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ブラジルのサンパウロにある日本語新聞「ニッケイ新聞」が毎週一回、無料で配信する。ブラジルをより正確に理解してもらうために、現地新聞雑誌の翻訳記事とともに取材記事も提供する。




【BRASIL NEWS】ニッケイ新聞メルマガ版 24号

発行日: 2002/12/28

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    【BRASIL NEWS】ニッケイ新聞メルマガ版 24号 2002/12/28
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  サンパウロの日本語新聞社から、幅広いブラジル情報を無料で提供!!!  
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      ●今週のおすすめ記事●
○ブラジル社会
■次期閣僚の顔ぶれ揃う=新たに10省庁設置=大統領直轄部門はPTで
■報道写真に見る10大ニュース=トップは“ペンタ”=エスタード紙が写真展
■ブラジル版巡礼街道開通へ=415キロの“信仰心の道”
■聖市提供の“晩さん”で食中毒=大火被災者ら悲惨=飲み水もなく「ブタ扱い」
○日系社会
■コロニア10大ニュース
1 文協正副会長次期選挙に不出馬
2 聖州の日系候補全滅
3 県連郷土祭り12万レアル赤字
4 森田さんら在外被爆者が提訴
5 日系人被害の凶悪犯罪多発
6 甲子園で日系ブラジル人活躍
7 サッカーW杯で日本も健闘
8 出稼ぎシンポ開催
9 ロンドリーナ会館売却へ
10 レジストロ日本移民記念館
■ピラルクー定食登場―リベルダーデ『ごんべ』で
■ルーラ新大統領就任式 江藤衆議が出席=日系主要団体とも交流
■PCC“賛美する”CD販売=日系人に 犯罪成立する可能性
■広島カープの玉木重雄投手が里帰り=ホッとするブラジル
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★ブラジル社会
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■次期閣僚の顔ぶれ揃う=新たに10省庁設置=大統領直轄部門はPTで=PMD
Bは完全に閣外へ--------------12月25日(水)
 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十四日】ルーラ次期大統領は二十三日、未決
定であった残り十八省庁の閣僚を発表した。これまであった二十六省庁をさらに三
省と七庁を増設して三十六省庁とした。閣僚と閣僚扱い長官三十六人のうち、二十
二人がPTから、七人が連立党から、七人が党外からの起用となった。大統領直轄
の長官はすべてPT組とし、州知事選で敗退したPT候補は全員が入閣することに
なった。PMDBは完全に閣外へ去った。
 次期政権はルーラ氏の両脇にジルセウ官房長官とグシケン広報局長官が控えPT
政権の核となり、意志決定機関として総司令部の役割を果たすようだ。
 二十三日正式発表した残り十八省庁の閣僚と長官は、PTからジョゼ・グラジア
ノ・カンピナス大教授(飢餓対策)、ベネジッタ・ダシウバ・前リオ州知事(社会福
祉)、ヴァウジル・ピーレス氏(会計検査院)、オリヴィオ・ドゥットラ前南大河州
知事(都市計画)、ルイス・グシケン元下議(広報)庶務を兼任。ミゲル・ロセット
元副知事(農地改革)、リカルド・ベルゾニ下議(社会保証院)、ルイス・ドゥルシ
PT総務委員長(総務長官)、タルソ・ジェンロ元市長(社会開発)、エミリア・フ
ェルナンデス上議(女性)、ジョゼ・フリッチ氏(水産)。
 連立党PSBからリカルド・アマラル氏(科学技術)、PDTからミロ・テイシェ
イラ下議(通信)、PVから歌手のジルベルト・ジル氏(文化)、PCdoBからア
ギネロ・ケイロス下議(スポーツ)、PPSからシロ・ゴーメス氏(社会統合)、P
Lからアンデルソン・アダウト下議(運輸)、PTBからワルフリッド・ギア下議(観
光)。
 党外からジョゼ・ヴィエガ駐露大使(国防)、ジョルジェ・A・フェリックス将軍
(大統領府護衛)。最後の間際にギード・マンテガFGV教授が、パウロ・ベルナル
ド下議を押さえて企画相に入閣した。
 軍政時代の弾圧下を闘い抜き、政権獲得に漕ぎ着け入閣した同志は、ジョゼ・ジ
ルセウ氏、ルイス・グシケン氏、アントニオ・パロッチ氏、ニウマリオ・ミランダ
氏、ウンベルト・コスタ氏、ジウマ・ロウセフ氏の六人。

