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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

発行日時: 2008/5/20


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成20年(2008年)5月21日(水曜日)
     通巻第2193号  (5月20日発行)
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 台湾新総統が就任式、日本から国会議員ら80名が参列
   他方、野党になった民進党首は蔡英文女史(元副首相)が大勝
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 5月20日の馬英九・台湾総統就任式には日本から平沼赳夫代議士、石原慎太郎都知事ら80名が駆けつけた。

 さて野党に転落した民進党の、その後である。
 総統選挙惨敗の責任をとって謝長廷は党主席の座を降りた。直後から新党首をめぐる党内選挙戦が苛烈に戦われてきた。

 独立を鮮明にする派からは「台独大老」といわれる辜寛敏が老齢を押し切って出馬した。
 辜は日本亡命時代に台湾独立派運動の長老として活躍したが、まさか、80歳代になっての党主席立候補は意外とも受け止められた。辜はリチャードクー氏の父親としても知られる。

 しかし、めぼしい候補者がほかにいないのか?
 これは党内事情からも、遊錫コン(元首相)が出馬をためらったため、独立を鮮明にする派閥を存続させる必要からの当て馬ではないか、とも言われた。
 立候補は党内の独立派の存続と勢力拡大が目的でもあった。

 一方、主流派からは蔡英文(元副首相、大陸委員会主任から立法委員を歴任)が出てきたが、これまた蘇貞昌(前首相)の身代わりと言われた。
彼女は母親の看病を理由に数年前に政界を引退するそぶりも見せたことがあった。

 選挙終盤、もし辜が勝てば民進党は分裂し、新潮流派は党を割って出るという噂が流れた。
また架空の党員を増やし、辜寛敏に投票しない細工もなされたなどと様々な噂が飛び交ったが、結局、蔡英文が62%を得ての大勝となった。

 党は暫時、新党首のもとで次の首長選挙に臨み、一党独大の国民党と次の選挙に備える。
女性党首は、次回総選挙前に出てくるであろう、本格派の蘇貞昌 vs 遊錫コン対決までの暫定執行部を形成することになるだろう、と観測されている。

 私見によれば、蔡英文女史は才女 + なかなかの政治家である。
過去に二度ほどインタビューしたことがあるが、大陸との折衝や、主権問題に関して学者上がりだけに理論が整然としており、また礼儀正しい。
 独立志向組には、そういうところが物足りないのかもしれない。

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(読者の声1)四川大地震は人命の救出から復興への第二段階に入ろうとしていますが、前々から鳥インフルエンザを筆頭とした感染症の問題がついに現実味を帯びてきました。
地震以前に云われていた話がこの地震で確率的には遙かに上昇しています。
  四川省を隔離できるのならば話はちがうでしょうがそんなことは不可能。交通が徐々に回復するにつれ人や物の流れと同時に感染症も国内に流通するでしょう。
中国国内どころか中国発世界へというのも冗談ではなくなってきたような状況です。
 
 WHOあたりは当然予防策を打ちに来るとは思いますが、果たしてどうなのか気になるところです。これから一ヶ月後どのような状況になるのか?
   おそらく本格的に感染症が発生したらその犠牲者は、地震による直接被害より遙かに多い死者が出るかも知れません。 中国政府は、いまだに聖火リレーを国内で続行し来月には四川省にも入る予定でいるようですかここまでの状況下でもやろうとしている国のトップの頭とは如何なのもか・・・・。
 
 少なくとも日本は、もう空港・港などで中国からの入国制限も考えなくてはならないような段階などではないでしょうか? 
  今の状況は、のんきに北京オリンピックが開催できるかどうかの問題以前の状態になりかかっているような気がしてなりません。
    (品川 S402)


(宮崎正弘のコメント)日本から医療チームが行きました。或る程度の情報がもたらされるでしょう。
四川省はもともと四方と山に囲まれ、蜀という独立国家だったわけで、外部世界との交流がなかった分、疫病にも弱いと思われます。
 しかし、現段階では防疫よりダムの決壊防止、ダム決壊の場合の避難路の確保と二次災害対策でしょう。




