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ぞうさん通信 2003.8.19
はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
<流行している病気>
1.急性下痢症が流行しています.腹痛,下痢,食欲不振が主症状です.細菌性腸炎の
場合には除菌療法が必要です.★★,→
2.急性咽頭炎が流行しています.1-2日間の高熱が主症状です.★,↓
3.手足口病が流行しています.手,足,口,おしり,膝などに発疹が出現します.口
内炎がひどく飲食ができない場合には,点滴が必要になることがあります.★★,↓
4.ヘルパンギナが流行しています.1-2日間の高熱,咽頭粘膜疹が主症状です.★★,
↑
5.マイコプラズマ感染症が流行しています.発熱,頑固な咳が主症状です.肺炎を起
こし,気管支喘息の発作を誘発します.★★,↓
6.気管支喘息のお子さんの調子が悪いようです.★★,→
★ わずかに流行,★★少し流行,★★★流行,★★★★かなり流行,★★★★★爆
発的流行,↓先週より減少,→先週と同程度,↑先週より増加
<冷夏と子どもの病気>
今年の夏は涼しいですネ.過ごしやすいのはいいのですが,稲の生育,果実の甘さ,
夏物商品の売れ行きなどが心配されます.今年の冷夏は,大陸性高気圧が強く,太平
洋高気圧に勢いがないために起こっているようです.まるで梅雨の頃のように日本列
島に前線がどかっと腰を降ろし,9-10月頃のように台風が日本列島を通過して行きま
す.子どもの病気も例年の8月とは違った様相を呈しています.
今年も例年のように,夏に特有の疾患である手足口病,ヘルパンギナ,咽頭結膜熱
(プール熱)が流行しています.これらは7-9月に流行しますが,気温の低下ととも
に終息に向かうと思われます.
今年は例年に比べて汗疹(あせも)や伝染性膿痂疹(どびひ)のお子さんが少ないよ
うです.汗をかくと皮膚のトラブルが多くなりますが,冷夏のためにこれらの疾患は
少ないようです.
一方,今年は気管支喘息のお子さんの調子が悪いようです.例年,6月, 9月中旬か
ら10月にかけて発作を起こすお子さんが増え,8月の暑い時期には少なくなる傾向を
示します.ところが今年に限っては,6月頃からコンコン,ゼイゼイするお子さんが
断続的に来院しており,減少傾向を示しません.前線上を低気圧が通過し,台風が来
たりしていることが影響していると思われます.低気圧が来る時に発作を起こすお子
さんもいれば,去った後に起こすお子さんもいます.
咳が続いておかしいなあ,風邪だけだったらこんなに長引かないはずなのになあ,夜
間就眠中に咳が多いなあ,朝方午前5時頃になると咳が出るなあ,などの症状があれ
ば気管支喘息が疑われます.早めにご相談ください.
本格的な気管支喘息のシーズンはこれからです.定期的にテオフィリン製剤(商品名
テオドール,テルバンス,スロービットなど)を服用している気管支喘息のお子さん
で,最近6カ月以内に血中濃度を測定していない方は,8月中もしくは9月初旬までに
検査を受けてください.
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橋本尚士(はしもとなおし)
はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL0258-61-2400 予約専用61-2401 FAX61-2402
E-mail naoshi@po.next.ne.jp
URL http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
メールマガジン「ぞうさん通信」発刊
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