■報道写真に見る10大ニュース=トップは“ペンタ”=エスタード紙が写真展 
----------------12月27日(金)
 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】エスタード紙が二〇〇二年度の優秀報
道写真を募集したところ、五十五人のカメラマンから八十二枚の記録写真が寄せら
れた。その中から十枚を選考すると次のようになる。なお“報道写真展二〇〇二年”
はAV・パウリスタ、一一一一番地のシテイバンク、エスパッソ・クウツラルで午
前九時から午後七時まで(土日は午前十時から午後五時)行われている。一月六日
が最終日。
 一、サッカーW杯でブラジル優勝。決勝に進出したブラジルは六月三十日、横浜
スタジアムでドイツと対戦、二対〇で下しペンタ・チャンピオン(五回目の優勝を
決めた。
 二、ルイス・I・ルーラ・ダ・シウヴァ氏は十月二十七日、大統領選挙が決選投
票に及び過半数を押さえて見事当選。四度目の勝負を勝つためには従来路線を大き
く変更した。思想的には全く異質の政党とも連立関係を結び、悲願を達成した。
 三、セルソ・ダニエル・サントアンドレ市長が一月十八日、友人と夕食後賊に襲
われ拉致された。間もなくイタペセリカ・ダ・セーラ郡内の山道で遺体となって発
見されたが、政治犯罪か一般犯罪かで係争中。
 四、マドレ・パウリナ列聖に。ブラジルから出た聖人第一号として注目された。
マドレが奉仕したブラガンサ・パウリスタの修道院に多くの信者が押し寄せる。
 五、聖市ベレン拘置所で暴動発生。同拘置所では再々、暴動が発生し監督当局を
悩ませた。 
 六、カランジル刑務所が閉鎖された。同刑務所が拘置者を地方分散することで、
負の歴史に幕を閉じた。
 七、聖市ジャルジン・アンジェラで、住民が玩具の拳銃で犯罪防止決起大会を行
った。
 八、聖州道路局長(DER)のリヒトホーヘン氏夫妻が、実娘と友人によって殺
害された。親子の対話不通が引き起こした事件として、市民を震撼させた。
 九、度々悩まされる洪水で交通止めになったマルジナル・チエテの環状道路で遊
びに興じる子供。 
 十、ロマリオが同チームの同僚にビンタを張った瞬間。記録写真として報道関係
者の目に止まった。

■ブラジル版巡礼街道開通へ=アグアス・ダ・プラッタ―アパレシーダ=415キロ
の“信仰心の道”---------------12月27日(金)
 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十二日】カトリック教三大巡礼地とされるス
ペイン北西部のサンティアゴ・デ・コンポステーラ。聖地を目指す巡礼者が中世か
ら利用してきたのが「サンティアゴの道」。約八百キロに及ぶ巡礼街道は、ユネスコ
の世界遺産に指定されている―。そしてブラジルでは、聖州アーグアス・ダ・プラ
ッタ市からアパレシーダ大聖堂をつなぐ国内巡礼街道「カミーニョ・ダ・フェー(信
仰心の道)」が近く正式に開通する。
 この「信仰心の道」は二月十一日、アーグアス・ダ・プラッタ市の守護聖人、ル
ルドの聖母の日に正式に開通するが、以前から知る人は通ってきた道である。約四
百十五キロに及ぶブラジル版サンティアゴの道は、幾千に及ぶ小さな黄色い矢印が
岩や柵、木、電柱に描かれており、道行く人々をアパレシーダ大聖堂へ導いている。
 巡礼者はスペインと同じように、マリアーナ(スペインではコンポステーラと呼
ぶ)という通行証をもらう。二十四カ所のポウザーダ(旅館)でスタンプを押し、
アパレシーダ大聖堂で巡礼者証明書を授与する。
 「信仰心の道」プロジェクトは、元所得税監督官の年金生活者、アウミーロ・グ
リングスさん(六二)によって企画された。グリングスさんは、サンティアゴの道
を二回巡礼し、ブラジル版巡礼街道を研究し始めた。巡礼街道が通る司教区、教区、
各都市の責任者と話し合い、プロジェクトの認可を得た。「巡礼街道の自然を見なが
ら、人々は良心を呼び戻し、創造主について深く考える」と、グリングスさんは語
る。
 カトリック教会側は五月一日、「信仰心の道」を国際的に巡礼街道の一つとして正
式発表する意向でいる。「サンティアゴの道と似た巡礼街道をいくつか紹介されてき
たが、中でも信仰心の道は、宗教への興味を深める道だと判断し、教会側も支援す
ることにした」と、アパレシーダ大聖堂のアントニオ・A・フラッソン神父(五六)
は説明している。
 聖州サンジョアン・ダ・ボア・ヴィスタ市出身の企業家、アリッセ・デ・アブレ
ウさん(四〇)は現在、「信仰心の道」を巡礼している。一日に約三十キロ歩く。だ
がアリッセさんはカトリック信者ではなく、プロテスタントの一派、長老派教会の
信者だ。「この道を歩くことで、自分自身を省みることができる。また、いい運動に
なるので、心身の健康にとても良い」と話す。