   ♪
(読者の声2)貴誌第2192号に「UU氏」が(読者の声3)で香港英字紙サウスチャイナ・モーニングポストの痛快な記事を引用されていますが、同様に英国資本のBBCにあきれた報道がありました。
ラジオのニュースで、当日の主なニュースのひとつとして、中国政府が初めて四川省地震への海外からの援助隊を受け入れたと報じ、開かれた姿勢を賞賛していました。
問題はかなり長いニュースであったにもかかわらず、その受れいれた海外からの援助隊がどこの国からのものか全く言及がなかったことです。
あまりのことにBBCの媚中姿勢もここまでひどくなったのかと唖然としました。
媚びている相手は中国人民ではありません。人民を搾取している御仁たちです。こういった、何気ない情報操作が行なわれていることに気をつけましょう、
   (ST生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント)BBCも、ですか。ウォール街新聞はマードックという阿中派に乗っ取られるし、リベラルの牙城『ボストングローブ』も、次はどうなることやら。




   ♪
(読者の声3)一昨日「日本会議」10周年記念式典に参加し、石平氏の記念講演を拝聴しました。
 宮沢喜一元総理・福田現総理・田中真 記子への辛辣な批判に拍手が起きていました。
 「『北京オリンピックを支援する議員の会』の結成などは、もう『馬鹿』としか謂い様がありません」と痛烈な批判された。
また「中国の要請に応じて『皇族』の御方をオリンピック観戦に絶対に往かせてはならない、とし世界の笑い者になるだけでなく、民主国家が迷惑した宮沢喜一の時の轍を二度と踏んではいけない」と訴えられました。
 「僕に帰化する事を決意させたのは、今の中国が失っている『中華文化』が此日本で花開いて残っているからだ。それなのに醜い今の「共産党独裁国家」を知らない日本人は中国に隷属する事を望んでいる、どんな目に合わされるかも分らずに。僕、いやだよ、折角「美しい国」の日本人に成ったのに、又中国人の戻されるなんて否だよ」(爆笑と拍手)
 
  貧困家族の兄弟が学校へ行くのを「くじ引」で決められたため、外れた姐が裏山で首吊り自殺をした、との件に声詰まらせ涙ぐんで話された時は、余程の感動を与えたのでしょう皆しんみりとしていました。
「台湾は日本の生命線、台湾を中国に渡さないようよう毅然とした姿勢を示さなくてはいけない、又、対抗できる武力も有しなければならない。それがアジアの安定に貢献する事になる」
と力説され田中真記子を批判していましたが、安部総理の事は高く評価しておられました。
「中国人は『井戸を掘ってくれた人の恩は絶対に忘れない』と謂うけど、恩は忘れなくてもその人を平気で殺すからね」。
「利用価値が無くなったらどんなに恩人でも平気で処断する、それが『漢民族』。もし中国共産党に呑み込まれたら一番最初に処断されるのは『朝日新聞』だ」。
  反日国家からの帰化された人の批判だけに、余程小気味良かったのでしょう、拍手喝采でした。 
 
 質疑応答に移り、「中国建国の父は『孫文』でしょう、それなのに?」との質問の途中で「『孫文』は共産党とは関係ありません『孫文』は国民党の方です」とシャッタ−をピシャリと下ろされました。

ところで、帰国する日本の救援隊の役割は一体何だったのでしょうか、四川省での人命救助よりも「共産党」のパフォマンスに利用されるだけの役割だったのでしょうか。『奸国』らしい、と言えばそれまでですが。
       (TK生、佐賀県)


(宮崎正弘のコメント)石平さん、言いたいことを思う存分言える、日本での言論の自由を謳歌しているという感じですね。
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 ポーツマスネットワークは若者のあつまり、学生は無料です!

 5月24日(土)に日本保守主義研究会とポーツマスネットワーク合同で加瀬英明先生の講演会を下記のとおり行います。
チベット問題をはじめとして、我が国だけでなく世界各国にとってますます無視することのできない問題を起こしている隣国・中国。
彼らは今後どう動き、われわれはどう対峙すべきなのか? ポーツマスネットワーク代表顧問で、外交評論家の加瀬英明先生が語ります。
奮ってご参加下さい!


