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ICC Photography

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ICC Photography No.01

発行日: 1999/4/29

=== ICC Photography =================================================
                    ICC Photography No.00
                   --- 女の子の写真の撮り方 ---
                    How to take girl's pictures
                             
                            1999/4/29 毎週月曜日発行予定
                     発行システム:『まぐまぐ』
======================================================================
>*** ICC Photography No.01 Contents ******************************<
> □はじめに
>  □ポートレート撮影はじめの一歩
>  第1章 撮影に必要なもの1〜3
>  第2章 撮影会に参加する1〜3
>  第3章 はじめての撮影1〜2
>  第4章 カメラについて1〜4
>********************************************************************<
--------------
 □はじめに
--------------
 ICC Photography (女の子の写真の撮り方)の購読の申し込みありがとうご
ざいます。No.03を一番目に発行しましたが、No.01とNo.02は今週中に発行しま
す。(まぐまぐの読者のかたですでに購読済みの人は2度目ですいません。)

ポートレート撮影はじめの一歩の第1章〜第4章はICC Weekly Photography誌
上で終了していますが、新しい読者のために再掲載します。

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   □個人的にモデルを頼んでいる18人の女の子の紹介写真(36)
   □モデル募集のお知らせ
   □ICC撮影会員募集のお知らせ
   □ポートレート写真のホームページのリンク集
   □モデルとタレント事務所のリンク集

----------------------------------------------------------------------
□ポートレート撮影はじめの一歩
 ---初めてポートレートを撮る時どうすればいいか
----------------------------------------------------------------------
第1章 撮影に必要なもの

 初めて写真を始めるのに必要なものは当然カメラ、レンズだろう。誰かから
もらったりしてカメラがある場合は、買う必要がないが、2台目の選択もある
かもしれない。ポートレートを撮るという条件で、選択するポイントを考えて
みよう。
 まず、使ったことがないのでAFは有効かどうか分からないが、AFでもマ
ニュアルのピント合わせがしやすいものを選ぶのがいい。次に、露出合わせに
ついてはスポット測光ができるカメラを選ぶべき。顔でスポット測光すれば露
出についてあまり意識しないでも大体合う。その他の要素は予算と好みで選ん
でもいいかと思う。
 それからレンズについては、標準ズームでF2.8クラスの明るいものとい
う選択もあるが、F2.8クラスの明るい望遠ズームと2本買うとなると、費
用と重量が嵩む。それなら、50、85、180の単体のレンズを買う方が断
然いい。費用の点で、どれか1本というのなら標準ズームよりは80ミリの単
体レンズを買うのがいい。これ1本でも妥協すればだいたいのものは撮れる。
 さてフイルムは、ネガならどれでも大差ないでだろうが、ぜひネガとポジを
撮りくらべたい。ポジならフジとコダックのISO100クラスのフイルムな
ら間違いはない。ただし露出に気をつけてネガと撮り較べたらいいと思う。
 最後に、ポートレートを撮る時はレフ板があるといい。撮影会ではレフ板が
あることが多いので、それを利用して撮ればいい。ただ、強く当て過ぎること
が多く、あまり強く当て過ぎるとポジには向かないかもしれない。
初めて写真を始めるのに必要なものは当然カメラ、レンズだろう。ポートレ
ートを撮るという条件で、しかも一番いい写真を撮るのに必要なカメラを選択
するポイントを前回簡単に述べた。初めのカメラとして簡単なカメラ、ズーム
を選んで使った後で、カメラを買い替えるという選択もあるだろうが、ここで
は、その場合については考えない。