■聖市提供の“晩さん”で食中毒=大火被災者ら悲惨=飲み水もなく「ブタ扱い」 
------------------12月27日(金)
 【エスタード・デ・サンパウロ紙、アゴーラ紙二十六日】聖市北部ザキ・ナルキ
通りの貧民街で二十三日、火災が発生し、バラック住宅二百軒が焼失した。被災者
は約一千四百人で、十四人が負傷した。被災者約二百人は、デルヴィーレ・アレグ
レッチ教授市立学校に避難したが、飲料水がないほか、シャワーが二カ所にしかな
く、子供を洗面所で洗う母親までいる。さらに二十四日午後八時ごろ、聖市提供の
夕食を食べた数人が食中毒を起し、被災者たちは、悲惨なクリスマスを送った。
 夕食は、クリスマスイブの晩餐の代わりで、聖市が雇用した会社がつくった。弁
当の中身はご飯、フェイジョン、肉とジャガイモの煮物だった。
 被災者によると、弁当は冷たく、酸っぱい味だった。一部は開けただけで腐った
食べ物の匂いがしたという。このため集団食中毒は避けられたが、一歳半の子供が
食中毒で救急病院に運ばれた。複数の大人たちも、嘔吐や下痢などの症状を訴えた。
 聖市社会福祉局は、被災者たちに提供した弁当が腐っていたこを認めた。弁当は
回収し、パンとジュースに取り替えたという。
 家や衣類、家具、身分証明書類などを失った被災者たちへ、せめてものなぐさめ
としてクリスマスの食べ物、パネトーネが配られた。だが、ゴミ袋がたまった女子
トイレの隣りで配られたため、ハエが飛び回る始末。被災者たちは、「ブタのような
扱いだ」と憤っている。
 被災者はあと一、二カ月間を避難所で過ごす予定。聖市は、火災現場にバラック
住宅の建築を禁じる書類を、五百三十五家族にサインさせた。同市では、二十一日
未明に東部の貧民街で大火災が起きたばかりだった。これで家屋を失った人々は、
合せて二千人以上に上った。

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★ニッケイ社会
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■コロニア10大ニュース----------------12月28日(土)
 ニッケイ新聞社は年末恒例のコロニア十大ニュースを選んだ。一年間様々な話題
を追いかけ続けた編集部が、国内外のニュースから選択。ブラジル日本文化協会の
正副会長が次期選挙に出馬しないという前代未聞の出来事がトップになった。

1 文協正副会長次期選挙に不出馬
 ブラジル日本文化協会(岩崎秀雄会長)は十月十七日午後七時から、文協ビル会
議室で第三百四十回理事会を開き、二〇〇三年三月に行われる役員選挙には現会長
と五人の副会長は立候補しないと発表した。
 この前代未聞の決定にはコロニアの注目を集めたが理由は人事の一新のため(二
宮正人副会長説明)としている。しかし、なぜそういう決断に至ったかの責任説明
はいまだ行われていない(二〇〇二年十二月現在)。 
 同時に文協改革予備委員会の設置も報告された。委員会は渡部和夫元判事、杉尾
憲一郎評議員議長、大原毅評議員を中心に構成されている。文協の問題点の整理、
若年層の文協に対する意識調査、日系団体の統合化などについて各界識者から意見
を聞くなど活発な活動を行っている。
 文協は日系社会の代表として、現在まで活動を行ってきたが体質や経営の在り方
などが世間の批判の対象になっていたのも事実。今回の動きには「遅すぎる」との
声もあるが、「大いに期待」とのコロニアの意見も多く聞かれた。
 今年三月に行われる選挙やそれまでの改革予備委員会の動きなどが大いに注目さ
れると思われ、今年文協は大きな転換を迎えそうだ。

2 聖州の日系候補全滅
 十月の大統領選挙に合わせて、連邦上・下院議員および各州の知事と州議員を選
ぶ全国統一選挙が実施され、サンパウロ州からは下院議員、州議員を目指し、合わ
せて日系四十三人が立候補したものの、全員が涙を飲む結果となった。コロニアは
一九五〇年、田村幸重氏を日系初の同州議に送り出して以来、連綿と継いできた歴
史をここに失った。
 一方、パラナ州では高山ヒデカズ氏一人が気を吐き、下議に当選。高山氏はロー
ランジア生まれ。日系二世の宣教師で、エヴァンジェリスタの厚い支持を受けて、
十一万を越える票を獲得した。なお、州議はサンパウロ同様にゼロだった。
 乱立のせい。いや、出稼ぎ票の欠如―などと、事態を重く見た日系社会ではその
原因を巡って侃諤論議となったが、「日系人が日系人に投票する時代ではない」とい
った見方が根強く、これという抜本的な対策もないことから、早くも次回選挙に向
けてあきらめムードも漂った。
 ただ、大統領に当選したルーラ氏の右腕として選挙参謀を務めた沖縄系二世の具
志堅ルイス氏の入閣が早くから有望視されたため、日系社会はまさに「雨のち晴れ」
を経験する今年の選挙となった。