演題 「中国の覇権主義に対し如何に対抗するか」
講師  外交評論家 加瀬英明
日時 5月24日(土) 14時開場 14時半開演
会場 渋谷区穏田区民会館
(最寄り駅・JR山手線原宿より徒歩6分、地下鉄千代田線明治神宮前駅4番出口より徒歩3分)
アクセスはhttp://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_onden.html
会費 一般2000円、学生無料

お問い合わせはdsten45@yahoo.co.jp(担当・山田祐一郎)までお願いいたします。

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 福岡在住の読者の皆さんへ!

 林健良氏が「日本再生ネットワ−ク・福岡黎明社・いかるが熟」の招きで講演のため来福されます。

林健良氏  福岡講演 「日台共通の悩みと課題」
日 時:6月1日(日) 13:30 〜 16:00
場 所:天神ビル11階 TEL:092-721-3111
参加費:1,000円(学生無料)
主 催:「日本再生ネットワ−ク・福岡黎明社・いかるが熟」
連絡先:092-582-3589 
E−mail:ikaruga777@nifty.com
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 国防研究会&三島研究会共催
        「公開講座」の御案内
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とき    6月17日(火曜) 六時半 (1800開場)
ところ   アルカディア市ヶ谷 四階会議室「あすか」

講師   コラムニスト 高山正之氏 
       (『週刊新潮』の辛口コラムが絶賛、元産経新聞ロス、テヘラン特派員)
演題   「サダムは偉大だったが、スーチーは悪女だ」
       (世界は腹黒いが、偽善の朝日新聞はいったいなんだ)
会費    お一人2000円(会員と学生は1000円)
              懇親会は別途3000円

「今回はなるべく予約頂きたいのです」(事務局)。会場の定員(60名)の関係があり、参加希望者はなるべく下記に予約して下さい。
(1)御名前と(2)電話番号(携帯でもOKです)のみをご登録願います。
yukokuki@hotmail.com
(当日、予約なく来られても構いませんが、立ち見にある場合があります)。
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< 宮崎正弘の新刊予告 >
『北京五輪後、中国はどうなる?』(6月10日発売。並木書房、予価1680円)。
  まもなく予約特典の募集をおこないます
(1)著者サイン入り、(2)送料無料、(3)振り込み手数料無料。(4)発売前日までに到着の四大特典。
応募要領は「並木書房」から本欄に月末に告示されます。
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(( 最新刊 ))
  宮崎正弘・黄文雄共著
 『世界が仰天する中国人の野蛮』(徳間書店、1500円プラス税)
  http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
    
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  四川省大地震を予測した
『崩壊する中国 逃げ遅れる日本』 (KKベストセラーズ、1680円)


((( 宮崎正弘のロングセラーズ )))
http://www.amazon.co.jp/s/ref=sr_st?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&rs=465610&page=1&rh=n%3A465610%2Cp_27%3A%8B%7B%8D%E8+%90%B3%8DO&sort=-pubdate
『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』 (徳間書店、1680円)
『世界“新”資源戦争』 阪急コミュニケーションズ刊、1680円)。
『出身地でわかる中国人』 (PHP新書)
『三島由紀夫の現場』 (並木書房)
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 宮崎正弘 全著作一覧 (これまでの128冊の著作リストを閲覧できます)
 http://miyazaki.xii.jp/tyosyo/index.html
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人間「欲」を掻くと碌な事が有りません、静かに中華連邦に思考を変えれば少しは楽に成るのでしょうに・・毛沢東思想死んでもマイナス遺産をも引き継いでいる泥沼に足を取られるんじゃないでしょうか?日時:2008年5月21日

石平氏の「自由に発言できる」は当たり前のことですが非常に大事なことですね。
だからこそ「人権擁護法案」は大変危険であり、なんとしても廃案せねばなりません。
日時:2008年5月20日

いつも適切な報道有り難う御座います。、、もっと多くの日本人に、日本国の置かれている実情、中国(中共)の本音等を認識させる必要がありますね。。。ホントに日本人は脳天気過ぎますね、、、、。日時:2008年5月20日


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