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[ZooExpress:329]ズー・エクスプレス
発行日: 2007/6/16========================================================================
Z o o E x p r e s s ■ ズー・エクスプレス ■ No.329 - 2007年06月15日
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・都立動物園の最新情報をお届けするメールマガジン「ズー・エクスプレス」
・ハシビロコウ展、好評開催中の巻。
・東京動物園友の会に入会しませんか? 年会費は、 2,000円。機関誌「どう
ぶつと動物園」を年4冊お届けします。入会・継続の手続きは、クレジット
カード&オンラインでもOK! → http//www.tokyo-zoo.net/member/
■目次■----------------------------------------------------------------
・上野動物園───┬─今年もやってきました……ラマの毛刈りのシーズンが!
├─ウガンダ大使来園、ハシビロコウ展好評開催中
├─カリフォルニアアシカ誕生、名前を募集します!
└─アビシニアコロブス赤ちゃん誕生
・多摩動物公園──┬─ケイコ親子がライオン園にデビュー!
├─人気者マレーバク「ダン」愛媛へ
└─ソデグロヅルのひなが孵化しました!
・葛西臨海水族園─┬─マグロがやって来た!
└─「なぎさ通信」19号を公開
・井の頭自然文化園──カモシカに赤ちゃんが誕生しました
・書籍紹介──岩合光昭『地球動物記』
■上野動物園■==========================================================
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▼今年もやってきました……ラマの毛刈りのシーズンが!
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子ども動物園にいるラマのラーマ君(8歳)。毎年梅雨前に全身の毛を刈っ
てやります。ラマは南アメリカの高山地帯原産なので暑さに弱く、ラーマも暑
い日になると体全体で息をしていて、とてもつらそうです。担当者は一日に何
回も水浴びをさせますが、もう限界!!
そして、2007年6月11日(月)の休園日。決行の日がやってきました。じつ
はラーマは体をさわられるのが大の苦手……。毛を刈ろうとすると必死に抵抗
し、作業は一筋縄ではいかないのです。
担当者がラーマをじっとさせ、新人職員に刈らせていきます。今回使用した
バリカンはアメリカ製のハイパーワーバリカン。音も大きく、いい仕事をして
くれそう!!
毛刈りを初めても事態が飲み込めず、キョトンとするラーマ。担当者はラー
マにたえず声をかけ、気を毛刈りから気をそらせます。しかし、お腹や後脚の
毛を刈ろうとすると、体を左右に振ったり、唾を吐きながら逃げようとしたり。
しかし、これでこそラーマの毛刈り!! ラーマが「本調子」になってきたので、
担当者はラーマを座らせ、「待て」の号令をかけ、そのすきに3人がかりで刈
ってもらいました。
しかしいい流れで来ているのに、その流れをぶち壊すことが一つ。それは、
いい仕事をしてくれると確信していたあのハイパワーバリカンです。少し刈る
と「ウ、ウ、ウ、ウ〜ン」と止まってしまうのです。ラーマががまんして待っ
ているのに、このバリカンは〜(怒)と皆かなりイライラしていました。バリ
カンはお湯につけると元に戻りますが、また少し刈ると止まる……ひたすらこ
の繰り返しです。
気づくと作業開始から2時間が経過していました。少し刈り残しはあるもの
の、ラーマの疲労も考え、毛刈りは終わりにしました。職員はみな汗だく、毛
まみれ、唾まみれ。ラーマはやけに細くなりへんてこなすがたですが、涼しそ
うなラーマのすがたを見て、みな疲れが吹き飛びました。
今回刈ったラーマの毛は約 1.5キログラム。刈った毛は、ともだち牧場前の
看板に設置されたケースの中に入っていますので、ぜひさわりに来てください!!
