食品偽装に消えた年金!「人気メルマガ発行者」が鋭く斬り込むNEWS評論!【投票は28日迄】
トップ > マネー・政治・経済 > 国際 > ケア・インターナショナル ジャパンニュースレター:読むだけで国際協力

読むだけで国際協力

発行日時: 2008/4/3

★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★

     ケア・インターナショナル ジャパン メールマガジン
      * 読むだけで国際協力 *  2008年4月号
          < http://www.careintjp.org >
メルマガチームによるブログ<http://blogs.yahoo.co.jp/care_bora>

★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★

┏━【CONTENTS】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■ 今月のPick Up!・・・ 世界図書・著作権デー
■ コラム・・・世界の新学期
■ お知らせ
・『アースデイ東京2008』に参加します!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■□■ 今月のPick Up! ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

世界図書・著作権デー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4月23日はUNESCOが定めた世界図書・著作権デーです。元々この日はスペイン、
カタルーニャ地方の伝統的な祝祭日であるサン・ジョルディの日に由来し、カ
タルーニャ地方ではこの日に大切な人との間でバラや本を贈りあう習慣があっ
たことから、UNESCOによって1995年に正式に本の日として指定されました。そ
の趣旨は、世界中のすべての人、特に若い人たちが読書の喜びを発見できるよ
う、本の大切さを伝えるとともに、本を世に送り出すために尽力した人たちに
敬意を表すことにあります。

▼多様な価値観を育む読書
本を読むという行為が人間性を豊かにすることは、広く知られています。読み
手は、時代や場所を越えて、著者の価値観に触れ、自らの人生の糧とすること
ができます。読書を通じて得られた先人からの知識は、他者とのコミュニケー
ションをより円滑におこなったり、人生で直面する困難に立ち向かったりする
際に、時に大きな力を与えてくれます。また、多様化する社会を生きるうえで
求められる、受容力のある精神を育むことにも役立つと考えられます。
知識や経験が限られていると、人は物事に対して偏狭な考えを持ってしまう場
合があります。これは、自分とは異なる考えを排除することにつながり、多く
の争いごとの原因にもなり得ます。もし読書を通じて幅広い価値観やその背景
にある事実を知ることができたなら、そうした異質な価値観に対して持ってい
た漠然とした恐れや怒りの感情が和らぎ、こちらから歩み寄る姿勢を持つこと
につながります。確かに、興味のない事柄や共感できない意見が書かれている
ように見える場合、その文章を読み続けることは骨の折れる作業です。それで
も、あえてそうした本も時には手に取ってみることで、共感できる新たな一面
を発見できる可能性が高まるのではないでしょうか。
各個人がもっぱら自らの楽しみのために、本を読んだり、本を薦めたりする行
為を長年繰り返していると、その過程で、普遍性を持ったメッセージ性の強い
良書が選別されて人から人へと受け継がれていくと考えることができます。こ
うして厳選された良書は社会が後世に残しておきたいものとして選んだ人類共
通の財産とも言えます。示唆に富む良書が厳選され、次の世代で、より人生の
早い時期に良書にめぐり合えるようになることを通じて、より短い時間で人々
が互いに理解し合えるようになっていくのかもしれません。

▼本が読めない社会
このように読書という行為は個人および社会に大きな豊かさを与えてくれます
が、忘れてはならないのが、世界中には読書ができない人々が多数いるという
事実です。これらの人々は、十分な教育が受けられず、読書以前に文字の読み
書きができない状態にあります。『EFAグローバルモニタリングレポート2008』
では、世界の7億7,400万の成人は基本的な識字能力を持たず、そのうち約64%
が女性であると報告しています。また、たとえ文字を読むことができても、経
済的な理由で本を自由に手に入れることが困難であったり、政治的な要因とも
絡まって、母語で書かれた書物がほとんど存在しないような場合もあります。
例えば、東ティモールで最も話されている言語であるテトゥン語の場合、イン
ドネシアによる長年の統治下においてこの言語の使用が抑制されてきたことも
あり、テトゥン語で書かれた書物自体がほとんど存在しない状況になっていま
す。成人非識字率も40%と高く、東ティモール独特の文化を伝える書物の不足
は深刻な事態に陥っています。こうした状況を受けて、CAREでは、テトゥン語
による教育誌や民話本を出版して学校や図書館に配布することを通じて、子ど
もたちの読み書きを促進する教育支援事業を行っています。

