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■□□□■ ICC Photography ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
□ ICC Photography special(旧ICC Photo Magazine) No.11-12 □
□ --- 女の子の写真の撮り方 --- □
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□ 1999/9/02 毎週月曜日発行予定 □
□ 発行システム:「クリックインカム」 □
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これは1998年10月〜12月にかけてまぐまぐで「Photo Magazine」とし
て発行したものを夏期特別号として1週間毎日配信します。
>*** ICC Photo Magazine No.11 Contents *******************************<
> □女の子の撮り方 第11章 身のまわりの光を利用する
> □一人で撮影すること 第3回 コスチュームを決める
>**********************************************************************<
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女の子の撮り方 第11章 身のまわりの光を利用する
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出来るだけストロボを使わずに、その場の光を利用するのがいい。その方が
雰囲気が伝わるから。夜間の撮影でさえも感度の高いフイルムを適当に選べば
ストロボなしで撮影できる。身のまわりの光のみで撮ろうとすると、極端な色
がつく場合もあるが、その色を積極的に活用しよう。どんな光がどんな色にな
るかも事前に確かめておこう。例えばタングステンのライトは赤っぽく、蛍光
灯はグリーンになることが多いが、種類によって違う。車のヘッドライトとか
強力なライト、明るい照明なら手持ちでもなんとか撮れるが、暗い照明やたき
火ローソクの光りなら三脚なしでは辛い。少しは絞り込んで撮りたいから。
カメラマンNによると、ローソクだって、懐中電灯だって、そこらじゅうに
あるすべての照明機材の光で、写真は撮れる。大陽が沈むと、すぐにフラッシ
ュをたく人がいるけど、それじゃあ、あんまり能がない。夜になってもフラッ
シュををたかないで、まわりの照明機具の光でライティングをしてみるとおも
しろい。それぞれに独特なムードがでてくる。なんといっても特徴は色だ。蛍
光灯もふつうの電球も、肉眼で見てるかぎりほぼ同じで、色なんかないように
見えるけど、その光で写真を撮るとおもしろい色がついている。蛍光灯の写真
は、グリーンがかって見える。電球の写真は、少し赤みがかってる色だ。こう
いう色は、スタジオのライティングでつけた色とちがって、深みのある色です
ごくいい感じだ。ローソクは、すごく赤っぽい色になるし、懐中電灯で顔を照
らして撮っても、変わったライティングになる。それから、街灯だけで撮って
も、いいムードがでる。夜の撮影でもストロボを使わないで、車のライトだけ
で撮る手もある。水銀灯の下でもおもしろい。ショッピングウインドーの光だ
って撮れる。
カメラマンWによると、ストロボで撮影してみる。まずまずよく撮れている
ので満足することだろう。夜間の撮影とは思えない写真が撮れたと思う。でも
なにかひとつ気がつかないか?この写真を撮った時間が撮れてない。たしか夜
撮ったはずなのに、写真のどこからも夜の雰囲気がただよってこない。いまや
っているのは、目にみえるままの姿を忠実に表現するということなんだ。だか
らこそ、夜は夜らしく、ギンギンの太陽なら暑っぽく、そよ風には心地よい写
真を撮ってもらいたい。夜の雰囲気を撮るなら、思いきってストロボを使わな
いという方法もある。色の出方は悪くなるが、夜の雰囲気はだせる。メインラ
イトはなんだっていい。ローソクの火や、ライターの火を顔に近づけてみよう。
デイライトタイプのフィルムなら全体にオレンジ色をかぶるが、なんとも夜ら
しい雰囲気は撮れる。懐中電燈が一本あればそれをメインライトにすることだ
って可能だ。バックの暗さの中で彼女だけが浮かび上がって、まさに夜の写真