・ラマ毛刈りのビデオ(約20秒)は、こちら↓をごらんください。
Windows Media Player
http://www.tokyo-zoo.net/news/temp/2007_06/llama_shearing.wmv
QuickTime
http://www.tokyo-zoo.net/news/temp/2007_06/llama_shearing.mov
〔上野動物園子ども動物園 橋川真弓〕
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▼ウガンダ大使来園、ハシビロコウ展好評開催中
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上野動物園の西園ズーポケット(動物園ホール隣)で2007年6月1日から始
まった特別展「不思議な鳥──ハシビロコウの世界展」、もうごらんになりま
したか!? この特別展を企画したきっかけは、在日ウガンダ大使館のワスワ・
ビリグワ大使の来園です。園長の小宮輝之と面会された大使は、ウガンダに生
息するハシビロコウが人口の増加や環境破壊などにより減少しているため、ハ
シビロコウの生息環境を守るための取り組みをしていきたいと話されました。
そこで、現在5羽のハシビロコウを飼育展示している上野動物園でも、大使の
訴えに賛同し、協力することにしたのです。
じつはハシビロコウは、数年前にひそかなブームがありました。じっと動か
ない不思議なすがた、なんだかコワいけど愛嬌のある顔が人気となって、「キ
モカワイイ」と注目を浴びたのです。しかし、ハシビロコウたちが野生ではど
のような自然環境に生息し、どのような暮らしをしているのか、その不思議な
生態などは、ほとんど触れられていませんでした。
この機会に、あらためてハシビロコウの生態や魅力をご紹介し、当園のハシ
ビロコウもじっくり見ていただきながら、かれらの生息地であるアフリカの自
然や現状を知っていただこうと特別展を企画しました。ウガンダ大使館からご
提供いただいた資料をはじめ、現地在住の日本人の方が撮影した野生のハシビ
ロコウの貴重な写真も展示しています。湿原にたたずむ野生のハシビロコウの
優美なすがたは必見です!
さて、今回の展示では、ビリグワ大使からのメッセージとともに、会場の一
角で「ハシビロコウ救援基金」へのご協力を呼びかけています。ハシビロコウ
のぬいぐるみや、ウガンダで信仰されている精霊たちをモチーフにしたマスコ
ットを販売し、売上の一部を「ハシビロコウ救援基金」に役立てる予定です。
特設展2日目の2007年6月2日(土)午後、ビリグワ大使が来園され、小宮
園長とともに展示会場を訪れました。テレビや新聞社の取材を受けながら、大
使と園長はそろって展示会場をめぐり、記者たちにハシビロコウ保護への思い
を熱心に語っていました。大使はとても気さくな方で、みずからハシビロコウ
のぬいぐるみやマスコットを嬉しそうに購入し、ハシビロコウ舎の前では、な
つかしい母国の友人に出会ったかのようにハシビロコウに話しかけていました。
特別展が始まって約10日が過ぎましたが、一般の方、ハシビロコウファンや
サポーターの方々からの反響もいただき、展示はなかなか好評のようです。会
期は6月30日(土)までです。多くの方に足をお運びいただき、ハシビロコウ
のくらしとその故郷に思いを馳せていただけたらと願っています。
〔上野動物園教育普及係 杉本啓子〕
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▼カリフォルニアアシカ誕生、名前を募集します!
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2007年6月2日(土)、カリフォルニアアシカの赤ちゃん(オス)が生まれ
ました! 母親は「カコ」(13歳、1995年7月5日来園)、父親は「ジョン」
(12歳、1998年7月14日来園)。カコは2000年、2002年、2004年、2005年にも
出産。2004年は双子でしたので、今回の赤ちゃんは6頭めの子どもです。赤ち
ゃんの体重は現在約10キログラム。
赤ちゃんは母親のお乳を飲んで、元気にそだっています。赤ちゃんはすぐに
は泳げませんが、これからだんだんプールに入って泳ぐすがたが見られるはず!
◎赤ちゃんの名前大募集!
カコの子どもはこれまで、「カ」の字をとって、カズ、カナ、カエ、カイな
どと名づけてきました。今回はみなさんから名前を募集します! 「カ」で始
まる2文字の名前を考えてください。ご投票いただいた名前の中から、園長と
飼育担当者が選び、決定します。
期間は2007年6月16日(土)から6月30日(土)まで。上野動物園東園のア
シカプール前が投票場所です。そなえつけの投票用紙に赤ちゃんの名前を書い
て、投票箱に入れてください(Eメール、ファックス、はがきでの応募はでき
ません)。
決定した名前は、東京ズーネットでお知らせします。また、決定した名前に
ご投票いただいた方の中から、5名さまに記念品をさしあげます。
すてきな名前をつけてください。お待ちしています!