今日、恵まれた国においては、街に図書館や書店があふれ、多くの人は本を買
うお金があり、本を読む時間があり、そして何より文字を読むことができます
。しかし、こうした環境は、世界においてはむしろ稀であるのです。近い将来
、世界中のより多くの人々に、本を読むことの恩恵が行き届くことが望まれま
す。

【こちらもご覧ください CARE:東ティモール ラファエック−現地語による
教育支援プロジェクト】
http://www.careintjp.org/internationaljapan/internationaljapan-tl.html

【参考文献】
ロジェ・シャルティエ、グリエルモ・カヴァッロ 『読むことの歴史 - ヨー
ロッパ読書史』(大修館書店、2000年)
齋藤孝 『読書力』(岩波新書、2002年)
日経産業新聞編 『ドキュメント 知財攻防』(日本経済新聞社、2003年)
EFAグローバルモニタリングレポート2008
http://unesdoc.unesco.org/images/0015/001548/154820jpn.pdf
UNESCO
http://portal.unesco.org/culture/en/ev.php-URL_ID=5125&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html
United Nations(http://www.un.org/depts/dhl/book/

(担当:アツシ)
世の中に良い本がどんどん蓄積されていくと、読むほうとしては嬉しいのだけ
れど、書くほうはライバル?が増えて大変かもしれませんね。

■□■ コラム ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

世界の新学期

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4月になりすっかり春めいてきました。日本では新学期が始まる季節です。真新
しい制服に身を包んだ人たちが行きかう様はひとつの風物詩となっていますが、
4月に学校が始まるのは世界的には少数派です。そもそもなぜ日本では4月なの
でしょうか?

▼日本と世界の新学期
この制度は明治政府によって法律で定められました。理由には、軍隊の入隊時
期が4月だったため優秀な人材を軍隊入隊前に確保しようとしたという説や、桜
の時期だからという説などがありますが、国の会計年度に合わせたというのが
有力です。明治時代、税収入の大半を占めていた地租(土地の税金)を納める
時期がもともと4月で、まずは国家の会計年度が4月となり、学校の新年度も同
じ時期となったようです。

ヨーロッパから中央アジア、アフリカやラテンアメリカの北半球に位置する国
々では9月に始まる国が主です。例えば、イギリス、ロシア、トルコ、イスラエ
ル、エジプトなどです。この由来については、産業革命以前、夏の収穫期に長
く休みを取って農作業をし、それを終えた9月に学校を始めるようにしたと言わ
れています。
東南アジア諸国では雨季の終わりを新学期としていることが多く、タイは6月、
インドネシアは7月、カンボジアは8月に始まります。
南半球の国々では1月から2月に始まるところが多く、オーストラリアのタスマ
ニア州以外とニュージーランド、アフリカのケニア、南アフリカや、南米のブ
ラジルがそうです。アジアにおいてもバングラデシュ、スリランカは1月に始ま
ります。

また、日本では入学式がありますが、ない国もあります。カナダでは親が子ども
と一緒に学校へ行き、教師との三者面談を行うことが入学や進級の恒例行事で、
特別な式典はないということです。タイでも、家族でお祝いするだけというのが
一般的だそうです。
入学時の持ち物も、各国によって異なります。ドイツではシュールテューテと
呼ばれる、文具など学校生活で必要なプレゼントが入った円錐状の布袋が家族か
ら贈られ、それを学校で開封するということが伝統的に行われています。かつて
ケニアでは、小学校入学時に二人掛けの机と椅子を持っていかなくてはならかっ
たそうです。教員の給与以外全て保護者負担だったので、持って行った机と椅子
は学校の備品となり、最高学年の8年生から優先して使われていたということで
す。

