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ぞうさん通信 2007.6.12
はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
<流行している病気>
1.溶連菌感染症が流行しています.高熱,発疹,咽頭発赤が主症状です.★★,↓
2.水痘(みずぼうそう)が流行しています.★★,→
3.流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が流行しています.★,→
4.マイコプラズマ感染症が流行しています.咳が続きます.肺炎を起こし,気管支喘息の
発作を誘発することがあります.★,↓
5.伝染性紅斑(りんご病)が流行しています.頬,腕,脚に紅斑が出現します.★,↓
6.急性咽頭炎が流行しています.1-2日の高熱が主症状です.★,↓
7.急性胃腸炎が流行しています.嘔吐,下痢が主症状です.★★,↑
8.気管支喘息のお子さんの調子が悪いようです.★★★,→
★ 患者数が少し,★★やや多い,★★★多い,★★★★かなり多い,★★★★★爆発的に多い
↓先週より減少,→同程度,↑増加
<子どもの誤飲事故>
日本では子どもの誤飲事故が諸外国に比べ,異常に多く発生しています.日本人は玄関
で靴を脱ぎ,畳や床の上で生活をしています.乳幼児の手の届くところに,無造作にいろ
いろな物が置かれていることが原因です.一方,欧米人は家の中でも靴を脱ぎません.下
足で汚れた床面には物を置かずにテーブルの上に物を置くため,乳幼児は手が届かずに
誤飲事故が発生しづらいのです.
日本における誤飲事故の原因は,第1位がたばこ,第2位が医薬品,第3位が化粧品,第4位
が洗浄剤,第5位が殺虫剤です.
子どもの様子が落ち着いている場合には,中毒110番に問い合わせると指示が受けられ
ます.大阪中毒110番(072-727-2499,情報提供料無料,365日24時間受付),つくば110
番(029-852-9999,情報提供料無料,365日9:00-21:00対応),タバコ専用(072-726-9922,
情報提供料無料,24時間対応のテープによる情報提供)をご利用ください.
少量(1gまたは1ml未満)の誤飲でほとんど無害なものは,台所用品では食用油,酒,保冷
剤,冷蔵庫脱臭剤,マッチの先端,ろうそく,文房具ではインク,クレヨン,クレパス,絵の
具,鉛筆,消しゴム,墨汁,粘土,糊,化粧品では石鹸,クリーム,ファンデーション,口紅,
香水,ベビーオイル,乳液などです.この他,歯磨き,シャンプー,シリカゲル,使い捨てカ
イロ,線香,花火,体温計の水銀なども,少量であればほとんど無害です.
誤飲事故が起きた場合には,まず「吐かせる」のが大原則です.舌の奥を指やスプーン
で下方に押すと吐きます.ただし,(1)意識障害がある,(2)けいれんをしている,(3)唾液
や吐いた物に血が混じっている,(4)灯油,ガソリン,ベンジン,マニキュアの除光液など
の揮発性物質の誤飲,(5)トイレ用洗剤や漂白剤などの強酸または強アルカリ物質の誤
飲,(6)尖った物を飲んだ時,などは絶対に吐かせてはいけません.
子どもの誤飲事故は親の責任です.子どもの手の届くところに物を置く限り,必ず事故
は置きます.十分注意しましょう.
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橋本尚士(はしもとなおし)
*はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL0258-61-2400 予約専用61-2401 FAX61-2402
E-mail naoshi@po.next.ne.jp
URL http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
メールマガジン「ぞうさん通信」発刊
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*新潟大学医学博士,日本小児科学会認定小児科専門医,日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
(2007年4月より,日本アレルギー学会認定アレルギー専門医の屋外広告が解禁されました.)
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