評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析
- 最新号:2008-10-11
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宮崎正弘の国際ニュース・早読み
発行日: 2008/5/23
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成20年(2008年)5月23日(金曜日)
通巻第2197号
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四川省、ダムの決壊が近いという情報におののく
紫坪舗ダムが倒壊すると都江堰市は水没する
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四川省にあるダムのなかで、五十数カ所のダムに亀裂がはいった。
十五ほど出現した「地震胡」の水は豪雨があれば、溢れる。土石流の二次災害も想定されている。
或る事実を思い出した。
黄河が決壊したのは1938年6月7日だった。
河南省の花園堤防が破壊されて満々たる水が黄河から溢れだし、河南省ばかりか安徽省から江蘇省の平原まで冠水した。
水死者だけで60万人とも百万人とも言われる。
これは蒋介石が命じて堤防を爆破したからで、被災は以後水没地域に干ばつ、飢餓などをもたらし、1943年の大飢饉に繋がる。
ところが蒋介石の副官だった何応鈞は『八年抗戦之経過』(1938年)のなかで「日本軍が飛行機で爆撃した」と書いた。『中華年鏡』(1948年)のなかにも「日本軍の砲撃で破壊された」と嘘が書かれた。
真実はこうである。
日本軍に追われた蒋介石は水攻めの奇策を思いついた。蒋介石は日本に留学しているが、秀吉の高松城水攻め、忍城水攻め、雑賀太田城水攻めの故実を習ったのだろうか?
黄河花園堤防爆破が国民党の自作自演であったことは1976年になってから関係者が暴露した。
しかも爆破直後に「これを日本軍の仕業として宣伝する」ことまで事前に決められていた。
6月7日爆破。
6月11日からラジオなどを使って『日本軍の暴挙をわめき続けた。
これに疑問をもった外国人記者がいた。パリの「共和報」という新聞が自作自演説を伝え、世界のマスコミが疑念を抱いた。
「以徳報恩」などと欺瞞的な放言が得意だった蒋介石神話を信じていた人にとって、真実とは驚くほどのことであった。
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あの虐殺から十九周年
((((( 天安門事件追悼記念集会 )))))
自由と民主をもとめた学生を、中国共産党は戦車と機関銃で虐殺した。世界を驚嘆させた虐殺事件は「六四」と言われる。
逃げ延びた指導者は鳥爾開希(ウアルカイイシ)、柴令(ツァイリン)、王丹(ワンタン)らがいる。
しかし、いまなお、獄中にあって呻吟し、釈放を求めている多くの自由の戦士がいる。
民主中国陣線日本支部などは、下記の要領で記念集会を開催する。
記
とき 6月1日(日曜日) 午後六時 → 八時
ところ 池袋「東京芸術劇場」五階ホール
http://www.geigeki.jp/access.html
(池袋西口から二分)
入場 無料(カンパをお願いできれば幸甚です)
主宰 民主中国陣線日本支部、中国民主運動海外連席会議日本支部
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(読者の声1)政府の怠慢による『国家』の損失には眼を覆うばかりですが、それを許している『国家』に無関心な国民にも大いに責任があります。
国民は、教育の怠慢が其の侭国家の崩壊へと繋がる事を、最確り認識すべきですね。
「竹島を『我が国固有の領土』と明記する方針を固めるとともに、尖閣諸島についても検討を進めている。」え、え、え−『尖閣諸島』が『日本国』の領土で在るかどうかはまだ検討の段階、うっそ−嘘だろう。
「尖閣諸島」は『日本国』の領土か、『他国』の領土かの明確な線引きはされていませんが、取りあえず教科書に「そ〜と、そ〜と載せましょうか」。阿保−、そんな悠長な事をしているから『奸国』に先に領土宣告をされるのだ。
「『北京オリンピックを支援する議員の会』だと、日本国の国会議員が『奸国』を支援して、何で落として来た自国の『国権』を拾いに往かないのだ。又、疲弊して塗炭の苦しみを味わっている『日本国民』を支援しないのだ、お前達は誰のお蔭で国会議員として飯が食えているのだ、言われるまでもあるまい。何、有権者よりも金と女を宛がって呉れる『奸国』が好き」だと、もう許さん、てめ〜ら『奸族』は叩き切ってやる、其処へ列べ−」と怒鳴りたくなりますが、其の責任は真ともな議員を輩出できない地域有権者の愚かさに帰結しますか。
此様な体たらく『国家』では「拉致家族」救出は侭なりませんですね。ブル−のバッヂを単なる選挙用の小道具として用いている様なパフォ−マンス議員には、断じて落選の憂き目を味あわせるべきです。
政治不在が起因する昨今の世の乱れを一々気にしていたら気が狂いそうで仕事になりません。「何とかしなければ、何とかしなければ」と孫子の時代に思いを馳せ、棺桶間近者が歯を食い縛っています。
(九州素浪人)
(宮崎正弘のコメント)拉致されたら、国民を救うために軍隊を派遣する。それが正常な国家ですが、日本は半国家。それに世界の常識でいう軍は存在しておりません。自衛隊は「保護者」=米国の顔色を窺うだけのサラリーマン官僚組織です。
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竹本忠雄氏が皇后陛下の歌集フランス語訳の日本版を上梓
6月16日(月曜)に出版記念会を都内で
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筑波大学名誉教授の竹本忠雄氏は、このほど『皇后宮(さきいのみや)美智子さま 祈りの御歌』(扶桑社、月末刊)を上梓される。
過去五年ほどパリで、フランスの反日論潮と言論戦を戦ってきた氏は、一月に帰国された。
そこで一同が一夕相集い、この出版記念会を祝う運びとなった。
記
とき 6月16日(月曜日) 午後六時
ところ 半蔵門「グランド・アーク半蔵門」(千代田区隼町1−1)
http://www.keikyo.jp/sisetu/KANTO/grandarc.html
会費 お一人 一万円
(発起人)井尻千男、稲田朋美、遠藤浩一、大原康男、岡崎久彦、小田村四郎,田久保忠衛
東中野修道、藤井厳喜、宮崎正弘、村松英子ほか。
問い合わせ事務局は(03)3708―3313
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(休刊のお知らせ)小誌は地方講演旅行などのため5月29日から6月2日まで休刊です。
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< 宮崎正弘の新刊予告 >
『北京五輪後、中国はどうなる?』(6月10日発売。並木書房、1680円)。
――四川省大地震で共産党王朝の倒壊がみえてきたーー
まもなく予約特典の募集をおこないます
(1)著者サイン入り、(2)送料無料、(3)振り込み手数料無料。(4)発売前日までに到着の四大特典。
応募要領は「並木書房」から本欄に月末に告示されます。
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(( 最新刊 ))
宮崎正弘・黄文雄共著
『世界が仰天する中国人の野蛮』(徳間書店、1500円プラス税)
http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
((( 宮崎正弘のロングセラーズ )))
『崩壊する中国 逃げ遅れる日本』 (KKベストセラーズ、1680円)
『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』 (徳間書店、1680円)
『世界“新”資源戦争』 阪急コミュニケーションズ刊、1680円)。
『出身地でわかる中国人』 (PHP新書)
『三島由紀夫の現場』 (並木書房)
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宮崎正弘 全著作一覧 (これまでの128冊の著作リストを閲覧できます)
http://miyazaki.xii.jp/tyosyo/index.html
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2008 ◎転送自由。ただし転載は出典明示。
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