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▼アビシニアコロブス赤ちゃん誕生
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アビシニアコロブスは、アフリカ中東部の森林にくらすオナガザル科の動物。
黒いからだに白いふちどりのツートンカラーが特徴的です。夜明けと日暮れの
ころ、太陽に向かって座っているようすが祈りを捧げているように見えるとこ
ろから、現地では神の使いとされています。
そのアビシニアコロブスが、上野動物園の東園サル舎で1頭誕生! 誕生日
は、2007年6月3日(日)です。性別はまだわかりません。現在、母親がお腹
にしっかりと抱いていますが、まわりにいるなかまたちも赤ちゃんを抱きたい
らしく、つぎつぎと近づいてきては手を出しています。
赤ちゃんの体は、頭頂部、足先、尾の先は灰色、その他は純白の毛でおおわ
れています。生後6か月のころ、親と同じ黒と白のツートンカラーになります。
・東京ズーネットBB、動画「アビシニアコロブスの子どもたち」(2006年)
http://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/0603_02/index.html
・東京ズーネットBB、動画「木の葉を食べるアビシニアコロブス」(2007年)
http://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/0703_02/index.html
■多摩動物公園■========================================================
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▼ケイコ親子がライオン園にデビュー!
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2007年2月13日に生まれたライオンの「ケイコ」(2004年4月26日、多摩動
物公園生まれ)の子どもたち、「ダイ」「フク」「ナナ」「ミキ」は、生後3
か月を過ぎて体重も11〜13キログラムになり、5月16日の休園日には、初めて
ライオン園に出しました。
他の個体は出さなかったので、親子は一日のんびりと、ライオン園の中をく
まなく探検していました。親子どうしのコミュニケーションもしっかりできま
したし、1頭も迷子になることなく、無事全頭収容できました。
翌週の5月23日(同じく休園日)には、いよいよライオン園デビューに向け
て、群れのメンバーと同居させてみました。朝一番にケイコ親子だけを先に出
し、ジープで厳重に監視しながら、問題の少なそうな個体を加えていきます。
発情しているメスがいるとオスが興奮し、余計なトラブルのもとになるので、
そうしたメスはこの日ははずしました。ケイコはオス以外はすべて敵!とでも
いうように、ピリピリと緊張した行動と表情を見せていました。また、ケイコ
は今の群れではいちばん年下なのですが、すでに3歳の大人であり、子どもに
ちょっかいを出さなくなっています。これらの条件がさいわいして、この日は
なにごともなく、ケイコ親子を含めて計21頭の同居ができました。
翌日5月14日は、さらに1頭追加して、22頭の展示を開始しました。しかし、
5月26日、思いがけない事故が起きてしまったのです。この日、ケイコと仲の
悪いメイは発情ぎみでした。メイはレボというオスのそばにいたのですが、こ
のレボは、じつはケイコが慕うオスでした。
ここに子どもを連れたケイコがあらわれ、メイを威嚇しながら接近してきま
す。それをレボがいさめようとしたときのことです。メイがその場を飛び出し
たところ、そのはずみに、メイの爪がケイコの子「ミキ」の左の股関節部分の
太ももに突き刺さってしまったのです。2センチほどの裂傷でしたが、強い痛
みのためか、ミキは左後肢をほとんど動かせませんでした。収容後、ミキは筋
肉、筋膜、皮膚を4針縫う緊急手術を受けました。
ミキが回復するまで、ケイコ親子の群れ入れを一時中断していましたが、ミ
キの回復が思わしくなく、再度の精密検査したところ、大腿骨骨頭部の骨折が
見つかりました。このため、ミキは治療に専念させ、ミキを除く3頭の子ども
たちの群れ入れを先行させることに決めました。6月8日から、ミキ以外の子
どもたちがライオン園に再デビューしています。
〔多摩動物公園北園飼育展示係 谷口敦〕
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▼人気者マレーバク「ダン」愛媛へ
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マレーバクは野生での生息数が非常に少ない動物です。多摩動物公園では、
2005年に1頭が誕生。18年ぶりの繁殖となりました。このとき生まれたオスの
「ダン」(1歳8か月)が、このたび、愛媛県立とべ動物園に移動します。
マレーバクは動物園での飼育頭数も少なく、各園が協力して繁殖計画を進め
ていく必要があります。動物園館で繁殖を目的とした貸借契約を「ブリーディ
ングローン」といいますが、今回のダンの移動もブリーディングローンの一環
です。とべ動物園では、メスの「ヒメ」1頭を飼育中。
ダンが愛媛に旅立つのは、2007年6月27日(水)です。
◎「ダン君、元気でいってらっしゃい!」イベント
2007年6月24日(日)午後1時30分から、飼育担当者がダンに「好物」をや
りながら、ダン誕生から現在までのお話をします。場所はアジア園マレーバク
舎です。
・東京ズーネットBB、動画「マレーバクの赤ちゃん」(2005年10月)
http://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/0510_01/index.html
・東京ズーネットBB、動画「マレーバクの赤ちゃん変身中」(2006年1月)
http://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/0601_01/index.html
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▼ソデグロヅルのひなが孵化しました!
