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主に小学校の先生方を対象にしています。楽しい授業と学級づくりに関する情報をお届けします。




「楽しい授業・学級づくり」第41号

発行日: 2005/2/11

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 「これからの新しい教育を考える」                   
                    2005年2月11日発行:第41号

      メールマガジン 「楽しい授業・学級づくり」

                         編集・発行 菊池 省三
                      (毎月第2第4金曜日発行予定)
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      「4メートル先の友達に聞こえるように話しなさい」
      授業中に時々このように話します。

      休み時間に1メートル定規を持ち出し、
      自分の席から4メートルを測っている子どもがいました。

      その子どものおかげで、
      多くの子どもが「声」を意識するようになりました。
    
                              菊池 省三 
 
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 ◆INDEX◆ 

【1】楽しく伝え合う学級づくり(38)
   「『コミュニケーションの達人シリーズ』再販決定!」・・・・・菊池 省三

【2】菊池学級参観記(5)
   「ディベートの論題について考える授業〜4〜」・・・・・・・宮植 賢治
 
【3】学級メルマガを作ろう!(9)
   「こんな教育をめざしています!」・・・・・・・・・・・・・藤井 由岐

【4】子どもの表現を大切に!(2)
   「全国・堂々と大きな声で発表する委員会」・・・・・・・・・菊池 省三
 
               <編集後記>

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 『楽しく伝え合う学級づくり』(38)
     「『コミュニケーションの達人』シリーズ再販決定!」
                               菊池 省三
*************************************

監修をさせていただいた「国際人をめざせ!コミュニケーションの達人」全4巻
(フレーベル館発行)の再販が決定しました。

子ども達の国語力を向上させ、総合的な学習の時間などにおける調べ学習にも必
携のシリーズです。

「みんなの前に出ると・・なかなか話すことができない」
「せっかく質問の時間を作っても・・手があまり挙がらない」
「『話し合いましょう』と指示を出しても・・うまくいかなくて」
「自分らしさをもっとのびやかに表現してほしい・・」
このような声をよく聞きます。「話せない」「聞けない」「話し合えない」「表
現できない」という子ども達の実態は、残念ながら多いようです。

本シリーズは、これらの問題を少しでも解決するために作られました。子ども達
自身が読んで理解し、簡単に取り組めるような構成、内容にしました。
ものごとをじっくりと考える、自分の意見をまとめて伝える、人の話を聞いて理
解する、自分の意見と戦わせる・・・子ども達にもっとも欠けている力といわれ
る、論理的な思考力や対話力を磨ける最適のシリーズです。

<第1巻> 「スピーチ〜伝える力をきたえる〜」
自分の意見や調べたことを伝えるスピーチのテクニックの詳しい解説と全国の小
学校での実践例を紹介しています。ひとまとまりの話を、一定時間内に、人前で
話すことのできる子どもが育ちます。

<第2巻> 「インタビュー〜聞く力をきたえる〜」
調べ学習においても必要とされるインタビューのテクニックの詳しい解説と全国
の小学校での実践例を紹介しています。相手との関係を考えながら、自分に必要
な情報を聞き出すことのできる子どもが育ちます。

<第3巻> 「ディベート〜話し合う力をきたえる〜」
論理的思考力と対話力をつけるのにぴったりのゲーム、ディベートの詳細解説と
全国の小学校での実践例を紹介しています。発言のルールやポイント理解し、他
者と楽しく話し合うことのできる子どもが育ちます。

<第4巻> 「パフォーマンス〜表現する力をきたえる〜」
言葉だけではなく、さまざまな方法を使って行う対話や自己表現の方法を、全国
の小学校で行われている実践例を紹介しながら詳しく説明しています。子ども達
が、自分に合った表現方法を身につけることができるようになっています。

ぜひ、本シリーズを手にとって明日の教室の実践に役立ててほしいと思っていま
す。
本シリーズの詳細と購入先は、下の出版社「フレーベル館」のサイトにあります。
 
     http://www.froebel-kan.co.jp/newbook.html

******★☆★****************************
 『菊池学級参観記』(5)
     「ディベートの論題について考える授業〜4〜」
                                宮植 賢治
*************************************

※授業記録の配信順番を間違えていました。申し訳ございませんでした。
 今号のこの授業記録は、本メルマガ第38号の続きです。
 「38号→41号(本号)→42号→39号」となります。
※授業記録は宮植、コメントは菊池のものです。

  <質問を書く>

もっと知りたい、確かめたい。質問ですね。
■質問の説明。「確認したいこと。つまり、分からないことを聞く、ということ
だけではなく「確認したいこと」も質問であると繰り返し話している。

黒丸は、何番目と何番目にありますか。5番目と10番目ですね。二つ目の黒丸
ぐらいまではいくでしょう。先生もちょっとあなた達がどんなことを書くのか、
とても興味があって知りたいです。今から、今から5分時間を取ります。たくさ
ん書いてください。5こいったら、「5こいきました。」10こいったら、
「10こいきました。」と言ってください。紙が足りなくなったら、「紙が足り
なくなりました。」と言ってください。大丈夫ですか?大丈夫ですか?その四角
の中でということですよ。もう書きよる人がおる。すごいな。はい、じゃ、用意
ははじめ。
■質問を書くための説明。1.規模(書く時間。書く量)と方法(プリントの
使い方。作業の進め方)を示している。
■数字で達成目標を示している。
■スピードを要求している。「もう書きよる人がいる」。

