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$$$お金の学校$$$
第17回
発行 お金の達人養成塾
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★「逆転の借金経済学を読み返す」第17回★
いよいよアメリカがイラクに侵攻しました。
誰が見ても理不尽であると思われるかもしれませんが、アメリカが気にくわな
い国を叩くのは今に始まったことではありません。
思えば日本も第2次世界戦争を見るまでもなく、ことあるごとにアメリカに叩か
れてきました。
日本が強くなると必ずアメリカはその力を弱めようといろいろな嫌がらせをし
てくるのです。
戦後におけるその代表的なものが1985年の「プラザ合意」です。
当時日本は経済戦争に勝ちつづけ、アメリカは打撃を受けました。そこで円高
誘導をするために恫喝し、日本に押し付けたのが「プラザ合意」なのです。
日本はそれでもそれを乗り越え、更なる発展を遂げるのですが、その間アメリ
カの陰謀によってさまざまなデメリットをこうむります。
そうして最後はバブル崩壊に至るのですが、その最初の攻撃といえるでしょう。
今回の「逆転の借金経済学を読み解く」では、そういったことが詳しくかかれ
ています。
平和ボケ日本はイラクとの戦争に対してただ戦争だから反対するという単細胞
な人がいるのはたいへんに嘆かわしい。このような侵略出なくてもさまざまな
事で相手を弱らせようというのが国際間の国々の実際の関係なのです。又今や
日本という国が私たちに対してそういった謀略を仕掛けてきている、そういっ
た時代なのです。
「逆転の借金経済学を読み解く」を読めばそんなことも学ぶことができるので
す。
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http://www.sugoude.com/saisinkiji/school/school.htm
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逆転の借金経済学本文
●オイルショックを乗り越えた日本の背景と嵐の前夜
1985年、9月22日、ニューヨーク・プラザホテルでの「プラザ合意」と円
高不況の嵐が吹き荒れる前のことでした。
穏やかな時代、安定した時代と不動産が喜んでいたのは、日本だけでした。二
回にわたるオイルショックを、日本は乗り切ったのです。
また、ドイツも乗り越えましたが、両国の共通項は石油化学工業の発達とその
技術力です。
世界中がオイルの値上がりでインフレ不況に陥っているなか、なぜ両国だけが
回復したのか。それは石油製品の製造能力と輸出競争力を持っていたからです。
原料が高くても、製品を高く売れば商売になります。製品を売る能力が無けれ
ば、高い原料は生活コストを上げ、外国の高い商品はさらに生活をダウンさせ
ます。
現代物質文明は、石油の上に成り立っています。
ガソリン、灯油などの燃料だけでなく、自動車・テレビ・服・靴・冷蔵庫・
事務所・・・・目にするもの・手にするものすべて石油製品です。石油で作れ
ないものは地球と空気ぐらいでしょう。今日では野菜も果物も重油なしでは作
れません。
この石油化学工業の世界一が日本だったのです。どんなに石油が高くなっても、
それを製品化し、価格転化して売ればいいのです。付加価値を付け、輸出ドラ
イブで外貨を稼ぎ、その一部を産油国に渡せば、企業と国家は成り立つのです。
ついでながら、アメリカも産油国です。しかし、それ以上に自動車王国です。
石油消費国なのです。ガソリンをどんどん燃やしてしまっては、石油の再生産
が出来ません。燃やして消費するか、製品化して転売するか、その比率がその
国の経済を左右します。日本は燃やすのが3割、製品化するのが7割です。
ドイツを除く欧米諸国はこの逆で、消費率が高いのです。とくに開発途上国は
悲惨です。ほとんど燃やして消費するのですから、外貨は貯まりません。外貨
が貯まらないから外国から物が買えません。
どうしても必要な製品だけを買おうとしても、オイルショックのインフレです
っかり高くなってしまいました。「貧乏の拡大再生産」です。今日の南北問題
の底流には石油化学工業力にあったのです。
外国人が大量に日本に流れ込んだのは、石油化学工業力の差が原因だったので
す。それにしても、世界有数の産油国のイラン人が多いのは不思議な現象とさ
れるかもしれませんが、かの国には石油は大量に埋蔵されていても工業力がな
いからです。日本も石油がほしいので最近まではビザなしでの入国をイラン政