じゃないか。ブレたっていい。「らしさ」を大切に撮ってほしい。
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一人で撮影すること 連載 第3回 コスチュームを決める
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大きい撮影会や、10名位の小さな少人数撮影会でも、撮りたい意欲のある
カメラマンが揃っている場所では思うように撮影できない場合もある。技術的
なことより性格的に大人しい人などは、いい撮影場所やアングルを他のカメラ
マンに譲ってしまって、自ら諦める事も多いと思う。一人で撮影すればそのよ
うな諦めはなくなるはずだ。だが撮影会に参加する場合と違って、一人で撮影
するのはそれなりに面倒なこともある。しかし、そういう苦労があってもそれ
以上に良い点も多くある。
さて、一人で撮影するのには、ざっと以下のような事を考えなければならな
い。
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(3)コスチュームを決める
服装は普通はモデルに持ってきてもらう。プロのモデルなら自分でいろいろ
な種類の服を持っているだろうが、若いモデルとか、素人の子なら自分であま
り服装を持ってないことがある。持っている場合、言葉で自分の希望を伝え、
モデルの持っているものの中から、自分のイメージに合うものを用意してもら
うこともできる。多く持っていない場合、モデルの持っている服と、自分のイ
メージが合わない場合もある。その場合はしかたないが。
コスチュームを決める方向性として、顔が目立つこと、体のラインが分かる
こと、足首がでていること、できるだけ厚着は避けることなどがポイント。カ
ジュアルな行動的なものがいい。その他、首まわりはすっきりとしたもの、服
の柄が強くないもの、座れるショートパンツ系が中にあっても良い、カカトの
高い靴は移動によくない、アクセサリーはシンプルなもの、などが上げられる。
時間があるなら服は1着ではなく、2、3着替えて撮影するといい。プロのモ
デルなら、その時、ヘアスタイル等も変えて全体的なイメージが変えられると
思う。でも素人のモデルならなかなかそこまで要求できない場合が多いので、
あれこれやるよりも、一番良く見えるものに絞るのがいいかもしれない。
撮影する場所とかによって服装も決まるので、モデル本人の雰囲気と、撮影
する場所によって服を決める。また、服装の色にも注意することが必要かもし
れない。いずれにしても、撮影したいイメージを持って撮影に当たり、あとは
当日の状況により適当にアレンジすることが一番いい。
撮る方としても撮影したいと思えるような洋服があると思う。重要な要素な
ので、洋服にはある程度こだわりたいものだ。
以下 次回に続く
>*** ICC Photo Magazine No.12 Contents *******************************<
> □女の子の撮り方 第12章 ストロボを使わずに写真を撮る
> □一人で撮影すること 第4回 レフ板をどうするか?
>**********************************************************************<
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女の子の撮り方 第12章 ストロボを使わずに写真を撮る
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どんな時でもストロボを使えば楽に写真は撮れるが、それでは面白くない。
撮るのが難しい時程、面白い写真が撮れる可能性がある。例えば雨の日、スト
ロボを使って撮るというよりも、撮るのをやめてしまうことさえ多い。だがそ
んな時こそいい写真が撮れるチャンスがある。でもそのチャンスを生かしてい
い写真を撮るはやはり難しい。
カメラマンNによると、雨の日は、気分が沈むことが多い。写真を撮りたい
って気にも、なかなかならないと思う。でも、雨の日でもいい写真を撮ること
はできる。雨が降っていても、明るいときがある。そういうときは、写真を撮
るのにいい。よく、雨が降っていても、空の一部で日がさしているときがある。
そんなときは、写真を撮るのにも絶好のチャンスだ。雲の間からもれてくる大
きな光の束はドラマチックな気がする。雨の日や、雨あがりのときにも、逆光
で撮るといい。路面の水たまりがキラリと光ってたり、水滴がキラリと光って
