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J.I.News

発行日: 2008/6/13


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          JIメールニュースNo.354 2008.6.13発行
          この町は“暮らし”が感じられるから魅力的

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◆◇ 目 次 ◇◆

1.【この町は“暮らし”が感じられるから魅力的】

2.【第131回「J.I. フォーラム」のご案内】

3.【第26弾「事業仕分け」のご案内】

     〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜

 ≪TOPICS≫
 ★構想日本医療プロジェクトチームがプレスリリース「医療崩壊から医療
  再生へ」を配信しました。
          ↓     ↓     ↓
  http://www.kosonippon.org/project/detail.php?m_project_cd=664&m_category_cd=38


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1.【この町は“暮らし”が感じられるから魅力的】
                         
                            石見銀山生活文化研究所
                                 所長 松場 登美

夫の帰郷に伴い、石見銀山の麓、大森町に移り住んで、約30年が経とうと
している。
石見銀山は大正12年に400年に及ぶ鉱山としての歴史を閉じた。
閉山後は、かつては栄華を誇った町並みも過疎化、高齢化により閑散とし
た町並みに変化していった。
今にして思えば、移り住んだ頃が、どん底だったのかもしれない。
当時の大森町は見ようによっては、時代に残された、また経済発展に乗り
遅れた社会に映ったかもしれないが、実は皮肉にも世界遺産の評価は近
代化されていなかったが故の「自然との共生」、開発されなかったが故の
「文化的景観」だった。
図らずも先人達のおかげで、昭和62年に大森町は国の重要伝統的建築物
保存地区に、そして平成19年世界遺産に指定された。
この評価を真摯に受け止め、今後のこの町のあり方をそこに探ってゆくこと
が賢明であろうと考える。

30年前に直感的に感じたことは、「この町は暮らしが感じられるから魅力的」
──。この思いは今も変わらない。
世界遺産になって多くの観光客が訪れるようになったが、何がこの町の魅
力で価値なのかを見失わずにいたいものである。
地域の潜在価値は千差万別である。決して都市の基準や経済発展という
ものさしだけで計るべきでないことを、私達はこの土地から学んだ。
私達夫婦は、およそ20年間かけて6軒の民家再生を手掛けて来た。
「土地の声を聞く」という言い方を私はよく使う。
潜在的な土地の力と響き合ってこそ、ものごとが良い方向へ向かうことがで
きると信じているからだ。
このことは、長い歴史の中で培われてきたコトやモノに敬意を払うということ
に他ならない。

20年に及ぶ非効率極まりない作業の中で学び得たものは、日本の生活文
化の豊かさと美しさだった。
私は今、阿部家という築230年の家を改修しながら住んでいる。
第1期工事からすでに10年が経過した。現在、5期目の工事が終了したとこ
ろである。
土・竹・木・藁など、地元の天然素材で作られた家は、その土地の気候風土
に合い矛盾がなく快適である。弊社の社員食堂に使用している藁葺きの家
は、4度の移築を経た260年前の家である。これらの家には今で言う、エコロ
ジー、スローライフ、サステイナビリティーのすべてが内包されているのを感
じる。
阿部家は県の文化財指定の家である。文化財の家であっても、ただ保存す
るだけでなく、営々と紡がれてきた生活文化をこの家を通して次世代に繋げ
てゆきたいと思う。
この春、株式会社他郷阿部家を設立した。ここが来訪者にとって、もう一つの
故郷となることを願って。


*松場 登美(まつば・とみ)氏のプロフィール
1949 年、三重県津市芸濃町生まれ。1981年、夫(松場大吉)のふるさと大
森町(石見銀山)に帰郷。実家・松場呉服屋の片隅で布小物の製造、販売
を始める。1989年、築150年の古民家を修復し、「ブラハウス」をオープン。以
来、数軒の古民家を修復し、生活文化交流の場として活用。1998年、株式
会社石見銀山生活文化研究所を設立し、所長に就任。経済産業省・地域中
小企業サポーター、内閣官房都市整備本部・地域活性化伝道師などを務め
る。
〔石見銀山生活文化研究所 : http://www.gungendo.co.jp/


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2.【第131回「J.I. フォーラム」のご案内】

      私たちは何を「セーフティーネット」にすればいいのか

青年会議所(JC)は全国に約700余りあり、様々な地域活動を行っている
公益的な組織です。今回はその全国的運営機関である(社)日本青年会議
所と共催で、JCが力を入れている「セーフティネット」について考えます。犯
罪や自殺の増加、その背後にある貧困。そしてその再生産は今や全国で見
られることです。かつての「世間」が個人を支える仕組みがほぼ消滅した現
在、何を「セーフティーネット」にしていけばいいのでしょうか、現場で格闘して
いる人たちの話をもとに、新しい「世間」のあり方を議論したいと思います。

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       ★今回は会場が変わります。ご注意ください。★

