「ズー・エクスプレス Zoo Express」は上野動物園・多摩動物公園など、動物園・水族館情報の直送便です。赤ちゃん誕生や新展示などのニュース、「東京ズーネット」http://www.tokyo-zoo.net/の更新情報など、最新情報をいち早くお届けします。
- 最新号:2008-10-11
- 発行周期:週刊
- 読んでる人:356人
- 創刊日:2001-08-28
- Score!:25点
- コメント数 : 2
- メルマガID:46006
- バックナンバー:全て公開
- 発行者サイト:あり
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[ZooExpress:390]ズー・エクスプレス
発行日: 2008/7/26========================================================================
Z o o E x p r e s s ■ ズー・エクスプレス ■ No.390 - 2008年08月25日
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・都立動物園の最新情報をお届けするメールマガジン「ズー・エクスプレス」
・アオノリュウゼツラン、まだ咲きません……。
・東京動物園友の会に入会しませんか? 年会費は、 2,000円。機関誌「どう
ぶつと動物園」を年4冊お届けします。入会・継続の手続きは、クレジット
カード&オンラインでもOK! → http://www.tokyo-zoo.net/member/
■目次■----------------------------------------------------------------
・上野動物園
└─「真夏の夜の動物園」のイベント増量!「氷のプレゼント」
・多摩動物公園
├─チンパンジーのエコ遊具
├─チャムネエメラルドハチドリ、展示再開!
├─写真家・今森光彦さん講演会、参加者募集!
├─多摩50周年「月間動物」、8月は「サバンナの動物」
├─打楽器による西アフリカ音楽ライブ!
└─「サタデーナイト@TamaZoo」のチラシをどうぞ!
・葛西臨海水族園
├─突き進め!カスリハタ!
├─アメケンの深海調査航海リポート、その四
└─夜の水槽はドラマがいっぱい!「夜の水族園 R16」参加者募集
・井の頭自然文化園
├─カリガネの繁殖
├─シリーズ井の頭自然文化園のカエル No.09 ニホンアマガエル
├─アオノリュウゼツラン第4報、開花間近?
└─カエルオリンピック、まもなく開催
・書籍紹介──湯沢英治=写真、東野晃典=文・構成
『BONES──動物の骨格と機能美』
■上野動物園■==========================================================
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▼「真夏の夜の動物園」のイベント増量!「氷のプレゼント」
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お知らせしたとおり、2008年8月12日(火)から17日(日)、上野動物園は
「真夏の夜の動物園」期間。東園が19時まで、西園は20時まで開園です。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=9392
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=9393
2008年8月12日(火)には、ニホンザルとホッキョクグマに「特製氷」をプ
レゼントします(協力:株式会社ゲームポット)。くわしくはこちら↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=9615
■多摩動物公園■========================================================
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▼チンパンジーのエコ遊具
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みなさんは「3R」という言葉を知っていますか ? これは、捨てる物を
減らし、資源の有効利用を表わす言葉です(Reduce=ごみの抑制、 Reuse=再
利用、 Recycle=リサイクル)。ここ数年、多摩動物公園のチンパンジーの運
動場でも、お金と資源をムダにせずに動物やお客さんに楽しんでもらえるよう
な遊具を工夫しています。
まずは、名づけて「チンバンジー」(「パ」でなく「バ」)。運動場正面の
木組みから下がっている3本の白いロープ状のものです。遊園地で使用したバ
ンジージャンプ用ゴムを定期的にゆずっていただいているのです(消費期限や
一定の回数を超え、廃棄すべきものですが、目的によってはまだまだ使えます)。
新品は高価ですし、遊園地としても捨てるのはもったいないとのことで、おた
がいに有効な利用につながりました。
バンジーゴムは伸縮性があり、活発に動く子どもたちに人気があります。遊
んでいるときの予想外の弾み方は、見ている私たちをワクワクさせてくれます。
それから、「カンのれん」。名前どおりの遊具です。2本の柱のあいだに渡
したロープに、ジュースの空き缶を20本ほど、のれんのように吊るしてありま
す。チンパンジーたちは、放飼場の自動販売機で毎日ジュースのお買い物をす
るので、材料には事欠きません。単純な作りですが、子どもたちには好評で、
ぶらさがったりガラガラ音を鳴らしたりするのが楽しいようです。
音の鳴るものとしては、「銅鑼缶」(どらカン)もあげられます。底に穴が
開いてしまい捨てる予定だった大きめの金属バケツを、やぐらの木組みにロー
プで吊るしました。以前設置した銅鑼を、工事の関係でいったんはずしてしま
ったので、何か音の出るものをと考え、取りつけました。オスがディスプレイ
行動の際、蹴飛ばしたり叩いたりして音を出しています。
そして、じょうぶさが売りの「消防ホース」。今は室内展示場に天井からさ
げ、ロープと同様、立体的な動きをサポートするために使っています。使用ず
みのホースですが、耐久性が強く、力が加わっても伸びないので、かなり力の
あるチンパンジーでも、ちぎったり、裂いたりすることはできません。結んで
留めたり延長したりすることもできるので、いろいろな場所に使えるすぐれも
のです。類人猿(チンパンジー、オランウータンなど)やニホンザルなどのサ
ル類で、展示によく使われています。ホースは、地元の消防署のご協力をあお
ぎ、使用ずみのものをご提供いただいています。今後、運動場にもとりつけ、
チンパンジーたちの得意な3次元の動きをさらに楽しんでもらいたいと思って
います。
チンパンジーにもヒトにも、そして地球にも優しいエコな展示をお楽しみく
ださい。
〔多摩動物公園北園飼育展示課 高原由妃〕
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▼チャムネエメラルドハチドリ、展示再開!