 前回、マニュアルのピント合わせがしやすく、スポット測光ができるカメラ、
レンズについては、50、85、180の単体のレンズ、フイルムは、ネガと
ポジを撮りくらべたい、と述べたが、それについて今回と次回で、もううこし
詳しく述べることにする。
 今売っているカメラで、中判カメラ、35ミリカメラ、APSカメラという
区分は使うフイルムの大きさで分かれている。今でも一番多く見られるのが3
5ミリのフイルムを使う35ミリカメラで、中判カメラはブローニーフイルム
と呼ばれるフイルムを使い、35ミリのフイルムより3倍〜5倍くらいの面積
の撮影面積があり、APSカメラは35ミリカメラより小さいフイルムを使う。
もっと大きいものや、小さいものもあるが、特殊なのでここでは述べない。一
般的にフイルムの種類が同じなら撮影面積が大きい方が、同じ大きさのプリン
トの画質がいいので、中判カメラが一番画質がよく、APSカメラが一番画質
が悪いことになる。だがフイルムが大きいとカメラも大きくなり取扱いが大変
になる。フイルムの進歩などにより、35ミリカメラでもかなりの質の写真を
撮れるので、機動性を考えれば今のところ、ポートレートでは35ミリカメラ
を選ぶのがいい。35ミリカメラとAPSカメラの差は少なく、最近できたA
PSカメラ(フイルム)は便利だけれども、中途半端なものだ。
 写真を撮る時にカメラ側で必要なことは、ピントを合わせることと露出を合
わせるこだ。
 ピントを合わせについては、現在ではオートフォーカスと言って、カメラが
ピントを合わせを自動的にしてくれる。オートフォーカスは基本的には画面の
中央の位置でピントが合うようになっているので、画面のはじにあるものにピ
ントを合わせるためにはカメラを少し動かしてピントを合わせるものを一度画
面の中央に移動させ、その位置でピントを固定し、元の位置にもどすという作
業をしなければならない。現在では高価なカメラでは、中央から離れた位置で
もピントを合わせができるものや、各種便利な仕組みが考えられているが、完
全なものではない。それに対し、マニュアルでピントを合わせるには、目で見
てレンズを手でまわし、ピントが合った位置でシャッターを押せばいい。オー
トフォーカスとマニュアルフォーカスのどちらを選ぶかと言えば、今のところ
は厳密なところでマニュアルフォーカスのが、確実だと思う。撮るものによっ
てはオートフォーカスが便利なものもあるので、それはあっても邪魔にはなら
ないが、マニュアルフォーカスがきちんとできた上での便利な付加的な機構に
すぎない。
 露出を合わせるこについては、いろいろな考え方があるので決定的な話には
ならない。露出合わせは簡単に言うと、フイルムに当たる光の量を測り、シャ
ッター速度(フイルムに光のあたっている時間)と絞り(簡単に言うとレンズ
の前の穴の大きさ)を調節して、暗い時は光を得るため、速度を遅く絞りを開
き、明るい時は逆にするカメラの機構だ。話が少し面倒だが、カメラは、(1)
露出を測る、(2)シャッター速度と絞りを決めて写真を撮る、ことを自動的
にやってくれる。自動でこの(1)(2)をやってくれるのがAE(自動露出)
だが、最近は評価測光とか呼ばれ随分正確になったが、失敗する時もある。正
確な撮影を考えるなら(1)はカメラでやるか、露出計という専用の機械で行
い、経験とかデータを使ってシャッター速度と絞りを決めて写真を撮るのがい
い。(1)だけをカメラ上で行うのにスポット測光があり便利なので、これが
ある機種を選ぶのがいいが、これがなくてもシャッター速度と絞りをマニュア
ルで決められるカメラにするべきだ。

