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ぞうさん通信 2003.5.6
はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
<http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/>
<流行している病気>
1.嘔吐下痢症が流行しています.ロタウイルスが原因です.水様便,白色便が7-10日
続きます.嘔吐,下痢が激しい場合には点滴または入院が必要です.★★,↓
2.流行性角結膜炎が流行しています.結膜充血,目脂,咽頭痛が主症状です.★,→
3.溶連菌感染症が流行しています.★,→
4.マイコプラズマ感染症が流行しています.頑固な咳が続きます.肺炎,気管支炎を
起こし,気管支喘息の発作を誘発します.★★,↓
5.伝染性紅斑が流行しています.★,→
6.急性咽頭炎が流行しています.1-2日間の高熱を生じます.★★,→
7.見附市,中之島町でB型インフルエンザが流行しています.高熱,吐き気,倦怠感
が主症状です.
*麻疹が長岡市,新潟市周辺で高校生を中心に流行しています.乳幼児にも感染が拡
大して来ました.麻疹ワクチン未接種者は大至急接種を受けてください.
★ わずかに流行,★★少し流行,★★★流行,★★★★かなり流行,★★★★★爆
発的流行,↓先週より減少,→先週と同程度,↑先週より増加
<アレルゲン検査の季節変動>
5月を迎え,そろそろスギ花粉症の季節も終わりです.今年は例年に比べ,スギ花粉
の大量飛散時期がやや遅かったようですが,みなさん具合はいかがでしたでしょうか?
スギ花粉症の季節が終わる頃になると,イネ科植物などによる花粉症が始まります.
御注意ください.
気管支喘息,アレルギ−性鼻炎・結膜炎などのアレルギー疾患の場合には,アレルゲ
ン(=アレルギーを起こす原因物質)を検索するために血中のIgEを検査することがあ
りますが,アレルゲン検査には季節変動があることが知られています.当院が検査を
委託している江東微生物研究所の2002年春と秋のアレルゲンの項目別陽性率(成人お
よび小児を含む)は以下の通りでした.
2002年春は,スギ72%,ヒノキ50%,ヤケヒョウヒダニ45%,ハウスダスト(2)44%,
コナヒョウヒダニ43%,ハウスダスト(1)42%,ガ33%,卵白28%,イヌ皮屑28%,
ミルク26%,卵黄23%,カモガヤ22%,ネコ皮屑22%,オオアワガエリ21%,ハルガ
ヤ20%,ブタクサ20%,カニ18%,ギョウギシバ18%,ソバ17%,エビ17%,小麦16
%,ユスリカ14%,ヨモギ14%でした.
同年秋は,ハウスダスト(1)57%,ヤケヒョウヒダニ56%,ハウスダスト(2)55%,ス
ギ55%,コナヒョウヒダニ54%,ヒノキ39%,イヌ皮屑37%,卵白32%,ネコ皮屑26
%,カモガヤ25%,ハルガヤ22%,オオアワガエリ21%,ミルク21%,ブタクサ19%,
ヨモギ19%,小麦17%,ソバ16%,卵黄16%,カンジダ15%,アルテルナリア11%,
大豆10%でした.
スギやヒノキのように春先に花粉が飛散するものは,春に陽性率が高くなります.検
査項目としてスギやヒノキを選択する機会が増えること,花粉の飛散によりアレルギー
反応が惹起されることなどが理由としてあげられます.一方,通年性アレルゲンのハ
ウスダストやダニ,一年中そばにいるイヌやネコなどのペット,季節性アレルゲンで
も飛散の期間が比較的長く続く雑草は,季節変動がないかあっても小さい傾向があり
ます.
アレルギー検査をする場合の項目の選択,結果の解釈には,このような季節変動を考
慮する必要があります.
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橋本尚士(はしもとなおし)
はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL0258-61-2400 予約専用61-2401 FAX61-2402
E-mail naoshi@po.next.ne.jp
URL http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
メールマガジン「ぞうさん通信」発刊
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