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多摩動物公園では、「ナスカの地上絵」に描かれているといわれる鳥「チャ
ムネエメラルドハチドリ」の展示を再開しました!
チャムネエメラルドハチドリは、ペルーとエクアドルに分布する小さな鳥。
1991年5月、多摩動物公園ではペルーから来た9羽の展示を開始し、同年12月
には繁殖にも成功しました。
その後1992年には、繁殖に成功するとともに、オス2羽、メス1羽を導入。
1995年と1996年にも繁殖が見られました。しかしその後、飼育数は徐々に減り、
2006年7月に1羽もいなくなってしまったのです。(なお、当園での飼育最長
期間は10年9か月でした。)
しかしこのたび、ふたたびペルーから10羽(性別不明)が来園。2008年7月
14日から展示を再開しました。多摩動物公園の昆虫生態園内で自由に飛んでい
ます。ハチドリ類の飼育と繁殖は非常にむずかしく、日本国内で見られる施設
は多くありません。
昆虫生態園のあちこちに、餌となる「蜜」を入れた円筒型の給餌容器をぶら
さげてあります。高速で羽ばたきながら空中で静止(ホバリング)し、容器か
ら蜜を吸うハチドリを、昆虫生態園でごらんください。
・関連ニュース「ハチドリが彫刻に攻撃? 求愛?」(2006年06月30日)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=4878
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▼写真家・今森光彦さん講演会、参加者募集!
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2008年5月に開園50周年を迎えた多摩動物公園では、毎月「月間動物」をさ
だめ、イベントをおこなっています。9月の月間動物は「昆虫」です。これに
ちなみ、今もっとも注目されている昆虫写真家・今森光彦さんをおまねきし、
「里山と昆虫たち」をテーマに講演会を開催します。
日時 2008年9月27日(土)午後1時30分〜3時30分
要申込(締切=2008年9月13日消印有効)。応募方法などくわしくは↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=9614
・今森光彦さん公式サイト http://www.imamori-world.jp/
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▼多摩50周年「月間動物」、8月は「サバンナの動物」
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多摩動物公園は、2008年5月5日に開園50周年をむかえました。2008年5月
から3月まで、毎月特定の動物に焦点をあて、動物たちの魅力を伝える「月間
動物」イベントを開催しています。8月は、キリンを「シンボル動物」とした
「サバンナの動物」月間です。8月の月間動物イベントはこちら↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=9613
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▼打楽器による西アフリカ音楽ライブ!
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西アフリカの伝統的な太鼓を使って現地のリズムを叩き出すパーカッション
軍団「ラナリディム」が、この夏、多摩動物公園にやってきます。リズムとと
もに体を動かせば、暑さも吹き飛ぶはず!
2008年8月3日(日)午後1時30分〜2時30分、先着150名。くわしくは↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=9612
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▼「サタデーナイト@TamaZoo」のチラシをどうぞ!
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2008年8月2日、9日、16日、23日の土曜日、多摩動物公園は午後8時半ま
で開園。「サタデーナイト@TamaZoo」としてイベント満載!
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=9533
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=9534
上記のお知らせを2ページにまとめたチラシ(割引クーポン付)ができまし
た。PDF(2ページ)のダウンロードはこちら↓から。
http://www.tokyo-zoo.net/event/temp/2008_08/SN_at_TamaZoo.pdf
■葛西臨海水族園■======================================================
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▼突き進め!カスリハタ!
