会の組織ももっと学生と密着して、全青山のために、
青学ファミリーのためにお互いに交歓しあっていただければありがたいなと思っ
ております。
 私も今度常務理事などという、自分としては縁の遠い仕事について、いったい
どうなる事やら自分でもわかりませんが、できるだけみなさまの便宜を図ること
ができるようにしたいと思っていますし、私の専門であります知的財産関係も青
学では力を入れようということで、そのほうの役目も担わされるようであります
ので、みなさまがたと協力しあって、皆様方のお役に立てればありがたいと思い
ます。
 こうした活動が青学全体の発展につながっていくことを願っております。今後
ともよろしくお願いいたします。本当に本日はおめでとうございました。」


 ★特別寄稿 SPECIAL REPORT━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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 【ニューヨーク/ビジネスライブラリー視察】
                  竹内利明AVN副代表幹事
                  電気通信大学共同研究センター客員教授

 3月14日(日)11時成田発全日空N010便で長崎大学経済学部の松永明教授と2
人でニューヨークに向けて出発。11時間の長旅にうんざりしたころ窓からマンハ
ッタン島がくっきりと見えてきた。大きな長方形のセントラルパークを中心にニ
ューヨークは一面ビルだらけ。朝のニューヨークに到着する飛行機が上空からく
っきりと見える。
 日曜日の午前9時に到着して1日得したように思えるが、体は時差に関係なく、
日本時間の午後11時、そろそろ眠たくなる時間。しかし、ここで眠るとニューヨ
ークの人たちと半日違いの生活になる。ホテルに荷物を預けて、ニューヨーク観
光を楽しむことにする。同行の松永先生はオックスフォードのロースクールを卒
業してニューヨーク州の弁護士の資格を持つ。
 最初にグラウンドゼロを目指して地下鉄に乗る。多くの人とともに祈りを捧げ
ていると犠牲者とその家族友人の悲しを感じる。多くの犠牲者の叫びで体が震え
てくる。
 グラウンドゼロの向こうに見えるファイナンシャルセンターに向かって左回り
で歩き始める。階段を上がって上から見ると基礎がむき出しになっているのがよ
くわかる。ファイナンスシャルセンターは日曜日で観光客とガードマンの姿が目
につくだけ。温室のようなガラス張りで椰子の木が南国ムードを作っているが、
グラウンドゼロと対比して見るので、なんとなくさびしい。周りの被害を受けた
ビルがそのままの姿で建っている光景は9.11が夢や幻ではなく、現実の世界
で起きたことを伝えている。ついに一周する。
 ここを再度開発するというのがアメリカらしさかもしれない。屈服することは
なく、戦い続ける意志を感じた。この光景を見るのは、きっと最後で、今度来る
ときは再開発されたビルが建っているのだろう。
 今回のニューヨーク訪問は、ビジネスライブラリーに関連した調査。ニューヨ
ーク公共図書館のサイエンス、インダストリー&ビジネスライブラリー(SIB
L)は有名だが、アメリカの公共図書館にはビジネスライブラリーがいくつもあ
る。今回はSIBLのほかにブルックリン公共図書館ビジネスライブラリー、コ
ネチカット州シムズブリー公共図書館ビジネスライブラリーの3ヶ所を訪問して
調査した。それぞれ、非常に親切にしていただき、各図書館に6時間以上滞在し
てヒヤリング、多くの成果を得ることが出来た。
 この成果をベースにビジネスライブラリーについて、今年の日本ベンチャー学
会で報告したいと考えている。写真も300枚ほど撮影してきているので機会が
あればご紹介したいと思います。


★OB訪問=INTERVIEW BY STUDENTS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【訪問企業】株式会社ダイレクトプラネット
     ・所在地   東京都品川区東五反田5-2-1 東五反田立川ビル3F
     ・設立    平成12年3月21日
     ・事業内容  One to Oneメール配信システムの開発
            携帯端末向けメール配信の企画・立案
            広告配信事業
            コンテンツ企画・制作・編集
            マーケットリサーチ事業
            他メディアと連動したコンテンツ配信事業
            企業の顧客向けメール配信代行
            モバイル・プロモーション・システムの開発・運用
     ・http://www.direktplanet.com

【取材相手】原哲雄 社長
      1991年青山学院大学理工学部電気電子工学科卒業。
      同年(株)トーメンに入社し電子情報通信本部にて通信・CATV・BS・
      インターネット関連の事業企画を担当。
      又、経営企画部にて経営マネジメントサポート業務、通産省プログ
      ラムによる米国ベンチャーキャピタル研修を経て、1999年12月末を
      もって退職し、(株)ダイレクトプラネットを創業。

