Love! Pacific Relations |
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◆「セレブ」な国際結婚と現実◆
「セレブ」という言葉が流行って久しいですが、一時メディアには「国際結婚でセレブな海外生活をエンジョイしているゴージャスなマダム」達が度々登場していましたね。
プール付きの豪邸に住み、インテリアもまるでホテルの様。
もちろん車も数台所有、私はベンツのオープンで2シーター!
ご主人は社会的地位が高く、とても優しくて私を大切に扱ってくれる。
昼間は時たまご主人の会社を手伝って、美容院やネイルサロン・エステ・ショッピング・習い事に忙しい。
夜はご主人と最新の一流ブランドのドレスでパーティー出席・・・
記念日には、郊外のマンションか別荘が買えそうな値段のジュエリーを買ってもらい、お祝いディナーは有名レストランでビンテージのワインを空けてのフルコース。
時にはモデルばりに日本の雑誌やTVの取材を受けて、優雅なライフスタイルをご紹介!
そんなメディアに影響されてかどうかは判りませんが
私達には「セレブ」を夢見る人からの問い合わせが少なくありません。
中には「年収50億円の人希望」という問い合わせもありました。
(それは石油王?ドバイの土地転がし?はたまたビル・ゲイツ?)
正直、申し訳ないのですが「冷やかしですか?」と思ったくらいです。
以前にも書きましたが、ごく少数の「セレブ」の独身男性は、
若さと知性・美貌・お家柄・・・と全てを兼ね備えた「トロフィーワイフ」を求めて、女性に対する条件も厳しいという現実があります。
貴女が自分の全てに自信があって、そういった男性に選ばれる自信があるならば、「セレブ」男性をターゲットとすることも「有り」かもしれません。
また、人生何が起こるか判らないので、ごく普通の女性が、ひょんなことから「セレブ」男性に見初められる可能性が無い訳ではありません。
でも、そのような「シンデレラ・ストーリー」が可能性としてはごくごくわずかだということは、大人なら判るはずです。
10代の若い女性ならば、そういった「夢」を漠然と抱くのも判ります。
しかしながら30・40代の女性でも、「年収1000万以上」「年収2000万円以上」と高年収の男性を希望する人が後を絶ちません。
キャリアを積んで高年収を得て自分に自信を持っているからこそ、
「結婚によって今の自分の生活レベルを落としたくないから、高年収の男性が良い」
「自分と同等の男性でないと結婚したくない」
と考える人。
もしくは、ある程度人生経験や年令を重ねたからこそ
「愛があっても、お金が無くては生活は成り立たない」と結婚に対して冷静かつ現実的考えを持ち、自分の将来の生活に対する経済的安定を相手に委ねて「経済的にゆとりがある、優雅な生活がしたい」と思っている人。
結婚に理想や条件を持つことは自然なことです。
誰だって、お金が無いよりはあった方が良い。
でも、貴女の周りに「セレブ」は何人いますか?
日本でもアメリカでも、メディアで取り上げられているような「優雅な生活」を送っている人なんて、全体から見ればほんの氷山の一角です。
30代40代で国際結婚を考えるならば、国際経済・社会情勢を考えてみて下さい。
サブプライム問題、原油・食料高、株価の下落や景気減速・・・。
また、アメリカは日本よりも格差社会です。
アメリカ全体の平均年収は35000ドル〜45000ドル。
地域差ももちろんありますが、ニューヨーク在住でそこそこの収入を得ている人でも実は本業だけは成り立たず副業も兼ねて収入を得ているというケースも少なくないのです。
また、日本と違って終身雇用制度もなく転職も当たり前。
保証は一切無し。手当ても無し。
例え今は高収入であったとしても、明日はどうなるか判らないのです。
(もちろん、逆にステップアップして高収入を得る場合もありますが・・・)
このような情勢から見ても、皆さんが求めるような高年収の男性が絶対数から決して多くはないことが判るはずです。
日本女性は、社会進出が目覚しくなってもまだまだ
「結婚相手の男性の収入によって生活が大きく変わる」という概念が強いと
思います。
だからこそ、相手の収入に拘る・・・
自分の今後の人生を相手にゆだねているように感じます。
でも、アメリカの結婚の概念は違います。
結婚とは、財産も含めて二人で築いていくもの。
一から互いに生活を築き上げることを大切にしているようです。
今ある相手の収入に拘り頼るのでもなく、生活を相手に依存するのものでもありません。
贅沢ではないかもしれないけれど、普通に食べることには困らない生活が出来る収入があって、真摯に仕事に向き合っている人であれば、収入面ではストライクゾーンなのでは?と思うのです。
そして、誠実で貴女を愛してくれる人!
