ぞうさん通信 |
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<流行している病気>
1.溶連菌感染症が流行しています.発熱,咽頭痛,発疹が主症状です.★,↓
2.手足口病が流行しています.手,足,口,お尻,膝頭などに発疹を生じます.
★,↓
3.ヘルパンギナが流行しています.1-2日の高熱,咽頭粘膜疹が主症状です.
★,→
4.RSウイルス感染症が流行しています.発熱,激しい咳,喘鳴が主症状です.
気管支喘息の発作を誘発します.乳児では呼吸困難のため入院が必要になる場
合があります.★,→
5.気管支喘息のお子さんの調子が悪いようです.★★★,→
★ 患者数が少し,★★やや多い,★★★多い,★★★★かなり多い,
★★★★★爆発的に多い
↓先週より減少,→同程度,↑増加
<インフルエンザワクチンと卵アレルギー>
ワクチン成分に対してアレルギーを有すると考えられる者は,予防接種要注意
者に該当します.ワクチン成分でアレルギーと関連した報告があるのは,卵関
連成分,ゼラチン,チメロサール,抗生物質です.
インフルエンザワクチンはその製造過程で発育鶏卵漿尿膜が用いられているた
め,卵アレルギーがある場合には注意が必要です.実際には,ワクチン液中の
鶏卵成分は数ng/ml程度で極めて微量のため,過敏反応を起こすことはまれで
す.
予防接種ガイドライン(財団法人予防接種リサーチセンター発行)には,「イ
ンフルエンザワクチンには微量であるが卵蛋白が含まれている.このため,重
度の卵白アレルギー児(RASTスコア5-6,卵摂食後のアナフィラキシーなど)で
は,事前にワクチンによる皮膚テストを行うことが推奨されている.卵に対す
る軽度または局所的なアレルギー反応のみの場合は,皮膚テストは必ずしも必
要でない.」と記載されています.
当院では,接種対象者に乳幼児や各種アレルギー疾患をもつお子さんが多いこ
とから,慎重を期して以下に該当する場合には皮膚テストを実施し,安全を確
認した上でインフルエンザワクチンの接種を行っています.
(1)卵を食べると,口のまわりが赤くなる
(2)卵を食べると,蕁麻疹(じんましん)が出現する.
(3)卵を食べると,喘鳴などの呼吸器症状や下痢などの消化器症状が出現する.
(4)卵が皮膚につくと,皮疹が出現する.
(5)皮膚テスト(プリックテストなど)における卵白陽性者.
(6)卵白RASTスコア5以上,またはスコア2以上の検査希望者
当院では皮膚テストとして,プリックテストを行っています.インフルエンザ
ワクチンの10倍希釈液を前腕部皮膚に1滴垂らし,プリック針でつねります.15
分後に,同部位の発赤・膨疹径を測定します.陽性の場合には,皮内テストな
どさらに詳しい検査を行います.陰性の場合には,直ぐにワクチン接種を行い
ます.
ご心配な方は事前にご相談ください.上記に該当する場合には,インフルエン
ザワクチンの申し込みの際に,「卵アレルギーがあるので,皮膚テストを希望
します.」とおっしゃってください.
インフルエンザワクチンは是非とも早めに接種を受けてください.2回接種の場
合1回目を10月中旬・2回目を11月初旬までに,1回接種の場合11月初旬までに接
種を完了してください.
新型インフルエンザの発生が懸念されています.日本国内でヒト-ヒト感染が確
認された場合には,タミフル,リレンザなどのインフルエンザ治療薬が国家管
理になり,流通が停止されます.この場合,旧来型インフルエンザに罹患して
も,治療薬は手に入らない可能性が大です.
当院では,「インフルエンザワクチン化血研」を採用しています.保存剤とし
てチメロサールを用いていません.インフルエンザワクチンは国内4社から発売
されていますが,主力の1mlバイアルでチメロサールを含まないのは「化血研」
だけです.
今シーズン,当院では,2008年10月1日よりインフルエンザワクチンの接種を開
始します.是非とも接種を受けてください.
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