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ぞうさん通信 2004.2.10
はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
<流行している病気>
1.嘔吐下痢症が流行しています.嘔吐,吐き気,腹痛,食欲不振,下痢が主症状です.
下痢や嘔吐が頻回の場合には,点滴あるいは入院が必要になります.★,→
2.マイコプラズマ感染症が流行しています.発熱,頑固な咳が主症状です.肺炎を起
こし,気管支喘息の発作を誘発します.★★,→
3.水痘(みずぼうそう)が流行しています.★,↓
4.流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が流行しています.★★,→
5.溶連菌感染症が流行しています.発熱,咽頭痛,咽頭発赤が主症状です.★,→
6.流行性角結膜炎が流行しています.結膜充血,目脂が主症状です.★,↑
7.伝染性紅斑(りんご病)が流行しています.頬,腕,脚に紅斑を生じます.★,↑
8.長岡市,見附市,中之島町,栄町,与板町などでA型インフルエンザが流行してい
ます.★★★★,→
9. 長岡市,見附市でB型インフルエンザが発生しました.★,→
★ わずかに流行,★★少し流行,★★★流行,★★★★かなり流行,★★★★★爆
発的流行,↓先週より減少,→先週と同程度,↑先週より増加
<スギ花粉症の治療薬>
2004年春は昨年の冷夏のためスギ花粉の飛散量は少ないと予測されています.しかし.
1月下旬から既に花粉は飛んでいるようです.敏感な方が既に数名,鼻がむずむずす
る,眼がかゆいということで,処方を受けに来院されました.
2004年の新潟県におけるスギ花粉の本格的飛散は3月1日前後と予測されています.一
般的に,飛散開始の2週間前から治療を開始するのがよいとされているので,2月初旬
から中旬頃には服薬を開始してください.
ちなみに,私自身,ひどいスギ花粉症患者です.毎年,2-3月は鼻がジュルジュル,
鼻閉がひどく夜も苦しくて眠れません.ありとあらゆる抗アレルギー剤,点鼻薬,点
眼薬,漢方薬を自身に試してみました.この経験をもとにピッタリのお薬を処方しま
す.成人の方もどうぞ御相談ください.
(内服薬)(
1.抗アレルギ−剤
抗アレルギ−剤にはたくさんの種類があります.効果(鼻水止め作用が強いか弱いか
),作用時間(短いもの長いもの),副作用(眠気,口渇など)などに違いがありま
す.当院で主に処方しているものは以下の通りです.個人差がありますので御相談く
ださい.
(1)ジルテック:強さ(強-中),眠気(多少),服用(1-2回/日)
(2)エバステル:強さ(中),眠気(多少),服用(2回/日)
(3)ニポラジン,メキタミン,ゼスラン:強さ(中-弱),眠気(少-なし),服用(2
回/日)
(4)ザジテン,ケトテン,ジキリオン:強さ(強-中),眠気(多少),服用(2回/日)
(5)セルテクト,オキサトミド:強さ(中-弱),眠気(多少),服用(2回/日)
(6)アレグラ:強さ(弱),眠気(なし),服用(2回/日)
(7)クラリチン:強さ(中-弱),眠気(少-なし),服用(1回/日)
(8)アレジオン:強さ(中-弱),眠気(少-なし),服用(1回/日)
2.ロイコトリエン受容体拮抗薬
鼻閉によく効きます.通常は抗アレルギ−剤と併用します.
(1)オノン:服用(1-2回/日)
(2)シングレア:服用(1回/日),ただし気管支喘息の方のみ保険診療で処方できま
す.
(点鼻薬)
(1)フルナーゼ:ステロイド剤,鼻の炎症を抑える作用があります.
(2)インタール,ミタヤク:抗アレルギー剤,アレルギー反応を抑える作用がありま
す.
(3)リボスチン:抗ヒスタミン剤,鼻水を止める作用があります.(4)トーク:血管収
縮剤,鼻閉に効きます.
上記を併用処方することもあります.
(点眼薬)
(1)インタール,ミタヤク:抗アレルギー剤,アレルギー反応を抑える作用がありま
す.
(2)リボスチン:抗ヒスタミン剤,涙目,眼のかゆみを抑える作用があります.
(漢方薬)
(1)小青竜湯:最も一般的に用いられます.
(2)麻黄附子細辛湯:小青竜湯の次ぎによく用いられます.
(3)辛夷清肺湯:抗アレルギー剤で眠くなる方に処方します.
(4)苓甘姜味辛夏仁湯:小青竜湯などで動悸がする方に処方します.などを処方しま
す.
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橋本尚士(はしもとなおし)
はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL0258-61-2400 予約専用61-2401 FAX61-2402
E-mail naoshi@po.next.ne.jp
URL http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
メールマガジン「ぞうさん通信」発刊
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