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 南インドの男たちはルンギーと呼ばれる腰布を巻くスタイルを基本としているのだが、汚れたり破れたりしている服をそのまま着ている人も多く、女たちのように身なりに気を配っている人はあまりいなかった。 にもかかわらず、僕はインドの男たちに強く惹かれるものを感じていた。あるいはカラフルな女たちよりも、被写体としての魅力は上だったかもしれない。それは彼らが贅肉など一切ない引き締まった肉体を持っていたからだった。上半身裸になり、汗をしたたらせながら働く筋肉質の男たちには、無駄なもののないシンプルな美しさが宿っていた。必要なものが必要なだけある機能的な美。それがインド人男性の美しさの本質だった。

 大量の石ころを運搬してきた貨物列車から、積み荷を降ろす現場。 埃まみれになって働く男たちにカメラを向けた。
 サトウキビの絞り汁を煮詰めて粗糖を作る現場。 原液が煮詰まってドロドロになってくると、今度はそれを巨大なバットに移し替えて、長いヘラのようなものを使ってかき混ぜていく。熟練した職人のヘラさばきは見事なものだ。二人の職人が協力して、ムラが出ないようにかき混ぜていく。しばらくそれを続けていると、バットの中身が固まってくる。最後にバットの中身を手の平サイズに切り分け、布で水分をよく搾ってから、日陰で乾かすと完成である。
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