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ぞうさん通信 2003.11.11
はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
<流行している病気>
1.急性胃腸炎が流行しています.嘔吐,吐き気,頭痛が主症状です.★★★,↑
2.マイコプラズマ感染症が流行しています.発熱,頑固な咳が主症状です.肺炎を起
こし,気管支喘息の発作を誘発します.★,→
3.水痘(みずぼうそう)が流行しています.★,→
4.流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が流行しています.★★,→
5.気管支喘息のお子さんの調子が悪いようです.★★,↓
6.溶連菌感染症が流行しています.発熱,咽頭痛,咽頭発赤が主症状です.★,↑
7.伝染性紅斑(りんご病)が流行しています.頬,腕,脚の紅斑が主症状です.★,
↑
8.アレルギー性鼻炎・結膜炎のお子さんの調子が悪いようです.イネ科の雑草などが
原因と思われます.★,→
★ わずかに流行,★★少し流行,★★★流行,★★★★かなり流行,★★★★★爆
発的流行,↓先週より減少,→先週と同程度,↑先週より増加
<インフルエンザ抗体保有状況第1報>
2003年10月31日,国立感染症研究所情報センターは2003-2004シーズンの「インフル
エンザ抗体保有状況調査速報-第1報」を発表しました.
インフルエンザAソ連型(H1N1)の抗体保有率は5-19歳群が最も高く,この年齢層のほ
ぼ5割が抗体を保有していました.ただし,20歳以上の年齢層では2割を下回り,とく
に50歳代は10%を下回るなど十分な保有率とは言えないことから,今シーズンも引き
続き注意が必要のようです.
一方,インフルエンザA香港型(H3N2)の抗体保有率は10-14歳群がピークで8割に近い
値を示しました.しかし、0-4歳群が2割と少ないほか,20歳以上の年齢層では加齢と
ともに減少傾向を示し、50歳代では2割程度まで落ち込む傾向がみられました.
インフルエンザB型の抗体保有率は最も高い20歳代でも2割にとどまるなど全年齢層で
十分とは言えないという状況でした.
インフルエンザでは肺炎,中耳炎,脳炎・脳症,関節炎,筋炎などさまざまな合併症
が起こります.脳炎・脳症は子どもにとって最も恐ろしい合併症ですが,乳幼児期に
高頻度に起こります.上記の報告で明らかなように,乳幼児は過去にインフルエンザ
ウイルスに暴露されていないため抗体保有率が低くなります.13歳未満のお子さんで
はインフルエンザワクチンは2回接種が必要です.2回目の接種を受けて2週間経過す
ると抗体が上昇し感染防御に有効なレベルに達します.例年インフルエンザは12月
第2-3週頃に最初の患者発生があり,年が明けると本格的流行が始まります.インフ
ルエンザワクチンの接種は11月中に済ませておきましょう.
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橋本尚士(はしもとなおし)
はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL0258-61-2400 予約専用61-2401 FAX61-2402
E-mail naoshi@po.next.ne.jp
URL http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
メールマガジン「ぞうさん通信」発刊
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