 レンズやフイルムについても同様の基準で選ぶとこうなる。まず、レンズに
ついては、特に望遠系はできるだけ明るいレンズがいい。レンズの明るさ(光
の取り入れやすさ)は一番開けた絞りのF値という数字で表わされていて、F
値が小さい程明るいレンズだ。ところで単体の85ミリレンズの一番明るい物
はF1.2〜1.4で、ズームレンズだと一番明るい物でF2.8である。絞
りとシャッター速度の組み合わせで露出を合わせているので、同じ露出を得る
のに、絞りを開ければ、シャッター速度を早くできる。例えば暗い時、F4で
1/30秒の露出なら、F2では1/125秒になる。このくらいのシャッタ
ー速度にしないとカメラがぶれたり、被写体がぶれたりする写真になる。だか
ら明るい単体のレンズがあれば、暗い時でもぶれない写真が撮れるチャンスが
ある。また写真はピントの合わせたところから前後のものは、ピントが合わず
に、近くにまた遠くにある物はもとの形をとどめないきれいなボケとなって、
写真に独特の雰囲気を与えるが、明るい単体のレンズは、絞りを開ければその
ボケ方を大きくできる。明るい絞りが得られる単体レンズは、よりぶれない写
真が撮れるし、きれいなボケを得られやすい。またレンズ自体が軽いことも撮
影していく上でいい。
 レンズのミリ数は、大きければ大きい程、同じ位置から同じ物を撮った時大
きく写る。いろいろなミリ数のレンズがあるが、それでは何ミリのレンズがい
いのか?これについては好みもあるので、何がいいとは言えない。ただ、一番
明るいレンズがあるのが50ミリと85ミリのレンズなので、ポートレートを
撮るのにはいいかもしれない。他にも100ミリとか135ミリとかいろいろ
あり、望遠では180ミリ、200ミリ、300ミリのレンズも使われるが、
好みの問題で選べばいいだろう。
 フイルムには、白黒とカラーのフイルムがあり、またカラーにはネガとポジ
(リバーサル)がある。ポジについては、言葉で説明するより実際に見た方が
分かりやすいが、フイルムを現像した状態で、ネガでは色が反転していてその
ままでは分からないが、ポジでは後ろから光を当てれば、そのままで写した通
りに見える。プリントにするならネガがいいと一般に言われていて、ポジは映
写用か印刷原稿用として多く使われていたが、値段を別にすればポジからのプ
リント(ダイレクトプリント)もネガと遜色はない。これについては異論も多
いが、今は簡単にするため述べない。現像した状態のネガを見てもオリジナル
の色が分からないことと、ネガは、プリントする時に現像所だかなり変更がき
いてしまうので、自分の意図したプリント得られにくい。それに対し、ポジか
らのプリントは、オリジナルの色が現像した状態で分かっているので、普通は
変更せずにそのままの形に近くプリントされる。もちろん意図して色や濃度の
変更はできるが、ネガ程大きな変更はしにくい。要するにネガは失敗しにくい
フイルムだが、自分の意図を出しにくい。それに対して、ポジは失敗もあるが、
自分の意図を忠実に再現でき易いフイルムだ。だから、人にあげるためと、値
段をより安くすることが目的ならならネガもいいが、それ以外の目的ではポジ
を使う方がいい。
 ポートレート撮影の時使うレフ板については、改めて述べるが、ここでは簡
単に述べておこう。人物の写真は大きくわけると、(1)太陽が被写体の前に
ある場合か(2)後ろのある場合か(3)日陰の場合が考えられる。もちろん
その途中、中間の場合もあるが、簡単のため今は考えない。(1)の太陽が被
写体の前にある場合は、光のあたったところと影の部分ができので、女の子を
撮る場合はよほど工夫しないとうまくいかない。太陽、夏の強い光を感じさせ
る場合はいいかもしれないが、あまり使われない。(2)の太陽が被写体の後
ろのある場合は、そのまま撮るとあまりうまく行かない。太陽に向かっている
ので後ろの光と、影になった顔の明るさの差が大きすぎるからだ。そこでレフ
板(鏡のすごく弱いものを想像してもらえばいいか?)で顔に光を反射させる
とちょうどよくなる。(3)の日陰の場合は一番撮りやすい。曇りの日でもい
いが、その場合は、そのまま撮ってもなんとか撮れる。その時でも特にアップ
の写真なら、レフ板を使って光を集めて撮ってみるとさらにうまく撮れること
がわかるだろう。

