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ぞうさん通信 2007.5.8
はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
<流行している病気>
1.溶連菌感染症が流行しています.高熱,発疹,咽頭発赤が主症状です.★★,→
2.水痘(みずぼうそう)が流行しています.★★,→
3.流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が流行しています.★,→
4.マイコプラズマ感染症が流行しています.咳が続きます.肺炎を起こし,気管支喘息の
発作を誘発することがあります.★,↓
5.ロタウイルスによる急性胃腸炎が流行しています.頻回の嘔吐,下痢が主症状です.外
来点滴または入院が必要な場合があります.★,↓
6.長岡市,見附市,三条市で,A型およびB型インフルエンザが流行しています.★,↓
7.気管支喘息のお子さんの調子が悪いようです.★,→
★ 患者数が少し,★★やや多い,★★★多い,★★★★かなり多い,★★★★★爆発的に多い
↓先週より減少,→同程度,↑増加
<子どもの事故死>
日本における2004年の子どもの死因は,0歳では誕生という特殊な状況があり「先天奇
形・変形及び染色体異常」が第1位ですが,1-4歳,5-9歳,10歳-14歳では「不慮の事故」
が第1位です.これらの年齢層における「不慮の事故」の第1位は,1960年以降現在ま
で40年以上不変です.日本では子どもの死因の1/3-1/4が「不慮の事故」です.
2004年の0-14歳の事故による死亡数は783件でした.交通事故が38.7%,窒息が22.9%,溺
水・溺死19.8%,火災が8.4%,転倒・転落が5.5%,中毒が0.1%,その他が4.7%でした.
年齢別には,0歳では第1位が窒息,第2位が溺水・溺死,第3位が交通事故,第4位が転倒・
転落,1-4歳では交通事故,溺水・溺死,窒息,火災,5-14歳では交通事故,溺水・溺死,火
災,窒息の順でした.
事故発生場所は,家庭内が58.3%,家庭外が28.8%,不明が12.9%でした.家庭内では,居間
が59.8%,台所9.2%,階段8.9%,子ども部屋7.2%,風呂3.6%,玄関3.7%,ベランダ0.8%,その
他6.8%でした.家庭外では,道路38.1%,幼稚園16.7%,公園13.0%,店舗9.3%,公共施
設4.0%,海山2.0%,その他16.9%でした.家庭内は子どもにとっては戸外と同じくらい危
険に満ちた場所であるということを認識するべきです.
事故発生時刻は,子どもが活動している8:00から22:00の間がほとんどを占めていまし
たが,18:00-20:00が最多でした.家庭内事故が家庭外よりも多いため,この時間帯が最
多になると考えられました.
1994-1998年の先進15カ国の子どもの事故死のデータに見ると,日本の状況は悪いで
す.0歳の事故による死亡率は,日本は23.6で,15カ国中第14位,つまり悪い方から2番目
でした.第1位つまり最も良いオーストリアは2.4,15カ国の平均は13.3でした.1-4歳で
は,日本は9.0で,第11位でした.第1位のスウェーデンは3.6,15カ国の平均は8.1でし
た.5-14歳では,日本は3.8で,第3位でした,第1位のイギリスは3.6,15カ国の平均は5.9
でした.5-14歳では日本の状況は改善されていました.日本では0歳,1-4歳の乳幼児の事
故死が多いので,注意が必要です.
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橋本尚士(はしもとなおし)
*はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL0258-61-2400 予約専用61-2401 FAX61-2402
E-mail naoshi@po.next.ne.jp
URL http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
メールマガジン「ぞうさん通信」発刊
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*新潟大学医学博士,日本小児科学会認定小児科専門医,
日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
(2007年4月より,日本アレルギー学会認定アレルギー専門医の屋外広告が解禁されました.)
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