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ぞうさん通信 2003.2.18
はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
<流行している病気>
1.長岡市,見附市,中之島町,栄町,和島村,与板町,下田村などでインフルエンザ
が流行しています. A型は減少して来ましたが,B型がまだ流行しています.A型は高
熱,倦怠感,咳,鼻汁,関節痛,寒気が主症状です. B型は高熱,倦怠感,嘔気が主
症状です.十分御注意ください.★★★,↓
2.急性下痢症が流行しています.ロタウイルスが原因です.水様便,白色便が7-10日
続きます.嘔吐,下痢が激しい場合には点滴または入院が必要です.★★,↓
3.急性胃腸炎が流行しています.激しい嘔吐,下痢,腹痛が主症状です.★★,→
4.水痘が流行しています.★,→
5.マイコプラズマ感染症が流行しています.頑固な咳が続きます.気管支炎,肺炎,
喘息発作を引き起こします.★,→
6.急性咽頭炎が流行しています.高熱,咽頭発赤,咽頭痛が主症状です.★★,→
7.急性扁桃炎が流行しています.高熱が主症状です.★,↓
8.アデノウイルス感染症が流行しています.5-7日間の高熱,咽頭発赤,結膜炎,倦
怠感などが主症状です.★★★,↑
9.溶連菌感染症が流行しています.★,↑
★ わずかに流行,★★少し流行,★★★流行,★★★★かなり流行,★★★★★爆
発的流行,↓先週より減少,→先週と同程度,↑先週より増加
<スギ花粉症の治療薬あれこれ>
毎年2-3月に鼻がムズムズ,眼がシクシクする方はスギ花粉症です.早目に抗アレル
ギー剤の内服薬,点鼻薬,点眼薬を開始することをお勧めします.飛散開始の2週間
前,つまり2月初旬から治療を開始するのがベストです.
ちなみに,私自身,ひどいスギ花粉症患者です.毎年2-3月は鼻がジュルジュル,鼻
閉がひどく,夜も苦しくて眠れません.ありとあらゆる抗アレルギー剤,点鼻薬,点
眼薬,漢方薬を自身に試してみました.この経験をもとにピッタリのお薬を処方しま
す.
(内服薬)
1.抗アレルギ−剤
抗アレルギ−剤にはたくさんの種類があります.効果(鼻水止め作用が強いか弱いか
),作用時間(短いもの長いもの),副作用(眠気,口渇など)などに違いがありま
す.当院で主に処方しているものは以下の通りです.個人差がありますので御相談く
ださい.
(1)ジルテック:強さ(強-中),眠気(多少),服用(1-2回/日)
(2)エバステル:強さ(中),眠気(多少),服用(2回/日)
(3)ニポラジン,メキタミン,ゼスラン:強さ(中-弱),眠気(少-なし),服用(2
回/日)
(4)ザジテン,ケトテン,ジキリオン:強さ(強-中),眠気(多少),服用(2回/日)
(5)セルテクト,オキサトミド:強さ(中-弱),眠気(多少),服用(2回/日)
(6)アレグラ:強さ(弱),眠気(なし),服用(2回/日)
(7)クラリチン:強さ(中-弱),眠気(なし),服用(1回/日),本年新発売!!
2.ロイコトリエン受容体拮抗薬
鼻閉によく効きます.通常は抗アレルギ−剤と併用します.
(1)オノン:服用(2回/日)
(2)シングレア:服用(1回/日),ただし気管支喘息の方のみ保険診療で処方できま
す.
(点鼻薬)
(1)フルナーゼ:ステロイド剤,鼻の炎症を抑える作用があります.
(2)インタール,ミタヤク:抗アレルギー剤,アレルギー反応を抑える作用がありま
す.
(3)リボスチン,ザジテン,ケトテン:抗ヒスタミン剤,鼻水を止める作用がありま
す.
(4)トーク:血管収縮剤,鼻閉に効きます.
上記を併用処方することもあります.
(点眼薬)
(1)インタール,ミタヤク:抗アレルギー剤,アレルギー反応を抑える作用がありま
す.
(2)リボスチン:抗ヒスタミン剤,涙目,眼のかゆみを抑える作用があります.
(漢方薬)
(1)小青竜湯:最も一般的に用いられます.
(2)麻黄附子細辛湯:小青竜湯の次ぎによく用いられます.
(3)辛夷清肺湯:抗アレルギー剤で眠くなる方に処方します.
(4)苓甘姜味辛夏仁湯:小青竜湯などで動悸がする方に処方します.
ちなみに,私自身は,クラリチン,ニポラジン,オノン,フルナーゼ点鼻液,リボス
チン点眼液を使用しています.
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橋本尚士(はしもとなおし)
はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL 0258-61-2400, FAX 0258-61-2402
naoshi@po.next.ne.jp
http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
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