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読むだけで国際協力

発行日時: 2008/2/7

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     ケア・インターナショナル ジャパン メールマガジン
      * 読むだけで国際協力 *  2007年2月号
          < http://www.careintjp.org >
メルマガチームによるブログ<http://blogs.yahoo.co.jp/care_bora>

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┏━【CONTENTS】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■ 今月のPick Up!・・・ モンゴルのストリートチルドレン
■ コラム・・・バレンタインデー
■ お知らせ
・メルマガ購読者の皆さんに先行告知!
ソニー・ピクチャーズが運営するCSチャンネルAXNでのCARE CM放送期間限定、
CAREサポーター・キャンペーンのお知らせ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

2008年もあっという間に一ヶ月が終わってしまいました。
さて、今月号ではモンゴルのストリートチルドレンと、
二月のメインイベントの一つバレンタインデーを取り上げます。

■□■ 今月のPick Up! ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

モンゴルのストリートチルドレン

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

モンゴルでは近年、都市のストリートチルドレンが深刻な問題となっています。
真冬には気温マイナス30℃という過酷な環境になるためにマンホールの中で生
活をすることから、彼らはマンホール・チルドレンと呼ばれています。

▼都市の貧困化
モンゴルはかつて社会主義でしたが、旧ソ連のペレストロイカの影響を受け、
民主化運動が起こりました。そしてそれに伴う市場経済化と社会構造の変革に
より、経済発展が進み、さまざまな改革が行われました。しかし、その一方で
貧困、失業者の増加、ホームレス、ストリートチルドレンなどの問題が生じて
きました。

こうした問題のモンゴル特有の原因としては、遊牧民の都市流入があげられま
す。1999年冬から2000年春にかけて、厳しい積雪の影響で、家畜の大量死(モ
ンゴル語でゾドと言います)を招くことになりました。その結果、遊牧生活を
諦め首都へ移住する人々が増えました。しかし、移住後には様々な問題が生じ
ます。移住者が抱える問題として、(1)移住手続きをしていない(2)就職先が見
つからない(3)収入源が無い(4)土地の所有許可をもっていない、などがありま
す。移住手続きをしていないために、移住先でそこの住民としての資格を持て
ず、就職の機会や社会サービスの機会を失うことになり、働くことも難しくな
ります。たとえ、移住手続きをしていたとしても、そう簡単に就職先は見つか
りません。また、住居に関しても移住者には困難が伴います。モンゴルでは地
方の放牧地は国有なので、遊牧民はその土地の所有権を持っていなくても、自
由に移動してゲル(モンゴルの伝統的な移動式住居)を組み立てて暮らすこと
ができます。しかし、都市に移住するとゲルを建てられる場所から探さなけれ
ばならず、家を建てるにも資金や時間がかかります。都市部にはアパートなど
集合住宅がありますが、それも高価なため簡単に住むこともできません。

▼子どものストリートチルドレン化
都市の貧困化にともない、ストリートチルドレンの増加が問題となりました。
1994年6月24日に首都ウランバートルで開かれた「ストリートチルドレンの問
題」会議では、家を出て路上で生活をしている子どもたちを(1)家族のもとで
暮らす貧しい子どもたち、(2)家族と連絡をとっているが、ほとんど路上で暮
らしている子どもたち、(3)家族から完全に離れた子どもたち、の3種類に分
類しました。(1)は生きるために学校を中退し路上で働きます。(2)は家族と一
緒に生活する希望はあるが家庭内暴力や夫婦不和などの家庭環境による家出が
原因です。(3)は1年に1〜2回連絡をとるか全くしないという子どもたちで、家
族・家庭に対する意識が薄く家族に捨てられたケースもあります。

子どもたちの生活の場は季節によって変わり、春・夏・秋などの暖かい季節に
は橋の下・公園・駅の近くなどを寝床にして生活します。しかし、真冬にはマ
イナス30℃の寒波にみまわれるため、寒い時期にはお湯をつかったヒーターの
管が通っているマンホールの中で生活します。彼らが仕事に就くことは難しく
、その結果犯罪に手をそめることも少なくありません。犯罪に関わることにな
った子どもたちはトラウマを抱えていることもあり、精神的なケアが必要にな
ります。

▼子どもたちの保護と支援
このような状況の中、ストリートチルドレンの保護や学習支援、家庭に復帰す
るための働きかけも行われています。しかし、サポートで家庭復帰に成功した
子どもたちもいれば、復帰したとしても長年家族と離れていたため馴染めずま
たストリートチルドレンに戻ってしまうという子どもたちもいます。子どもた
ちを保護し支援することは重要ではありますが、また同時に難しいことでもあ
ります。

参考資料
長沢考司・今岡良子・島崎美代子編『モンゴルのストリートチルドレン――
市場経済化の嵐を生きる家族と子どもたち』(朱鷺書房、2007年)