日  時  : 平成20年6月27日(金)
会  場  : グランドアーク半蔵門  3F  光の間
         千代田区隼町1番1号 TEL 03-3288-0111 (代)
         (http://www.grandarc.com/access/access.htm
開  演  : 午後6時30分(開場:午後6時)
ゲスト  : 伊與田英史(日本青年会議所 セーフティーネット構築委員会 委員長)
        玄 秀盛(日本マイノリティー協会・新宿救護センター代表理事)
        草間吉夫(茨城県高萩市長)
       清水康之(NPO法人ライフリンク 代表)  ご依頼中
コーディネーター : 岡田広行(週刊東洋経済 副編集長)
主  催   : 構想日本・社団法人日本青年会議所
定  員  : 160名
フォーラム参加費 : 2,000円(構想日本会員及び青年会議所メンバーは無料です)
懇親会参加費   : 4,000円
            (ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)

 ※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
  グランドアーク半蔵門 4F ラウンジ「ラ・メール」
   Tel 03-3288-0111(内線5567)

--------------------------------------------------------------
参加ご希望の方は、6月26日までに出欠の是非を、下記のメールアドレス
にお申し込み下さい。
 forum@kosonippon.org

お名前

所属

ご連絡先

懇親会に     参加する      参加しない

--------------------------------------------------------------
*参加申し込みに関するお問い合せは、
  事務局 木下まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
  フォーラム担当 西田まで。TEL 03-5275-5607


─────────────────────────────────

3.【第26弾「事業仕分け」のご案内】

                 〜 埼玉県草加市 〜

構想日本が2002年から行なっている行政の「事業仕分け」は行財政改革
の切り札です。予算編成に反映させた結果、1割もの事業を削減できたと
いう具体例もあります。今年度は10ヶ所以上の自治体での事業仕分けを
予定し、問い合せも続いています。

今回行う草加市は、2000年に埼玉県から彩の国中核都市に指定され、さ
らに2004年に特例市に移行するなど、県からの権限委譲を進めています。
また、全市町村を対象とした「行政革新度調査」(日本経済新聞ほか)で9
位にランクされている行革先進地域でもあり、事業仕分けの実施によりさ
らなる進展が期待できます。

行政の方、自分の地域を何とかしたいという方、メディアの方、お誘いあわ
せのうえ、侃々諤々の議論に傍聴参加ください。必ず地域再生の大きな参
考になると思います。


【日時】2008年6月28日(土)、29日(日)
           両日ともに、午前9時から午後5時頃
        ※入退室自由です。ご都合の良い時間帯にお越しください。

【会場】 草加市役所 西棟5F 
     (埼玉県草加市高砂1-1-1) TEL:048-922-0151
  ※当日、市役所の駐車場は使えませんので、車でお越し方は近隣の
   民間駐車場をご利用ください。

【対象】草加市の事務事業(45事業程度)

【参加者】事業説明者:草加市役所職員
      評価者(仕分け人)
      コーディネーター:「明日の地方財政を考える会
                (自治体職員有志の研究会)」メンバーほか、
                 構想日本事業仕分けチーム

               ___  _  ___


          ≪最も必要なのは「国の事業仕分け」!≫
現在、経済財政諮問会議や地方分権改革推進委員会で国の事業仕分け
の実施が検討されています。前回の浜松での実施の際も、国会議員や政
府審議会メンバーが数多く傍聴に来ていました。地方分権を進めるために
は、自治体での経験を踏まえた、国の事業仕分けが最も重要です。今後
も国での実施に向けて働きかけていきます。
参照:http://www.kosonippon.org/index.php


              ≪事業仕分けとは・・・≫
・国や自治体の行政サービスについて、予算書の項目ごとにまず要否の議
 論をする。
・その上で、実施主体(官か民か、国か地方か)を議論
・「外部の目」を入れる
・「公開の場」で議論する

 ※構想日本のホームページ「事業仕分け」もご覧ください。
  http://www.kosonippon.org/project/list.php?m_category_cd=16

●これまでの実例をもとにポイントをまとめた、構想日本編『入門 行政の事
業仕分け』(ぎょうせい刊・1,800円)のご注文も下記にて承ります。

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ご参観ご希望の方は、6月27日までに出欠の是非を、下記のメールアドレス
にお申し込み下さい。
 forum@kosonippon.org 

お名前 

所属 

ご連絡先 

--------------------------------------------------------------
*お問い合せは、 西田/伊藤まで。TEL 03-5275-5607 


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いただいたご意見などは、バックナンバーと共に「読者の声」として以下に掲載
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好評発売中です。
    http://www.kosonippon.org/book/index.php
●構想日本提供の「政治家・政策データベース」もご覧下さい。
         http://db.kosonippon.org/

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       発行:構想日本      発行責任者:加藤秀樹
                            info@kosonippon.org 
                        http://www.kosonippon.org/ 
        Copyright(C) 1999-2008 -構想日本- All rights reserved.
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