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ぞうさん通信 2003.9.24
はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
<流行している病気>
1.急性胃腸炎が流行しています.嘔吐,吐き気,頭痛が主症状です.★,↓
2.急性咽頭炎が流行しています.発熱,咽頭痛が主症状です,★★,↑
3.急性扁桃炎が流行しています.高熱を生じます,★★,↑
4.ヘルパンギナが流行しています.1-2日間の高熱,咽頭痛,咽頭の粘膜疹が主症状
です.★,→
5.マイコプラズマ感染症が流行しています.発熱,頑固な咳が主症状です.肺炎を起
こし,気管支喘息の発作を誘発します.★★,↑
6.気管支喘息のお子さんの調子が悪いようです.★★★,↑
7.アレルギー性鼻炎・結膜炎のお子さんの調子が悪いようです.イネ科の雑草などが
原因と思われます.★,→
★ わずかに流行,★★少し流行,★★★流行,★★★★かなり流行,★★★★★爆
発的流行,↓先週より減少,→先週と同程度,↑先週より増加
<食物によるアナフィラキシー>
食物,薬物,蜂毒などのなんらかの異物が体内に入り,急速に(通常数秒から30分以
内)蕁麻疹,血管浮腫などの皮膚症状とともに,呼吸困難,血圧低下などの全身症状
を示し,ときに死に至るような反応をアナフィラキシーと呼びます.アナフィラキシー
の主症状は血管浮腫,気管支攣縮,血圧低下ですが,その他の症状として皮膚掻痒感,
嘔吐,結膜充血,下痢,くしゃみ,唾液分泌過剰などが出現します.臨床像は原因物
質およびその進入経路により異なりますが,通常短時間に症状が出現するほど重症度
が高いとされています.
平成13年度に我が国で行われた調査では,全国の医療機関から2434例の食物アレルギー
が報告されました.当院も登録医療機関でしたので,調査に協力をし,数例報告をし
ました.成人,小児を含む調査でしたが,結果は以下の通りでした.
2434例中,ショック症状を起こした食物は,鶏卵64人,乳製品56人,小麦44人,ソ
バ16人,エビ10人,ピーナッツ10人,イクラ6人,キウイ5人,バナナ4人,モモ4人,
ダイズ3人,イカ3人,ヤマイモ3人,カニ2人,豚肉2人,梅2人,ブリ2人で,その
他19品目が報告されました.入院を要した食物は,鶏卵83人,乳製品52人,小麦29人,
ソバ26人,イクラ10人,魚類9人,ピーナッツ8人,エビ6人,イモ類6人,大豆5人,
貝類5人,ナッツ類5人でした.
食物アレルギーの診断で最も重要なのは問診です.摂取食物と症状発現までの時間を
把握することが大切です.補助診断として血液検査を行い,特異的IgEを測定します.
現在,卵(卵白,卵黄など),牛乳(ミルク,チーズ,カゼイン,α-ラクトアルブ
ミン,β-ラクトグロブリンなど),肉(豚肉,牛肉,鶏肉,羊肉など),魚・魚卵
(サバ,アジ,イワシ,マグロ,サケ,タラ,カレイ,イクラ,タラコなど),甲殻
類・軟体動物(カニ,エビ,ムール貝,イカ,タコ,ロブスターなど),穀類(小麦,
米,ソバ,グルテン,ライ麦,大麦,トウモロコシ,キビ,アワ,ヒエなど),豆類・
ナッツ(大豆,ピーナッツ,カカオ,エンドウ,インゲン,アーモンドなど),果実
(リンゴ,バナナ,オレンジ,モモ,キウイ,イチゴ,メロン,アボガド,グレープ
フルーツ,マンゴ,洋ナシなど),野菜(トマト,ニンジン,ジャガイモ,ホウレン
ソウ,タマネギ,ニンニク,タケノコ,カボチャ,サツマイモ,セロリ,パセリなど
),その他(ゴマ,マスタード,ゼラチンなど)など,数多くの食物について検査を
することができます.ご心配な方はご相談ください.
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橋本尚士(はしもとなおし)
はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL0258-61-2400 予約専用61-2401 FAX61-2402
E-mail naoshi@po.next.ne.jp
URL http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
メールマガジン「ぞうさん通信」発刊
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