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J.I.News

発行日: 2004/3/26

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             「合併」の前に「自律」を
           JIメールニュースNo.140  2004.3.26
        窓口はこちら! info@kosonippon.org  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■■ 目次 ■■

1.《「合併」の前に「自律」を》

2.《お知らせ》

3.《第81回「J.I. フォーラム」のご案内》
                   
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1.《「合併」の前に「自律」を》

                  構想日本 政策担当ディレクター
                             冨永朋義

 日本中が市町村合併の嵐です。約3200ある市町村の約7割が、法定ある
いは任意の合併協議会を設けているとのことです(今年の1月1日時点)。
 合併の是非は個々に判断することです。住民に対する行政サービスの内
容や範囲、あるいは独り立ちに必要な財政規模を考えると、合併する方が
いい市町村もあると思います。ただ、国から"当面のカネ"(合併特例債の
活用や地方交付税の優遇)をもらうために合併するとしたらそれは本末転
倒で、この合併議論をきっかけに、自分たちの地域が元気になるにはどう
したらいいのか、そのために行政が本当にやるべき仕事は何か、住民と協
働すべきものは何かなどを具体的に考え、実行していくことこそが本当に
重要ではないでしょうか。「自立(=お金の面で他に頼らない)」の前提
は、「自律(=どうすべきか自分の頭で考える)」だと思います。

 目の前の"嵐"に巻き込まれながらも、合併に頼らず「自律」しようとし
ている市町村は多くあります。例えば、島根県斐川町(人口約28,000人、
出雲空港があるところです
 http://www.town.hikawa.shimane.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AM0200H 
は、昨年末の住民投票の結果、単独町政を選びました。ただ、52%という
僅差だったこともあり、住民のなかでは「斐川らしい街づくりを!」とい
う期待と「本当に大丈夫?」という不安が入り混じっていると聞いていま
す。それらに応えるため斐川町は、コスト削減はもちろんのこと、住民を
「行政サービスの受け手」ではなく「自治のパートナー」として捉えた新
たな街づくりを進めています。具体的には、住民有志、役場の若手職員、
外部アドバイザー(NPO、学者、企業経営者、コンサルタントなど)の
協働による『ふるさとデザイン・プロジェクト(仮称)』を予定している
とのことです。テーマは、観光資源(日本三美人の湯や荒神谷遺跡など)
の活用による人の往来の拡大や、町の中心産業である農業の付加価値向上
などです。また、住民や外部識者を交えて、町の事業の必要性を個々にチ
ェックすることも考えているそうです(その手始めに、H16年度予算につ
いての住民ヒアリングを2月に実施)。本田恭一町長は「単独でもしっかり
やっていけるモデルケースをつくりたい」と熱く語っています。「いずも
の原郷」である斐川から、新しい「くにづくり」のかたちが出てくること
を期待しています。

 みなさんの街ではどうでしょうか?合併云々の前に、役場や議会は自分
たちの持ち味を活かした地域づくりについてちゃんと議論し、また住民と
ともに考える場を提供していますか?(「今まで通り交付税がもらえるか
ら大丈夫」とか「合併特例債を使って○○ホールを造る」というようなこ
とが強調されていませんか?)そのきっかけとして提案したいのは、「自
治体の事業見直し」です。構想日本は、これまで11の自治体(8県3市)
での作業を支援してきました。作業の詳細は、先月に実施した岐阜県多治
見市の例をご参照ください
( http://www.city.tajimi.gifu.jp/section_news/kikaku/index.htm )。
 行政がみなさんの生活の隅々まで面倒を見る(これが実は、余計なお節
介や規制と裏表)ことが、これからもいいのかどうか…その議論こそが、
地域の自律や活性化につながる本当の街づくりの第一歩ではないかと思い
ます。「うちの街でもやってみたい」という方、是非ご一報をください。
どこへでも飛んでいきます。

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2.《お知らせ》 
●「新潮45」4月号(新潮社) 
 「猪瀬直樹の言論弾圧」櫻井よしこ
 
  2、3月号で道路公団改革の政府案の決定プロセスを克明にレポートし
たジャーナリストの櫻井よしこさんが、引き続き猪瀬氏のジャーナリスト
としての姿勢を様々な角度から批判しています。
 一方、猪瀬氏は同号で櫻井氏の記事に対し再び反論し自説の正当性を繰
り返し主張しています。言論人のあり方について、また、櫻井氏が指摘し
ているような問題があることを知りながら報道しない日本のジャーナリズ
ムの問題について、大いに考えさせられる記事です。
 ぜひ、ご覧下さい。 

●構想日本ではこのほど、インターネットによる募金システム
「募金やドットコム」  http://www.bokinya.com/    に加盟しました。
ヘッダーにある【団体名で募金さがし】をクッリクし、カ行の欄で
構想日本をご覧下さい。
ご自身はもとよりお知り合いの方々にもお声をかけて頂き、
ご協力をよろしくお願 い申し上げます。

≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ 

3.《第81回「JIフォーラム」のご案内》
                  外国人から見た日本の政治
     −時代の変わり目を迎えている日本の取組みを外からの目で語る−
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構造改革が叫ばれる社会システムの劣化、少子高齢化、イラクへの自衛隊
派遣。21世紀初頭の日本は、「時代の転換点だった」と後世、語られる
のではないでしょうか。そんな日本社会を、外国人はどう見ているのでし
ょうか。そして、これまでの日本の憲法、外交などのあり方や経済の枠組
みの変わり目、そして私たちの暮らしぶりを、どう見ているのでしょうか。
 日本で暮らし、この国をよく知っている外国人ジャーナリストやビジネ
スマンのオ・デヨン氏、ジェームス・ワグナー氏、ジョナサン・ルイス氏、
ピーター・D・ピーダーセン氏をお迎えし、日本の政治や日本人を語ってい
ただきます。

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日  時   :平成16年3月30日(火)
会  場   :銀座ソニービル8階 ソミドホール 
開  演   :午後6時30分(開場:午後6時00分) 
討論者   :オ・デヨン(韓国)
       ジェームス・ワグナー(米)
       ジョナサン・ルイス(イギリス)
       ピーター・D・ピーダーセン(デンマーク)
コーディネーター :山田厚史(朝日新聞社経済部・アエラ編集部)   
    
主  催   :構想日本
定  員   :160名             
参加費   :2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
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参加希望の方は、下記のメールアドレスにお申し込み下さい。
 forum@kosonippon.org 
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参加ご希望の方は、誠に恐縮ですが3月29日までに出欠の是非を
お知らせ願います。 
お問合せ:構想日本・西田(電話03-5275-5607)

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◆寄せられたご意見は「読者の声」として以下に掲載しています。
 http://www.kosonippon.org/mailnews/log.html 
不掲載をご希望の場合は、必ずその旨をご意見などのメールに明記下さい。
また、氏名、肩書きは、特にことわり書きがなければそのまま掲載します。
イニシャル、匿名、ハンドルネーム使用の場合は必ず明記下さい。 
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  す。
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  週刊JIメールニュース  発行:構想日本 発行責任者:加藤秀樹
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