第2章 撮影会に参加する
 マニュアルのピント合わせと、スポット測光が出来るカメラと単体の85ミ
リレンズなどが揃ったら、すぐに撮影したいところだが、どうすればいいか?
カメラとレンズはオートフォーカスカメラで35ミリ〜100ミリくらいのズ
ームレンズでもなんとかなる。フイルムは一応ポジ(リバーサル)をメインに
したいが一応ネガも用意するのがいい。ポジの場合、フジのプロビアがいいと
思う。好みで他のフイルムでもいいが、ISO感度(数字が大きければ大きい
程、暗い時に撮影がしやすいフイルムであるが、彩度がなくなり、粒子が目立
つようになる)ポジの場合200以上のフイルムはやめるほうがいい。天気が
悪い時は、ネガのASA感度400のフイルムにしたほうがいい。ネガの場合
は押さえなので、フイルムの銘柄は何でもいい。
 ポジの場合、露出合わせが一番のポイントになる。ただし、逆光でレフ板を
当てて撮影する場合、スポット測光が出来るカメラがあれば、モデルの顔で露
出を測り、その値から少し明るくすればいいので、あまり神経質になる必要は
ない。具体的には、例えばモデルの顔で測ってF4で1/250秒の数字なら、
F2.8で1/250秒で撮れば、測った値に対して1段明るく撮影したこと
のなる。カメラの露出計によってどのぐらい明るくすればいいかは違うので、
一度撮影たデータを次回の撮影に生かすようにすればいい。アップで撮る場合
はモデルの顔で測ればいいが、全身の撮影では、顔で露出を測ることが出来な
い。その場合には一度近寄るか、人間の肌を測ればいいので、自分の手などを
影にして測っても近い値はでる。ポジの場合1/2ぐらい露出を変えて撮ると
後の撮影の参考になる。例えば前の例ではF2.8半で1/250秒とかF2
半で1/250秒とかで撮って後で比較してみればいい。
 露出合わせの準備が済んで撮影する場合、撮影会に参加するか、友達、恋人
などに頼むかすればいいが、今回は撮影会に参加する場合を述べる。
 撮影会にもいろいろあるが、モデルも撮影者も多く、費用が安い多人数の撮
影会から始めるのがいいかも知れない。東京写真連盟と全東京写真連盟は昔か
ら月1、2回撮影会を行っている。費用も2000円〜3000円で1日楽し
めるので、ここから始めるのがいい。他にもメーカー、雑誌が主催するものは
プロのカメラマンが指導に来て、費用がも少なくそれなりに楽しめる。また、
観光協会などが主催する撮影会は無料のものが多い。ただし、撮影するカメラ
マンも多く、多くの人はそのうちいやになるだろうが。さてモデルが10人ぐ
らいいたら、1人に絞って撮影する方がいいと思う。はじめの時間はモデルを
すべて見て、どのモデルを撮ろうか決める時間にしよう。ピントの合わせ方と
か露出の決め方とか、はじめはとまどうこともあるだろうが、データを残して
おけば、すぐにうまく行くようになる。ポートレート撮影の基本は半逆光レフ
板だが、天候によってレフ板の効果がない時とか、レフ板の角度とかいろいろ
な状況を早く覚えるためには、全てデータを残し、後で役立てるようにすれば
いい。まあ、そんなことをしなくても長くやっていれば自然に覚えるが。また、
そこに参加している人からいろいろな情報を聞いたり、写真を見せてもらった
り役立つことも多い。モデルについてはタレント、アイドルとかがモデルにな
る場合もあって、その点では満足行くこともある。いろんな場所で行われるこ
の種の撮影会に満足して楽しむのもいいが、よりよい写真を撮ることはこの撮
影会では出来ないことが、次第にわかって来る。写真のコンテストはそういう
状況で誰が一番いい写真が撮れるかを競うもので、これにのめり込む人もいる
が、それは本来の撮影とは少し違う。
 大切なことは、自分で測ったデータと補正して撮影したデータを記録、記憶
しておいて、後日の撮影に役立てることだ。撮影会は、その後に行う自分の撮
影の予行演習にすぎないのだから。
さて、大人数の撮影会の東京写真連盟と全東京写真連盟、あるいはその他の
撮影会に参加して、写真を撮ったらどうするか?

