東京下町の地域情報サイト「下町探偵団」で見つけたとっておき情報、下町に住んで感じたことを、江東区、中央区、台東区、墨田区を中心にエッセイ形式で紹介しています。
- 最新号:2008-02-26
- 発行周期:週刊
- 読んでる人:176人
- 創刊日:2001-10-26
- Score!:-点
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- 発行者サイト:あり
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メルマガ下町探偵団98
発行日: 2003/8/29 vol.098/2003.8.29発行
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■■ メルマガ下町探偵団
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東京下町の地域情報サイト「下町探偵団」で見つけたとっておき情報、
下町に住んで感じたことを、
江東区、中央区、台東区、墨田区を中心にエッセイ形式で紹介しています。
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01:ベーゴマで遊びませんか
02:元さんのとっておき
03:下町探偵団今月のおすすめコーナー
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★☆ 01 ベーゴマで遊びませんか ★☆
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毎週土曜日 PM2:00〜4:00、江東区の森下公園で
ベーゴマやって遊んでいます。
やってみたい方、集まってください。
ベーゴマ持ってなくても大丈夫。差し上げます(余裕がある限りね)。
ベーゴマやった事がなくても大丈夫。お教えします。
ただし雨天中止です。
地図はこちら↓
http://www.shitamachi.net/beigoma/
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★☆ 02 元さんのとっておき 第70回 ★☆
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■ 『京島の長屋』
下町って言えば昔は町人の街ですよね。町人の住まいと言えば長屋。
八っつぁん、熊さんの世界ですね。
今回はそんな下町の長屋の話をしてみます。
下町も今はどんどんビルが建ち、長屋なんてほとんどなくなっちゃいました。
私の知ってる限りでもSエリア近辺では墨田区向島、墨田区京島、
中央区の佃、月島辺りぐらいしか残ってないんじゃないでしょうか。
まあ最も、長屋って、教えて貰わないとその前を通り過ぎても
分からなかったりする事だってあります。
見た目は、ごく普通の家屋で玄関が複数あるだけですからね。
だから、意外と知らないだけで結構現存してるのかもしれませんよ。
そう考えると、複数の住宅を連ねて一棟に建てて、壁は共有しているけど、
それぞれに玄関があれば長屋だそうですから、
極端な話、二世帯住宅だってマンションだって長屋みたいなもんですよね。
(定義からすると全然違うらしいけど)
長屋のイメージからすると、
深川、木場あたりなんかにまだありそうな感じですけど、
江東区はあまりないみたいです。
区役所の人に「どこにあるか知らない?」って逆に聞かれた事があります。
役所の人が知らないぐらいですから、やっぱりないんでしょうかねえ。
まあとりあえず、わりと知られているのは前述の向島、京島、佃みたいです。
この3箇所は実は共通点があります。
あまり第二次世界大戦の戦災を受けていないって事。
だから昔ながらの長屋が残っているんです。
深川あたりの長屋はその時燃えちゃったのかもしれませんね。
先日、そのうちの京島の長屋を見に行ってきました。
住所でいうと京島3丁目が長屋の多いエリアです。
墨田区役所の職員さんが案内してくれました。
平日の日中にも関わらずわざわざ一緒に歩いてくれました。
彼はもともと知り合いだったので便宜を図ってくれたのかと思ってましたが、
それも仕事なんだそうです。これも地域振興の一旦なんでしょうかね。
「地図持って行っても意味ないんですよ。
私でもここへ戻ってこれるかどうか自信ありませんから」
そういって彼は歩き始めます。
まあちょっと大袈裟な気もしましたが、
確かに行ってみると複雑に入りくんだ迷路みたいな地域です。
本当に曲がりくねった狭い路地なんかがたくさん残ってるんです。
私はわりと土地勘があるほうなんですけど、
方向オンチの方はホントに道に迷うかもしれません。
戦火をまぬがれたために昔ながらの道が残っているんでしょうね。
そして昔ながらの下町の趣きもここで感じました。
京島は関東大震災の被害をあまり受けず近隣の工場の人々が
住むようになりました。その後の戦争でもあまり被害を受けません。
更に人が多く住むようになります。
こうして昔ながらの地形と密集地域が残っていきます。
そんな京島は、月島や向島に比べて昔ながらの下町の風情を
色濃く残しているような気がするんですよね。
確か、月島の長屋ができたのは震災後だったように記憶してます。
区画整理もされたんでしょう。道路が基盤の目のように整然としています。
それに比べると京島は今だに迷路みたいな細い道だらけです。
墨田区の職員さんがこんな事を言ってました。
京島って火事があっても近所の人が駆けつけて
みんなですぐ火を消しちゃうんですって。
下町の人情を感じさせるような話でしょ。
京島へ私が行った一週間ぐらい前にちょうどある家が火事になったそうです。
見せてもらいました。
本当に燃えたのはその一軒だけなんです。隣の家はきれいに残ってる。
「なんでだかわかりますか」職員さんに聞かれました。
道が狭くて消防車が入れないんだそうです。しかも木造住宅ばかりだから、
燃え始めると飛び火して大変な事になっちゃう。
まあそういう避けられない理由があるのはわかりますが、
下町っぽい隣近所の連帯感って感じませんか?
もう1つ京島が月島や向島と違うところは妙に観光地化というか
近代化してないって事。
月島って有名なもんじゃタウンですからねえ。
夜ともなると若いおねえちゃんがもんじゃを求めて街を徘徊します。
ガイドブックにも、月島っていうと、
必ずといっていいほど路地裏の長屋の写真が使われています。
住んでる人ってうるさくて眠れないとか
わずらわしいだとかって心配はないんでしょうかねえ。
そして月島や佃と言えば隣接する高層ビル群ですよね。
近代建造物と古びた家屋のアンバランスがいいなんて人もいるけど、
やっぱり落ち着かないと思うんだけどなあ。
向島は月島に比べると歴史のある街だし、まだそれ程違和感は感じません。
ただ最近は若い人が結構住んでるみたいです。
まあそれはとってもいい事なんですよ。
でも新進芸術家って呼ばれる人達が空き家の長屋をリフォームして
かっこよくしちゃったりするんですね。
外から見るとあまりわからないみたいですけど、
下町の長屋からは違う方向へ向かっていってるみたいな気がするんですけどねえ。
ただそういうのって話題性はあるし、
向島の長屋の売りになってるみたいですからいいことなんでしょう。
しかし長屋に住む人は見世物じゃありません。
彼らはごく普通に一般的な生活をしてそこに住んでいます。
でもそういう場所が観光地みたいになってくると、段々と生活臭は薄れて行き、
昔ながらの下町は消えていってしまうような気がします。
京島はそんな生活臭が残ってる数少ない街かもしれません。
これを読んで京島へ遊びにいく人がいるかもしれません。
そして物見湯山ですでに出かけた私も同類です。
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★☆ 03 下町探偵団今週のおすすめコーナー ★☆
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発行責任者 下町探偵団 鈴木祥元
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