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■□□□■ ICC Photography ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
□ ICC Photography special(旧ICC Photo Magazine) No.13-14 □
□ --- 女の子の写真の撮り方 --- □
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□ 1999/9/3 毎週月曜日発行予定 □
□ 発行システム:「クリックインカム」 □
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これは1998年10月〜12月にかけてまぐまぐで「Photo Magazine」とし
て発行したもので、夏期特別号として1週間毎日配信します。
>*** ICC Photo Magazine No.13 Contents *****************************<
> □女の子の撮り方 第13章 後ろ姿も写真になる
> □一人で撮影すること 第5回 撮影後のこと
>*************************************** ICC Photo Magazine No.13 ***<
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女の子の撮り方 第13章 後ろ姿も写真になる
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ついモデルに目線をもらいがちだが、目線のこない写真の方が成功する場合
も多いし、評価してもらえることも多い。要するにカメラを意識したり、撮影
を意識すると、うまく行かなかっり、つまらない写真になってしまう。目的を
どこにするかが問題だが、カメラを意識せず、撮影を意識しないで撮れた写真
の方がうまく行くことがある。ただこれではスナップ写真と変わらなくなって
しまう恐れもある。それでも、横顔、後ろ姿、自分の世界に浸っている時、他
のことに気をとられていたり、他のことを考えていたり、また他人と話してい
たり、そういう場合自然な感情の現われたいい写真が撮れる場合もある。特に
普通には撮らないかも知れない後ろ姿には表面にはなかなかでない、だせない、
だしにくい生の感情を拾うことができる。
カメラマンWによると、後ろ姿には、言語でも、表情でもない、まったくと
らえようのない、しかし「人間」に興味をもつ者には、どんなたくみなせりふ
まわしよりも感動的なドラマをみることができる。だから、モデルがくるりと
背を向けたからってカメラを下ろしてはいけない。モデルの手、足、体全体が
きれいにキマッテいて、視線や表情もどこかつくりつくられた、うまく絵的に
おさまっている写真だけが、人物を撮る場合の成功作品ではない。とっておき
の笑顔をする彼女も、それはそれでたいへん結構なんだが、その彼女が、背中、
おしりをこちらに向けて、離れた所でボーツと海をながめているときがチャン
スだ。「ハイ、そのまま顔だけこっち向いて…」なんていっちゃいけない。そ
のままでそのいい。いま、彼女は自然のままの心でいるのだから。一枚の後ろ
姿の写真には、モデルの感情の一瞬がリアルに感じさせられるものがある。そ
れはごくプライベートな部分になると思うが、たとえばモデルになる女の子が、
何を愛し、何に悲しみ、また喜びを感じるか。そしていま、彼女は幸福なのか、
不幸なのか。正面からいくらぶつかっていっても開かない心の扉が、前面の緊
張とはウラハラに、無防備な後ろ姿にあらわれるから。ただし、ただやみくも
に後ろ向きの女を撮ればいいというもんじゃない。いい写真を撮るには、今が
チャンスと知るいい眼、いいカン、いい心がなければいけない。そして写真に
は、特に人物写真にはルールなんてないと思え。「撮る心」は自由だから。
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一人で撮影すること 連載 第5回 撮影後のこと
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大きい撮影会や、10名位の小さな少人数撮影会でも、撮りたい意欲のある
カメラマンが揃っている場所では思うように撮影できない場合もある。技術的
なことより性格的に大人しい人などは、いい撮影場所やアングルを他のカメラ
マンに譲ってしまって、自ら諦める事も多いと思う。一人で撮影すればそのよ
うな諦めはなくなるはずだ。だが撮影会に参加する場合と違って、一人で撮影
するのはそれなりに面倒なこともある。しかし、そういう苦労があってもそれ
以上に良い点も多くある。
さて、一人で撮影するのには、ざっと以下のような事を考えなければならな
い。
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(5)撮影後
◇仕上がりの勉強をする
撮影後は、一人で見るのではなく、何人かの仲間といっしょに写真の批評の
ようなものをするといい。これが結構楽しいもので、お互いに刺激にもなり、
レベルが必ずアップする。同じモデルを撮影しても人によって撮り方は違い、
自分と違う撮り方を見ることは参考になるし、また別のモデルを撮影した写真
でも、撮り方、仕上がりは自分の撮影の参考にもなるし、自分の写真に悩むこ
ともあるかもしれないがが、それも大切なことだ。
◇モデルに写真を贈る
写真さえ出来ればモデルとはさようなら、というのではなく最後の詰めの部
分なので、写真の構成を考えて、撮影のアルバムにようなものを作ってあげる
のもいいかもしれない。アルバムとまではいかなくても、気に入った写真を大
きめのプリントにしてあげるだけでも、喜ばれる。しかし、撮影者の気に入っ
た写真とモデルの気に入る写真は違うことも多いと思う。撮影者の気に入った
ものより、モデル自身ががいいと思う写真の方が当然よろこばれるので、出来
ればモデルに写真を選んでもらうのがいい。モデルの気に入った写真をあげれ
ば、次回からも快く引き受けてくれるだろう。
以下 次回に続く
>*** ICC Photo Magazine No.14 Contents *******************************<
> □女の子の撮り方 最終章 メイクアップをとってしまえ
> □一人で撮影すること 最終回 それでもやはり…
> □Q&A/読者コーナー
>**********************************************************************<