 ネガだったら同時プリントをする場合が多いだろう。最近、APSフイルム
のおかげで、35ミリのタイプでもインデックスプリントができるようになっ
た。ラボ(現像所)によってはベタ焼きみたいなインデックスプリントもある。
いずれにしてもネガはプリントすることが多かった。ネガのプリントは満足い
くものだろうか?
 パソコンの普及している今ではプリントしないでフイルムスキャナーや透過
原稿ユニット付のフラットヘッドスキャナーで取り入れることも可能になった
が、いろいろ機材が必要になる。
 ポジの場合はどうか?ポジの場合、現像に出す時スリーブ(フイルムを6コ
マに切っただけのもの)とマウント(フイルムを1コマずつ切ってプラスチッ
クケースに入れたもの)がある。マウントはスライド映写機で映画のように拡
大して見る時とか、コンテストや他の人に送る時にいいが、スリーブのほうが
整理しやすい。どちらも後ろから光が入れば、プリント無しでそのままで見れ
るが、35ミリフイルムは小さいので見にくい。最低、ライトボックス(蛍光
灯の入った箱)とルーペが必要だ。ライトボックス上でルーペを使ってチェッ
クして、うまくいったものを選んでプリントすればいい。プリントはL版1枚
100円〜130円。ポジのプリントは大体見える通りにプリントされる。も
しうまくいかなかったら撮影したポジそのものが失敗したのではないだろうか?
 いっぱい撮っている場合は費用、コストが気になるが、そんなに多くない場
合はコストよりも、結果を第1に考えて、いろいろと試して自分の気に入った
やり方を選ぶといい。

 人によって違うだろうが、一度撮影会に参加して写真にのめり込んでしまう
人も多い。写真を撮っていない人からよく「どうして写真を撮るのか?」と聞
かれることがあるが、はっきり言って説明しにくい。要するに「好きだから」
または「趣味で」、つまり休みの日にやる余暇(リクリエーション)としか言
いようはない。
 はじめのうちは、写真を撮る技術を伸ばすという目的でも興味を引き付けて
いられるかもしれない。その延長線上にアマチュアの写真コンテストに応募し
て入選する目的をもって写真を撮っている人もいる。
 それから、撮影会自体が目的になって、つまりサークルとして、仲間との交
流が、主な関心事になっている人もいる。この場合には撮影は主要な目的では
ない。
 その他の場合は、いい写真を撮ることを目的にすることも出来る。いろんな
場面を想定したり、相手が人間だからある程度の変化があって面白いというこ
とも多少はある。変化をつけたり目的を決めたりして撮るモチベーションを維
持させることもできるかもしれない。
 撮影会に参加しながら写真を撮る時、どんな目的で写真を撮りたいのかを、
考えて撮った方がいい。もちろんはっきりとした境界はないが違いはある。そ
れによって参加する撮影会も決まってくる。
 第一のコンテストを目的にするなら賞品のいい撮影会がベストだし、およそ
コンテストのない撮影会は無意味だ。メーカー、カメラ店、観光地などが主催
する撮影会が一番いい。雑誌のコンテストは撮影会はないが日頃の写真の発表
の場として最適だ。
 第二の仲間との交流を目的にするなら自分の仲間の参加している撮影会に行
けばいいし、また仲間で撮影を計画してもいい。大きな撮影会も費用の点から
も交流の場としても勧められる。
 第三のいい写真を撮ることを目的にするなら、費用の関係もあるが、できる
だけ人数の少ないところ、さらに撮影場所とかについて自分の要求が入れられ
る撮影会がいい。