【インタビュアー】北原祥雄(英米文4年・取材時)

・・・・・・・・

★原さんの学生時代を教えてください。
原:1年生の夏にフリートというウィンドサーフィンのサークルに入って、勉強
そっちのけで海ばかり行っていました。だから学校にはほとんど行ってなくて、
鎌倉の合宿所なんかで過ごすことのほうが多かったですね。サークル活動がメイ
ンのキャンパスライフでした。

★ウィンドサーフィンでは相当活躍されていたとお聞きしましたが。
原:学生時代は結構のめり込んでやっていたので、全日本学生選手権で入賞した
りとか、世界選手権に出場したりとか、バルセロナオリンピックの強化合宿に参
加したりなんかもしていました。ウェットスーツやボード類はすべてスポンサー
が支給してくれていたので、学生ながら割といい生活をしていましたね。

★当時はウィンドサーフィンで食べていこうと考えていたのですか?
原:それはあまり考えていませんでした。まあ、勝負好きというか負けず嫌いな
ところがあるので、ウィンドを始めたからにはとことんやってやろうとは思って
いました。もちろんプロになることも考えたことはあるのですが、実際に海外の
大会に出たり、世界のトッププレーヤーと合同合宿してみると、自分は世界レベ
ルでは絶対勝てないな、と。そう感じました。そもそもウィンドだけで食べてい
ける人って世界で10人ぐらいしかいないんですね。そういう意味でもあまり魅力
を感じませんでしたし。

★では、その頃から起業家になろうと思っていたのですか?
原:そうですね。父親が創業者ということもあって、小さい頃から自分も社長に
なりたいと思っていました。それにサラリーマンにはなりたくないという思いが
あったので、自分で何かを始めたいなというのは常に頭の中にありましたね。た
だ、具体的に何をやろうとかいつから始めようとかは非常に曖昧でした。
 卒業後すぐに起業をしようとは考えていなかったので、大学4年生のときは就
職活動をしたんです。で、色々と会社を調べた結果総合商社に行ってみようかな
と。僕は高校の時にアメリカ留学をしていたので、国際的な仕事に興味があった
し、一つのことにとらわれずに自分で色々と企画をしたかったので、商社を受け
て、トーメンに入社しました。

★トーメン時代にはどのようなお仕事をされていたのですか?
原:トーメンではダイレクトプラネットを立ち上げる前の9年間働いていました。
最初は電子情報通信本部というところで、いわゆる通信インフラを海外向けに輸
出したり、現地で建設して納品するみたいな仕事をしていました。IT系とか通
信系に関わるものはすべて取り扱っていましたね。
 6年間ぐらいその電子情報通信本部にいて、次の2年間が経営企画部、最後の
1年間がマルチメディアというふうに渡り歩きました。
 トーメンはドラフト制度といって自分の行きたい部署を指名できるんですね。
だから経営企画部も自分で経営的なことを勉強したいと思って手を挙げていかせ
てもらったんです。経営企画部とはどんなところかというと、まさに経営の企画
なんですが、投融資案件の評価も行うところなんですね。つまり、全社的な案件
を見ることができる一方で、案件を判断するには広範に渡って深い知識が要求さ
れるわけです。その作業はハードではあるけれども、かなり勉強になりました。
 あとは社内ベンチャー制度の立ち上げなんかをやっていたのですが、その流れ
でアメリカのベンチャーキャピタルに派遣されました。通産省のプログラムだっ
たのですが、その当時−−98年、99年頃はちょうど日本でもマザーズとかが立ち
あがったときだったので、日本でもベンチャーを活性化させるために若手を勉強
させようということで通産省が企画したんですね。
 で、向こうのベンチャーキャピタリストの中に入って案件の発掘・審査から評
価をするところまでやらせてもらいました。それがすべてではないけれど、その
経験が起業をする最終的な一押しになったことは間違いないですね。

★ダイレクトプラネット社のビジネスモデルはどのように生まれたのですか?
原:商社時代にCATVに投資したりだとか、いろんな通信事業を見たり作った
りして、その中心となる顧客データベースを使ったビジネスモデルにすごい興味
が沸いたんです。
 じゃあ自分が独立してやるならどうしようかと考えた時に、ちょうど iモード
が出てきた頃だったので、ケータイを使ってやれるんじゃないかなと。僕がトー
メンを退職したのが99年の末ごろで、iモードの契約台数が300万台ぐらいでした。
その時すでに iモードが加速度的に普及していく予測はついていましたし、ケー
タイを使ったマーケティングのビジネスモデルもいけるだろうと判断しました。