一つ質問考えると、また次の質問が出てくるかもしれませんね。
■追加した質問の書き方。子どもはバラバラで考えようとするので、連続した
質問を要求している。

今、2分です。
「5こ、できました。」
はい、一番。
「5こできました。」
はい、二番。
(「5こ、できました。」の声がどんどん聞こえ始める。先生は、「はい」で答える。)
「早いな、すごいな。」
■スピードを要求している。「今、2分です」「はい、1番」「早いな、すごいな」
■子どもの反応には必ず答える。

一応、今、五分立ちました。まだ、時間がいる人?じゃ、ちょっとだけ延ばしま
しょう。
■「まだ、時間がいる人?」は野口芳宏先生のご実践から学んだ。「まだ、でき
ていない人?」といった聞き方をしてはいけない。

「10こいきました。」

今、6分過ぎました。

はい、じゃあもう10こいった人? すごいな。はい、はい。 5こはいったと
いう人?すごいな。がんばりましょう。あと、45秒。
「10こいきました。」
すごいな。
■作業の途中で進行状況を確認しながら、早く進んでいる子にはよりスピード
のアップを、遅れている子どもへは「刺激」を与える。

「紙が足りなくなりました。」
君のために、1枚余分に印刷しといた。それで、日本の教育を立て直してくれ、
それぐらいの気持ちでがんばってくれ!先生、ここに書いたら終わりますね。
■意図的なユーモア。「君のために」「日本の教育を立て直してくれ」
■作業前に「紙がなくなった人は・・」と言っていた。10個は書ける子ども
がいるだろう→「足りなくなった」と言ってくるだろうう→そこでこのユーモ
アで切り返そう、と考えていた。

<ここまでの指導について>
■作業の手順を分かりやすく示す。
・プリントの活用。●と○などの細かな配慮。
・規模を示す。
・理解したか確認する。
■スピードを要求する。
・数字を示す。
・競争心を「あおって」作業させる。
・がんばっている子どもを賞賛する。
・遅い子どもへの声かけを工夫する。
■ユーモアを大切にする。
・競争の場面では、特に「笑い」をどこかに入れる。

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 学級メルマガをつくろう!(9)
     「こんな教育をめざしています!」
                                藤井 由岐
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     21世紀型コミュニケーションを目指す、新しい教育
      「学級メルマガを作ろう!」サイト情報
     ―メールマガジン「キッズ・ネットワーク」も発行中―
          http://www.mailmagazine.org/ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 学校の先生のために学級メールマガジンの発行を応援するホームページ
「学級メルマガを作ろう!」からの情報です。
当サイトは、2002年からの北九州市立香月小学校での取り組みを元にどうすれ
ば発行できるか、どういう授業をすればいいかなどの細かいノウハウを掲載し
ております。
■1 本格的な情報教育を前に
――――――――――――――――
最近、さまざまな教育現場で情報教育が実践されてきております。しかし、
「ホームページ作成・閲覧」や「メール送信」のみでとどまっており、本格的
な双方向コミュニケーションはあまり見られませんでした。
そこで、本サイトは、よりよい双方向コミュニケーションが可能なメールマガ
ジンというツールで、インタラクティブなコミュニケーション教育の拡大を
目指しております。
【学級メルマガのメリット】
 1.教室の学びを世界に
 2.生きた表現を学ぶ作文教育に
 3.子ども主体の情報教育に
 4.コミュニケーション能力の向上に
■2 現場で行ってきた細かいノウハウを掲載
―――――――――――――――――――――――
北九州市立香月小学校では、2002年より作文教育、コミュニケーション能力
アップの一環としてメールマガジンを使用、教育に役立つばかりでなく、学級
経営にも役立ってきました。
本サイトでは、他の教育現場でも実践してもらいたく、こうした細かいノウハ
ウを逐次更新・掲載してまいります。
■3 メルマガ発行の難しい先生方のために子どもの作文を掲載
―――――――――――――――――――――――――――――――
学級単位でメルマガ発行をするには、インターネットに対する知識のほか、継
続的な発行、周囲の理解など、さまざまな条件・能力が必要になります。これ
までは、こうした煩雑さが教育現場で広まらない要因となっておりました。
そこで、「学級メルマガを作ろう!」では、そんな先生方のためにメールマガ
ジン「キッズ・ネットワーク」で学級の子ども達の作文を掲載いたします。
これにより、子ども達の教室の学びをより簡単に・便利に世界に広げることが
できます。
メールマガジン「キッズ・ネットワーク」
http://www.mailmagazine.org/mm/index.html
募集の詳細
http://www.mailmagazine.org/bosyu/index.html
【管理人紹介】
 菊池省三(きくちしょうぞう)
  福岡県北九州市立香月小学校教諭。小学生の国語力を高める学習方法を、
  教室でのさまざまな実践を通して研究している。
 藤井ゆき(ふじいゆき)
  インターネット関連会社にてメールマガジンやオンデマンド書籍の編集を
  担当。現在は、ネットベンチャーに勤め、ホームページやメールマガジン、
  雑誌の取材・編集をこなす。
【お問い合わせ先】
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 ■「学級メルマガを作ろう!」 http://www.mailmagazine.org/ 
 E-MAIL: webmaster@mailmagazine.org  担当:菊池省三・藤井ゆき
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 『子どもの「表現」を大切に!』(2)
     「2年生の授業を参観した子どもの感想」
                                菊池 省三
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■『2年生の授業を参観した子どもの感想』