3 県連郷土祭り12万レアル赤字
 七月にブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)が主催した「郷土食・
郷土芸能フェスティバル」が約十二万レアルの赤字に終わった。八月末に開かれた
代表者会議で、宮原純一実行委員長が報告した。
 五度目を迎えたフェスティバルは、過去最多となる三十万人の来場者を集めた盛
況ぶりだったが、年間予算六万レアルを上回る大幅な赤字が県連にのし掛かる結果
となった。当初、黒字を予想した見通しの甘さと、赤字処理の対応の両面で、執行
部は厳しい批判を受けた。
 五度目の開催で初めての赤字を計上したことに、中沢会長は「実行委員会が協賛
スポンサーを探すのが遅れた」と釈明。実際、昨年より十一万レアル少なかったス
ポンサー料が赤字のほとんどを占めた。
 当初、執行部は来年のスポンサー料を前払いしてもらい、赤字を清算する予定だ
ったが、協力が得られず結局執行部が立て替える結果となった。

4 森田さんら在外被爆者が提訴
 被爆者援護法に基づく健康管理手当ての支給が、出国を理由に打ち切られたのを
不服として、在ブラジル原爆被爆者協会長の森田隆さん(七八)が三月一日、国に広
島県を相手に、認定被爆者の地位確認と百三十七万円の手当ての支払いを求める訴
えを広島地裁に起こした。同種訴訟は日本全国で五件目。ブラジル移住者では初め
てとなった。
 訴状によると、森田会長は九六年六月に訪日して、被爆者手帳を取得、五年間の
手当て支給の認定を受けた後、同年七月に帰国した。手当ては九八年に三月、海外
在住を理由に打ちきられた。
 九八年三月から〇一年六月の計百三十七万円分の支給とともに、既に受け取った
六十三万七千七十円の返還義務がないことの確認も求めた。
 森田会長に続いて、十二月までに九人が相次いで、同種訴訟に踏み切った。
 在韓被爆者の郭貴勲さん(七八)が原告となった同種訴訟の控訴審判決が十二月五
日、大阪高裁であった。手当てを受けた一審・大阪地裁判決を支持、国と大阪府の
控訴を棄却した。
 これを受け、坂口力厚生労働相は同月十八日、上告断念を発表した。他の六件十
三人の同種訴訟についても、争いをやめる方針。被爆者手帳を取得し、手当受給資
格を得た人には、出国後も支給を続けることを決めた。在外被爆者対策は大きな一
歩を踏み出した。

5 日系人被害の凶悪犯罪多発
 今年も、日本人、日系人が犯罪の被害者となることが多かった。中でも、九月五
日にスザノ市在住の柔道家、井上安信さんが自宅で殺害された事件は、日系社会に
大きな衝撃を与えた。
 主犯格とされたダミアン・グスタボ・ダ・シウバ容疑者はスザノ市ケイタ・ハラ
ダ街道で市警隊と銃撃戦の末に射殺され、事件は一応の決着を見た。同容疑者は複
数の殺人事件にかかわっていた疑いが強く、モジ・ダス・クルーゼス市の農業・釣
り従事者、ヤマモト・ジロウさん殺害の犯人とされた。
 一月十六日には、サンベルナルド・ド・カンポ市でバレリーナの藁谷ミチ・エリ
ザさんが強盗に襲われ、心臓に銃弾を受けて死亡した。同市では七月二日にも、ス
ーパー経営者のコマチ・ジャクソン・ワタルさんが誘拐された。家族は身代金十万
レアルを払ったが、コマチさんは八月三日、ビリングス湖畔で死体となって発見さ
れた。その後の捜査で、被害者が足を縛られ、わずか二平米の地下室に一カ月も監
禁されていたことが分かった。
 イタペセリカ、エンブー、モジ・ダス・クルーゼスなどでは、日系人を狙った強
盗が頻発した。農家などに侵入し、家人を拘束、家財を盗むという手口。仕返しを
恐れて警察に届け出ないことが多く、被害が繰り返された。
 また、空港からサンパウロ市内に向かう日本人や出稼ぎ帰りの日系人を狙った強
盗も、多く発生した。