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2007年6月3日(日)、希少種のソデグロヅルが3年ぶりに孵化しました。
ただし、育てているのは「産みの親」ではありません。しかし、ひなは順調に
育っています。
多摩動物公園では従来よりソデグロヅルの保護増殖に力をそそいでいます。
2004年までは人工授精による繁殖をおこなってきましたが、2005年には、当園
生まれの「2世」どうしのペアリングが成功したので、自然交配に移行。
今回繁殖したペアは、オスの「青」(2001年5月31日、当園生まれ)とメス
の「黄」(1997年5月13日、当園生まれ)です。このペアは2006年から有精卵
がとれるようになりましたが、うまくひなを育てられるかどうか不安があった
ため、実績のある別のペアに育雛(いくすう)をまかせることにしました。
現在ひなを育て居るのは、オスの「緑」(1985年6月20日、国際ツル財団生
まれ、1986年3月14日来園)とメスの「白」(1990年6月13日、ハルピン市動
物園生まれ、1992年10月8日来園)です。このペアは、メスの「黄」の両親で
す。つまり、緑と白は、孫を育てていることになります。
なお、青と黄には次の卵が生まれており、順調に抱卵しているので、今後、
育雛にも挑戦させる予定です。現在、多摩動物公園のソデグロヅルは、今回の
ひなを含めて、オス4羽、メス9羽、不明2羽となりました。
■葛西臨海水族園■======================================================
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▼マグロがやって来た!
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2007年6月3日、葛西臨海水族園にクロマグロ約60匹が加わりました。この
マグロたちは、遠路はるばる南国奄美大島からやって来たのです。採れた場所
は本土の鹿児島県笠沙沖で、そのとき体重は1キログラムたらずですが、その
後、奄美大島に運ばれ、体重は6〜8キログラムにも達しました。現在、ちょ
うど1歳になります。
さて、このマグロはどのように水族園にやって来たのでしょう? まず、奄
美大島から三浦半島の三崎港まで、大型の活魚船で海路を移動します。その後
は、水槽を積んだ大型トラックに移し変えられ、東京まで運ばれるのです。4
日間、なんと約 1,200キロメートルの長旅です。旅のあいだもマグロはひたす
ら泳ぎ続けます。彼らは泳がないと呼吸ができないのです。
じつはこの長旅のあいだ、ほんの数分間だけ自由に泳ぐことができない試練
の時があります。それは、船からトラック、トラックから水族園の水槽への移
動です。
この移動のときに使うのが、「マグロ担架」というマグロ輸送専用の道具で
す(写真は東京ズーネット http://www.tokyo-zoo.net/ のニュースページを
ごらんください)。この担架には海水が入っているのですが、マグロ1匹がち
ょうど入るくらいの大きさしかなく、きゅうくつで自由には泳げません。マグ
ロにとっての大きな試練です。作業は2人1組で行なうのですが、いかに速く、
いかに振動させずに運ぶかがカギとなります。
このように、長時間、長距離を移動し、きゅうくつな担架の試練を乗り越え、
ようやくマグロが水族園にたどり着くのです。この旅のようすは2階の情報資
料室のオリジナルビデオ「水族園のマグロ」でも紹介しています。マグロたち
がたどった道をいっしょに追ってみてください。
〔葛西臨海水族園飼育展示係 田辺信吾〕
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▼「なぎさ通信」19号を公開
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葛西臨海水族園の近くに広がる人工の干潟「西なぎさ」。葛西臨海水族園
では、西なぎさをフィールドとして、生物の調査や研究をおこなっています。
その調査をもとに、さまざまななぎさの生き物をご紹介するのが「なぎさ
通信」。 隔月刊、2ページのニュースレターです。
こちらのページ http://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/nagisa/ からダウ
ンロードしてください(PDF)。 葛西臨海水族園の情報コーナーでも配布し
ています。
19号では「『西なぎさ』は、もう一つの水族園」「江戸川のトビハゼ護岸」
「ハゼの稚魚たち」などのニュースをお伝えしています。
■井の頭自然文化園■====================================================
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▼カモシカに赤ちゃんが誕生しました──文化園四季折々
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2007年5月31日の朝、当園で飼育しているニホンカモシカの「春子」に待望
