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ぞうさん通信 2007.9.18
はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
<流行している病気>
1.溶連菌感染症が流行しています.高熱,発疹,咽頭発赤が主症状です.★★★,→
2.マイコプラズマ感染症が流行しています.咳が続きます.肺炎を起こし,気管支喘息の
発作を誘発することがあります.★★,↓
3.百日咳が長岡市,見附市などで発生しました.激しい咳込みが主症状です.★,→
4.急性咽頭炎が流行しています.1-2日の高熱が主症状です.★★,→
5.急性下痢症が流行しています.下痢が3-5日続きます.★★,↑
6.気管支喘息のお子さんの調子が悪いようです.★★,→
★ 患者数が少し,★★やや多い,★★★多い,★★★★かなり多い,★★★★★爆発的に多い
↓先週より減少,→同程度,↑増加
<インフルエンザワクチンは生後何カ月から?>
インフルエンザワクチンの添付文書には,「1歳未満0.1mLずつ2回」と用法・用量が記
載されているだけで,年齢の下限は設定されていません.しかし,一般的には,生後6カ月
未満では,ワクチンの効果や副反応に関して十分な知見が得られておらず,母体由来免
疫による疾病予防効果が多少は期待できるため,接種を行いません.さらに,幼児に比べ
乳児では,インフルエンザの症状が典型的でないこと,インフルエンザ脳症の発生リス
クが低いことなどから,インフルエンザワクチンの接種を受けるメリットがやや小さい
と考えられています.
アメリカ合衆国では,生後6カ月以上6歳未満ではインフルエンザワクチンによる重症化
予防および入院率の減少などの効果が認められているため,生後6カ月以上がインフル
エンザワクチンの接種対象として勧奨されています.
これらを総合的に判断すると,生後6カ月以上のお子さんはインフルエンザワクチンの
接種を受けた方がよいでしょう.ただし,幼児に比べ乳児では,接種を受けるメリットは
やや小さいかもしれません,
インフルエンザワクチンは通常10-11月に接種を受けます.この時期に,生後6カ月以上
であれば接種を受けた方がよいでしょう.インフルエンザの流行ピークは1-2月が多い
ですが,シーズンによっては12月あるいは3月にずれることがあります.流行時期に1歳
を過ぎる場合には,接種を受けた方がよいでしょう.流行時期に生後6カ月以上になる場
合には,個々の事例により判断します.どうぞ御相談ください.
生まれたばかりの赤ちゃんが家にいてインフルエンザの感染が心配だ,というような場
合には,同居家族がインフルエンザワクチンの接種を受けて予防をし,インフルエンザ
を家に持ち込まないという方法も考えられます.
当院では,今年も10月初旬からインフルエンザワクチンの接種を開始します.十分量を
確保していますが,接種希望者が増加した場合には不足する可能性があります.タミフ
ルの副作用問題が解決していないため,今年は昨年よりも接種希望者が増えるかもしれ
ません.早目に接種を受けることをお勧めします.
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橋本尚士(はしもとなおし)
*はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL0258-61-2400 予約専用61-2401 FAX61-2402
E-mail naoshi@po.next.ne.jp
URL http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
メールマガジン「ぞうさん通信」発刊
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*新潟大学医学博士,日本小児科学会認定小児科専門医,日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
(2007年4月より,日本アレルギー学会認定アレルギー専門医の屋外広告が解禁されました.)
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