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突然ですがご紹介します、「カスリハタ」です! 葛西臨海水族園の世界の
海コーナー「南シナ海」水槽のカスリハタです! 黒いブチ模様とちょっとす
るどい顔つきが特徴のこの魚、先月(2008年6月)、展示水槽になかまいりし
ました(写真は東京ズーネット http://www.tokyo-zoo.net/ のニュースペー
ジをごらんください)。
このカスリハタ、先月やって来たわりに、ほかの魚の餌を横取りするほどの
慣れっぷり。からだ全体をつかってフリフリと泳ぐようすは、「オラオラオラ
ー、どけどけー!」といっているような感じで、じつに我が物顔です。といっ
ても、ほかの魚も慣れていて、カスリハタが横を通ったからといってあわてて
どくようなことはありませんが……。
飼育係の仕事をしていて、水槽の魚が誇らしそうに泳いでいるのはとても嬉
しいことです。その調子だ! 突き進めカスリハタ!
でも……、僕がほかの魚に餌を投げたときには、その餌を横取りするのでは
なくて、君にも狙って投げるから、その餌も食べてね。もっとうまく投げられ
るよう、がんばりますので……。
世界の海コーナーの「南シナ海」水槽、「オラオラオラー、どけどけー!」、
ぜひ見にきてください!
〔葛西臨海水族園飼育展示係 中沢純一〕
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▼アメケンの深海調査航海リポート、その四
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◎クジラが降ってくる!?
さて、アメケンこと雨宮健太郎がお届けするこのリポートも4回目を迎えま
した。今回は、この航海のもう一つの、といいますか、真の目的についてお話
しします。
じつはこの航海の真の目的は、「鯨骨生物群集」という深海の生物群の研究
だったのです。この鯨骨生物群集を研究している海洋研究開発機構(JAMSTEC)
の研究者の方が声をかけてくださったおかげで、私たちはこの航海に同行する
ことができたのです。それでは鯨骨生物群集について簡単に紹介しましょう。
海でクジラが死ぬと、しばらく海面を漂い、その後、海底へと沈んでいきま
す。深海では、生物が生きていくために必要な有機物は、浅い海から沈んでく
る生き物の死体などに頼っています。ですから、クジラの死体が沈んでくるの
は、大きなごちそうが降ってきたようなものですね。
海底に沈んだクジラの死体には、まず魚やエビ、カニ、そしてクモヒトデな
どが肉の部分を食べに集まってきます。そして、肉は食べられ、きれいに骨だ
けが残ります。じつはクジラの骨には多量の油分が含まれていて、この油分や、
それが変化してできる硫化物などが生き物たちに利用されます。
ですから、クジラの死体が骨だけになると、肉がついていたときとは違った
生き物たちが現れます。その中には、二枚貝のなかまのヒラノマクラや環形動
物のなかまのホネクイハナムシなど、鯨骨に特異的に生息する生物などがすむ
ようになります。クジラの骨からの産物を利用する、これらの生物たちによっ
て形成される生物集団を鯨骨生物群集といいます。
でも、ここで疑問がわいてきます。広〜い海では、クジラの死体はいつどこ
に沈むかはわかりません。また、熱水域も同じ場所に永久に噴出しているわけ
ではなく、数十年から長くても百年といわれています。
では、彼らはいったいどこから、どのようにしてやってくるのでしょうか?
そして、鯨骨や熱水噴出域に特異的に生息する生物群はどのように形成される
のでしょうか? その答はまだわかっていません。
今回の航海では、そんな謎を解き明かすために、クジラの骨や丸太などを海
底に沈めたのです(東京ズーネット http://www.tokyo-zoo.net/ のニュース
ページで写真をごらんください)。今後、数年ごとにこの骨などを回収し、利
用する生物などを調査する予定です。これからが楽しみです。
今回はちょっと固い話になってしまったアメケンの体験レポート、これで最
終回の予定でしたが、急遽、次週に番外編をお届けします。お楽しみに!