の赤ちゃんが生まれました。「春子」はここ数年、毎年3月末から4月にかけ
て出産しています。赤ちゃんのお姉さんである「ちはる」も、2006年4月8日
生まれです。
しかし、今年は4月になってもまったく生まれる気配がなく、昨年(2006年)
の秋には交尾が見られたものの、もしかして妊娠しなかったのかな、とあきら
めたころの出産でした。赤ちゃんはオスで、生まれたときの体重は 1,860グラ
ムでした。
初めのうちはおぼつかない足取りだった赤ちゃんですが、1週間後にはお父
さんの「チビスケ」相手に飛び跳ねたりして遊ぶようになりました。自分で飛
び跳ねておいて転んだり、とてもほほえましいやんちゃぶりです。両親と姉さ
んの「ちはる」の3頭がしっかりと見守っているので安心して見ていられます。
赤ちゃんの名前ですが、お父さんが「チビスケ」、お母さんが「春子」、お
姉さんが「ちはる」なので、「ハルスケ」という名が浮かび、すんなりと決ま
りました。
野生のカモシカは一般に、繁殖期以外のオスとメスは行動をともにしません。
子どもも1歳になる前に単独生活をするようになります。井の頭自然文化園で
は今、ニホンカモシカの両親と2頭の子供がいっしょに過ごすようすを見るこ
とができます。にぎやかになったカモシカ一家にぜひ会いにきてください!
また、ヤクシカにも2007年6月6日に赤ちゃんが生まれました。切り株のか
げなどに隠れてじっとしていることが多いのですが、鹿の子模様がはっきりと
していて、かわいらしいですよ。展示場所はニホンカモシカのとなりです。
〔井の頭自然文化園飼育展示係 佐々木真己〕
■ B O O K S ■=========================================================
『地球動物記』 岩合光昭著、福音館書展、2007年4月15日刊
本体4,700円、ISBN978-4-8340-2258-2
動物写真家・岩合光昭さんの集大成。写真 900点。撮影期間37年。
1月から12月へとカレンダーのように並んでいますが、撮影地は北極から南
極、あらゆる大陸にまたがっており、見開き「撮影地マップ」を見ると圧倒さ
れます。
判型は31×24センチ。約2キログラムの大型本。左右見開きいっぱいにあつ
かわれている写真も多く、美しい動物のすがた、迫力のある光景が広がります。
自然の中に足を運び、動物にレンズを向けるときの思いが伝わってくる一冊。
・福音館書店 http://www.fukuinkan.co.jp/ 内の書籍紹介ページ
http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?goods_id=20198
・デジタル岩合ウェブサイト http://www.digitaliwago.com/
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▽本文中にしめしたリンクによって表示されるページには、ほかのページへの移
動リンクが含まれていない場合があります。とくに東京ズーネットの「どうぶ
つ図鑑」のばあい、完全なかたちで表示するためには、図鑑のトップページ
http://www.tokyo-zoo.net/search/ から検索してください。
▽ズー・エクスプレスでは、みなさんからのおたよりを募集しています。匿名や
ペンネーム希望の方はその旨をおつたえください。 webmaster@tokyo-zoo.net
まで。ご意見・ご要望・お問い合わせもこのアドレスまでどうぞ。
▽メール配信先変更、配信停止は下記URLにてお願いいたします。配信先の変
更をご希望の方は、いったん解除をおこない、あらためて新アドレスを登録し
てください。 http://www.melma.com/backnumber_46006/
▽編集後記
・ラマの毛刈りに立ち会いましたが、それ以降、ラマのこちらを見る目がキビ
シいような……?
・カリフォルニアアシカ、名前を大募集中です。カで始まる2文字です!
・不忍池のほとりで生まれたタンチョウのひな。見に言ったらいません。ま、
まさか……。しばらく見てたら、地面に「腰をおろしていた」親の背中から、
ひょこっと顔を出しました。 (大平)
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メールマガジン ZooExpress No.329 - 2007年06月15日
財団法人 東京動物園協会
110-0007 台東区上野公園9-83 上野動物園内
電話 03-3828-8235 FAX 03-3828-8237
e-mail: webmaster@tokyo-zoo.net
URL : http://www.tokyo-zoo.net/ 東京ズーネット
携帯サイト: http://www.tokyo-zoo.net/ (PC版と同じです)
(c)2007 Tokyo Zoological Park Society
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