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Bringing People Together! Vol.49

発行日: 2005/4/12

               サクセス国際結婚!日本人女性のための情報マガジン
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■□■        Love! Pacific Relations
■□                            Volume 49
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2005.4.10 ■
   
Love! Pacific Relations はエッセイ風な国際文化比較や、恋愛・結婚のアドバイス
さらには、シアトルの地元日本関連イベント情報、お見合いツアー情報など、さらっと
読んで参考になる国際結婚お役立ち情報マガジンです。
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今年のシアトルはとても暖冬で、雨が少なく、3月上旬にすでに「ソメイヨシノ」の桜が
咲いて、散ってしまい、今は八重桜が満開になったところで、また寒くなり、花はその
ままの状態を保っています。日本は今「ソメイヨシノ」が満開だそうですね。今年は
満開の桜を見ることができなかったので、代わりにチューリップを見に行ってきました。
日本はこれからが春!ですね。ガーデニング、ハイキング、ピクニック、いろんな
アウトドアを楽しんでください。
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●日本のお葬式、アメリカのお葬式●

私ごとですが、この3月4日に父が亡くなりました。肝臓ガンでした。ガンとわかってから
約1年9ヶ月で、この世を去って行きました。私にとって実の父が亡くなるなんて、今まで
考えてもいなかったことでした。もちろん自分の祖父母の死は、年齢も年齢なので、なんと
なく「しかたがない」「大往生だった」という気持ちになれたものですが、今回はやはり
いつまでも親は元気でいるものではない、という現実に直面したといってもいいでしょう。
もちろんお葬式というのは、家族みんなはじめてのことで、何度もやることでもないので、
何をどうやって始めて行くのか、戸惑うことも多かったのですが、主人と日本のお葬式に関して
話をしていたら、やはりアメリカと日本では、お葬式やその後のイベントに関しても違いが
あることが新しい発見で、今回はそれについて少し書かせてもらうことにしました。

日本の場合、まず病院で亡くなると、看護婦さんが遺体を頭から足の先まできれいにして
くれます。そして葬儀会社がたいていは自宅まで送ってくれるのですが、今回やはり日本だな
と思ったのが、担当医師や看護婦さんたちが、最後病院を出るまで見送りをしてくれたこと
でした。アメリカだと、たいてい医師はそこまではしないし、葬儀会社に連絡し、葬儀会社
がその後の処理をするそうです。また日本の場合は、もし自宅で最期を迎えられなかった
場合、ほとんどがまずいったん、自宅に戻り、自分の布団またはベッドで最期の眠りにつかせ
てあげてから、葬儀場または、自宅で葬儀を行なうことになります。アメリカはそういった
ことはしないそうです。葬儀会社の運営する会館(Funeral Home)で、告別式までの日を過ごす
のだそうです。また日本の「お通夜」にあたるのが、アメリカでは「Awake」(アウェイク)と
呼ばれ、同じように故人を偲ぶ夜があり、その後、告別式になります。日本の場合は、たいてい
の場合、お骨を焼くのですが、アメリカの場合、まだ土葬も多いとのことです。もちろん灰に
して散骨する人もいますが、土葬がまだ行なわれているので、ゾンビとかドラキュラとかの
映画が作られるのでしょう。

また、アメリカと日本で決定的に違うのは、お金でしょうか・・・。日本や多くのアジア諸国では、
冠婚葬祭にはお金がついてきます。アメリカや多くの西欧諸国では、お葬式に香典としてお金を
出すということはありません。ましては「半返し」という習慣はアメリカ人には理解できないよう
です。主人に言わせると「何で半分返すんなら、最初から半分の金額を渡さないのか?」と合理的
なエンジニアである彼の意見を「お礼」という言葉と文化を含めて説明するには非常に苦労しま
した。結婚式もそうですが、日本はお祝いや香典である程度のお金が入るので、お葬式や結婚式
にかかる費用を少し軽減することができますが、ここアメリカは全てが「出る」ばかりなので、
経済的にはかなり苦しいイベントとなります。

告別式を終え、初七日から49日までの間、日本では故人のお骨を家で保管し、49日までに、
仏壇を揃え、故人のお骨を仏壇に供えることになります。またお墓に関しては1年以内にどうする
かを決めるわけです。日本人は無宗教とはいいながら、結婚するときは、神道、死ぬときは仏教
というのがほとんどのパターンです。ですので、ここでは仏教のケースでお話していますが、
日本人は家族の人がなくなったら、その人は仏様になって、家族を見守ってくれるという風に
考えられています。ですので、仏壇に毎日ご飯を供え、故人の写真を置いて、毎日家族が無事で
いられるよう、守ってくださいとお祈りするわけです。アメリカの場合は、お葬式が終わったら、
家の中には、仏壇もないし、故人の遺影といったものを飾るところもない、もちろん昔一緒に
写した写真など、今まで置いてあった写真はそのままありますが、その人が死んだので、と
改めて写真を用意して、その人にご飯をあげたりすることはありません。そういった意味で、
アメリカだと死んでしまうと、なんかその人の存在はすーと消えてしまうような感じに私は
思ったのですが、きっと日本でもキリスト教だとそうなのかもしれません。

今回はお葬式を通じて、お坊様とも話す機会があり、仏教についても勉強する機会がありました。
改めて、この世は「無常」であり、人の人生なんて本当に何が突然降りかかるかわからない、
だから一日一日を感謝して、生きるようにしようと。そして自分の生きてきた人生たとえ
自分の思いとおりにならないとしても、文句ばかりの人生やあきらめの人生を送るのではなく、
今、自分がこの世に存在している意義、そして健康で生きていることのありがたさを認識し、
毎日を過ごして生きたいと思っています。

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●編集後記●

今回発行が遅れましたこと、お詫びいたします。
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●Pacific Relations (パシフィック・リレーションズ)
●URL: http://www.pacrelations.com/
●発行日:毎月10日発行 (臨時号あり)
●発行人:前田 直子
●電子メール:marketing@pacrelations.com
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