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女の子の撮り方 第14章 メイクアップをとってしまえ
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メイクアップを入念にやってくるモデルも多い。近くで見て分かる程、あま
りメイクアップをやり過ぎると、どうかと思う場合も多いが、目的によっては
そのまま撮ってしまうことは多い。できればメイクアップしないで、またはわ
ずかにするぐらいで撮ったらどうかと思うこともあるが、時間の関係もあるし
なかなか決断できない場合もある。自然さの面からは、たとえうまく行かなか
ったとしても、目的によってはノーメイクにして撮りたいと思う。メイクアッ
プを入念にやってくるモデルは表情も取り澄ましたものになり、自然な感情を
表わすことも出来にくくなる。自然な感情を現わした時が美しいとしたら、そ
の感情を見せなくするようなオーパーなメイクは必要ないといえる。メイクア
ップしないと撮れない、と思っているモデルも多い。そういう誤解を解くのは
時間がかかるので、初めて会って2、3時間で終わらなければならない場合は
説得するのは無理だろう。逆説的に言って、本当にメイクアップしないと撮れ
ないようなモデルは、メイクをしてもいい写真は撮れない。
カメラマンWによると、オーパーにメイクした女は好きになれない。なぜか、
すごくもったいない気がするからだ。日本の女の子は、どうして若いうちから
あんなにメイクをしてしまうのだろう。ヨーロッパやアメリカの女の子は、ほ
とんどメイクをしない。そのほうがキレイだということを、よく心得ているか
らだ。女、とくに若い女の子は、ノーマルのままで十分キレイだ。したがって、
撮影するときも、できるだけノーメイクにしてもらうようにしている。人間の
感情というのは、だまっていても表情にでてくるものだ。気分のいいときは明
るくビビッドな顔になるし、悪いときはどうしたって暗く沈んだ顔や、トゲト
ゲしい顔になってしまう。むしろ、そういう生きた表情をもつ女を撮りたいと
思う。どんな女でも気分のいいときは、かならず美しいポイントを発見できる
ものだと信じている。女の子の生き生きとした表情にターゲットをつけ、ある
がままに撮ろうとするんだったら、まずノーメイクでねらうべきだ、厚くメイ
クした女より、メイクしない美しい女を撮れ。
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一人で撮影すること 連載 第6回 それでもやはり…
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大きい撮影会や、10名位の小さな少人数撮影会でも、撮りたい意欲のある
カメラマンが揃っている場所では思うように撮影できない場合もある。技術的
なことより性格的に大人しい人などは、いい撮影場所やアングルを他のカメラ
マンに譲ってしまって、自ら諦める事も多いと思う。一人で撮影すればそのよ
うな諦めはなくなるはずだ。だが撮影会に参加する場合と違って、一人で撮影
するのはそれなりに面倒なこともある。しかし、そういう苦労があってもそれ
以上に良い点も多くある。
さて、一人で撮影するのには、ざっと以下のような事を考えなければならな
い。
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(6)それでもやはり…
企画から長い日程で撮影が進行し、アルバムを作り終えるのに、約一ヶ月は
かかる。お互い性格が前に出る事が多いし、お金も絡むし、良い性格のモデル
だと想像していたら、そうでもなかったり、2人で撮る場合には仲間同士でも
問題があったり、いろんな事があるかも知れない。写真の仕上がりは別として、
楽しく進行できて当り前、何かあったら自分のせいとなる。それでも一人で撮
影する利点はいっぱいある。
◇自分の撮りたい表情で撮影できる。
モデルとのコミニケーションもとれ、モデルの表情を引き出し、落ち着いた
自然な表情部分まで撮り込むことができる。
それに対し、大撮影会では目線をもらいカメラアングルを決めてシャッター
を押すのに精一杯で、フレームにモデルの顔をアップで撮影するのもやっとだ。
撮影場所を指定するのも撮影会の講師や主催者、お店などが決め、思うように
自分のペースで進行できないため、納得のいく撮影はなかなかできない。
◇背景を自由に変えて撮影できる。
撮影場所が公園の場合、公園のどこで撮影するかは、自分次第だ。背景をボ
カした撮影と、背景生かして撮影と、いろいろな背景で撮影できる。
◇コスチュームを変えてもらえる。
屋外の撮影だと、なかなか自由に着替えてもらうわけには行かないが、きれ
いなトイレなどの確保できるなら活用すべきだ。
◇絞りやレンズを変えて、新しいことに挑戦できる。
指導本やマニュアルなどで、頭では理解していても、実際に体験したことが
ない、ということは結構ある。雑誌に載っているテクニックなどにどんどん実
際に挑戦してみるチャンスだ。ポジなら1/2絞りの違いが仕上がり上でどう
反映されるのか、なども実際に体験しないとなかなかわからない。自分のペー
スで撮影が進行できるので、余裕があればいろいろなことにチャレンジできる。
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Q&A/読者コーナー
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Tさんから感謝メールをいただきました。
こんにちは、いつも豊富な情報を配信していただきましてありがとうございま
す。...(Tさん)
恐縮してしまいますが、逆に読者の皆様には、この未熟なICC Photo Magazine
を御愛読いただき有り難うございます、という気持ちです。(ICC)
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■このメールマガジンは、
・「クリックインカム」(http://clickincome.net/mg_lt/mag/m00000488.html)
を利用して発行しています。購読の申し込み、取り止め、配信先変更は、それ
ぞれ上記の購読を申し込んだシステムでお願いします。
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○電子メールマガジン「ICC Photography Special」
発行元:Image Creation Club
WebページURL: http://www2.plala.or.jp/icc/
E-mail:icc@indigo.plala.or.jp
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