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ぞうさん通信 2004.1.20
はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
<流行している病気>
1.嘔吐下痢症が流行しています.嘔吐,吐き気,腹痛,食欲不振,下痢が主症状です.
下痢や嘔吐が頻回の場合には,点滴あるいは入院が必要になります.★★,↓
2.マイコプラズマ感染症が流行しています.発熱,頑固な咳が主症状です.肺炎を起
こし,気管支喘息の発作を誘発します.★,↓
3.水痘(みずぼうそう)が流行しています.★★★,→
4.流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が流行しています.★★,→
5.溶連菌感染症が流行しています.発熱,咽頭痛,咽頭発赤が主症状です.★,→
6.長岡市,見附市,中之島町などでA型インフルエンザの流行が始まりました.
★★★,↑
7.伝染性紅斑(りんご病)が流行しています.★,↑
★ わずかに流行,★★少し流行,★★★流行,★★★★かなり流行,★★★★★爆
発的流行,↓先週より減少,→先週と同程度,↑先週より増加
<2004年のスギ花粉症>
スギ花粉を作るのは雄花です.毎年7-8月に生殖細胞が分化して成長を始めます.こ
の時の気象条件により成長が左右されますが,もっとも影響が大きいのは気温と日照
時間です.7-8月の高温と長い日照時間が雄花の数を増やします.
ここ数年は,気温が高く,日照時間の長い夏が続き,花粉が大量に飛散していました.
ところが,2003年の夏はオホーツク高気圧が日本列島に居座り続け,太平洋高気圧が
近づくことすらできず,記録的な冷夏でした.東北地方太平洋側や北海道では平均気
温は3-5℃下回り,日照時間は30-40%程度にとどまった地域もありました.新潟県
の2003年7月の平均気温は平年より2-3℃低く,日照時間は平年の60%程度でした.
こうした低温,日照不足の影響でスギは雄花が十分につかず,2004年春の花粉の飛散
量はここ数年で最も少なくなりそうです.新潟県の2003年の飛散量は1平方cmあた
り2000個程度でしたが,2004年の予想飛散量は300個程度になりそうです.
これだけ飛散量が少ないのは1994年以来10年ぶりのことです.ただ,この時は,
翌1995年が大量飛散しており,来年の動向が気になるところです.
一方,飛散の開始時期は例年並みかやや早まる可能性があります,関東以西の太平洋
側では2月10日前後,関東から中部・近畿の内陸部では2月20日前後,新潟県では3月1
日前後とみられています.
スギ花粉症の治療には,抗アレルギー薬の内服,抗アレルギー剤やステロイド剤の点
鼻・点眼薬が用いられます.抗アレルギー剤の内服はスギ花粉の飛散が始まる2週間
前から開始した方がよいようです.新潟県におけるスギ花粉の飛散は3月1日前後と予
想されていますので,遅くとも2月中旬には服用を開始してください.
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橋本尚士(はしもとなおし)
はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL0258-61-2400 予約専用61-2401 FAX61-2402
E-mail naoshi@po.next.ne.jp
URL http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
メールマガジン「ぞうさん通信」発刊
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