〔葛西臨海水族園飼育展示係 雨宮健太郎〕
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▼夜の水槽はドラマがいっぱい!「夜の水族園 R16」参加者募集
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葛西臨海水族園の閉園後、生き物たちの夜の生態をじっくり観察。それが、
「夜の水族園 R16」。ふだん見ることのできない夜の水槽を、飼育係の解説を
聞きながら楽しみます。「R16」なので、参加対象は16歳以上です。要申込。
日時 2008年9月20日(土)、21日(日)午後5時30分〜8時
応募方法など、くわしくはこちらをごらんください↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=9611
■井の頭自然文化園■====================================================
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▼カリガネの繁殖
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井の頭自然文化園の分園で飼育しているカリガネが、2008年6月7日から抱
卵を続けていましたが、7月1日、3羽のひなが孵化しました。孵化直後、大
事をとって、人工育雛に切りかえました。ほかの個体と同居させた場合に生じ
る競合や、自然環境を考えたうえで、人工育雛がよいと考えたのです。
孵化時の体重は70グラムほどでしたが、5日後には2倍、12日後には5倍に
なり、3週間目には720〜840グラムと順調に育っています。もうすぐ、みなさ
にの前にお目見えする予定です。
カリガネは、環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されています。当
園では東京都のズーストック種として繁殖につとめていますが、2003年以来、
繁殖に恵まれませんでした。
今回の繁殖は5年ぶりとなるわけです。無事に育ってくれることを願ってい
ます。
〔井の頭自然文化園水生物館飼育展示係 横田修〕
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▼シリーズ井の頭自然文化園のカエル No.09
──ニホンアマガエル
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黄緑色で小さな体、かわいい、ゲッゲッと鳴く、「雨鳴き」する(雨の前に
鳴く)──「カエル」というとき、多くの人がイメージするのはこのニホンア
マガエルかもしれません。
春から夏の田んぼでとにかく目立つカエルです。一匹でも田んぼいっぱいに
鳴き声が響きわたりますが、大合唱となると、ほかに何も聞こえないほどの大
音量。そして畦を歩くと、右から左から、ピョンピョンと飛び出してくる露出
度の高さ。
また、ほかのカエルにくらべて繁殖期間が長く、成体やオタマジャクシが田
んぼで長いあいだ見られるのも特徴です。6月には田んぼの中を泳ぎまわるオ
タマジャクシが見られ、7月に入ると田んぼのまわりでピョコピョコと跳ぶ、
体長1センチ以下の、小さな小さな上陸したてのカエルが見られます。
愛される理由の一つである体の黄緑色は、模様とともに茶色や灰色に変化し
ます。カメレオンのようにコロコロ変わるわけではありませんが、その変化の
幅は、日本にくらすほかのカエルの中では飛び抜けて高いようです。
日本にくらすカエルの多くが田んぼの乾田化(トラクターで耕しやすいよう、
田を冬に乾燥させること)や、水路・小川のコンクリート化などが原因で数を
減らしている中、ニホンアマガエルだけは全国各都道府県のレッドリストのど
こにも載っていません。
繁殖期が田んぼに水が入っている時期と重なっているため、乾田化の影響を
受けないこと、指に吸盤があり、垂直のコンクリート壁もへっちゃらなこと、
また、日中、炎天下の自動販売機にアマガエルがはりついていて驚いたことが
ありますが、乾燥にも強いことなどから、たくましく生き残っているようです。
さて、9回目を迎えた「シリーズ井の頭自然文化園のカエル」。まだまだ続
きます。水生物館で開催中の「ずっとカエルとくらしたい」は8月末まで開催
中! 夏休みにカエルたちに会いにきてください。
〔井の頭自然文化園教育普及係 天野未知〕
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▼アオノリュウゼツラン第4報、開花間近?
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恒例となりつつあるアオノリュウゼツラン情報。その第4弾をお届けします。
2008年7月24日に計測したところ、大きい株は高さ878センチ、小さい株は736
センチになっていました。大きいほうの株の伸びがにぶってきているようです。
目にするたび、つぼみが太ってきていると感じるわりに、なかなか咲いてく
れない「いけず」な状態ですが、成長が遅くなってきていることから、近々咲
くのではないかと期待させてくれます。ううん、悩ましい!