府にみとめていたのです。
日本は加工立国です。資源小国です。資源は人材だけです。教育と技術だけで
勝負してきました。そして、大量生産と大量販売でシェアを拡大してきました。
かくして世界市場に販売網を作り上げたのです。
ここから、不況になると、洪水的輸出ドライブで売上げを伸ばしました。国内
市場の落ち込みをカバーするためです。安価で優れた日本製品は外国を席捲し
ました。けれどこのことが外国の工場を潰し、労働者の職を奪ったのです。ア
メリカは怒り出しました。その怒りが1985年のプラザ合意でした。
●第一次バブル―ブラックマンデーまで
「ジャパンバッシング」の「プラザ合意」で始まった「円高不況」
「バブル崩壊」と誰が言い出したのでしょうか。
平成4年頃から頻繁に新聞、テレビに登場し出したこの言葉は、以来カラスの
鳴かぬ日はあっても、全く目に耳にしない日はありません。学者も評論家もキャ
スターもタレントも、猫もシャクシも連日この言葉を口にします。
あるとき、あるオバサンが株で破産した人の陰口を言っていました。「あの人
はバルブで生活していたからね。」彼女はバブルとバルブの違いが分かってい
ないのです。
しかし、このオバサンを笑える人は日本に何人いるでしょうか。経済学者、評
論家でバブルを予測し警告した人は誰だったでしょう。
ある人は物知り顔で「バブルとは実体経済以上の泡の部分です」と言います。
経済って泡が立つのでしょうか。経済ってシャボン玉のようなものなのでしょ
うか。一生懸命働いて、汗水たらしてもシャボン玉なんか出てきません。「経
済の泡」って何なのでしょう、誰も教えてくれません。
昭和60年9月、時の大蔵大臣竹下さんがいかにもゴルフに行くようないでた
ちで成田に向かいました。隠密裡に非好機に乗り、ニューヨークに飛び立ちま
した。行き先はプラザホテルです。ここで彼は、米、仏、英、独、の大蔵大臣
から「袋叩き」にあったのです。「ジャパンバッシング」です。
第二次オイルショック後の世界同時不況のなかで、日本だけが猛烈な輸出ドラ
イブで世界中のドルを貯め込んで、一人勝ちしているのは許せないというわけ
です。
「もっと他の国のことも考えろ」「外国の工場を倒産させ、労働者を失業させ
ると、日本製品が買えなくなって、困るのは日本だぞ。それとも日本製品の輸
入制限をしてやろうか」と言うのです。「輸入禁止とか制限しまいかわりに、
為替レートを円高ドル安に誘導することに日本政府も協力しろ」と恫喝された
のです。
そのようにして、大幅な円高を飲まされたのがプラザ合意です。為替レートだ
けでなく、日本が輸入を増やすためには国内金利も下げ、内需を拡大すること
によって外国製品をもっと買うようにせよと、日本の輸出抑制・輸入促進が目
的でした。
そしてプラザ合意の年、1985年2月には1ドル260円前後であった円レ
ートは、翌86年2月の「ルーブル合意」の頃には1ドル160円前後まで誘
導されたのです。なんと1年で100円も円が高くなってしまったのです。
一台260万円で売っていた車の手取り金額は160万円になってしまいます。
26万円のテレビは16万円です。260億円で契約した船は160億円にし
かなりません。もうたいへんです。やっていけません。だから日本企業は必死
です。価格をある程度引き下げても売れる部分、つまり品質で勝負できる商品
の一部は値上げして輸出価格を引き上げます。他の部分は製造コストの引き下
げで急場をしのぎました。自動車や電気製品がその代表です。
しかし、受注契約から引渡しまで何年もかかる造船、重機プラントは小回りが
ききません。コストダウンだけでは限界があります。「日立造船がつぶれそう
だ」「佐世保重工支援だ」と日本の輸出「円高不況」です。
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中島寿一 経歴
1945年生まれ 早稲田大学政経学部卒
経営者フォーラム東京ランド株式会社 代表取締役
学生時代から会社を作り、常に他人のやらないことに挑戦してきた不
屈の企業家である。
実践的ノウハウを武器に困窮する債務者の救済を展開。
同氏の助言により既に多くの相談者が危機一髪の窮地を脱している。
東京ランドへのお問い合わせ
東京都千代田区五番町2−14カーサ五番町202
FAX 03-3264-3609
MAIL nakajima@sugoude.com
URL http://www.sugoude.com
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