6 甲子園で日系ブラジル人活躍
 三人の日系ブラジル人留学生を擁する宮崎県の日章学園は七月、延岡工を八対二
で破り夏の甲子園に初出場した。
 原動力となったのは、四番の三年生の瀬間中ノルベルトとエース、片山文男、さ
らに二年生の小笠原ユキオのブラジルトリオ。
 長打力が売り物の瀬間中と小笠原に対し、片山は百五十キロ近い球速を誇り、各
選手ともプロ野球が注目する好選手だった。
 日本高校野球連盟によると、ブラジルからの留学生が一チームに三人も甲子園に
出場するのは初めて。
 初戦の相手となった静岡代表の興誠に打撃戦の好試合を展開した日章学園は、八
対九で競り負けた。
 しかし、四番の瀬間中は八回、右翼席中段に特大の本塁打を放つなど、その実力
をアピール。「ブラジル旋風」を巻き起こした。
 十一月のプロ野球新人選手選択(ドラフト)会議では、瀬間中が中日からドラフ
ト七位で、片山がヤクルトから同六位で指名された。また、甲子園には出場しなか
ったが、富山県の砺波工から桜井好実外野手も中日に指名された。
 過去最多の三人となる日系ブラジル人が来春、プロの門を叩く。

7 サッカーW杯で日本も健闘
 二十一世紀初の日韓W杯に日系社会も大いに盛り上がった。二度目の出場となる
日本がロシアを一対〇で下した六月九日、ブラジル各地で日本人や日系人の歓声が
響きわたった。
 聖市リベルダーデ区では早朝から、カラオケレストランなどに「日の丸」や必勝
ダルマを持ち込んだサポーターらが必死に声援を送った。また、元日本代表で前回
のフランス大会に出場した呂比須ワグナーさんも、一時帰国した聖市内の自宅でテ
レビ観戦。「日本のサッカーは本当に強くなった」と喜びの声を上げていた。
 また、パラナ州マリンガ市では地元出身の三都主アレサンドロ選手に声援を送ろ
うと、マリンガ文協に大勢の日系人が集まり、その光景がグロボ局を通じて、全伯
に伝えられた。
 悲願の決勝トーナメントを果たした日本は、トルコに敗れたものの、地球の反対
側にも興奮と熱狂をもたらした。
 日本人と日系人が沸いたのは母国の活躍だけではなかった。
 ブラジル代表は、予選リーグから好調に勝ち進み、決勝ではW杯初の顔合わせと
なるドイツとの決戦に挑んだ。
 ロナウドやリヴァウドが繰り出す攻撃陣が好調のブラジルは、堅守を誇るドイツ
を相手に二対〇で完勝。二十一世紀初のW杯を制するとともに、世界最多のペンタ
(五度目)の優勝を勝ち取った。

8 出稼ぎシンポ開催
 八月二十六日から三十一日まで伯日比較法学会(渡部和夫会長)主催の「日伯比
較法及び在日ブラジル人就労者に関する国際シンポジウム」が行われ、最終日には
サンパウロ・ロンドリーナ宣言が採択された。
 開会式にはレナート・ソウザ教育相や池田維・在伯日本国大使をはじめ、日本か
らも三沢孝・厚生労働大臣官房審議官、慶応大学法学部の森征一学部長らも参加し、
分科会には植木シゲアキ元鉱山動力大臣、ブラジル国外務省アジア太平洋局の藤田
エドモンド・ススム局長らも加わるなど、錚々たるメンバーが意見を述べた。
 同宣言では、在日ブラジル人二十六万五千人と、帰国者約十四万人を合わせた約
四十万人という、稀にみる大規模な人口移動であるデカセギ現象は、日伯両国民の
友好の絆を緊密化した点を確認した。
 と同時に、デカセギの労働条件、社会保険、家族法、子弟教育、少年の非行問題、
移住の将来動向、司法協力などの各分野について、議論内容が要約されて、日伯両
政府への提言としてまとめられた。
 このシンポジウムはUSP法学部創立百七十五周年と国外就労者情報援護センタ
ー(CIATE)創立十周年を記念して企画され、年頭から五回の準備円卓討論会
と一回のフォーラムも開かれていた。