国連ウェブサイト→http://www.unic.or.jp/unworks/goingon/008/index3.html

(担当:もん http://blogs.yahoo.co.jp/care_bora/20645002.html
「冬は嫌いだ」と布団をかぶりながら言ってしまいますが、こういう状況を知
ると自分が恥ずかしくなります。


■□■ コラム ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

バレンタインデー

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▼バレンタインデー

今月14日はバレンタインデー。バレンタインの由来は、一般に、ローマ皇帝ク
ラウディウス二世の時世、ローマ帝国に駐屯していた司教バレンタインの名前
だと言われています。皇帝が戦士の士気低下を恐れ、若者たちに結婚禁止の法
令を出すなか、バレンタインは、愛する思いの叶わない戦士たちに同情し、彼
らの結婚を秘密裏に認めました。これにより、バレンタインは紀元前270年2月
14日に処刑されました。このようなバレンタインの死を悼み、恋人たちが愛を
誓う日をバレンタインデーと呼ぶようになりました。バレンタインデーは、今
やキリスト教国だけでなく、世界中で祝われるお祭りの日となっています。

日本のバレンタインのスタイルは、世界全体で見ると珍しいというのは有名な
話。女性から男性へチョコレートを送り、想いを伝える日との認識がこれほど
定着している国はありません。世界のバレンタイン事情を見てみると、もっぱ
ら人気のプレゼントは花やバレンタインカード。男女関係なくギフトを渡す国
も多いのです。

▼バラの花束の向こうに

愛情を表す花といえば、やはり赤いバラ。バレンタインデー前の繁忙期間中、
オランダにある世界最大級の花市場アールスメール市場では、1日の花の売り
上げが通常の2倍、4000万本に達し、卸価格も10倍近くにまで高騰すると言わ
れます。世界中で需要が高まるこの季節にバラの供給を支えるのはインド、エ
クアドル、ケニアなどの国々。中でもケニアのバラの切り花は、その質の高さ
で近年定評を受けています。

ケニアのバラ生産は、もとはヨーロッパからその栽培技術が伝来し、現在もオ
ランダやイギリスがその輸出先の7割を占めています。生産地がケニアに広が
っている背景には、気温が16〜20℃で安定し、日射量も多いという気候条件の
よさのほかに、ケニアの労働人口や自然資源を生かす目的があるようです。

その結果、ケニアにおけるバラ栽培は今も労働環境や環境破壊について問題を
抱えています。労働問題については、農薬散布を素手で行うなど健康面の管理
が不十分であったり、労働報酬が極端に低いことなどがあります。また環境面
では、砂漠化への影響が懸念されています。バラ栽培は大変多くの水を必要と
するため、湖水の減少を招き、ひいては砂漠化を促進してしまうのです。

こうした問題を解決する策のひとつとして、近年急速に認知されてきているの
がフェアトレードのシステムです。しかし、ひとつの商品が出来上がるまでに
どのような取引が行われてきたかは消費者の目からはわかりにくいものです。
そこで、こうしたフェアトレード商品を市民に分かるよう明示するため、国際
フェアトレードラベル機構(FLO)は認証制度を設けています。また、バラ栽
培をケニアの産業として公平に発展させていくため、FLOの各国の団体などに
よる生産販売支援も活発に行われています。オランダのマックス・ハウェラー
は、バラ農園の労使協調や労働者の収入改善に力を入れています。また、バラ
農園・パンダフラワーズ社栽培のバラは、水の再生利用など環境負荷の少ない
方法で生産されており、日本国内で初めて流通するフェアトレードフラワーに
なりました。これらのバラはいずれもFLOの認証を受けたものです。フェアト
レードフラワーは世界大規模小売店でも販売されています。こうした認証制度
があるからこそ、私たちは一般のスーパーマーケットでもフェアトレード商品
であることを確認し、購入するという選択ができるのです。

私たちが楽しみにしているバレンタイン。温かいメッセージを伝えてくれるバ
ラの向こうに、遠くの地で栽培をしているケニアの人々の姿があります。そん
な人々の生活に役立つギフトの選択をしたいものです。バレンタインの喜びを
世界中が感じられたら素敵ですね。

⇒「フェアトレード認証」についてはこちら 
フェアトレードラベルジャパンウェブサイト
http://www.fairtrade-jp.org/About_Fairtrade/About_Fairtrade.html

*参考サイト
・AFP通信(2007年2月12日付)
「“バラのウォール・ストリート”バレンタインで売上急騰 - オランダ」
http://www.afpbb.com/article/1332387
・Swiss infoウェブサイト(2007年2月14日付)「ケニアからフェアなバラを」
http://www.swissinfo.org/jpn/front/detail.html?siteSect=105&sid=7499160&cKey=1170852814000

