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ぞうさん通信 2004.2.17
はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
<流行している病気>
1.嘔吐下痢症が流行しています.ロタウイルス,アデノウイルスなどが原因です.嘔
吐,吐き気,腹痛,食欲不振,下痢が主症状です.下痢や嘔吐が頻回の場合には,点
滴あるいは入院が必要になります.★,→
2.マイコプラズマ感染症が流行しています.発熱,頑固な咳が主症状です.肺炎を起
こし,気管支喘息の発作を誘発します.★★,→
3.水痘(みずぼうそう)が流行しています.★,→
4.流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が流行しています.★★,→
5.溶連菌感染症が流行しています.発熱,咽頭痛,咽頭発赤が主症状です.★,→
6.流行性角結膜炎が流行しています.結膜充血,目脂が主症状です.★,→
7.長岡市,見附市,中之島町,栄町,与板町などでA型インフルエンザが流行してい
ます.★★★,↓
★ わずかに流行,★★少し流行,★★★流行,★★★★かなり流行,★★★★★爆
発的流行,↓先週より減少,→先週と同程度,↑先週より増加
<子どもとメディア>
2004年1月26日,日本小児科医会は以下の提言を発表しました.この提言のなかで述
べられているメディアとは,テレビ,ビデオ,テレビゲーム,携帯用ゲーム,インター
ネット,携帯電話などを意味します.お子さんの生活はいかがでしょうか?多くのお
子さんに改善すべき点があると思います.早めの対処が肝要です.どうぞご家庭でよ
く話し合ってみてください.
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「子どもとメディア」の問題に対する提言
社団法人 日本小児科医会「子どもとメディア」対策委員会
わが国ではテレビ放送が開始されて50年が経過しました.メディアの各種機器とシス
テムは,急速な勢いで発達し普及しています.今や国民の6割がパソコンや携帯電話
を使い,わが国も本格的なネット社会に突入しました.今後,デジタル技術の進歩は
このネット社会を複雑化し,人類はこのなかで生活を営む時代に進みつつあります.
これからもメディアは発達し多様化して,そのメディアとの長時間に及ぶ接触はいま
だかつて人類が経験したことのないものとなり,心身の発達過程にある子どもへの影
響が懸念されています.日本小児科医会の「子どもとメディア」対策委員会では,子
どもに関係するすべての人々に,現代の子どもとメディアの問題を提起します.
影響の1つめは,テレビ,ビデオ視聴を含むメディア接触の低年齢化,長時間化です.
乳幼児期の子どもは,身近な人とのかかわりあい,そして遊びなどの実体験を重ねる
ことによって,人間関係を築き,心と身体を成長させます.ところが乳児期からメディ
ア漬けの生活では,外遊びの機会を奪い,人とのかかわり体験の不足を招きます.実
際,運動不足,睡眠不足そしてコミュニケーション能力の低下などを生じさせ,その
結果,心身の発達の遅れや歪みが生じた事例が臨床の場から報告されています.この
ようなメディアの弊害は,ごく一部の影響を受けやすい個々の子どもの問題としてで
はなく,メディアが子ども全体に及ぼす影響の甚大さの警鐘と私たちはとらえていま
す.特に象徴機能が未熟な2歳以下の子どもや,発達に問題のある子どものテレビ画
面への早期接触や長時間化は,親子が顔をあわせ一緒に遊ぶ時間を奪い,言葉や心の
発達を妨げます.
影響の2つめは,メディアの内容です.メディアで流される情報は成長期の子どもに
直接的な影響をもたらします.幼児期からの暴力映像への長時間接触が,後年の暴力
的行為や事件に関係していることは,既に明らかにされている事実です.メディアに
よって与えられる情報の質,その影響を問う必要があります.その一方でメディアを
活用し,批判的な見方を含めて読み解く力(メディアリテラシー)を育てることが重
要です.
私たち小児科医は,メディアによる子どもへの影響の重要性を認識し,メディア接触
が日本の子どもたちの成長に及ぼす影響に配慮することの緊急性,必要性を強く社会
にアピールします.そして子どもとメディアのより良い関係を作り出すために,子ど
もとメディアに関する以下の具体的提言を呈示します.
(1)2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう,(2)授乳,食事中のテレビ・ビデ
オ視聴はやめましょう,(3)すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重
要です.1日2時間までを目安と考えます.テレビゲームは1日30分が目安と考えます.
(4)子ども部屋には,テレビ,ビデオ,パーソナルコンピューターを置かないように
しましょう,(5)保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょ
う.
(日本小児科医会HP:http://jpa.umin.jp/info.htm )
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橋本尚士(はしもとなおし)
はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL0258-61-2400 予約専用61-2401 FAX61-2402
E-mail naoshi@po.next.ne.jp
URL http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
メールマガジン「ぞうさん通信」発刊
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