9 ロンドリーナ会館売却へ
 ロンドリーナ文化体育協会(ACEL)は十一月二十七日に臨時総会を開き、現
在の会館があるACELの土地を売却、移転することを決定した。
 三世、四世の日系離れやデカセギに伴う会員減少、施設維持費問題、元従業員と
の労働裁判などがその主な理由とされている。これらに問題は少なからずどこの文
協も抱えているが、地方文協の模範ともされたACELの今回の決断は関係者に大
きな波紋を投げかけた。
 一世たちが築きあげてきた土地を売却することは苦渋の選択だったが、将来のこ
とを考えれば、暗い要素はさほどないとの声もある。市の中心を離れることによる
施設維持の経費削減、今までは施設を借りて開いていた『カーザ・ジャポン』など
のイベント開催の際も移転先のカンペストレ(二万四千二百平米)では問題はなく
駐車場スペースも十分にある。近くに幹線道路が開通する計画もあり、ACELの
活動はさらに活発化していくと思われる。
 「これからは青年中心のACELにしていく」と協会関係者は話している。移転
と共にこれからの協会の在り方や経営手法も改革していくという新生ACELの今
後の動きが大いに期待される。

10 レジストロ日本移民記念館
 戦前のコロニア御三家といえば―東山、ブラ拓そして、海興こと、海外興業株式
会社(KKKK)だった。サンパウロ市から車で四時間、レジストロ市に残るその
海興の精米工場が一月、日本移民記念館に生まれ変わった。一九二〇年に建てられ
た工場は倉庫など三棟を併設。そちらはサンパウロ州教育文化センターとして、利
用されることが決まった。
 敷地内には劇場も新設され、「アマゾン・パウリスタ」と呼ばれる開発後進地域の
ヴァーレ・デ・リベイラ地方の文化発展にも拍車が掛かると期待される。また、記
念館に日系美術家が絵画、彫刻など五十点を寄贈したことも話題となった。
 落成式にはジェラウド・アルキミン州知事ら要人が出席。来賓は三千人を越え、
来年、入植九十年祭を予定する現地日系コロニアは喜びに沸いた。
 改築に当っては、サンパウロ美術館(MASP)の設計などで知られるリナ・ボ・
バルジの元で経験を積んだ、建築家マルセロ・フェラスがその設計を手掛け、海興
の歴史と建築概要をつづった写真本も記念発行された。

■ピラルクー定食登場―リベルダーデ『ごんべ』で------------12月27日(金)
 ピラルクー。淡水産魚類中最大の魚である。分類・魚上網オステオグロッサム目
オステオグロッサム科。学名・アラパイマ・ギガス。約一億年前の太古からアマゾ
ンに棲みつづけ、肺呼吸を行う。淡水のシーラカンスとも呼ばれるこの魚にある種
の憧憬を抱く日本人は多い。   
 そして、世界でも有数のフィッシュイーターである日本人がその魚肉を一度食べ
てみたい、と思うのは自然の理である。しかし、サンパウロにやってきた魚喰いの
民はその肉をアマゾン流域でしか食せないと聞き、その距離に歯がみし、がっくり
と肩を落として、塩びきのシャケの国へ帰っていった。今までは。
  朗報。
 リベルダーデの日本食料理店でピラルクーを気軽に食べることができるレストラ
ンがある。トマス・ゴンザガ二二番の日本食レストラン『ごんべ』である。
 メニューに載せてはいないものの、十三日から、ピラルクー定食(二十五レアル)
として提供している。 現時点では味噌焼きのみだが、一週間で約四十五人前が出
ているという。
 オーナーの和田さんは「出だしは好調だね。苦手っていう人はいない。評判はい
いよ」と笑みをこぼす。
 これからも定番メニューで出していける手ごたえは感じている、という。
   その味。
 肉は厚く、白く、咬むと押し返してくるほどの弾力がある。小骨はない。
 肉の年輪から川魚特有の香気が立つ。鼻孔をくすぐるその匂いには野生と悠久が
感じられる。
 味はタラに似ているという声もあるが、肉のコクははるかに強く、骨周辺からは
うなぎのような味わいさえある。
 皮と肉の間には甘いあぶらがみっちりとついている。炭火に炙られ泡状になって
はじけるそのあぶらと皮の絶妙。食べる前に目に美味い。ゼラチン質も多く、鍋や
みそ汁などに仕立てるとその威力を大いに発揮する。総評。美味。 
   その供給元。
 ピラルクーを卸しているのは水産養殖コンサルタントの鴻池龍朗さん。昨年の八
月二十一日にIBAMA(国立自然環境保護院)から、ピラルクー養殖を目的とし
た実験を行うことを正式に許可される。それ以来、毎日ピラルクーについての研究、
実験を重ね、「やっと満足のいく結果がでるようになった」という。
 現在、チエテ市近郊のセルケーリョで約二百匹のピラルクーを養殖している。よ
うやく「養殖による量産化も可能」と判断。「まずは日本食で」と和田さんと相談し、
『ごんべ』でのメニュー導入に踏み切った。
 ◎
 「もし、供給と需要のバランスが取れるなら、うちの看板メニューにしたい」と
意欲を見せる和田さん。 「フライや塩焼きなどメニューも増やしたい」ところだ
が、身として取れるのは全体の三、四割程度のため、頭部やあらの部分でみそ汁や
あら煮なども考えている、という。楽しみな限りだ。
 今までは口にすることが難しかったピラルクー。しかし、近い将来、気軽に食べ
ることのできる魚となるかも知れない。頑張れ。鴻池さん。
 