(担当:めぐ http://blogs.yahoo.co.jp/care_bora/3249458.html
今回の記事執筆にあたり、タイ人の友人にインタビュー。仏教国・タイでもバ
レンタインは特別なイベント。男性が女性に花をプレゼントするのが一般的。
タイにはもともとホワイトデーや「義理チョコ」の習慣はありませんでしたが、
最近は日本の漫画がタイ国内でも流通している影響などで、こうした新しい文
化も広がり始めているようです。興味深いですね。

■□■ お知らせ ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼メルマガ購読者の皆さんに先行告知!
ソニー・ピクチャーズが運営するCSチャンネルAXNでのCARE CM放送期間限定、
CAREサポーター・キャンペーンのお知らせ

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが運営する海外ドラマのエンタテイ
ンメント・チャンネルAXN(株式会社AXN ジャパン、本社:東京都港区海岸、代
表取締役社長:滝山正夫、以下AXN)の協力を得て、2月9日〜22日までの間、
AXNにおいて、CAREのCMが放送されます。

女性たちが"I am powerful."と声をあげるこのCMが訴えるメッセージ。それは、
世界の貧困地域で社会的に重要な役割を担うことができていない女性たちは、娘
として、妻として、母親として、家族をそして社会をも変えられる大きな力を本
来持っていること、そして彼女たちがその力を発揮できるよう、支える人が必要
なのだ、というものです。これまでにこのCM映像は、全国各地の映画館にて上映
されてきましたが(一部、現在も上映中)、この度、AXNの協力をいただき、AXN
でのCM放送用に編集し直しました。

ケア・インターナショナル ジャパンでは、上記のCM放送期間限定で、CAREサポー
ター・キャンペーンを実施することにしました。上記のCM放送期間中に、途上国
におけるCAREの活動を継続的に支援する以下のプログラムのいずれかにお申し込
みいただいた方のうち、ご希望の方にはもれなくCAREオリジナル「I am powerful
 Tシャツ」をプレゼントいたします(このお知らせは、明日8日に当団体ホーム
ページに掲載予定です。そこでは、I am powerful Tシャツの写真も掲載されます
ので、ぜひご覧ください)。

−CAREマンスリー・ギビング・プログラムで、毎月のご寄付額が2000円以上で
 お申し込みいただいた方
−会員制度で、賛助会員(年会費1万円)にお申し込みいただいた方

マンスリー・ギビング・プログラムの詳細は以下をご覧ください。
https://www.careintjp.org/support/continue.html

会員制度の詳細は以下をご覧ください。
https://www.careintjp.org/support/able-support.html

注)Tシャツの色は黒のみ、サイズは男性用・女性用、S・M・Lがあります。マン
スリー・ギビング・プログラムにお申し込みいただける方は、お申し込みのご連
絡の際にご希望のサイズ(「男性用のM」「女性用のS」など)をお知らせくださ
い。賛助会員にお申し込みいただける方は、上記リンクページの入会案内請求フ
ォームの通信欄あるいは直接郵便局窓口にてご入金いただける場合は振込用紙の
通信欄にご希望のサイズをご記載ください。ご不明な点はお問い合わせください。

貧困のもと、困難な状況で生活する人々が自立していく過程を支援するという
CAREの長期的な活動は、皆様からの継続的なご支援により、効果的なものとなり
ます。この機会にぜひCAREのサポーターとして活動を支えてください。

上記キャンペーンについてのお問い合わせは以下まで。
(財)ケア・インターナショナル ジャパン
マーケティング部広報担当 菅沼
Tel. 03-5950-1335   Fax. 03-5950-1375
Email. info@careintjp.org

<AXNについて>
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントがお届けする海外ドラマのエンタテイ
ンメント・チャンネル。最新のメガヒットTVシリーズや話題作をオンエア。全世
界で大ヒット中の「LOST」、キャリスタ・フロックハート主演「ブラザーズ & 
シスターズ」や「エイリアス」「スターゲイト」などを日本初放送。全米視聴率
No.1「グレイズ・アナトミー」、大人気クライム・サスペンス「CSI:」全3シリ
ーズや「コールドケース」など、全米視聴率ランキングTop10の大人気TVシリー
ズもお届け。全世界の放送業界で最も権威と歴史のある「エミー賞授賞式」も独
占放送。

★☆★編集後記★☆★∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
*今年は自分用のチョコを奮発したいと思います。(もん)
*ところ変われば異なるバレンタイン事情、面白いですね。
世界中の皆さんにとって素敵なバレンタインになりますように!(めぐ)
*もうすぐ大学を卒業です。あっという間の四年間でした。
卒業旅行は初沖縄行ってきます!(あっきー)

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