はじめまして 松本 みわこ です。 これからこのメールマガジンで、みなさんの歯の悩み等に、質問にひとつづつお答えしていきます。どんどんメールをください。
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♪♪歯科医師 みわこのスマイル相談室 (^o^) 丿 平成 18 年 7 月 2 日
発行日: 2006/7/2━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〃⌒⌒ヽ
((((ノノ
)∩ ∩ b) 歯科医師 みわこのスマイル相談室 第27号
( 〇 人
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平成18年 7月 2日号です
こんにちは、松本 みわこ です。
皆さん、お元気ですか?
湿気が多く、だいぶ、蒸し暑くなってきましたね。
こんなお天気は体調を崩しやすいとき、注意してくださいね。
さて、今回は、「注意してほしい子供の歯並び」と題して、子供の矯正治療
についてご紹介したいと思います。
「子供の矯正治療」と「大人の矯正治療」、いったい何がちがうのでしょうか?
一緒に勉強していきましょう。
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筆者の紹介
松本 みわこ
現在、銀座アベニュー矯正歯科にて勤務
(http://www.ginza-avenue.jp/)
ご質問等は
mailto:miwako@ginza-avenue.jp
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目次 ◇歯並びの第一チェック時期
◇4人の歯並び:どんな問題がかくされてるの?
◇かくされている更なる問題
◇どんな治療をするの?
◇「子供の矯正治療」と「大人の矯正治療」は違う
◇まとめ
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------> 歯並びの第一チェック時期 <------
5、6歳になると乳歯の前歯が抜けはじめ、新しく永久歯がはえてきます。
そして、小学2年生頃になると、上の前歯4本・下の前歯4本の永久歯が
はえそろいますが、
この時期の前歯には、将来的に大きな問題になるであろう「注意したい歯並び
が隠されている場合が多いのです。
▼ 4人の歯並び
ここで、4人のお友達の歯並び
http://www.ginza-avenue.jp/image/miwako/0606301.jpg
を見てください。
この4人には、それぞれ、どんな問題が隠されているでしょうか?
(1)1番目のお友達
・前歯に隙間
・上の前歯が出ている
(2)2番目のお友達
・前歯のガタガタ
・片方の前歯のかみ合わせが逆
(3)3番目のお友達
・前歯に隙間
・前歯のかみ合わせが逆
(4)4番目のお友達
・前歯のガタガタ
・上と下の前歯に隙間
一見すると、上のような問題が見えてくると思いますが、でも、問題は
これだけではないのです。
▼ かくされている更なる問題
(2)2番目のお友達
(3)3番目のお友達 には、共通した問題があります。
・前歯のかみ合わせが逆・・・でも、本当は違うのです。
口を開けた状態から歯をかみ合おうと口を閉じていくと、このお友達
の歯はある箇所で上の歯と下の歯がぶつかってしまいます。
すると、接触した歯同士がぶつからないようにと、下あごは、無意識的
に前にずらして、かみこむ状態になります。
http://www.ginza-avenue.jp/image/miwako/0606302.jpg
このかみこんだ状態が、実際には、前歯のかみ合わせが逆になった
状態なのです。
このままで放置すると →
・歯ぐきの退縮
・歯の根っこ(歯根)が短くなる
最初にぶつかる歯は、何度も、何度も、繰り返し、強い刺激が
加わるため、時間とともに歯ぐきが退縮し(さがってやせてくる)、
さらには、成長中の歯根は短いままで、成長が止まってしまうこと
もあるのです。
・下あごの成長が強くなる
3番目のお友達のように前歯4本全てのかみ合わせが逆という状態、
続くと、当初、このかみ合わせの原因は、上下前歯のぶつかり
でしたが、次第に下あごの成長が促され、本当の受け口(下あご
が大きい)になってしまう恐れがあります。
(4)4番目のお友達
・上と下の前歯に隙間・・・本当の問題は、歯ではなく、舌にかくされている
上と下の前歯に隙間がある原因は、多くの場合、歯やあごではなく、舌の
使い方に大きな問題があるといえます。
このお友達は、上と下の前歯の間に、舌をはさむ癖・つばや食べ物、飲み物
を飲み込む時に舌を前歯の方向に押し出す癖があったのです。
(正しい飲み方は、舌を上あごに押し付けて飲み込みます。歯には触れません)
このままで放置すると →
・鼻下からあご先までの長さが長く成長する
この癖をなおさなければ、上下前歯の間に隙間はなくなりません。
それどころか、上あご、下あごの成長にも影響を及ぼし、前歯がかんでない
ので、面長の顔付きになってしまいます。
▼ どんな治療をするの?
(1)1番目のお友達
http://www.ginza-avenue.jp/image/miwako/0606303.jpg
・上あごの成長を抑制する
・前歯を並べる
(2)2番目のお友達
http://www.ginza-avenue.jp/image/miwako/0606304.jpg
・前歯ぶつかりを解消する
・前歯を並べる
(3)3番目のお友達
http://www.ginza-avenue.jp/image/miwako/0606305.jpg
・前歯ぶつかりを解消する
・上あごの成長を促進する
(4)4番目のお友達
http://www.ginza-avenue.jp/image/miwako/0606306.jpg
・舌の使い方トレーニング
・前歯を並べる
▼ 「子供の矯正治療」と「大人の矯正治療」は違う
「子供というのは、何歳まで?」と思われるかと思いますが、
歯でいう子供とは、乳歯がある状態のことをいいます。
つまり、乳歯と永久歯が混在する小学生の時に行う治療が「子供の矯正治療」
永久歯がはえそろった中学生にスタートする治療が「大人の矯正治療」です。
「子供の矯正治療」の目的は、上に出てきたお友達のように、
・今ある問題を少しでも解消してあげる
・下あご、上あごの成長を調整する
(あごが大きすぎる場合は、成長を抑制、小さすぎる場合は、成長を促進して
あげる)
そうすることで、将来的に更なる問題へ発展する可能性を少しでも減らして
あげることです。
その後、永久歯がはえそろったら、最終的なかみ合わせをなおす治療である
「大人の矯正治療」をスタートすることになります。
つまり、「子供の矯正治療」と「大人の矯正治療」は目的が違うのです。
よく、小学生の時に矯正治療をしたけど、大きくなったら、また、歯並びが
悪くなったという話を聞くことがありますが、そのときの治療は、今ある問題
だけを解消してあげる治療であり、最終的な治療ではなかったのかもしれませんね。
▼ まとめ
歯並びは、日々、変化していきます。
ほとんどの場合、歯並びの第一チェック時期(小学2年生頃)に将来的に起こり
うる歯並びの問題兆候が表れていることが多いといえます。
この時期に、その問題兆候を見つけてあげ、対処してあげておくと、
将来、大人の矯正治療をすすめるにあたって、治療法の選択肢がひろがる
可能性は高いといえます。
お子さんのいらっしゃる方、この時期にちょっと、気にして観察してあげると
よろしいかもしれませんね。
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電子メールマガジン「歯科医師 みわこのスマイル相談室」 18/7/2
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