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ぞうさん通信 2007.2.27
はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
<流行している病気>
1.溶連菌感染症が流行しています.高熱,発疹,咽頭発赤が主症状です.★,→
2.急性胃腸炎が流行しています.激しく吐いて,その後下痢が始まります.ノロウイルス
が原因のようです.★★,↑
3.急性下痢症が流行しています.嘔吐,7-10日間続く頻回の下痢,白色便が主症状です.
ロタウイルスが原因です.★,↑
4.流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が流行しています.★★★,↑
5.水痘(みずぼうそう)が流行しています.★★,→
6.マイコプラズマ感染症が流行しています.咳が続きます.肺炎を起こし,気管支喘息の
発作を誘発することがあります.★,↓
7.咽頭結膜熱が流行しています.高熱,結膜充血,目脂(めやに)が主症状です.★,→
8.見附市でA型インフルエンザが発生しました.★,↑
9.気管支喘息のお子さんの調子が悪いようです.★★,↑
★ 患者数が少し,★★やや多い,★★★多い,★★★★かなり多い,★★★★★爆発的に多い,
↓先週より減少,→同程度,↑増加
<便色調カラーカード>
2007年4月1日より,「胆道閉鎖症」の早期発見を目的に,新潟県内の全市町村で「便色
調カラーカード」が導入されます.
胆道閉鎖症は,肝臓と腸をつなぐ胆管が生まれつき詰まっていて,肝臓で作られる胆汁
という黄色い液を腸に出せない病気です.症状としては,生後1カ月を過ぎても黄疸がと
れずに皮膚や白目が黄色いままで,便が白色,レモン色,淡い黄色を呈します.1万人に1
人の発生頻度です.この病気には手術が不可欠です.生後2カ月以内に手術を受けると良
好な結果が期待できます.手術をしない,あるいは手術の時期が遅れると,肝臓の機能が
悪くなって行き,やがて肝不全になります.こうなると肝移植を受けるしか,治療法はあ
りません.
便色調カラーカードには,薄い方(白色,レモン色,淡い黄色など)から濃い方(やまぶき
色,濃い黄色,茶色など)まで,1番から7番までの7つの便の色見本が印刷されています.
このうち,便色が1番から3番の場合には胆道閉鎖症の可能性があるので,早目に小児科
医を受診し,血液検査などを受けなければなりません.血液検査でビリルビンや肝機能
などを調べ,胆道閉鎖症の可能性がある場合には,病院の小児外科で精密検査を受ける
ことになります.胆道閉鎖症と診断された場合には,直ぐに手術を受けなければなりま
せん.
新年度からの新規事業のため,2007年4月1日以降に母子健康手帳の配布を受けた場合
に,便色調カラーカードがはさまれています.3月31日までに母子健康手帳の配布を受け
た場合には便色調カラーカードがはさまれていないので,市役所または町村役場等で別
途配布を受けることになりそうです.
生まれたばかりの赤ちゃんの便の色には十分注意しましょう.少しでも薄い(白色,レモ
ン色,淡い黄色など)と感じたら,早目に当院にご相談ください.
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橋本尚士(はしもとなおし)
はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL0258-61-2400 予約専用61-2401 FAX61-2402
E-mail naoshi@po.next.ne.jp
URL http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
メールマガジン「ぞうさん通信」発刊
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