貴女を心から愛して想ってくれるなら、貴女を決して路頭に迷わせるような生活はさせたくないと思うでしょう。
今は決して高収入でなくても、ステップアップしていく場合だってあります。
また、貴女も、経済力だけでなく心から愛して信頼出来る男性なら、
例え何か起こっても「二人で頑張ろう!」という気になるはずです。
逆に、経済力を重視して選んだ男性だったら、その一番の魅力であった「お金」が無くなった時、貴女はその男性とその後も生活を共に出来ますか?
今の年収だけで男性をより分けて、それ以外の男性を知ろうとしないのは、
自らチャンスを捨てていると思うのです。。。
カナダ人と国際結婚した友人のご主人は、友人と出会った頃は「バイト」の身でした。
たまたま彼の住むマンションが実家の持ち家だったことで救われたそうですが、当初は生活は決して豊かではなかったそうです。
しかしながらバイト先の店を任され、その後はオーナーとなりました。
別の国際結婚しているとある女性の場合、ご主人は当初は未だ学生だったそうです。
何も無い部屋で、ダンボールをテーブル代わりに使うような新婚生活を経て
ご主人が卒業後に就職、二人の生活もステップアップしていったそうです。
私が一番感じたのは、「やはり愛情は強し!」といったところでしょうか。
条件でなく「好きだから結婚した」というところに、結婚の原点を見た気がします。
「好きな人との生活だから頑張ろう」という気持ちになって、結果、生活が前進したのではないでしょうか。
ここで言いたいのは「貧乏のススメ」ではありません。
結婚相手を条件だけで男性を「結婚相手かどうか」割り振らないで、
男性の内面を見て欲しい、ということです。
残念ながら「条件だけで相手を選ぶ女性程、結婚出来ない」という傾向があります。
条件だけ見て「ここが嫌」と理想からのマイナス部分ばかりが目に付くので、
男性に会うまでには至らないことが多いのです。
全てが完璧な人なんていません。
「ダメダメ」でなく、相手の良いところを探す努力をすること。
人を否定的に見てばかりいる女性や条件だけで人を見る女性は、男性は魅力的に感じません。人間的にも決して魅力的ではないと思います。
「お金を払って結婚相談所に入ったのだから理想通りの人を紹介して!」
という気持ちも判りますが、理想通りの人と必ず結婚出来るのであれば誰だってお金は払います。
もちろん理想通りの人が見つかる可能性もあります。
でも、結婚仲介所からすれば、結婚は条件だけでするものではありませんし、男性の内面と全く向き合いもせずに、はなから「いい人がいない!」と言われても困ってしまいます。
理想通りの男性がいても、貴女を選ばない可能性だってあります。
例えば「小栗旬が好き!彼氏だったらいいな・・・」と思っても、本当に小栗旬が自分の彼氏になるなんて真剣に思っている若い子はそういないと思います。
もっと身近にいて、小栗旬ではないけれど魅かれる何かがある男の子を好きになるんだと思います。
結婚も同じです。
結婚相手に収入を求める程、結婚生活に現実的な貴女だったら、
「理想通りの条件の相手が見つかることは、決して簡単ではない」現実も冷静に受け止めて、真の男性を見る目を養って欲しいのです。
「国際結婚」や「相手」に、あまりにも期待を抱きすぎないこと。
繰り返すようですが、アメリカは「一発逆転」のチャンスが日本に比べればまだまだ転がっている国ですので巨額の富を築いている男性もいますが、それはごく一部。
「幸せな結婚」は物資的に満たされることだけではありません。
「幸せな結婚」のチャンスは意外なところにもあるものです。
人間は物ではなく、均一な性能をもって作られたものではありませんから、
外見も内面も一人として同じ人はいませんし、それぞれが感情を持っています。だからこそ、星の数程いる男女の中での結婚相手との「運命の出会い」は尊いと思いますし、奇跡なんだと思います。
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