■ルーラ新大統領就任式 江藤衆議が出席=24日の閣議で決定=日系主要団体と
も交流----------12月25日(水)
 来年一月一日に予定されているルーラ新大統領の就任式に、日本から江藤隆美衆
議院議員が来伯することが二十四日、閣議決定された。江藤氏は二十九日の着聖後、
日系主要団体と交流し、三十一日にブラジリアに到着。池田維大使らと共に一月一
日の就任式に出席する。
 江藤氏は一九二五年生まれの七十七歳。宮崎第二区選出で、これまでに十回当選
している。自民党内では国会対策委員長や幹事長代理などを歴任したほか、建設、
運輸大臣も経験。一九九五年には国務大臣・総務庁長官も務めている。現在、江藤・
亀井派の会長として精力的に活動する江藤氏は、自民党の実力者の一人として知ら
れている。
 二十九日早朝、聖市に到着した江藤氏は午後から開拓先没者慰霊碑を訪れた後、
リベルダーデ区の移民史料館に足を運ぶ。さらに午後七時からはブラジル日本文化
協会やブラジル日本都道府県人会連合会など日系各団体が主催する夕食会に参加。
日系社会の重鎮と交流を深める。
 三十日にリオ・デ・ジャネイロに向かい、三十一日にリオからブラジリアに出発
する。就任式翌日の二日にはブラジリアからサンパウロに戻り、同日深夜に帰日す
る予定だという。
 九五年に行われたフェルナンド・エンリッケ・カルドーゾ大統領就任式には当時
自民党副総裁で外相だった故小渕恵三元首相が来伯している。
 江藤氏の来伯について、中沢宏一県連会長は「昔は渡辺美智雄議員ら『ブラキチ』
の先生が多かった。現在少ない『ブラキチ』の議員を増やすためにも、こういう貴
重な機会を生かしたい」と歓迎していた。

■PCC“賛美する”CD販売=日系人に 犯罪成立する可能性-----12月25日(水)
 【アゴーラ紙十五日】サンパウロ最大の犯罪組織PCC(首都第一コマンド=プ
リメイロ・コマンド・カピタル)を賛美するファンクを歌う二人組グループ「レナ
チーニョとアレマン」に対して、アゴーラ紙は「犯罪が成立する可能性がある」と
警告を発し、同時に二人組のエンプレザーリオ(支配人)をするサントス在住の日
系人でCD企画販売業者のリカルド・ヨシミ・アラト・ワタナベさん(二九)もそ
の共犯にあたる可能性を指摘している。
 最新CDのひとつ『怪物たちのタリバン・パーク(公園)』にはこんな一節がある。
 (マシンガン連射音の効果音)「テロリストの組織。俺はバイシャーダ・サンチス
タ(サントス海岸部)のタリバンだ。1533。テロリスト。俺はバイシャーダ・
サンチスタのタリバンだ。波長は合ってるか? 聞こえるか? これは第一コマン
ドの声だ」。(註 “1533”はPCCの隠語。Pはアルファベットの十五番目、
Cは三番目)
 このCDでは、煙を吐くWTCビルを背景に、タリバンのように顔を覆う白ヴェ
ールから、黒サングラス、頭には迷彩色の野球帽姿の二人が表紙になっている。P
CCをタリバンに例えて、世界最高のテロリストとたたえる意図は明白だ。
 貧困層や非行青年層に人気のあるファンク・バイレ(ファンク音楽のダンス・パ
ーティ)の本場リオでは、リオの犯罪組織コマンド・ヴェルメーリョ、テルセイロ・
コマンドの歌が習慣的に歌われるが、サンパウロではPCCになる。
 サントスのPCC幹部名が歌詞に現れるだけでなく、CD協力者への謝辞欄にも
並ぶ。PCC関係者は彼らの歌をhino(応援歌)とみなし、彼らの主催するバイレ
には決まってショーをし、謝礼を受け取る取引関係もできている。
 さらに刑務所にはCDプレーヤーはなかなか持ち込めないので、テープに録音し
たものまで。「我々の現実を歌ってくれてる」と、刑務所暮らしをするPCCリーダ
ーの妻は言う。
 最新CD十九曲中の十二曲はPCCを歌い、うち七曲は『怪物たちのタリバン・
パーク』ライブコンサートで収録したもの。観客がその犯罪組織を賞賛するフレー
ズを大合唱している様子が収録されている。
 この二人組のエンプレザーリオ、ワタナベさん(通称=ジャポネース)は「彼ら
のファンクは犯罪のことだけを歌っているのでなく、愛も語っている」と反論する。
確かに「平和」「正義」「自由」も歌詞には頻出する。
 これに対し、PUCサンパウロで刑法を教えるフェルナンド・カステロ・ブラン
コ教授は「犯罪者を援助しているとみなされ、刑法二八七条により三カ月から六カ
月の刑に処せられる可能性がある」と警告した。