いる写真を見たことないか?逆光じゃないと、光らない。順光だと、平凡な写
真になりやすい。雨があがったときに、路面の水たまりを見ると、「きれいだ
な」って思う瞬間がある。その瞬間を見のがさないように、空を、雲を、光と
反射の具合を注意深く見てなきゃいけない。
雨の降っている中とか、雪の降っている中でもきっと面白い写真が撮れるだ
ろうが、そんな中で撮影するのはモデルが可哀想だ。仕事でもなければモデル
もやってくれないだろう。出来るだけその状況に近付けて撮るしかない。
夜とか、極端に暗い場所、部屋の中とか、普通ならストロボがなければ撮れ
そうもないところでも、ストロボを使わずに撮ると面白い。写真につく独特の
色のこともあるけれど、被写体(モデル)がブレている写真も時にはいいかも
知れない。そんな暗い条件ではピントの問題もあるけれど、三脚などを使うと
か、手ぶれをしない写真を撮るっていう前提条件のもとに、被写体(モデル)
がブレている写真も時にはいい。暗いところでなくても、わざとシャッタース
ピードを遅くして(絞り込んで)、微妙にぶらして感情表現をすることもある。
カメラマンNによると、たとえば、15分の1秒以下のスローシャッターで
撮ると、微妙なカメラぶれによって、そのときの女のコの感情を効果的に写し
とることができる。この、微妙なカメラぶれを計算して撮る方法と、もうひと
つ、三脚を使用してカメラを固定し、相手の微妙な動きをスローシャッターで
撮る方法もある。誤解しないでほしいのは、ブレさえすれば女の子の感情をだ
せるっていうもんじやない、ということだ。ブレ写真は、あくまでブレ写真だ。
ここでいってるのは、微妙なカメラぶれや微妙な女の子の動きを計算して撮っ
て、効果的に感情表現をしょうっていうことだ。言葉でいうとむずかしく聞こ
えるけど、何度かトライすると、だんだん自分の感じがつかめてくる。
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一人で撮影すること 連載 第4回 レフ板をどうするか?
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大きい撮影会や、10名位の小さな少人数撮影会でも、撮りたい意欲のある
カメラマンが揃っている場所では思うように撮影できない場合もある。技術的
なことより性格的に大人しい人などは、いい撮影場所やアングルを他のカメラ
マンに譲ってしまって、自ら諦める事も多いと思う。一人で撮影すればそのよ
うな諦めはなくなるはずだ。だが撮影会に参加する場合と違って、一人で撮影
するのはそれなりに面倒なこともある。しかし、そういう苦労があってもそれ
以上に良い点も多くある。
さて、一人で撮影するのには、ざっと以下のような事を考えなければならな
い。
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(4)レフ板をどうするか?
撮影会ではレフ板を持ってくれる人が一人いるので、レフ板をどうするかな
ど、あまり考えなくていいが、仲間といっしょに撮影する場合は、交代でレフ
板を持つなどと考えておく必要がある。まったく一人で撮影する場合は、友だ
ちにレフを頼むとか、レフを立てておける工夫をしなければならない。いずれ
にしても、その用意を自分でしなければならないのは言うまでもない。
レフ板の基本はモデルの顔に光を当ててモデルをきれいに写すことを目的と
し、カメラブレしないように強く当てることは目的とは違う。レフ板の効果で
もう一つあるのは、撮影場所が新緑などで、光全体がグリーンかぶりをしてい
る場合、レフ板で直すことが出来る。必要なことは、晴れている場合、レフ板
に太陽からの直接な光が当たっていること。レフ板の位置、強さをいろいろと
工夫してみよう。また、やや大きめの鏡を利用して、遠くからレフ板に当てる
こともできるし、あるいは、鏡そのものをレフ板代わりに利用することもでき
る。撮り方にもよるが、晴れていれば、白の方を使い、曇っていれば銀の方を
使うのが一般的な使い方だ。レフ板は使い道が多いので、いろいろ考えられる。
携帯用の組み立て式の四角か円レフが一番いいが、自作も出来る。また、撮影
するカメラマンがレフ板の位置、強さを決めるので、レフ板を持っている人が
決めるわけではないから、人に持ってもらうなら、的確な指示を出すようにし
よう。
以下 次回に続く
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