第3章 はじめての撮影
 モデルを撮るのは、ピントと露出を合わせてシャッターを切ればいい。言葉
で書くと実に簡単なことだが、実際やってみるとうまく行かないことも多い。
 まずピント。基本的には目にピントを合わせる。目が悪い人は、カメラの視
度調節機構を利用するか、視度合わせのレンズを使って、ファインダーではっ
きり見えるように調節する。手ぶれにも注意して撮ろう。
 露出を合わせるにはモデルの顔でスポット測光してその露出に合わせる。カ
メラの露出計の傾向によって、また、フイルムの種類によって、多少測光値よ
りもオーバー目にする方がいい。例えば、顔でスポット測光して1/250、
F2.8なら1/125、F2.8とか1/250、F2半とかで撮る。どの
程度補正した方がいいかを自分でデータをとって慎重に決めよう。
 撮影会の時のモデルとの距離は、85ミリレンズで縦位置半身〜バストアッ
プが撮れる距離の場合が多いので、ピントと露出を合わせを間違えなければ、
はじめて撮ってもきれいな写真は楽に撮れるはずだ。この距離は背景もあまり
気にならずに撮れるので、まずはこの距離の撮影に慣れればいい。
 でも、場所を変えて撮って、アップ、全身を1枚ずつ撮って後は同じだ、と
考えるのでは撮影は面白くなくなってしまうだろう。
 まず、モデルが笑った顔についてよく見てみよう。モデルによって笑顔がい
い場合とそうでもない場合があるが、作り笑いになっていたのではおもしろく
ない。本気で笑っている場合でも、撮った時のタイミングで、写真として撮っ
てみるとうまくいった場合とそうでない場合がある。うまく笑えるモデルもい
るし、笑えないモデルもいる。笑えないモデルも本気で笑う時もある。笑いを
誘うようなコミニュケーションが必要だし、笑った時を逃さず撮るために気を
配っていることも大切だ。成功するためにはある程度数多く撮影する必要があ
る。
 撮影会の時はモデルに自分のカメラを見てもらうことも難しい時があるので、
声をかけて自分のカメラを見てもらい、その上で本気で笑っている写真を撮る
のは結構難しいかも知れない。

 モデルのアップ写真や証明写真風のバストアップ写真は一番撮りやすい。な
ぜなら背景などが気にならないからだ。ピントと露出を合わせに集中すればい
い。手ぶれにも注意して撮ろう。
 撮影会の時、モデルに自分のカメラを見てもらうことさえも、混雑している
時は難しいかも知れない。モデルに声をかけて、自分のカメラを見てもらい、
ピントを合わせて撮るという一連の行為は、多少時間がかかるので、下手をす
ると撮る前にモデルが別の方を見てしまうかも知れない。モデルが自分のカメ
ラを見てない場合はもう少し落着いて撮影できる。ただ、その場合は迫力ある
表情は撮れないかも知れない。それでも初めて撮る時は、アップ写真やバスト
アップ写真は一番撮りやすい。
 背景を入れるにつれて難しいことが増えていく。望遠レンズなどで背景を大
きくボカす場合はまだいいかも知れないが、それ例外はモデルの服装が気にな
ってくる。背景を大きくボカせたにしてもカラーで撮る場合は、色が気になる。
その背景の色彩とモデルの服の色や形が合ってないと、気になってしまう。背
景がややボケる程度の場合はさらに気になってくるし、背景を生かして撮る場
合は、背景とモデルの服装、ポーズ、表情が重要な要素になる。全身写真でい
いものが撮りにくいのは、それなりの背景の場所がないこともあるが、服装、
ポーズ、表情が同時にうまく行くことが難しいことも原因だ。
 モデルの表情がいいとか悪いとか、また、背景と服装、ポーズ、表情が合っ
ているとか、おかしいとか一体誰が判断するのか?結局自分以外にはいないわ
けだが、いずれにしても、撮った写真は一体何を目的に撮っているのかを考え
ておくのもいいかも知れない。
1)自分の満足 2)モデルの評価 3)他人の評価
 他人の評価を考えるというのはコンテストや仕事として他人や読者の評価を
考えるということで、モデルの評価もその中に含まれるかも知れない。自分の
満足というには他人の目を気にせず自分の撮りたいように撮ることだ。自分の
満足が他人の評価につながっていければ理想的だと思う。

第4章 カメラについて1〜4
 予定を変更してカメラについてもう一度詳しく考えてみる。お勧めは、マニ
ュアルのピント合わせと、スポット測光が出来るカメラ、だが具体的にどうい
うカメラがあるのか?
 (カメラは現在販売いているもので、正式名称ではありませんが、判断はつ
くと思います。)

■ペンタックス
1)Z1P  108.000(SP)
2)MZ-3  83,000(SP,視度調節付きファインダー)
3)MZ-5  73.000(SP)
4)MZ-10 60.000
5)MZ-50 50.000
6)MZ-M  40.000
7)LX   150.000