2学期に2年生の国語科の授業を、
クラスの子ども達と一緒に参観しました。
「話すこと・聞くこと」の授業でした。
かわいい2年生が,
5年生の前ではりきって学習していました。

遊びや教室外の活動では多いのですが、
授業を参観し合うという異学年交流はいいですね。
このような取り組みが増えてくると、
子供同士で競い合い、お互いに伸びていくように思います。
俗にいう「学級崩壊」などはなくなると思います。

 ☆ さて、授業に戻ります。

「2年生のがんばっているところをメモしましょう」
と指示を授業前にしていました。
5年生は、教室の後ろや横から授業を参観しました。

以下は、5年生の子どものノートです。

(10月15日「2年生のよいとこ見つけ」)

・口を開く体操をしていた。
・早口言葉を言っている。
・口を大きく開けている。
・真剣にテープを聞いている。
・大きな声で早口言葉を言った。
・テープを聞いている時静かだった。
・早口言葉を言うとき「はきはき」と言っていた。
・指をさして説明していた。
・「はきはき」と発表している。
・交代しながら発表していた。
・画用紙を見てみんなの方も見ている。
・やり方を説明してくれた。
・聞いている子がアドバイスを言った。
・おへそごと先生の方を向いていた。
・発表する時に大きな声で言った。
・発表する人のほうを真剣に見ていた。
・だいたいの大きさを10cm5mmと具体的に言っていた。
・笑顔で話している。
・発表する時、「手でこれぐらいです」と表してくれた。
・グループで話す順番を守っていた。
・うなずきながら友達の話を聞いていた。
・先生が話し始めるとすぐに注目した。
・先生が話している時はだまって聞いていた。
・班にする時、机をすばやく動かしていた。
・笑顔で話したり聞いたりしていた。
・書き直しを自分からしている人もいた。
・2人組で協力し合っていた。
              (以上)

この「あやピー」さんのノートをどのように考えればよいか。
5年生なりに参観した授業を「分析」しているのでしょう。
自分や自分達の授業と比較しているのでしょう。
(私自身の日頃の指導も、そこから見えてきそうです。)
何人かのノートも参考に比較して考えています。
このような研究も必要でしょう。
このようなことを継続して行うと、
授業を分析できる子ども達が育つかもしれません。
おもしろい試みだと思います。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★<お知らせ>☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★★

 私たちのサークルでは、子どもたちの「伝え合う力」を高めようと、日々教
室での実践に取り組んでいます。豊かに表現できる子どもを育てていこうとし
ているのです。
 そのような毎日の指導の実際を「日刊!小学校発☆『子ども』日記☆」とい
うメールマガジンでも紹介しています。よろしければこちらもご購読ください。

 「日刊!小学校発☆『子ども』日記☆」購読登録先↓
 http://www.mag2.com/m/0000091330.htm
 よろしくお願いいたします。

  また、菊池学級の様子をお届けするメールマガジンを発行しています。
 「教室からのプレゼント『メルマガ キッズ』」です。購読登録先は、
 http://www.mag2.com/m/0000101166.htm
 です。子ども達の声を直接お届けいたします。

◆◆◆◆◆■■■━━━━━━━━<編集後記>━━━━━━━━■■■◆◆◆◆◆

 たくさんの方のあたたかい励ましをうけて、第41号を発行することができました。
 ありがとうございました。
 今年はがんばって定期発行を心がけています。

 これからも、みなさんのご意見に耳を傾けながら少しでも役立つ情報をお届けして
 いこうと思っています。
 ご意見、ご感想をお待ちしています。
 
 お知り合いの方にもこのメールマガジンを紹介していただけるとうれしいです。
 これからもよろしくお願いいたします。
 
◆◆◆◆◆■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■◆◆◆◆◆

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 ★ ご感想、お問い合わせは  s.kikuchis@jcom.home.ne.jp  まで。
 ★ 編集・発行 菊池 省三
         ホームページ http://members.jcom.home.ne.jp/s.kikuchis/
         楽天日記   http://plaza.rakuten.co.jp/kikuchis/
 ☆ メールでいただいたご感想などは、本メールマガジンでご紹介させていただく
   ことがあります。
 ☆ 本メールマガジンの無断転載はお断りします。転載については、メールでご相
   談ください。

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