★当時ケータイを使ったサービスが続々と誕生するなかで、原さんはどこに勝算
を持っていたのですか?
原:うちは公式サイトとかにはまったく手を出さず、マーケティグ領域だけに特
化しているという点で他社とは最初から方向性の違いがあります。その頃マーケ
ティグだけに特化しているところはほとんどなかったんです。思っていたよりモ
バイル広告とかプロモーションが急速な勢いで普及していったので、タイミング
も非常に良かったですね。

★モバイルマーケティングの現状と今後の展望を教えてください。
原:今は企業のマーケティング活動のなかでモバイルというのは当たり前の存在
になってきているんですね。昔は目新しさとかで「こんなこともできますよ」と
いうぐらいの位置だったのが、今ではあって当たり前、むしろモバイルが全く関
係しない商品を探すほうが難しくなってきています。
 じゃあ今と比べて将来はどうなるのかといったら、将来的には今とは比べ物に
ならないぐらいモバイルの価値が上がってくることが目に見えています。例えば、
動画サービスは最近始まったばかりだけど、当然今後は主役になってきます。ま
た、モバイルを使った決済にしても、FeliCa(フェリカ:非接触ICチップ)の
登場でケータイが定期にもなるし、お財布代わりにもなってきます。だから本当
にマーケティング活動の中心になってくるというか、ますますケータイありきの
世の中になっていきますね。

★原さんの仕事に対するスタンスを教えてください。
原:僕のベンチャーの定義として、「従来なかったもの。もしくは従来の構造を
改革するもの」というのがあります。他と一緒のことをやってもそれはベンチャ
ーではなく、単なる中小企業に過ぎません。だから僕はまだ世に無いもの、従来
の構造ではないものに取り組んで、非効率的なものを効率的にしていく、そうい
うことを自分のライフワークにしたいと思っています。

★ベンチャーをやることの一番の楽しさは何ですか。
原:自分で決めたことをすぐに実現できること。自分で意思決定するので、自分
のスピードで物事を決められるし、自分の決めたことが世にでてくるっていうの
は嬉しいですよね。

★最後に学生にアドバイスをお願いします。
原:僕は学生時代にウィンドサーフィンを頑張ってきたことが自分にとってすご
く支えになっているんですね。その頑張ってきたウィンドで結果が出せたのだか
ら、今の仕事も上手く行かないわけが無いって思っているんです。
 自分の好きなことに一生懸命な人は魅力的ですよね。学生のみなさんは是非時
間があるうちに本当に自分の好きなことを探して欲しいと思います。何でもいい
んです。自分の趣味さえない人が仕事で頑張れるとは思えないので、まずは学生
時代に打ち込むことを探して下さい。
 あとは、強いて言えば友達ですね。信頼できる友達を持つ。起業するときは一
人じゃなにもできないので、あらゆる面で支えてくれる友人が必要です。
 そして社会に出たら、自分のために精一杯働いてください。「会社のために」
なんて思わなくても、自分のために頑張ることが最終的に会社の利益になるんで
す。頑張ってください!

★ありがとうございました。


★インタビューを終えて
 原さんは並々ならぬ情熱とそれを維持する精神力を兼ね備えた方だという印象
を受けました。実際、学生時代のウィンドサーフィンから商社時代、そして社長
となられた現在に至るまで、常に自分の意思で道を開き、かつ実績を残されてき
ています。インタビューを行っている最中にも、その言葉の端々から多々見習う
べきことを見つけることができました。
 私も原さんのように自分に厳しく、他人には謙虚でいられる大人になりたいと
思いました。(北原)

★告知=ANNOUNCE━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■投稿歓迎
「AV-NETマガジン」への投稿を歓迎します。「起業」に関連することであればテ
ーマは何でも結構です。分量はできるだけ少な目でお願いします。投稿、および
投稿に関するお問い合わせ問うは下記までお願いします。
編集長:滝田誠一郎 takita@seagreen.ocn.ne.jp
副編集長:園田雅江 sonoda@ysb.co.jp
 
 
 ★リンク集=LINK━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■AVN関係
・青学ベンチャーネットワーク http://www.sangyo-npo.jp/aogaku/index.html
・青学ベンチャー・ラボ    http://aoyama.fc2web.com/
・ギジネス          http://www.gusiness.com 