■広島カープの玉木重雄投手が里帰り=ホッとするブラジル=父は目標忘れるなと
教育------------12月24日(火)
 プロ野球の広島カープで活躍する玉木エンリッケ重雄投手(三一)が、オフを利
用して里帰りしている。十七日にサンパウロに到着した玉木投手は約一週間、両親
や旧友、野球関係者らと旧交を深め、心と体をリラックスさせる予定だ。ブラジル
人としては唯一、一軍として活躍する玉木投手に、野球への思いや野球を通した日
伯間の結びつきなどを聞いた。
 ――ブラジルに帰ってきた感想は。
 妻や二人の子供は日本人だけど、やはり僕はブラジル人。ここに帰ってくるたび
にホッとする。
 ――ブラジルと言えばサッカーの国。どうして野球を始めたのか。
 二世の父(重幸さん)が野球を教えてくれた。父は仕事が終わった後、週に二、
三日、キャッチボールなどをしてくれた。当時から投手をしていたし、これまで投
手一筋だった。
 ――日本で野球をしようと思った訳は。
 十五歳の時、大阪で開かれたボーイズリーグの世界大会に、ブラジル代表のエー
スとして参加した。初めて訪日したその時に、日本の野球のレベルの高さと、球場
などの環境が素晴らしいことに感激した。将来はここで野球をやりたいと決意した。
父や母も「どうせやるなら一生懸命やって上を目指せ」と励ましてくれた。
 ――高校卒業後、社会人野球に所属したが、苦労はなかったか。
 慣れない日本語もそうだったが、日本ならではの「先輩と後輩」といった考え方
にとまどった。また、ブラジルでは野球は楽しむものだと思っていたが、日本では
練習が本当にハードで辛かった。それに自分の投球も当時は通じなかったし、言葉
も分からなかったから、一カ月もしないうちにブラジルに戻りたくなった。午前中
に会社に行って、午後から野球をする生活だったから、会社で仕事をしながら日本
語を覚えた。
 ――日系三世だが、日本人の気質を受け継いでいると思うか。
 もちろんだ。父は決してあきらめずに自分の目標を忘れるなと教育してくれた。
その言葉があったから、社会人野球で肩を痛めた時にも、地道に腐らずに頑張れた。
ただ、僕はブラジル人。今年、ブラジル代表がW杯で優勝した試合は見に行ったし、
本当にうれしかった。
 ――ブラジルの野球のレベルは上がったと思うか。
 僕がアチバイアで野球をやっていた時に比べれば、比較にならないほどいい選手
が出てきている。また、イビウーナの球場などもそうだが、施設も充実してきてい
る。国内にプロリーグがないのが残念だが、日本でも米国でもいいから、上を目指
す選手が増えればもっとレベルは上がる。
 ――今年は五十二試合に登板し、六勝一敗二セーブだった。来年の目標は。
 中継ぎは、毎試合ブルペンで登板の準備をしなくてはいけない。まずは怪我をせ
ずに一年間のシーズンを乗り越えたい。勝ち星が計算できないのが中継ぎだから、
勝ち星にはこだわっていない。
 ――将来の夢は。
 今年はドラフトでたくさんのブラジル人がプロに指名されたが、一軍でブラジル
人対決をしてみたい。また、引退後は僕を育ててくれたブラジルの野球界に貢献し
たい。
 玉木エンリッケ重雄 一九七一年二月二十五日生まれ、サンパウロ州出身。カス
ペル・リベロ高校卒業後、三菱自動車川崎入社。一九九六年ドラフト三位で、広島
カープに入団し、貴重な中継ぎとして活躍中。右投げ右打ち。

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レジストロの娘10 レジストロ日本移民記念館拝見しました。1925年父が海興で水力発電所を造りに行って70年、計画中途で帰国しました。2008年にぜひその測量図を持参して、レジストロに行きたいと思っています。その海興の歴史の敵視や概要をつづった写真本ぜひ入手したいですが、何とかなりませんでしょうか?日時:2007年12月31日


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