メールマガジン『杜の本屋さん』 |
「障害」がある父親を持つ女子中学生。「障害」者である男子高校生。いま、二人の文通が始まります。社会福祉をテーマに長編物語を連載。今秋より新連載を開始します
創刊日:2002-07-05
最新号:
2009-11-21
発行周期:第1・3土曜日
読んでる人:11人
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最新号のみ
発行者サイト:
あり
オランウータン王国 ことばの杜
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メールマガジン『杜の本屋さん』 2009年11月21日 No.00169 号
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【もくじ】
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◎連載『優愛物語』 第2話
◎編集後記
◎お知らせ
※このメールマガジンは、等幅フォント(Macintosh)、固定ピッチ(Window
s)で正しく表示できるように編集しています。
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【連載『優愛物語』 第2話】
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☆☆☆皐の日記☆☆☆
久しぶりだね、健治。
この日記には、一年ぶりのご登場だね。
そうでもないかな。
いろいろなところで健治は、よく登場してくれている。
私の気持ちなんて、まったく無視してさ。
そうじゃないよね。
一番悪いのは、私だったね。
ごめん、前言撤回します。
健治は、ぜんぜん悪くない。うん、悪くないよ。
今日は、めずらしく素直でしょ。
素直が一番だったんだね。もう遅いけど、いまは実感できるようになったよ。
それはともかく…。
そう言えば、健治。最近、結婚式や披露宴、それに二次会の打ち合わせなん
かで、よく一緒に会っているね。
そうかぁ…。
そうだったんだよね。
健治と一緒だったと言っても、いつもそこには孝一さんもいたしね。それに、
昔のように何でも話せた訳じゃないんだね。
だいたい話すことといえば、いつも私の結婚式に関係することだけ。事務的
な報告って言ったら、ちょっと言い過ぎなのかな。
人生の中で最も、しあわせなときなのにね。
しあわせなはずなのにね。
すべては私が決めたこと。
でも、私には、とても辛い時間でしかなにものでもなかったんだよ。
もしかして、拷問だったの?
そんなことはないよね。健治がするはずがない。
私が犯してしまった過ち。
償いきれない重い罪。
ある意味、そうなのかもしれないね。
ごめんね。いまごろになって、こんな言い方しかできなくて…。
最後の私のわがままに、どんな気持ちで健治が頑張ってくれていたのか考え
もせずにね。
本当にごめんなさい。
でも、健治は…。
それもね、健治。
何かも、すべては明日で終わります。
健治、本当にありがとう。
本当にお疲れ様でした。
「あれがしたい」
「これがしたい」
よくもまぁ、この我がまま娘の言うことを叶えてくれました。
これからは、もう健治のことをいじめられないね。
感謝!、感謝!。
健治には、こころから感謝しています。
(本当に?)
そうだね。そう…。
健治は、最初からお見通しだものね。
だから…。
だから、私は…。
そう…。そうだよね。いまさらだよね。
最後の最後まで、私は貴方に頼ってしまった。
貴方に甘えてしまったんだ。
そう、最後の最後までね。
何もかも…。
ナニモカモ?
(つづく・・・)
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【編集後記】
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「かあさん、オレ。オレ」
「まあ、今日は、どちらのオレオレさんですの?」
そんな親子のほんわかな電話から始まる。
最近、この公共広告が気に入っている。
一人暮らしをしているおばあさんのところへ、離れて住んでいる息子が心配
して電話をしている。
『こぎげんうかがい』というシーンだ。
『振り込め詐欺』の防止のための啓発活動なのだろう。
息子は、一人暮らしのおばあさんを心配して様子を聞こうとしているが、心
配されている気持ちがわかって、おばあさんは、息子のことを『詐欺』の相手
のように冗談をいいながら、元気な様子を伝えている。
おばあさんを思いやる息子と、心配をかけまいとしているおばあさん。
電話の最後に、おばあさんはいう。
「今度、いつ帰ってくるの?」
やはり、おばあさんは寂しいのだ。
そして、そのおばあさん役の俳優さんが、本当に可愛らしい。
可愛らしくて、ちょっぴり切ない、本当にいい演出のコマーシャルだ。
こきげんうかがい。
遠く離れた大切な人へ。。。
今回も、このメールマガジンを最後まで読んでいただき、本当にありがとう
ございました。
ご意見・ご感想をお待ちしております。
どうかよろしくお願い致します。
次回の発行は、2009年12月5日(土)を予定しています。
もし、よろしければ、引き続き読んでいただければ幸いです。
本当にありがとうございました。
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【お知らせ】
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現在、配信中の『優愛物語』は、自主出版本として刊行しております。
若干ではありますが、在庫があります。
自主出版『優愛物語』の書籍購入をご希望される方がみえましたら、お届け
先住所、氏名、希望の書籍数をご記入の上、メールをいただければと思います。
メールを確認次第、書籍の発送をさせていただきます。
書籍代金のお支払いにつきましては、書籍の到着後、書籍代(一冊1,800円)
と送料(310円)を同封し、現金書留にてお送りいただきますようお願い申し上
げます。
なお、書籍の送料及び現金書留の代金につきまして、ご購入様のご負担と
なってしまい、本当にこころ苦しいのですが、自主出版ということで、何卒
ご理解いただきますようお願い申し上げます。
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ランウータン王国・ことばの杜 メールマガジン『杜の本屋さん』
◇発行日 2002年07月06日創刊 毎月第1・3土曜日発行
◇発行責任者 櫻町 浩
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