■AVN幹事
・井浦幸雄/日本エンジェルズ・フォーラム http://www.angels.ne.jp
・藤田晋/?サイバーエージェント     http://www.cyberagent.co.jp/
・竹内利明/(有)陽明エンジニアリング  http://www.sangyo-npo.jp/
・三好秀和/三好内外国特許事務所     http://www.miyoshipat.co.jp
・園田雅江/?gusiness【ギジネス】    http://www.gusiness.com
・川邊健太郎/ヤフー?          http://www.yahoo.co.jp
・今井祥雅/?マインドシェア       http://www.mindshare.co.jp/
・野崎勝弘/イー・ステージ?       http://www.estage-inc.com
・星山和彦/監査法人トーマツ       http://www.tohmatsu.co.jp/
・中松義樹/ドクター中松創研       http://Dr.NakaMats.Com
・佐藤訓/株式会社電通      http://www.dentsu.co.jp/brandcreation/    
    ※ホームページのある幹事のみ掲載

最高顧問  武藤 元昭学長 青山学院大学
特別顧問  半田 正夫常務理事 学校法人青山学院
代表顧問  辻 正重教授 青山学院大学理工学部
代表顧問  港 徹雄教授 青山学院大学政治経済学部
代表幹事  井浦 幸雄  日本エンジェルス・フォーラム 代表
副代表幹事 藤田 晋   株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長
副代表幹事 竹内 利明  電気通信大学共同研究センター 客員教授
幹 事   知久 信義  日本未公開企業研究所 顧問
幹 事   三好 秀和  三好内外国特許事務所所長・弁理士 
幹 事   星山 和彦  監査法人トーマツ マネージャー 公認会計士
幹 事   園田 雅江  株式会社gusiness 代表取締役
幹 事   川邊 健太郎 ヤフー株式会社 サービス統括部 プロデューサー
幹 事   今井 祥雅  株式会社マインドシェア 代表取締役
幹 事   野崎 勝弘  イー・ステージ(株) 代表取締役
幹 事   滝田 誠一郎 ジャーナリスト/ノンフィクションライター
幹 事   中松 義樹  株式会社ドクター中松創研 国際営業部/取締役
幹 事   佐藤 訓   株式会社 電通
幹 事   森谷一郎  オリックス(株)/日中ビジネスネットワーク
会計幹事  平松 厚夫  平松会計事務所所長税理士 
会計幹事  山根 正裕  新日本監査法人 公認会計士
会計監査  植村 士朗  パシフィックゴルフマネージメント株式会社
■大学関係
・青山学院          http://www.bb.aoyama.ac.jp/home.html 
・青山学院校友会       http://www.alumni-aogaku.or.jp

■シリコンバレー
・Silicon Valley Japanese Entrepreneur Network(SVJEN)
                      http://www.svjen.org
・曽我弘 IMPROVISTA President&ceo    http://www.improvista.com/ 
 
         
 
★編集後記=FROM EDITERS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼青学ベンチャーネットワークの総会は「開会の祈祷」からはじまります。聞け
ば、青学では大事な会議は必ず祈祷からはじまるのだとか。知りませんでした。
学生時代はそのような会議に出たことがなかったので。ですから、はじめて「開
会の祈祷」に接したときは面食らいましたが、しかし、気持ちが落ち着くという
か引き締まるというか、いいものです。議長役を務めた井浦さん、司会進行を担
当した三好さん、お疲れさまでした。
 総会終了後、『AVN総会基調プレゼンテーション』が行われ、OB起業家の
方々からそれぞれの事業説明がありました。企画・運営を担当された幹事の知久
さん、中松さん、今井さん、ご苦労様でした。
 その後、会場を大学近くのイタリアン・レストランに移しての懇親会はおおい
に盛り上がりました。もっと時間があればもっと多くの方々とお話ができたのに
・・と悔やまれるような盛況ぶりでした。最後の最後まで会費のことその他で頭
を悩ませていた幹事の佐藤さん、青木さん(AVL)、そして受付をしてくださ
った学生のみなさん、楽しい時間を演出していただいてありがとうございました。
 それぞれ役割を分担して総会、プレゼンテーション、懇親会を盛り上げていた
だいた幹事のみなさま、関係者の方々にこの場を借りてお礼を申し上げます。
(編集長・滝田)

▼AVNの活動も4年目に入りました。発起人会のときから関わらせていただき、多
くの方々との出会いがありました。私は、昨年12月に?gusinessの設立に至った
のも、AVNの活動があったからだと思っています。提供する人に必ず何かが戻って
くる、そんな活動が、理解しやすく、これからのAVNのあるべき姿なのかなと感じ
る今日この頃です。 メルマガも、滝田編集長のおかげで今日まで毎月発行を続け
て来ることができました。私は編集後記を書くだけの副編集長ですが、今後とも
よろしくお願い申し上げます。(園田)

▼下記から登録していただくと、メルマから届きますので、各自登録していただ
きますよう、お願い致します。お知り合いにも転送自由です。

http://www.melma.com/mag/67/m00071067/

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でご連絡下さい。takita@seagreen.ocn.ne.jp



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