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ぞうさん通信 2007.10.9
はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
<流行している病気>
1.溶連菌感染症が流行しています.高熱,発疹,咽頭発赤が主症状です.★,→
2.マイコプラズマ感染症が流行しています.咳が続きます.肺炎を起こし,気管支喘息の
発作を誘発することがあります.★★,→
3.百日咳が長岡市,見附市などで発生しました.激しい咳込みが主症状です.★,→
4.急性咽頭炎が流行しています.1-2日の高熱が主症状です.★,→
5.急性胃腸炎が流行しています.嘔吐,下痢が主症状です.★,→
6.ヘルパンギナが流行しています.1-2日の高熱,咽頭粘膜疹が主症状です.★,→
7.気管支喘息のお子さんの調子が悪いようです.★★★★,→
★ 患者数が少し,★★やや多い,★★★多い,★★★★かなり多い,★★★★★爆発的に多い
↓先週より減少,→同程度,↑増加
<気温の変化と喘息発作>
気管支喘息の増悪因子としては,ダニ,ハウスダスト,カビ,ネコ皮屑などのアレルゲン
の浮遊,ディーゼル排気物質,ライノウイルス,RSウイルス,インフルエンザウイルスな
どの呼吸器感染症,マラソンなどの運動,笑う,泣く,怒るなどの激しい感情表現に伴う
換気の亢進,タバコ,花火,線香,稲わら焼却などの煙,化粧品,ヘアスプレー,接着剤など
の強い臭気,温泉や火山で発生する二酸化硫黄,月経や妊娠,飲酒,過労などがありま
す.
これらに加え,気象とくに気温の変化も増悪因子として重要です.
気管支喘息の発作が,気候の安定する真夏や真冬に少なく,春や秋などの季節の変わり
目とくに梅雨や秋雨の頃に多いことは,従来からよく知られています.小児や若年成人
では,秋が喘息発作の最も多い季節です.移動性高気圧や台風などの低気圧が行ったり
来たりする時や,寒冷前線が通過する時に,喘息発作が多発することは,臨床現場でしば
しば経験されることです.低気圧や寒冷前線の通過により寒気が入り込み,気温がスト
ンと下がります.前日に比べ3-5℃以上平均気温が低下した日や,数時間以内に3℃以上の
気温の低下があった場合には,喘息発作が起こりやすいことが知られています.湿度や
気圧の直接的な作用については一定の見解は得られていません.
気象とくに気温の変化の影響を100%回避することは困難ですが,春や秋などの季節の変
わり目には,衣服を調節しましょう.気温が急激に下がる朝夕や寒い日の外出にはマス
クを着用するなどの配慮が必要です.
秋は,1年のなかで喘息発作が最も多くなる季節です.例年,秋分の日以後に発作を起こ
すお子さんが増加します.今年は,8月下旬から気温の日較差が大きく,台風の本土直撃
などの気象要因に加え,喘息発作を誘発するマイコプラズマ感染症が流行していること
から,例年に比べ発作が起こる時期がやや早い傾向を示していました.9月は30℃を越す
日もあり暑かったですが,10月になって気温がガクンと下がったために,発作を起こし
て来院するお子さんが増えています.
より良い治療を受け,喘息の発作を起こすことなく,秋を乗り切りましょう.
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橋本尚士(はしもとなおし)
はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL0258-61-2400 予約専用61-2401 FAX61-2402
E-mail naoshi@po.next.ne.jp
URL http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
メールマガジン「ぞうさん通信」発刊
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*新潟大学医学博士,日本小児科学会認定小児科専門医,日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
(2007年4月より,日本アレルギー学会認定アレルギー専門医の屋外広告が解禁されました.)
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