ペンタックスから選ぶなら、やはりZ1PかMZ-3しかない。Z1Pはすこし
発売時期が古いので、軽いMZ-3がややいいか?どちらも単3電池が使用でき
ないのでその点はマイナス。

■キヤノン。
1)EOS-1N  215,000(SP)
2)EOS-3   185,000(視線入力,SP)
3)EOS-5   108,000(視線入力,SP)
4)EOS-55   88,000(視線入力)
5)EOS-KISSIII 64,000
6)EOS-3000   65,000(ズームレンズ付)

キヤノンから選ぶなら、やはりEOS-5かEOS-3かEOS-1Nしかない。
EOS-5はすこし発売時期が古いので、最新のEOS-3がいい。値段を気に
しなければEOS-1Nシリーズもある。ペンタックスもキヤノンも低価格機は
オート中心。EOS-5の改良でも待つ方がいい。

■ニコン
1)F5     325,000(SP)
2)F100   190,000(SP)
3)F90X   138,000(SP)
4)F70     95,000(SP)
5)F60     62,000()
6)F50     68,000()
7)F3      183,000()
8)NewFM2  72,000()
9)FE10    47,000()
10)FM10    37,000()

 ニコンから選ぶなら、F70、F90、F100、F5だろう。F100、
F5は値段を気にしなければということ。F70はすこし発売時期が古いのと、
電池がCR123Aなのでちょっと引っ掛かる。より新しいF90の方がいい
が決定的な点はない。FM2、FM10などはマニュアル機として良い点もあ
るが、1世代以上前の古いタイプのカメラだ。

■ミノルタ
1)α−9      250,000(SP)
2)α−807si  105,000(SP)
3)α−507si   75,000(SP)
4)α−Sweet   60,000(SP)
5)α−Sweet-s 57,000(SP)
6)α−303si   58,000()
7)α−101si   45,000()
8)X−700      63,000()

 ミノルタから選ぶなら、α−9、α−807si、α−507si、新旧の
α−Sweet。α−9は値段を気にしなければということ。値段を考えると
新旧のα−Sweetはなかなかいいかも。それかα−807si。

■コンタックス
1)RTS3    350,000(SP)
2)AX       250,000(SP)
3)RX       160,000(SP)
4)S-2      150,000(SP)
5)S-2b     160,000()
6)Aria     89,000(SP)

 コンタックスから選ぶなら、RTS?、AX、RX、S−2、Ariaだろ
う。RTS?、AX、は値段を気にしなければということ。RXはすこし高す
ぎるし、電池が2CR5なのでちょっと引っ掛かる。S−2は完全なマニュア
ル機だけどすこし高すぎる。Ariaくらいの値段ががいいが、電池がCR2
なのでちょっと引っ掛かる。

■オリンパス
1)OM-3     200,000(SP)
2)OM-4     180,000(SP)
3)OM-2000   37,000(SP)
■リコー
1)XR−10P   37,000(SP)
2)XR−8      29,800()
3)XR−7      29,800()
■シグマ
1)SA-5      66,500(SP)

 オリンパスから選ぶならOM-3、OM-4、OM-2000だろう。OM-3、
OM-4は値段が高すぎる。OM-2000は、機能的にはいいが作りが値段相
応なので安いものを求める人向け。リコーのXR−10Pも同じ。

結論)
安いものを求めるなら、オリンパスOM−2000もあるかも知れないが、作
りが..AFもできるミノルタα−Sweetは軽いし、いいかも知れない。M
Fにこだわるなら、やはりコンタックスAriaでしょう。それ以外のカメラ
も決して悪いわけではなく、さらに各社の上のランクのカメラはオールマイテ
ィーに何でもできるので、あとは好みの問題でどれを選んでも不満はないだろ
う。使っていれば慣れるものだ。あとはレンズとかの好み、必要のが大切だ。
独断と偏見で考えてみた。

以下はこれからの予定

第5章 撮影場所について
第6章 撮影後
第7章 グループで撮影会
第8章 個人で撮影

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