▼新学期が迎えられない子どもたち
さて、学校制度は各地域で様々に考えられ実践されていますが、行政や財政が不
安定な地域では質の高い教員の確保が困難だったり、自然災害で校舎やインフラ
が破壊されてしまったりして学校に通えなくなることがあります。一時的な遅延
は長期の休みを短縮して調整されますが、政治不安や紛争などは教育システムを
破壊してしまうこともあります。
2002年にインドネシアから独立を果たした東ティモールでは、初等教育の教員は
ティモール人が主でしたが、中等以上の学校の教員はインドネシア人であり、独
立後は東ティモールに戻れませんでした。その結果、中等教育以上の教育水準は
紛争前のそれに回復できずにいます。

このような地域の多くで、NGOや国際機関が教育を受けることができない子どもた
ちを支えています。入学の年齢を限定しない、授業を午前と午後に分けて仕事を
しながらでも通えるようにするなどの工夫で教育へのアクセスを提供しているの
です。学校は衛生の重要性や犯罪の回避といった生活知識や能力を身につける場
でもあります。その不在は社会不安の一因となり、長期的に教育システムが弱体
化していくという悪循環を招いてしまいます。新学期を迎える子どもたちの笑顔
のためにも、国内外のNGOや国際組織の長期的で複合的な支援が求められています。

【こちらもご覧ください CARE:ココン州青年男女の能力向上プロジェクト】
http://www.careintjp.org/internationaljapan/internationaljapan-ca_5.html

【参考文献】
豊田敏雄『発展途上国の教育と学校』(明石書店、1998年)
世界銀行『紛争後の教育再建』(シュプリンガー・フェアラーク東京、2005年)
ユニセフ、世界子供白 2006(http://www.unicef.or.jp/library/hakusyo_2006.html
こどもアサヒ、ニュースでジャンケンポン
http://www.asagaku.com/jkp/2003/3/jkp3_1.html
Wikipedia、Academic term(http://en.wikipedia.org/wiki/Academic_term
外務省、諸外国の学校情報(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/world_school/

(担当:mix http://blogs.yahoo.co.jp/care_bora/41326706.html
今回の記事執筆にあたり、地球の様々な場所で生まれ、学び、働いてきた人たちに
各国の学校事情について教えていただきました。ありがとうございました!

■□■ お知らせ ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『アースデイ東京2008』に参加します!
ケア・インターナショナル ジャパンは、『アースデイ東京2008』に今年初めて
参加します。

2001年より開催されているこのイベントは、年々来場者が増え、昨年の来場者数
は12万人を超えました。多くの人が地球について、また環境・平和など地球の抱
える問題について考えるこの日は、気候変動と貧困・HIV/エイズなど世界中のさ
まざまな問題について考え、また活動を展開するCAREにとっても、大きな意味の
ある日です。

当日、CAREブースでは、CAREグッズなどの販売を行ったり、実際に何かをするこ
とで感じ、また考えてもらえるような企画を準備しています。代々木公園でお散
歩がてら、ふらっと立ち寄って、見て、そして参加してください。

アースデイ東京2008についてはこちら↓
http://www.earthday-tokyo.org/

★☆★編集後記★☆★∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
*近所の小さな公園に行ってみたら、鳥たちが盛んに桜の蜜を吸っていました。
いよいよ春らしくなってきましたね。(アツシ)
*今年は梅を堪能することなく桜の季節になってしまいました。
びゅんびゅんと時が過ぎていくのが怖いです。(mix)
*大学を卒業し、学割って安かったなあとしみじみ実感しています。(あっきー)

