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ぞうさん通信 2007.1.30

発行日: 2007/1/30

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ぞうさん通信 2007.1.30

はしもと小児科ホームページ http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/


<流行している病気>
1.溶連菌感染症が流行しています.高熱,発疹,咽頭発赤が主症状です.★,→
2.嘔吐下痢症が流行しています.激しく吐いて,その後下痢が始まります.★,↑
3.流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が流行しています.★,→
4.マイコプラズマ感染症が流行しています.咳が続きます.肺炎を起こし,気管支喘
息の発作を誘発することがあります.★★,→
5.RSウイルス感染症が流行しています.激しい咳,喘鳴が主症状です.乳幼児で喘鳴
がひどい場合には入院が必要になります.★★,↑
6.気管支喘息のお子さんの調子が悪いようです.★,↓

★ 患者数が少し,★★やや多い,★★★多い,★★★★かなり多い,★★★★★爆発的
に多い,↓先週より減少,→同程度,↑増加


<アトピー性皮膚炎の漢方療法>
アトピー性皮膚炎では,基本治療として,内服薬として抗ヒスタミン剤や抗アレルギー
剤が,外用薬としてステロイド軟膏,免疫抑制剤軟膏(商品名:プロトピック),保
湿剤などが用いられます.これらの治療で十分なコントロールができない場合には,
付加治療として漢方薬を併用することがあります.

アトピー性皮膚炎に対する漢方薬として,以下の4つが代表的なものです.漢方薬は,
服用する人の体力や症状により使い分けます.
(1)十味敗毒湯:体力中等度の人の皮膚疾患で,患部は発散性あるいはびまん性の発
疹で覆われ,浸出液の少ない場合
(2)消風散:比較的体力のある人の慢性の皮膚疾患で,患部に熱感があって,多くは
湿潤し,掻痒のはなはだしい場合
(3)柴胡清肝湯:弱々しく体力の低下した人で,皮膚の色が浅黒く,扁桃,頚部や顎
下部リンパ節などに炎症,腫脹を起こしやすい場合
(4)補中益気湯:比較的体力の低下した人が,全身倦怠感,食欲不振などを訴える場


これらの漢方薬は,日本アレルギー学会アトピー性皮膚炎ガイドライン専門部会が作
成している「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2006」に記載されています.

基本治療を実施しているのに十分なコントロールが得られない場合には,漢方薬を一
度試してみてもよいでしょう.


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橋本尚士(はしもとなおし)
はしもと小児科
〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7
TEL0258-61-2400 予約専用61-2401 FAX61-2402
E-mail naoshi@po.next.ne.jp
URL http://www.mynet.ne.jp/hasimoto/
メールマガジン「ぞうさん通信」発刊
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