「開花しましたか!?」という問い合わせの電話は鳴りやまず……。だれもが
首を長くして開花を待っているところです。
・第1報(2008年6月27日)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=9396
・第2報(2008年7月4日)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=9450
・第3報(2008年7月18日)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=9590
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▼カエルオリンピック、まもなく開催
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井の頭自然文化園では、特設展「カエルのミラクル」にあわせて、「カエル
オリンピック」を開催します。競技種目は、カエルジャンプ、カエルヒアリン
グ、エサキャッチ、ミーツパートナー、オタマサバイバルの5種、および、小
さなお子さん向けの「ピョンピョンガエルマッチ」。
2008年7月27日(日)、8月3日(日)、10日(日)開催。くわしくは↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=9610
■ B O O K S ■=========================================================
『BONES──動物の骨格と機能美』
湯沢英治=写真、東野晃典=文・構成、遠藤秀紀=解説監修、早川書房
2008年06月25日、本体3,500円、ISBN978-4-15-208933-5
動物の骨を写真でとらえた本。本誌No.379でご紹介した『骨から見る生物の
進化』を想起しますが、シュールレアリスムをテーマにした作品にも取り組ん
でいる撮影者による写真は、アートによるあらたな世界を創り出しているよう
です。
『骨から見る生物の進化』が「進化」をテーマに、さまざまな角度から骨を
とらえていたのに対し、本書は副題にもあるとおり、骨格に「機能美」を見い
だすとともに、その骨格について解剖学的な記述が付されています。
掲載順序は、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類という分類群に沿ってお
り、前半5分の4が写真、後半5分の1が解説という、図鑑に見られるスタイ
ル。動物の機能が骨格にどのように表われているのかが、解説を通してよく理
解できます。わかりやすいイラストも添えられています。
標本は神奈川県立生命の星・地球博物館、現栖古生物研究所、国立科学博物
館、豊橋市自然史博物館、横浜市立金沢動物園、横浜市立野毛山動物園、横浜・
八景島シーパラダイス、および個人所蔵。文と構成を担当された東野(あずま
の)さんは、野毛山動物園勤務の獣医師です。
・湯沢英治さんのサイト
http://www.eiji-yuzawa.com/ (骨の写真も見られます)
----------------------
N E W S C L I P S
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●国際会議「田んぼ国際環境教育会議2008」開催
2008年8月1日開催。学習院女子大学にて。参加無料。要申込。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsoee/meet/symposium2008.html
●企画展「戦中・戦後をともにした動物たち」──昭和館(東京都千代田区)
2008年7月26日〜8月31日
http://www.showakan.go.jp/tokubetsukikaku/index.html
●今森光彦さんの写真展・原画展
多摩動物公園でお話しいただく今森光彦さん(本文記事↑参照)の写真展「昆虫
4億年の旅」は2008年7月5日から8月17日まで。その他、今森さんご自身の手
がける「切り紙展」(青山ブックセンター他)もあります。
http://www.imamori-world.jp/kouenkai/kouenkai2008.html
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▽本文中にしめしたリンクによって表示されるページには、ほかのページへの移
動リンクが含まれていない場合があります。とくに東京ズーネットの「どうぶ
つ図鑑」のばあい、完全なかたちで表示するためには、図鑑のトップページ
http://www.tokyo-zoo.net/search/ から検索してください。
▽ズー・エクスプレスでは、みなさんからのおたよりを募集しています。匿名や
ペンネーム希望の方はその旨をおつたえください。 webmaster@tokyo-zoo.net
まで。ご意見・ご要望・お問い合わせもこのアドレスまでどうぞ。
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更をご希望の方は、いったん解除をおこない、あらためて新アドレスを登録し
てください。 http://www.melma.com/backnumber_46006/
▽編集後記
・オオカミになって山野をかけめぐり、においを嗅ぎとり、なかまと力を合わ
せ、エルクをとらえ、生きのび、繁殖して子孫を残す──ミネソタ動物園と
ソフトウェア開発会社が制作した WolfQuestは、パソコン上でそんな体験が
できるゲーム。Windows & Macintosh 対応。1年前に発表されたゲームです。
今ごろ知りました。http://www.wolfquest.org/ からダウンロード無料。イ
ンストールして、画面をぐりぐりしてたら、3D酔いしました……。
・今後長音符号を付けます!というマイクロソフトのニュース(7月25日発表)。
「カスタマ」って……。動物園業界では(英語の動物名をもとにしていても)
長音省略はあまり見ません。なぜだろう。「アリゲータ」を使っているケー
スもないことはないのですが……。
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3491
(大平)
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メールマガジン ZooExpress No.390 - 2008年07月25日
財団法人 東京動物園協会
110-0007 台東区上野公園9-83 上野動物園内
電話 03-3828-8235 FAX 03-3828-8237
e-mail: webmaster@tokyo-zoo.net
URL : http://www.tokyo-zoo.net/ 東京ズーネット
携帯サイト: http://www.tokyo-zoo.net/ (PC版と同じです)
(c)2008 Tokyo Zoological Park Society
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