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ぞうさん通信 2003.3.25
はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
<流行している病気>
1.長岡市,見附市,中之島町,栄町,与板町などでB型インフルエンザが流行してい
ます.高熱,倦怠感,嘔気が主症状です.★★,↓
2.急性下痢症が流行しています.ロタウイルスが原因です.水様便,白色便が7-10日
続きます.嘔吐,下痢が激しい場合には点滴または入院が必要です.★★★★,→
3.急性胃腸炎が流行しています.激しい嘔吐,下痢,腹痛が主症状です.★★★,↓
4.水痘が流行しています.★★,→
5.流行性角結膜炎が流行しています.結膜充血,目脂,咽頭痛が主症状です.★★,
→
6.アデノウイルス感染症が流行しています.5-7日間の高熱,咽頭発赤,結膜炎,倦
怠感などが主症状です.★,→
7.溶連菌感染症が流行しています.★,→
★ わずかに流行,★★少し流行,★★★流行,★★★★かなり流行,★★★★★爆
発的流行,↓先週より減少,→先週と同程度,↑先週より増加
<春から夏の花粉症>
スギ花粉の飛散は2月初旬から始まり,3月にピークを迎えます.スギ花粉症の人は2
月から3月にかけて,鼻がジュルジュル,眼がウルウルします.ところが,スギ花粉
の季節が終わっても同様の症状が続く場合があります.花粉症=スギと思い込みがち
ですが,スギ以外にもいろいろな植物が花粉症を起こします.
ヒノキ花粉の飛散は3月中旬から始まり,4月上旬にピークを迎え,5月上旬まで続き
ます.人工林面積はスギが45%,ヒノキが23%,カラマツが11%,マツが11%,その
他が10%で,ヒノキはスギに次いで第2位です.ヒノキは福島県から鹿児島県まで広
く分布していますが,北陸地方には比較的少ないようです.スギ花粉とヒノキ花粉に
は交叉抗原性があり,スギ花粉症患者の80%はヒノキ花粉にも反応すると言われてい
ます.一般的にはスギ花粉の多い年は,ヒノキ花粉の飛散量も多いようです.
イネ科植物の花粉症はスギ花粉症に次いで多いと言われています.2月下旬から5月に
はスズメノテッポウ,スズメノカタビラ,4月下旬から6月にはホソムギ,カモガヤ,
ナガハグサ,4月下旬から7月にはハルガヤ,4月下旬から8月にはオオアワガエリが次々
と開花して花粉を飛ばします.これらイネ科植物には共通抗原性があるので,イネ科
花粉症の人は8月まで症状が続くことがあります.イネ科植物は牧畜用のほか,道路
建設や土地造成後の表面保護,河川や軌道敷の緑化等に用いられていることから,全
国的に広く分布しています.スギ花粉症患者の50%はイネ科花粉にも反応すると言わ
れています.
いずれの花粉症も治療は同様です.スギ花粉症の季節が終わったはずなのに,鼻のジュ
ルジュル,眼のウルウルがある場合には,ヒノキ花粉,イネ科花粉が原因と考えられ
ます.
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橋本尚士(はしもとなおし)
はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL 0258-61-2400, FAX 0258-61-2402
naoshi@po.next.ne.jp
http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
メールマガジン「ぞうさん通信」発刊
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