○○●●●●●○○○○○○●○○○○○●●●●●○○○●●●●●●
○●○○○○○●○○○○●○●○○○○●○○○○●○○●○○○○○
○●○○○○○○○○○●○○○●○○○●●●●●○○○●●●●●●
○●○○○○○●○○●●●●●●●○○●○○○●○○○●○○○○○
○○●●●●●○○●○○○○○○○●○●○○○○●○○●●●●●●

★☆★メールマガジン・スタッフ募集★☆★∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「読むだけで国際協力」はボランティアスタッフにより発行されています。
このメールマガジンを一緒に作ってくれるボランティアさんを募集しています。
ご興味をもたれた方は↓                             
(担当)菅沼まで<m.suganuma@careintjp.org >
メルマガボランティアの素顔「メルマガ発行奮闘日誌」はこちらから
→ http://blogs.yahoo.co.jp/care_bora

■□■皆さんからのご意見・ご感想をお送りください。■□■
メルマガ上にてご紹介させていただきます!
→ info@careintjp.org

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
☆発行元:(財)ケア・インターナショナル ジャパン
〒171-0032 東京都豊島区雑司ヶ谷2-3-2
ホームページ < http://www.careintjp.org >
お問い合わせ < info@careintjp.org >

☆配信登録・解除・配信先変更 はこちらから
http://www.careintjp.org/support/mailmagazine1_1.html

☆このメルマガは、次のシステムを利用して配信しています。
・『まぐまぐ』 ( http://www.mag2.com/   マガジンID:0000086644 )
・『melma!』( http://www.melma.com/     マガジンID:m00058587 )
☆Copyright(C) CARE International Japan 許可無く転載することを禁じます。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

 
このメルマガの読者になる
規約 
>> メルマ!の会報誌もお届けします
ブックマーク: はてなブックマークに追加del.icio.usに追加Buzzurlにブックマークニフティクリップに追加ライブドアクリップに追加Yahoo!ブックマークに登録My Yahoo!に追加Add to GoogleRSS

このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます

Japan on the Globe 国際派日本人養成講座
日本に元気と良識を。歴史・文化・政治・外交など、多方面の教養を毎週一話完結型でお届けします。3万4千部突破!
JOG Wing 国際派日本人のための情報ファイル
政治・経済・外交・社会・文化などの分野において「元気な日本」を作るためのオピニオン誌です。
ワールド・ニューズ・メール
世界各地に滞在し、その国の空気を吸って生活しているライターが、現地の目と日本人の目で多角的に分析したレポートです。毎週2回の配信で、世界を一つかみし...
NPO/NGO Walker 市民活動の情報誌
NPO/NGO、ボランティア、コミュニティ・ビジネスなど幅広い市民活動をテーマにした週刊情報誌。イベント情報や書籍紹介に合わせて、様々なNPO/NG...
宮崎正弘の国際ニュース・早読み
 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析


この記事へのコメント


コメントを書く
コメントはありません。

おすすめキャンペーン

おすすめカードローン!
オリックスVIPローンカードなら

<<年率5.9%〜15.0%、利用可能枠最高500万円>>
ゆとりのカードローンです。
お申込みはこちら⇒

はじめようメルマガ生活
メルマガを読むには
メルマガを出すには
約64000誌から検索

メルマガデータ

  • メルマガID : 58587
  • 創刊日 : 2002-02-25
  • 最新号 : 2008-07-03
  • 発行周期 : 月刊
  • バックナンバー: 全て公開
  • 発行者サイト: あり
  • 読んでる人 : 689人
  • コメント数 : 1
  • Score! : - 点
  • >> 月間ランキング

発行者プロフィール

ペンネーム :


このメルマガの読者になる

規約に同意する



このメルマガの最近の記事


このメルマガの最近のコメント


このメルマガのバックナンバー


注目情報


新着記事トピックス